あだ花姫は18禁ジャンルからジャンル替えしたいみたいです。

チョコパイ

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学園編

強い女はお好きですか?

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学園の夜会とは言え
貴族社会…
会場への入場は爵位が低いものから入場する。

だから、皇太子と入場となるので一番最後の入場となる。

そして皇太子、燕尾服を同じ黒色にしてきたことで
かなりのペアー感。
しまいには入場前のアナウンスで、

「皇太子様と婚約者のクリスティーナ侯爵令嬢」

終わった……
私の「穏やかな生活」
来月の婚約式までは穏やかに過ごせる予定だったのに。

それにしても、周囲の視線はなんだろう?
突き刺すような熱い視線。

確かに私の二の腕は
皇太子より太い……
肩幅もあるし……
何より、太ももがパンパンだ。

「クリスティーナに
みんな見惚れてるね。」

皇太子が耳元で囁く。

見惚れてるではなく
仰天しているの間違いではないだろうか?

「チャールズ殿下
お久しぶりです。」

皇太子の前に
綺麗な人が微笑んでいる。

「イリス嬢、
久しぶりだな。
クリスティーナ、
兄上の婚約者の
イリス・サリバン嬢だ。」

「初めまして、
クリスティーナ·アデル·リオンです。
よろしくお願いします。」

第二皇子て、婚約者がいたんだ……
じゃあ、「あだ花姫」では
不貞を働いていたのかしら?

「こちらこそよろしくお願いします。
父からはよくクリスティーナ様の話しは聞いています。女性でありながら騎士団と訓練をしているとか、長柄武器を振り回しているとか?」

あっ、コレ
アレだわ……
女の癖にて言うヤツだ。

男にコレ言われるより
同性である女に言われる方がキツイのよね。

「まさか代々続く近衛騎士の家紋を背負うイリス様から、そんな低俗な話を聞くなんて、騎士道に男も女もありませんわ。」

「…ひどいわ…
私、そんなつもりじゃ…」

「イリス、何をしてる。
殿下の前で…」

第二皇子がイリスの肩をつかむ。

「イリス嬢がクリスティーナを愚弄した。
それだけだ。」

「イリス嬢、
この事は私から君の父上によく話しておこう。
私の婚約者のことを陥れるとは……」

「はぁ?
それは違うわ。
子供の喧嘩に親をまきこむなんて、ナンセンスよ。」

皇太子を睨みつける。

「クリスティーナ?」

「殿下、私、殿下に守ってもらうほど弱くないわ。
イリス様、貴女は確かに第二皇子の婚約者かも知れませんが、婚姻を結んでいない今は、伯爵令嬢ですわ。もう少し学んでからお話ししましょうね。」

「殿下、この話しはこれでおしまい。
あちらに美味しそうなケーキがあったので、一緒に食べませんか?」

皇太子の腕を組むと
グイグイと引っ張っていく。

「クリスティーナは
強いなぁ……」

「あら、強い女はおきらいですか?」

脳筋女は気がつかない。
クリスティーナを見つめる第二皇子の表情も…

遠くから見つめるスネイクの視線にも

あだ花姫は無自覚に咲き誇る。
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