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クズ教師編
抱くのか抱かれるのか
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キスは好きだ。
特に自分も相手もトロトロになるほどの甘い甘いキスは何度してもし足りない。
暗い室内で、ベッドライトだけが俺達をぼんやりと照らしていた。
相手の体も表情も見逃す事なく目に焼き付ける。
創志の体……意外と鍛えられていた。
こっそりと努力をするタイプみたいだ。こんな所も俺と同じ……。
「ちぃくん……好きだよ……両想いって嬉しいね……」
そう言いながら何度も繰り返されるキスが心地いい。
覆い被さる創志の表情は切なくて、俺の見た事のない顔をしていた。
そっと俺の鎖骨に触れる指先が震えていて笑ってしまう。
「先生、本当にあのヤリチンのクズ教師ですか?」
「さ、寒いからだよ……」
「それなら、ほら、もっとくっついて……」
可愛い言い訳をする創志を誘うように腕をスッと撫でる。
「無理だよ……想像以上なんだ……。好きな人相手だと……こんなにも上手くいかないものなんだね……」
「俺が抱いてあげましょうか?」
創志にキスしながら抱きついて、グルリと反転して位置を変えた。
びっくりした顔の創志をニヤリと口角を上げて見下ろして、その首に舌を這わせて、鎖骨を甘噛みした。
グッと肩を押されて体を引けば、抱きしめられてキスされながら、同じように反転されて位置を戻された。
見下ろすのも良かったけれど、見上げるのも悪くない。
「ちぃくんって……初めてじゃないよね?」
創志の震えは止まっていて、不満顔で眉根を寄せていた。
ニッコリ笑顔で答える。
「男の人は初めてですよ」
「やっぱり。優等生はそれなりに遊んでいたんだね……」
「まぁ。先生と一緒ですよ。先生に出会ってからは遊んでません」
そっとキスしてやれば、不満顔も少しニヤけた。
「俺は先生なら、抱いても抱かれてもいいですよ」
「俺はタチ専門……それに、絶対俺の方が抱きたいと思ってる」
「だったら──早くしろ……。俺も色々限界なんだよ」
創志の手を取って、その指先を口に含んで挑発するように舐め回した。
「ははっ……ちぃくん……君、エロくて……最高……」
ガブッと噛み付くような俺達のキスは、ケンカしているみたいだ。
舌を絡ませても、どちらも気持ち良くさせたいと張り合う。
乳首をイジられたら、だんだんと感じてくる。
首筋を舐めながら下に移動した創志の舌は、鎖骨にキスをして胸へ移動した。
胸の頂きは、口に含まれて舐められる方が気持ちいいと知る。
恥ずかしいけれど、男でも創志を喜ばせてあげられる事ができるなら嬉しかった。
胸を愛撫する創志の頭を撫でた。
「──創志……」
名前を囁いたら、創志がピタリと止まって顔を上げた。
目をパチクリしながらジッとこっちを見るので面白い。
聞き間違いかとでも思っていそうだ。
その頬に手を伸ばして、微笑んだ。
「創志──」
創志は、暗がりでもわかるほど真っ赤になって、口元を手で隠して顔を逸らし、視線だけを俺に向けた。照れているのが可愛い。
「ちぃくん……何それ……」
「お返し……かな」
千宙と呼ばれた時のお返しだ。
名前で呼んで欲しいと言われた時から、心の中ではずっと名前で呼んでいた。
普段は照れ臭くて口に出して名前で呼べないけれど、こういう時ぐらいは素直になりたい。
「創志……好きだよ……」
「ちぃくんは、俺をどうしたいの……?」
「俺から離れられないようにしたい……」
本当にそうできたらいい。
「もうすでにメロメロだよ……」
「ぷっ。メロメロってなんですか」
クスクス笑ったら、膨れた顔で迫って来た。
「もう黙って──」
創志のキスは俺の口を塞いだ。
創志の手が俺の脇腹を撫でて、勃っていた俺のモノへと触れた。
キスされながら握られてゆっくりと上下に扱かれて、気持ち良さに震える。
俺だって創志を気持ち良くさせたい。
俺も同じように創志のモノを握って上下に扱く。
キスしながら扱き合うなんて、すごく淫らな気がして興奮する。
「先生……俺、イキそう……」
「俺も……手だけでこんなに気持ちいいの……初めてだよ……。でも、挿れたいから……そろそろ……」
視線を合わせて、二人で手を止めた。
創志の指は、俺の尻の蕾をグチュグチュに濡らして、優しく撫でた。
未知の感覚に怖くないのかと聞かれたら怖い。でも、それ以上に、創志と繋がりたい。
「ちぃくん……本当にいい? 大丈夫?」
「ごちゃごちゃ言ってないで挿れて」
ガバッとキスすれば、そのまま指が体へと侵入してくる。
「ふっ……んっ……! んんっ──!」
痛い……! けど、耐えられる。
創志の指は、気遣うように動かされて、俺が慣れるまでじっくりと時間を掛けてくれた。
指が三本も入るようになる頃には、もうぐったりだ。
「ちぃくん……やめとく?」
気遣うように言われて、創志を見つめる。
「──先生は……我慢できんの……?」
「できないけど……ちぃくんの為なら我慢する……」
嬉しい事を言ってくれる。
「俺が我慢できない。だから、もう挿れて……」
「そうやって煽るんだから……優等生どころか問題児だね」
「知らなかった?」
フッと笑顔を見せれば、創志はペロリと唇を舐めて指を抜き、その代わりに創志のモノを当ててゆっくりと侵入してくる。
一生懸命息を吐いて痛みに耐える。
「もう少しだから、頑張って……」
創志も苦しそうだ。
大丈夫だという意味を込めて、創志に抱きついた。
「本当……ちぃくんって……」
嬉しそうな声音に自分も満たされる。
痛みなんてどうでもいいぐらい嬉しい。
創志の動きが止まれば、お互いに大きく息を吐いた。
「──これで俺は……先生のものだね……」
痛みで潤んだ瞳を創志に向けて微笑めば、ギューッと強く抱きしめられた。
「ちぃくん……──ごめん、俺、もう余裕ないや……動くから」
「あっ……先生……ん……」
腹の奥に創志を感じる。
自分が抱かれるなんて想像もできなかったけれど、相手が気持ち良くなって感じる顔を見上げる事にゾクゾクする。
先生の動きが少し変わる。
「俺ばっかり気持ち良くなっちゃダメだよね」
確かめるような動きが俺の敏感な部分を見つけたみたいだ。
「あっ──!」
「ここだね」
喘ぐ声が我慢できない。
「あっ、先生……そこっ……!」
「気持ちいい?」
コクコクと頷く。
「ふふっ。良かった」
創志は何度もそこを攻め立てた。
体が熱くて燃えてるみたいだ。
「だめ……もうおかしくなりそう……」
創志は快感に眉根を寄せながらも、嬉しそうに笑う。
「それじゃあ、一緒にイこう」
俺のモノを扱きながら、気持ちいい所を攻められて快感の波が押し寄せてくる。
「あっ、あっ、ふっ、ああぁぁ──!」
抱かれるって……すごく……すごく……気持ちいい──。
俺がイケば、創志も俺に覆い被さるようにして果てた。
その体をギュッと抱きしめて、幸せの余韻に浸っていた。
◆◇◆
朝起きたら創志の腕の中だった。
ギュッと抱きしめられていて動けない。
「先生……先生ってば……」
「うぅーん、ちぃくん……どうしたの?」
少し寝ぼけている創志が可愛い。
「離してもらえませんか?」
目を開けた創志は、不満そうな顔を向けた。
「どうして?」
「片付けなきゃ」
「そんなの後でいいよ」
「昨日もそう言って、そのままでしたよ」
中途半端に片付けたままのキッチンにため息をつく。
「離して下さい」
ますます不満顔になったのはどうしてだ。
「やーだよぉーだ」
そのままガバッと覆いかぶさられた。
創志の指が俺の胸を撫でる。
「あっ……やめろ……」
体が昨日より敏感になっている。
すぐに熱くなりそうだ。そうなるとまた片付けができなくなる。
「ふふっ。どこまでそう言ってられるかな?」
「んっ……あっ」
そのまま噛み付くようなキスをされて、創志の愛撫に翻弄された。
特に自分も相手もトロトロになるほどの甘い甘いキスは何度してもし足りない。
暗い室内で、ベッドライトだけが俺達をぼんやりと照らしていた。
相手の体も表情も見逃す事なく目に焼き付ける。
創志の体……意外と鍛えられていた。
こっそりと努力をするタイプみたいだ。こんな所も俺と同じ……。
「ちぃくん……好きだよ……両想いって嬉しいね……」
そう言いながら何度も繰り返されるキスが心地いい。
覆い被さる創志の表情は切なくて、俺の見た事のない顔をしていた。
そっと俺の鎖骨に触れる指先が震えていて笑ってしまう。
「先生、本当にあのヤリチンのクズ教師ですか?」
「さ、寒いからだよ……」
「それなら、ほら、もっとくっついて……」
可愛い言い訳をする創志を誘うように腕をスッと撫でる。
「無理だよ……想像以上なんだ……。好きな人相手だと……こんなにも上手くいかないものなんだね……」
「俺が抱いてあげましょうか?」
創志にキスしながら抱きついて、グルリと反転して位置を変えた。
びっくりした顔の創志をニヤリと口角を上げて見下ろして、その首に舌を這わせて、鎖骨を甘噛みした。
グッと肩を押されて体を引けば、抱きしめられてキスされながら、同じように反転されて位置を戻された。
見下ろすのも良かったけれど、見上げるのも悪くない。
「ちぃくんって……初めてじゃないよね?」
創志の震えは止まっていて、不満顔で眉根を寄せていた。
ニッコリ笑顔で答える。
「男の人は初めてですよ」
「やっぱり。優等生はそれなりに遊んでいたんだね……」
「まぁ。先生と一緒ですよ。先生に出会ってからは遊んでません」
そっとキスしてやれば、不満顔も少しニヤけた。
「俺は先生なら、抱いても抱かれてもいいですよ」
「俺はタチ専門……それに、絶対俺の方が抱きたいと思ってる」
「だったら──早くしろ……。俺も色々限界なんだよ」
創志の手を取って、その指先を口に含んで挑発するように舐め回した。
「ははっ……ちぃくん……君、エロくて……最高……」
ガブッと噛み付くような俺達のキスは、ケンカしているみたいだ。
舌を絡ませても、どちらも気持ち良くさせたいと張り合う。
乳首をイジられたら、だんだんと感じてくる。
首筋を舐めながら下に移動した創志の舌は、鎖骨にキスをして胸へ移動した。
胸の頂きは、口に含まれて舐められる方が気持ちいいと知る。
恥ずかしいけれど、男でも創志を喜ばせてあげられる事ができるなら嬉しかった。
胸を愛撫する創志の頭を撫でた。
「──創志……」
名前を囁いたら、創志がピタリと止まって顔を上げた。
目をパチクリしながらジッとこっちを見るので面白い。
聞き間違いかとでも思っていそうだ。
その頬に手を伸ばして、微笑んだ。
「創志──」
創志は、暗がりでもわかるほど真っ赤になって、口元を手で隠して顔を逸らし、視線だけを俺に向けた。照れているのが可愛い。
「ちぃくん……何それ……」
「お返し……かな」
千宙と呼ばれた時のお返しだ。
名前で呼んで欲しいと言われた時から、心の中ではずっと名前で呼んでいた。
普段は照れ臭くて口に出して名前で呼べないけれど、こういう時ぐらいは素直になりたい。
「創志……好きだよ……」
「ちぃくんは、俺をどうしたいの……?」
「俺から離れられないようにしたい……」
本当にそうできたらいい。
「もうすでにメロメロだよ……」
「ぷっ。メロメロってなんですか」
クスクス笑ったら、膨れた顔で迫って来た。
「もう黙って──」
創志のキスは俺の口を塞いだ。
創志の手が俺の脇腹を撫でて、勃っていた俺のモノへと触れた。
キスされながら握られてゆっくりと上下に扱かれて、気持ち良さに震える。
俺だって創志を気持ち良くさせたい。
俺も同じように創志のモノを握って上下に扱く。
キスしながら扱き合うなんて、すごく淫らな気がして興奮する。
「先生……俺、イキそう……」
「俺も……手だけでこんなに気持ちいいの……初めてだよ……。でも、挿れたいから……そろそろ……」
視線を合わせて、二人で手を止めた。
創志の指は、俺の尻の蕾をグチュグチュに濡らして、優しく撫でた。
未知の感覚に怖くないのかと聞かれたら怖い。でも、それ以上に、創志と繋がりたい。
「ちぃくん……本当にいい? 大丈夫?」
「ごちゃごちゃ言ってないで挿れて」
ガバッとキスすれば、そのまま指が体へと侵入してくる。
「ふっ……んっ……! んんっ──!」
痛い……! けど、耐えられる。
創志の指は、気遣うように動かされて、俺が慣れるまでじっくりと時間を掛けてくれた。
指が三本も入るようになる頃には、もうぐったりだ。
「ちぃくん……やめとく?」
気遣うように言われて、創志を見つめる。
「──先生は……我慢できんの……?」
「できないけど……ちぃくんの為なら我慢する……」
嬉しい事を言ってくれる。
「俺が我慢できない。だから、もう挿れて……」
「そうやって煽るんだから……優等生どころか問題児だね」
「知らなかった?」
フッと笑顔を見せれば、創志はペロリと唇を舐めて指を抜き、その代わりに創志のモノを当ててゆっくりと侵入してくる。
一生懸命息を吐いて痛みに耐える。
「もう少しだから、頑張って……」
創志も苦しそうだ。
大丈夫だという意味を込めて、創志に抱きついた。
「本当……ちぃくんって……」
嬉しそうな声音に自分も満たされる。
痛みなんてどうでもいいぐらい嬉しい。
創志の動きが止まれば、お互いに大きく息を吐いた。
「──これで俺は……先生のものだね……」
痛みで潤んだ瞳を創志に向けて微笑めば、ギューッと強く抱きしめられた。
「ちぃくん……──ごめん、俺、もう余裕ないや……動くから」
「あっ……先生……ん……」
腹の奥に創志を感じる。
自分が抱かれるなんて想像もできなかったけれど、相手が気持ち良くなって感じる顔を見上げる事にゾクゾクする。
先生の動きが少し変わる。
「俺ばっかり気持ち良くなっちゃダメだよね」
確かめるような動きが俺の敏感な部分を見つけたみたいだ。
「あっ──!」
「ここだね」
喘ぐ声が我慢できない。
「あっ、先生……そこっ……!」
「気持ちいい?」
コクコクと頷く。
「ふふっ。良かった」
創志は何度もそこを攻め立てた。
体が熱くて燃えてるみたいだ。
「だめ……もうおかしくなりそう……」
創志は快感に眉根を寄せながらも、嬉しそうに笑う。
「それじゃあ、一緒にイこう」
俺のモノを扱きながら、気持ちいい所を攻められて快感の波が押し寄せてくる。
「あっ、あっ、ふっ、ああぁぁ──!」
抱かれるって……すごく……すごく……気持ちいい──。
俺がイケば、創志も俺に覆い被さるようにして果てた。
その体をギュッと抱きしめて、幸せの余韻に浸っていた。
◆◇◆
朝起きたら創志の腕の中だった。
ギュッと抱きしめられていて動けない。
「先生……先生ってば……」
「うぅーん、ちぃくん……どうしたの?」
少し寝ぼけている創志が可愛い。
「離してもらえませんか?」
目を開けた創志は、不満そうな顔を向けた。
「どうして?」
「片付けなきゃ」
「そんなの後でいいよ」
「昨日もそう言って、そのままでしたよ」
中途半端に片付けたままのキッチンにため息をつく。
「離して下さい」
ますます不満顔になったのはどうしてだ。
「やーだよぉーだ」
そのままガバッと覆いかぶさられた。
創志の指が俺の胸を撫でる。
「あっ……やめろ……」
体が昨日より敏感になっている。
すぐに熱くなりそうだ。そうなるとまた片付けができなくなる。
「ふふっ。どこまでそう言ってられるかな?」
「んっ……あっ」
そのまま噛み付くようなキスをされて、創志の愛撫に翻弄された。
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