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学園に行く

帰宅したら…

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温室にアースが連れてってくれたよ。
クランやフレイの温室より薬草の種類が少ないかなぁ?
土の状態もあまり良い状態じゃない感じがする。
「アース?土が元気ないよね?」

「うん。そう。クランの温室はノエルの妖精がお手伝いしてるから…。普通はこんな感じかな?」

「そっかぁ。妖精さんのおかげなんだね!」

「これから、毎日薬草の管理を一緒にするから…楽しみだ。」

「うん!楽しみだね?薬草さん達よろしくね!」

しばらく、温室で過ごしてからみんなでお家に帰ったんだ。

「ただいまぁ」

「……。」
ギュッって抱きついたままのジュリン…。
ぼくは、クランとノエルを見たら…苦笑いしてる。

「ジュリン?ただいま?」
ギュッってだきしめて、おデコとおデコを引っつけて目を見たよ。
そして、もう一度
「ジュリン?」って呼んだ。
涙の跡があるね…泣いちゃったんだね。
今も、涙が溢れそうだ。
ぼくは、ジュリンの涙をちゅっちゅってキスで止めた。
擽ったそうにしながら、ジュリンが抱きついてきたからそのまま、背中をとんとんしてるうちに寝ちゃった。

「ポルンありがとうね。ジュリンね…ポルンが学園に行ってからずっとメソメソしてて…ご飯も食べないし眠いのに寝れなくて…。明日からどうしようかってノエルと考えてたんだよね。」

「ずっと一緒だったからね…。ごめんねジュリン…」

一緒にベッドに行ってギュッってして起きるまで横にいるからね?

学園に行ってる時間って長いよね。
慣れてくれるかなぁ。
クランもノエルもお仕事しなきゃだしなぁ。
あぁ~ぁ…目が腫れてるよ…擦ったんだろうな…。どうしたもんかなぁ。
う…ん。
ジュリン連れては行けないだろうしな。
ぼくだけでも、抱っこ移動で迷惑掛けてるしなぁ。
「ん…ぽ…るん?」
「あ!ジュリン?起きた?おはよ!」
ちゅっちゅってキスいっぱいしたよ!

「ポルン擽ったいよぉ」
ギューギューしたら、嬉しそうだった。

「ジュリンのこと大好き?」

「大好きだよ?毎日大好きが増えてるよ?」

「ジュリンのポルンだよね?」

「そうだよ?ジュリン大好きだよ」

ギューって引っ付いてるから、そのままリビングに一緒に行った。

みんなリビングで、寛ぎタイム中。

「ねぇ?ロット?学園に《ゲーム》持ってかない?みんなで遊べたらどうかな?」

「みんなでできたら楽しいだろうけど…おじぃ様に聞いてみてからな?」

「うん。お願い書こうかなぁ」
 ┄  ┄  ┄  ┄  ┄  ┄  ┄ 
◇『生徒会』生徒たち自身が、自分たちによる生活の向上、充実させるために改善などを生徒の立場から自発的に行われる活動。役員を立てる。会長や副会長など。

◇『部活動』学年、クラス関係なく顧問の先生と共に専門のことに取り組む。
例→料理部、スポーツ部、音楽部、ゲーム部など

◇『発表会』部活動の活動で習得したことをみんなの前で発表する。
クラスで取り組むことを1つ決めてみんなで当日までに完成させる。

◇『運動会』各学年で3組くらいにグループに分けて学年は違うが同じグループになり、力を合わせてグループ対抗する。
例→かけっこ1番は10点、2番は5点などで点数を加算してどのグループが一番点数が高いか競う。
種目内容は、あとから考える。

 ┄  ┄  ┄  ┄  ┄  ┄  ┄  ┄ 

「ロット?クロス?これ見て欲しくて」

「ん?なんだ?」

お願いの紙を読んでもらうと

「ロット… やばいな」
「そうだな…学園長に提出だ。ポルン?すごいよ?学園改革だよ?」

「そう?楽しくなるかな?」
何故か2人は、ギューって引っ付いてキスをしたよ?

次の日すぐに学園長室にぼくのお願いの紙を持って行ってくれた。
運動会…楽しみだなぁ!


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