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ぼくの気持ち

報告1

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ぼくは、ジュリンをお昼寝させに行った。
もう8歳になるけど、お昼寝しないとダメなんだよね。
ホント良く寝る。
寝る子は育つって言うからいい事だよね!

ぼくがリビングに戻ると

「父上にお話しがあります。」

リビングにいるラディにクランが言ったら…
「んー?なぁ~に?」
って気の抜けた返事をしたラディ。

「リビングではない部屋でお話をしたいのですが…」

「ちょっと良いかな?それは、ポルンの魔力にクランとノエル、2人の魔力が混じっていることに関係するのかな?」

「はい。そうです。叔父上」

「リビングで聞くよ?クランちゃんとノエルン?」

2人は、目を合わせてから頷き手を繋いで…
「わかりました。」

「ん。クランちゃんから話してくれるのかな?【俺】に?」

「俺とノエルは、ポルンがこの家にやって来た時からずっと愛してきました。それは、家族愛ではないです。ポルンが14歳になり、大人の体になるまで待っていました。俺は、"たまご"を産む体でノエルに"愛される体"だけれど、ポルンには、何故なのか俺の"たまご"を産んで欲しいと思って"愛する体"にポルン限定でなりました。」

「僕も、ずっとクランを愛する気持ちと同じ気持ちでポルンを愛してきました。クランと同じように…ポルンに僕の"たまご"を産んで欲しいと思って…"愛しました"。」

「それで、ラディ?2人の言葉に嘘は無いかい?」

「はい。フィ兄様。ありません。」

「そうか。ポルン?ここにおいで?」

クランとノエルが、不安そうにぼくを見たから…2人にキスをしてからフィのお膝に座ったんだ。

「ポルン?2人が話したことは…本当?ポルンも望んだことなのかい?無理矢理とか断れない状況とかでは無かったかい?」

ぼくは、恥ずかしかったけど…ちゃんとフィの目を見て答えたよ?

「ぼくは、この世界で目覚めた時…クランとノエルがいてくれて、愛をいっぱいくれたから不安になったり怖くなったりすることも無く安心できたんだよ?2人に愛されたこと…ぼく…凄く幸せだったよ?」

「ラディ…?」
「フィ兄様…嘘はありません。」

「そうか…」
フィは、力が入っていた体から力を抜いてソファに凭れたから、ぼくの体はフィの胸に抱かれる形になったからフィはぼくの体をぎゅーって抱きしめた。

「フィ兄様はね、とてもとても心配していたんだ…2人がポルンを連れて部屋に籠ったから…。みんなも心配していたんだよ?もう、ポルンを部屋から出さないかも知れないってね。ポルンにだけ…2人の独占欲と執着や溺愛具合は酷かったからね。
そんな2人の子だからジュリンも酷いよね…全く誰に似たんだろうね?」

「ラディ?君がそれを言うのかい?君もポルン愛も凄まじいでしょ?」

「もぉーフィ兄様…言わないでよ…」

「それに…あそこにいる3人もだよね?」

「「「チッ!」」」
また舌打ちダメ!

壁際にいるロット、クロス、アースを見て言ってるよね?

「あのね…クランとノエルと一緒にシルバちゃんの空間に行ってきたんだよ?ね?クラン、ノエル?」

フィもラディもみんなが…

{ええええ━━━━━━━━━━?!}

そんなに驚かなくても良くない?

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