異世界転移したら女神の化身にされてしまったので、世界を回って伝説を残します

高崎三吉

文字の大きさ
218 / 1,316
第9章 『思想の神』と『英雄』編

第218話 ウルハンガとの再会、そして真の目的

しおりを挟む
 エウスブスと別れてからしばらくの間、オレはここに集まっていた他の連中を避けつつ魔力で強化した移動力で目指す『ウルハンガの光』の元へと駆けていた。
 もちろんエウスブスの事は心配だが、どうにか無事であることを祈るしか無いのは本当に心苦しい。
 しかしいつまでも悩んでいたところで何の意味も無い。ここで立ち止まって何もしないという選択肢だけはオレには無いのだ。
 もっともエウスブスは『オレの使命を果たせ』と言っていたけど、あいにくオレは誰かに命じられて行動しているわけじゃない。

 あくまでもオレの意志で行動しているんだよ ―― その点はこの件が片付いたらとっくりと説教してやりたいところだ。だからエウスブスには何とか生き抜いて欲しいと切に願うけど、オレ自身他人に偉そうに説教出来るような安泰でもないのだけどな。
 ただし幸運にも隠れて移動しているオレを今のところ、見つけて追いかけてくる相手はいないようだ。

 ここに集まったいろいろな勢力は、肉眼だけでなく魔法でもいろいろな手段で周囲を警戒はしていただろうけど、さすがに今のオレのように五歳児程度の相手が忍び込んでくるとは想定していなかったのだろう。
 まさか魔法実験の失敗の結果であるこの幼女の身に感謝する時が来るとは、まったく世の中は分からないものだな。
 そんなわけで戦いを避けつつ、光を発している元にたどりついたとき、すでに日は暮れ、かろうじて薄暮が残っている程度だった。
 周囲を見回すと思っていた通りと言うべきか、これと言っためぼしいものは何もなく、ただのちょっとした丘に過ぎないようだ。
 まあウルハンガをかたどった大きな神像だとか、寺院の遺跡だとか、そんなあからさまに重要そうなものがあったら、真っ先にここに来た連中が抑えていてオレなんか近づく事も出来なかっただろうけどな。

 そしてそこでオレの目に一瞬だがまばゆい光が差し込み、視界が奪われる。
 だがその白一色の視界のなかに、まるで光の中から湧いて出てくるかのように一つの人影が姿を見せた。
 もうここまで来ると相手が何者なのかは考えるまでもない。
 そこに現れたのはまばゆいばかりの光輝を放ちつつ、高貴に満ちた容貌の精悍な二十歳ぐらいの若い男性だった。
 薄い金髪は後光を浴びて、その頭頂部は『天使の輪』のごとく輝き、その容貌は最高のギリシャ彫刻ですらかすませるほどの調和と美を醸し出していた。
 ただ普通だったら圧倒されていたかもしれないけど、こうなることをどことなくオレも予想していたからか、さほど驚きはしなかったな。

「やあ。よく来てくれたね。待っていたよ」
「あなたは……ウルハンガなんですか?」

 これはどちらかと言えば、質問と言うよりは確認だった。

「ああそうだよ。君にはだいぶ変わったように見えるだろうけど、ウルハンガだ。だけどそれでも一目で分かってくれると思っていたよ。嬉しいね」

 そう言って大人になったウルハンガは、見た者を誰であっても安堵させるに足る柔らかい微笑みと、その後光で周囲を照らしつつオレに向けて手をさしのべる。
 その姿は元の世界の世界的宗教でよく描かれている宗教画の定番を彷彿とさせるような、まばゆく威厳があり、それでいて親しみを感じさせるようなものだった。

「最初に来るのは君だろうと、なんとなく思っていたよ」
「なんとなく? 随分と頼りない言い方ですね」

 これだけ外見が立派に変わっていても、内面はそれほど変わらないのだろうか。
 オレのこのツッコミに対して、ウルハンガは静かに笑みを浮かべる。

「言われて見ればその通りだね。ただ断っておくけど、この僕には予知能力はないから、先の事は分からないのさ」

 まあ神様でも未来の事は分からないのは当たり前だけど、そこでオレはついつい別の事にツッコミを入れてしまう。

「身体がそんなに大きくなった割にはまだ『僕』なんですか?」

 ここでオレは大分前 ―― などと言ってもまだ三ヶ月かそこらだけど ―― に出会ったマニリア帝国の皇帝ウァリウスもそういえば一人称が『僕』だったな、などと思い出す。

「それは君がそう思っているからだよ。僕は言って見れば、相手の心を写す鏡みたいなところもあるものだから、君が僕の存在をそう受け止めているのさ」
「なるほど。それはいいでしょう」

 見るものによってウルハンガの姿がまるで違うのはそういう理由なのか。
 もっとも邪神として忌み嫌っている相手でも醜い姿になるわけではないらしいから、そこはかなり都合よく出来る能力なんだろうけど。
 まあオレにとって今さらウルハンガの外見だの、言葉使いだのはどうでもいい。

「あなたはこの周囲で戦いが繰り広げられているのを分かっているのでしょう? だったらすぐにでも止めて下さい」
「最初に僕に頼むのはそれなのかい? 大丈夫だよ。もう戦いは終わっているから」
「え? どういうことですか?」
「ここからよく見たまえ」

 そういえばさっきから大人になったウルハンガを注視していたせいか、周囲の事は全く見えていなかったな。
 ウルハンガの言葉に従い、周囲を見回すとそこには夕闇の中に輝く半透明の大きな人影が立ち上がっていた。
 そして周囲で争っていた連中は誰もが、その姿を目の当たりにして呆然と心を奪われたように見つめている事がなんとなくオレにも分かった。

「さあ君の頼み通り、ここでの戦いを終わらせたよ。これで少しはこちらの事も分かってくれたかな?」

 自らをかたどった半透明の光の巨像 ―― もしくは虚像 ―― を前にしてウルハンガは誇らしげだ。
 周囲に集まっていた連中、特につい先ほどまで戦っていた敵同士ですら、まるで魂を奪われたかのように『光の巨人』とでも言うべき姿となったウルハンガを見つめている。
 こっちの世界でも光の魔法で光を放つ事は可能だが、もちろんそれが出来るのはごく一部の裕福な人間だけだから、元の世界のように街の光でかき消されることはない。

 おそらくこの姿はこのフェルスター湖の湖岸のほとんどから見えているだろう。
 ただ見る限りではウルハンガの光は淡いもので、たぶん日中だったら陽光にかき消されてほとんど見えなかったに違いない。
 そして深夜だったら、ほとんどの人間は明かりもなく寝ているだろうから、目撃者は多くはなかったはずだ。
 日が沈み薄暮の残るだけとなったこの時間帯を、わざわざ選んでウルハンガはその存在を示したのだろう。
 ここで傍らに立っているウルハンガの本体はオレに問いかけてくる。

「これはどうかな? 僕は『光の眷属』と言っても太陽神では無いからね、この時間を敢えて選ばざるを得なかったのだよ」

 まるでオレの心を読んだかのように、ウルハンガは少しばかり自慢げに説明をしている。

「これで心を奪われた人々を信徒にしようというわけですか?」

 この世界の神様は人間の意志を自由にすることは出来ないが、自らの権能を示して崇拝を獲得する事は可能だ。
 だからここでウルハンガは自らを巨大な光の巨人に変える事で、人々の目と心に自らの存在を焼き付け、信徒を増やそうとしているのだろう。
 だがオレの問いかけを聞いたウルハンガは少しばかり落胆した様子を見せる。

「君はあんまり驚いていないようだね」
「だってこれはあなたが光で創った幻影でしょう? ウルハンガ自身がここにいるのに、驚くような事などありませんよ」

 オレにすれば、単なる『光の巨人』というだけでは全く驚きはしないよ。
 ただ光を放つ人の姿になったぐらいのことではむしろ拍子抜けだ。
 空をマッハで飛んでスペ○ウム光線を放てとは言わないけど、その巨体にふさわしいパワーを振るえるのか、と言えばたぶんウルハンガにそんな力はない。
 これはあくまでも光でウルハンガが自身の姿をかたどった巨大な幻影に過ぎないのだ。

 もちろんそんな事をオレが考えていられるのは、元の世界でこれよりもっとすごい『光に包まれた街』をいつも見てきたからだろう。
 この世界の住民にとっては度肝を抜くどころか生涯忘れられない、圧倒されるもの凄い光景に違いないが、オレにとっては子供の頃から眺めていた光景をちょっとひねっただけのものに過ぎないんだよ。

「そんなに簡単に言い切られてしまったら傷つくなあ。神だって別に心を持たないわけでは無いのだよ」
「とりあえず戦いを終わらせてくれた事には感謝します。しかしそれはあくまでもこの場をどうにかしたというだけでしょう?」
「それは当たり前だよ。君も分かっているとおり、こちらには力尽くで人間を黙らせ従わせる力は無いからね。あくまでも人々を導き、我が教えを広める。それが我が神意であり、また神命だということは知っているだろう」
「それでその教えを広める事で、最終的には何が成し遂げられるのですか?」

 この問いかけに対してウルハンガは改めて誇らしげに宣言する。

「決まっているよ。この世界のあらゆるものを解放出来るのさ」
「あらゆるものを解放……ですか?」
「そうだよ神から人を、そして人から神を! あらゆるものが解放されて自由に暮らす事が出来るのだ。素晴らしい理想の世界へと近づけるのだよ」

 大人になったウルハンガは確信に満ちた笑みを浮かべ、オレに振り向く。
 そしてそれを見てオレは今さらながらに直感した。
 ウルハンガは自分が神々の世界で厄介者扱いされていたと言っていた。それは恐らく真実なのだろう。
 ウルハンガの教えは神の信徒でありつつも、その教義に従う必要がなくなるものだ。
元の世界で言えば『毎日、聖典の教義を読み、その中身を称える敬虔な信徒が、毎日教義とは全く相容れない学術研究にいそしむ』事が何の矛盾も無いように。
 それはある意味で『神から人々が解放されている』とも言えるし、それ故に一部の勢力はウルハンガを脅威視して、猛烈に敵視しているのだろう。
 しかしそれでもウルハンガを神々が総出で滅ぼしたりしないのには、やっぱり相応の理由があるのだ。

 今までオレはイロールのような神々にも出会ってきたが、彼らは決して信徒と一枚岩では無く、信徒の行動を神が知らない事もあれば、逆に神の意志を信徒が理解していない事もしょっちゅうだった。
 恐らく神の中には、そんな信徒達との ―― 永遠に続く ―― 不完全な関わりにウンザリしているものもいるのではないか。
 そこまでいかなくとも心の片隅にそのような意識を有していたとしても不思議では無い。
 この世界の神様はその心理において人間と大して違わないからな。
 だからウルハンガは厄介者扱いされつつも、神様達が総出で滅ぼすような事もされないのだろう。
しおりを挟む
感想 104

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします

雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました! (書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です) 壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。 辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。 しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。

他人の寿命が視える俺は理を捻じ曲げる。学園一の美令嬢を助けたら凄く優遇されることに

千石
ファンタジー
【第17回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞】 魔法学園4年生のグレイ・ズーは平凡な平民であるが、『他人の寿命が視える』という他の人にはない特殊な能力を持っていた。 ある日、学園一の美令嬢とすれ違った時、グレイは彼女の余命が本日までということを知ってしまう。 グレイは自分の特殊能力によって過去に周りから気味悪がられ、迫害されるということを経験していたためひたすら隠してきたのだが、 「・・・知ったからには黙っていられないよな」 と何とかしようと行動を開始する。 そのことが切っ掛けでグレイの生活が一変していくのであった。 他の投稿サイトでも掲載してます。 ※表紙の絵はAIが生成したものであり、著作権に関する最終的な責任は負いかねます。

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

処理中です...