439 / 1,316
第13章 広大な平原の中で起きていた事
第439話 「真実」とは分かってみればたわいなく、悩ましい
しおりを挟む
オレは食い入るようにライオンの牙を見つめるカウワイミに問いかける。
「ひょっとして、この牙……いえ。獅子の身体を持ち帰らないと、あなたの部族では族長になれないのですか?」
「……ああ……そうだ」
やっぱりそうか!
遊牧民――少なくともターダの部族――では族長になるために狩りをせねばならない相手は、この湿原に住んでいたライオンだったんだ。
遊牧民にとって家畜を襲う大型の肉食獣は大きな脅威だから、それを狩る事が族長の資格を得る必須条件となったのだな。
いや。ひょっとすると元々はこの『悪鬼の湿原』での狩りすら必要では無く、平原に住んでいるライオンを狩ればよかっただけなのかもしれない。
しかし平原のライオンが狩り尽くされて、この『悪鬼の湿原』に残ったのが最後のライオンとなったので、結果としてここが遊牧民にとって特に重要な場所になってしまった可能性もあるぞ。
だけどこの地でもライオンは絶滅してしまい、その結果として狩りの対象を失ったカウワイミは、ライオンを探して、ずっとこの湿原をうろついていたということか。
ターダ達の父親の場合、族長となったのは何十年も前だろうから、そのときはまだライオンが僅かでも生き残っていたのかもしれない。
「なんだって? 兄者。それは本当なのか?」
ターダは勢い込んで、兄に問いかける。
そうだ。ターダは狩りの対象がこの『悪鬼の湿原』に棲んでいるところまでは知っていたが、具体的にどのような相手なのかは知らなかったな。
もちろん実物を見たことが無かったろうし、口伝で伝えられているだけとなれば、知らなくて当然だ。
ここまではいいとして、先ほどの商人達が目の色を変えてロニールを追いかけたのはなぜだろうか。
普通に考えれば、族長の資格となる品物を遊牧民に売りつけるためだろう。
あのパップスは遊牧民の交易拠点でもあるわけだから、族長の資格が得られるとなれば相当な価値で取引されるはずだ。
そうすると商人達が躍起になるのも分かるし、またそんな大事なものを扱うならば隔離された場所で、遊牧民を出禁にして取引するのも理解出来る。
しかし解せないのは、以前にターダから聞いたところでは、族長の資格を得るための狩りに不正があれば即座に神託で分かるという事だったはずだ。
その神託で不正が分かるという話がそもそもウソなのか?
それともパップスは街の神様の領域なのでそのルールを決めた『定めし者』の目が行き届かないのか?
いや。たぶんどれも違う。
そうだ。ターダは神託で不正が分かると言っていたけど、それはあくまでも『族長候補者が一人でやらねばならない』というものであって、買い求める事が禁じられているとは言っていなかったな。
「ひょっとして、商人達がカウワイミさんに『族長の資格』となるものを買うように言ってきたのですか?」
「ああそうだ……奴らは俺に対し、対価としてこの『雷鳴鳥の卵』を渡すように言ってきた……だが部族の宝であるこれを売るわけにはいかなかった……」
やっぱりそうだったのか。
もちろん遊牧民にとって本来は敵であるはずの獅子神信仰者から、直接買い入れるのはさすがに問題があるだろうけど、パップスで商人を仲介に入れる事で、教義上の問題をごまかしたに違いない。
当然ながら、このやり方が本来の族長選びの趣旨から外れているのは明らかだ。
だけどたぶん彼らの神様である『定めし者』だって、そこまで考えてはいなかったのだな。
その族長選びのルールが定められた時には、ライオンは結構多く住んでいただろうし、またこの平原に外部からの商人も殆ど来ておらず、商売で取引されるなど神様にとっても盲点だったのだろう。
いや。ひょっとしたらそうやって取引をする連中が跋扈して、ライオンを大量に狩った事が絶滅を早めてしまった事すらありうるぞ。
そしてライオンが絶滅した事で『族長の資格』は恐ろしく値上がりし、身体の一部ですら強欲な商人達が目の色を変える程になったのだろう。
ひょっとするとターダの父親の時にも、売り買いはされていたかもしれないが、そのときは今よりもずっと安かったので簡単に手に入ったと言う事も考えられる。
いずれにせよこの事実が広まるのは、族長達にとっても都合が悪い事は分かっているはずだ。
だからターダが知らなかったのはもちろん、遊牧民の殆どがこの『族長や勇者となるための試練』がライオンの絶滅と共に形骸化してしまった実態を知らないのではなかろうか。
そんなわけでカウワイミは族長の資格となるものを得る事も出来ず、また部族の宝を売るワケにもいかなかったので帰るに帰れず、僅かな望みをかけてこの湿原をさまよっていたんだな。
獅子神を信仰している部族ならライオンの身体を持っているかもしれないけど、当然それは神聖なものであり、彼らも必死で守るだろうから、さすがにたった一人では部族を襲撃して奪うところまでは無理だったのだろう。
ああ。神話や昔話では神様や巨人、怪物の決めたルールを逆手にとったり盲点をついたりして、人間が勝利する話はしばしばあるけど、まさかこんな事になっていようとは。
これが人間の愚かさの現れなのか、それともしたたかさの証明なのか。
それは今この場でオレに結論を出せる話では無かった。
「ひょっとして、この牙……いえ。獅子の身体を持ち帰らないと、あなたの部族では族長になれないのですか?」
「……ああ……そうだ」
やっぱりそうか!
遊牧民――少なくともターダの部族――では族長になるために狩りをせねばならない相手は、この湿原に住んでいたライオンだったんだ。
遊牧民にとって家畜を襲う大型の肉食獣は大きな脅威だから、それを狩る事が族長の資格を得る必須条件となったのだな。
いや。ひょっとすると元々はこの『悪鬼の湿原』での狩りすら必要では無く、平原に住んでいるライオンを狩ればよかっただけなのかもしれない。
しかし平原のライオンが狩り尽くされて、この『悪鬼の湿原』に残ったのが最後のライオンとなったので、結果としてここが遊牧民にとって特に重要な場所になってしまった可能性もあるぞ。
だけどこの地でもライオンは絶滅してしまい、その結果として狩りの対象を失ったカウワイミは、ライオンを探して、ずっとこの湿原をうろついていたということか。
ターダ達の父親の場合、族長となったのは何十年も前だろうから、そのときはまだライオンが僅かでも生き残っていたのかもしれない。
「なんだって? 兄者。それは本当なのか?」
ターダは勢い込んで、兄に問いかける。
そうだ。ターダは狩りの対象がこの『悪鬼の湿原』に棲んでいるところまでは知っていたが、具体的にどのような相手なのかは知らなかったな。
もちろん実物を見たことが無かったろうし、口伝で伝えられているだけとなれば、知らなくて当然だ。
ここまではいいとして、先ほどの商人達が目の色を変えてロニールを追いかけたのはなぜだろうか。
普通に考えれば、族長の資格となる品物を遊牧民に売りつけるためだろう。
あのパップスは遊牧民の交易拠点でもあるわけだから、族長の資格が得られるとなれば相当な価値で取引されるはずだ。
そうすると商人達が躍起になるのも分かるし、またそんな大事なものを扱うならば隔離された場所で、遊牧民を出禁にして取引するのも理解出来る。
しかし解せないのは、以前にターダから聞いたところでは、族長の資格を得るための狩りに不正があれば即座に神託で分かるという事だったはずだ。
その神託で不正が分かるという話がそもそもウソなのか?
それともパップスは街の神様の領域なのでそのルールを決めた『定めし者』の目が行き届かないのか?
いや。たぶんどれも違う。
そうだ。ターダは神託で不正が分かると言っていたけど、それはあくまでも『族長候補者が一人でやらねばならない』というものであって、買い求める事が禁じられているとは言っていなかったな。
「ひょっとして、商人達がカウワイミさんに『族長の資格』となるものを買うように言ってきたのですか?」
「ああそうだ……奴らは俺に対し、対価としてこの『雷鳴鳥の卵』を渡すように言ってきた……だが部族の宝であるこれを売るわけにはいかなかった……」
やっぱりそうだったのか。
もちろん遊牧民にとって本来は敵であるはずの獅子神信仰者から、直接買い入れるのはさすがに問題があるだろうけど、パップスで商人を仲介に入れる事で、教義上の問題をごまかしたに違いない。
当然ながら、このやり方が本来の族長選びの趣旨から外れているのは明らかだ。
だけどたぶん彼らの神様である『定めし者』だって、そこまで考えてはいなかったのだな。
その族長選びのルールが定められた時には、ライオンは結構多く住んでいただろうし、またこの平原に外部からの商人も殆ど来ておらず、商売で取引されるなど神様にとっても盲点だったのだろう。
いや。ひょっとしたらそうやって取引をする連中が跋扈して、ライオンを大量に狩った事が絶滅を早めてしまった事すらありうるぞ。
そしてライオンが絶滅した事で『族長の資格』は恐ろしく値上がりし、身体の一部ですら強欲な商人達が目の色を変える程になったのだろう。
ひょっとするとターダの父親の時にも、売り買いはされていたかもしれないが、そのときは今よりもずっと安かったので簡単に手に入ったと言う事も考えられる。
いずれにせよこの事実が広まるのは、族長達にとっても都合が悪い事は分かっているはずだ。
だからターダが知らなかったのはもちろん、遊牧民の殆どがこの『族長や勇者となるための試練』がライオンの絶滅と共に形骸化してしまった実態を知らないのではなかろうか。
そんなわけでカウワイミは族長の資格となるものを得る事も出来ず、また部族の宝を売るワケにもいかなかったので帰るに帰れず、僅かな望みをかけてこの湿原をさまよっていたんだな。
獅子神を信仰している部族ならライオンの身体を持っているかもしれないけど、当然それは神聖なものであり、彼らも必死で守るだろうから、さすがにたった一人では部族を襲撃して奪うところまでは無理だったのだろう。
ああ。神話や昔話では神様や巨人、怪物の決めたルールを逆手にとったり盲点をついたりして、人間が勝利する話はしばしばあるけど、まさかこんな事になっていようとは。
これが人間の愚かさの現れなのか、それともしたたかさの証明なのか。
それは今この場でオレに結論を出せる話では無かった。
2
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
他人の寿命が視える俺は理を捻じ曲げる。学園一の美令嬢を助けたら凄く優遇されることに
千石
ファンタジー
【第17回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞】
魔法学園4年生のグレイ・ズーは平凡な平民であるが、『他人の寿命が視える』という他の人にはない特殊な能力を持っていた。
ある日、学園一の美令嬢とすれ違った時、グレイは彼女の余命が本日までということを知ってしまう。
グレイは自分の特殊能力によって過去に周りから気味悪がられ、迫害されるということを経験していたためひたすら隠してきたのだが、
「・・・知ったからには黙っていられないよな」
と何とかしようと行動を開始する。
そのことが切っ掛けでグレイの生活が一変していくのであった。
他の投稿サイトでも掲載してます。
※表紙の絵はAIが生成したものであり、著作権に関する最終的な責任は負いかねます。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる