605 / 1,316
第16章 破滅の聖者
第605話 病の霊を撃退してもその次が
しおりを挟む
オレはひとまず『霊体遮断』の魔法を使って、向かってきた霊体をおしとどめる。
相手の外見はさしずめ『空中に浮かんだ黒い穴から血走った一つ目が覗いている』とでも表現すべき不気味な存在だった。
残念ながらオレは霊体を見てもその種類は見当もつかないし、その有する霊力も『自分よりずっと弱い』という事しか分からない――もっとも今のオレと同等か、それ以上の霊力を持つのは神かそれに近い存在だけだが。
「ノイエルさん。ここはわたしに任せ、その人を連れて早く逃げて下さい」
「しかし……このままではあなたが……」
自分の身も危ない筈なのに、ついさっき顔を合わせたばかりのオレを心配してくれるのはありがたいけど迷惑です。
「わたしでしたら大丈夫です!」
ノイエルはオレの正体を知らないわけだから、置いていくわけにはいかないと思ってくれた事は感謝するけど、このままでは申し訳ないけど足手まといだ。
しかし説得している時間は無いとなると、もうこれしかないな。
オレは魔力を高めて、髪を染めていた『着色』の魔法を吹き飛ばす。
黒い髪が鮮やかな金色の光を帯びて輝き出すと、ノイエルの目が驚愕に広がる。
「それはま、まさか?!」
聖女ならオレの評判は聞いていて当然だから、これで説明せずともオレの正体を分かってくれるはずだ。
ちょっとばかり天然ボケの入っているノイエルだが、まさかこの場でボケをかますほど愚かでもあるまい。
「あなた様がまさか? しかし――」
オレには不本意な事だけど、偽者が大勢いて聖女教会でも手を焼いているらしいので、これぐらいではノイエルも簡単に信じるわけにはいかないらしいな。
しかし今は押し切るしかない!
「半信半疑なのは分かりますが、今はわたしを信じて下さい。詳しい事は後で話しますから」
「分かりました!」
どうやら納得してくれたらしく、ノイエルは精霊に襲われた兵士を連れて下がっていく。
そんなわけでオレとしては、改めて霊体に向き直る。
どうやらオレを目当てにかなり周囲の霊体が集まってきたらしい。
以前にファーゼストの町にて病気をまき散らす病んだ霊体の群れに襲われた事があったけど、その理由はオレの身に宿る魔力が、病んだ霊体にとっては癒やしになるからだった。
こいつらがどういう相手なのかは分からないが、少なくともこの身とその魔力が霊体にとっては『格好のエサ』である事に変わりは無いだろう。
だがあの時は無数の霊体が周囲を埋め尽くす程だったけど、今回はせいぜい数体しかいないから今のオレの敵ではない。
オレは霊体をこの世界から追い払う『追放』を連続して放ち、集まってきた精霊をことごとく蹴散らす。
何も知らない一般人相手なら十分に強力だろうけど、これぐらいならオレにとってはちょっとした手間がかかる程度でしかない。
しかし霊体がいなくなったところで、周囲は妙に騒がしくなってくる。
「アルタシャ様。ここにおられましたか!」
ファザールが血相を変えて駆けつけてきた。
どうやらまだオレが安心するのは早いようだ。
もちろん同行してきた兵士達も幾人かいたが、オレの姿を見て息を呑んでいるようだな。
まあいつも通りの反応なので、ここはファザールの方を優先させよう。
「どうされました?」
「申し訳ありませんが、アルタシャ様はこの場を離れてテマーティン殿下の元に向かっていただけないでしょうか」
「心配には及びません。危険は最初から重々承知の上です。それよりも何が起きたのか教えてください」
ファザールにすればオレをテマーティンの元に送るのも『忠義』の証なんだろう。
しかしオレの方がそれに付き合う気はありませんから。
「……分かりました。物見からの報告で実はすでにこの村は包囲されてしまっていて、しかもその相手はアンデッドらしいのです。」
なるほど。病の精霊でゲリラ攻撃して、時間をかけつつジワジワ戦力を削る手かと思っていたら、どうやら精霊を送り込んで混乱している隙に下級のアンデッドで包囲して撃滅するという作戦だったか。
しかも精霊にしろ下級アンデッドにしろ相手にしたら捨て駒だから、一度や二度撃退されても大した打撃では無いわけで、仕掛けられる方としたら何とも始末に負えないやり口だ。
病の精霊の信徒とアンデッド教団が手を組むと、こういうやり口も出来るのだな。
そうするとオレをさっき襲ったアンデッドの群れを操っていた相手も、最初からオレが目当てだったのではなく、ファザール達を襲うためにアンデッドを動かしていたら、たまたま仇敵である『アルタシャ』を見かけたのでちょっかいをかけてきたのかもしれないな。
「その数はどれほどですか?」
いくら何でもゾンビもの映画のように、人間を圧倒する数の『ゾンビ津波』が押し寄せてくるなんて事は無いはずだ――本当にそんな事になったら、確かに逃げるしか選択肢はないけどな。
「残念ながら報告は錯綜していて正確な数はハッキリしませんが、少なくとも数十体はいるようです」
確かに村に通じる道を封鎖するとなるとそんなものだろう。
気がつくと追い詰められているのはいつもの事だけど、こうなったらオレが一肌脱ぐしか無いな――いや。実際に脱ぐわけじゃないけどな。
相手の外見はさしずめ『空中に浮かんだ黒い穴から血走った一つ目が覗いている』とでも表現すべき不気味な存在だった。
残念ながらオレは霊体を見てもその種類は見当もつかないし、その有する霊力も『自分よりずっと弱い』という事しか分からない――もっとも今のオレと同等か、それ以上の霊力を持つのは神かそれに近い存在だけだが。
「ノイエルさん。ここはわたしに任せ、その人を連れて早く逃げて下さい」
「しかし……このままではあなたが……」
自分の身も危ない筈なのに、ついさっき顔を合わせたばかりのオレを心配してくれるのはありがたいけど迷惑です。
「わたしでしたら大丈夫です!」
ノイエルはオレの正体を知らないわけだから、置いていくわけにはいかないと思ってくれた事は感謝するけど、このままでは申し訳ないけど足手まといだ。
しかし説得している時間は無いとなると、もうこれしかないな。
オレは魔力を高めて、髪を染めていた『着色』の魔法を吹き飛ばす。
黒い髪が鮮やかな金色の光を帯びて輝き出すと、ノイエルの目が驚愕に広がる。
「それはま、まさか?!」
聖女ならオレの評判は聞いていて当然だから、これで説明せずともオレの正体を分かってくれるはずだ。
ちょっとばかり天然ボケの入っているノイエルだが、まさかこの場でボケをかますほど愚かでもあるまい。
「あなた様がまさか? しかし――」
オレには不本意な事だけど、偽者が大勢いて聖女教会でも手を焼いているらしいので、これぐらいではノイエルも簡単に信じるわけにはいかないらしいな。
しかし今は押し切るしかない!
「半信半疑なのは分かりますが、今はわたしを信じて下さい。詳しい事は後で話しますから」
「分かりました!」
どうやら納得してくれたらしく、ノイエルは精霊に襲われた兵士を連れて下がっていく。
そんなわけでオレとしては、改めて霊体に向き直る。
どうやらオレを目当てにかなり周囲の霊体が集まってきたらしい。
以前にファーゼストの町にて病気をまき散らす病んだ霊体の群れに襲われた事があったけど、その理由はオレの身に宿る魔力が、病んだ霊体にとっては癒やしになるからだった。
こいつらがどういう相手なのかは分からないが、少なくともこの身とその魔力が霊体にとっては『格好のエサ』である事に変わりは無いだろう。
だがあの時は無数の霊体が周囲を埋め尽くす程だったけど、今回はせいぜい数体しかいないから今のオレの敵ではない。
オレは霊体をこの世界から追い払う『追放』を連続して放ち、集まってきた精霊をことごとく蹴散らす。
何も知らない一般人相手なら十分に強力だろうけど、これぐらいならオレにとってはちょっとした手間がかかる程度でしかない。
しかし霊体がいなくなったところで、周囲は妙に騒がしくなってくる。
「アルタシャ様。ここにおられましたか!」
ファザールが血相を変えて駆けつけてきた。
どうやらまだオレが安心するのは早いようだ。
もちろん同行してきた兵士達も幾人かいたが、オレの姿を見て息を呑んでいるようだな。
まあいつも通りの反応なので、ここはファザールの方を優先させよう。
「どうされました?」
「申し訳ありませんが、アルタシャ様はこの場を離れてテマーティン殿下の元に向かっていただけないでしょうか」
「心配には及びません。危険は最初から重々承知の上です。それよりも何が起きたのか教えてください」
ファザールにすればオレをテマーティンの元に送るのも『忠義』の証なんだろう。
しかしオレの方がそれに付き合う気はありませんから。
「……分かりました。物見からの報告で実はすでにこの村は包囲されてしまっていて、しかもその相手はアンデッドらしいのです。」
なるほど。病の精霊でゲリラ攻撃して、時間をかけつつジワジワ戦力を削る手かと思っていたら、どうやら精霊を送り込んで混乱している隙に下級のアンデッドで包囲して撃滅するという作戦だったか。
しかも精霊にしろ下級アンデッドにしろ相手にしたら捨て駒だから、一度や二度撃退されても大した打撃では無いわけで、仕掛けられる方としたら何とも始末に負えないやり口だ。
病の精霊の信徒とアンデッド教団が手を組むと、こういうやり口も出来るのだな。
そうするとオレをさっき襲ったアンデッドの群れを操っていた相手も、最初からオレが目当てだったのではなく、ファザール達を襲うためにアンデッドを動かしていたら、たまたま仇敵である『アルタシャ』を見かけたのでちょっかいをかけてきたのかもしれないな。
「その数はどれほどですか?」
いくら何でもゾンビもの映画のように、人間を圧倒する数の『ゾンビ津波』が押し寄せてくるなんて事は無いはずだ――本当にそんな事になったら、確かに逃げるしか選択肢はないけどな。
「残念ながら報告は錯綜していて正確な数はハッキリしませんが、少なくとも数十体はいるようです」
確かに村に通じる道を封鎖するとなるとそんなものだろう。
気がつくと追い詰められているのはいつもの事だけど、こうなったらオレが一肌脱ぐしか無いな――いや。実際に脱ぐわけじゃないけどな。
3
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他人の寿命が視える俺は理を捻じ曲げる。学園一の美令嬢を助けたら凄く優遇されることに
千石
ファンタジー
【第17回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞】
魔法学園4年生のグレイ・ズーは平凡な平民であるが、『他人の寿命が視える』という他の人にはない特殊な能力を持っていた。
ある日、学園一の美令嬢とすれ違った時、グレイは彼女の余命が本日までということを知ってしまう。
グレイは自分の特殊能力によって過去に周りから気味悪がられ、迫害されるということを経験していたためひたすら隠してきたのだが、
「・・・知ったからには黙っていられないよな」
と何とかしようと行動を開始する。
そのことが切っ掛けでグレイの生活が一変していくのであった。
他の投稿サイトでも掲載してます。
※表紙の絵はAIが生成したものであり、著作権に関する最終的な責任は負いかねます。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる