董卓さん、転生したのでキャラ変します!

ウシップ

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第4話 董卓さん、本領発揮

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?「キャァー!董卓様、お美しい♡」
?「こっちを向いてくださぁーい!」
董卓「ふむ、今日も民衆は我の美しさに喜んでおるな」
カオル「はい、董卓様。あなたさまの美しさは天下一でございます」
董卓「はっはっはっ、カオル、ちこうよれ」
カオル「はっ‥」
そっとカオルの肩に手をまわす
董卓「カオル‥お前とはこれからも共に歩んでいきたい。愛しているぞ、カオル‥」
カオル「董卓様‥」
2人はそっと口づけを‥

ガバッ!

董卓「な、な、な、なんという夢を見てしまった! いかん、いかんぞ!」

ガチャッ

キャミ「おはようございます。さぁ、董卓殿、準備があります。こちらへ」
董卓「‥‥」
キャミ「いかがされました?」
董卓「あ、い、いや変な夢をみてしまっただけじゃ‥。それにしてもなんだか、今日は丁寧な感じじゃな?」
キャミ「いえ、これからあなた方に全てを委ねるのです。礼節を尽くさせていただきます」
董卓「いや、今まで通りで頼む。まだ何も成し遂げていないし」
キャミ「‥‥わっかりました!いつも通り蹴りも入れさせてもらいます!キャハ!」
董卓「あっ、いや、蹴りは‥」
キャミ「そうそう、この村で見る夢って予知夢っていって現実になるかも知れないわ。危ない事だったら気をつけてね!キャハ!」
予知夢だと‥‥こ、これは気をつけないと!
キャミ「とりあえず、これに着替えて。妖精族の鎧よ。私達、戦う力はないけど魔法の力で武具は作れるの。使えないけどね」
董卓「おぉ、この鎧も美しいではないか!」
キャミ「この鎧も戦闘の経験で強くなっていくわ。逃げなければどんどん強くなっていく。あなたの心が壊れない限りこの鎧も壊れない。あなた自身だと思って大切にしてね!」
董卓「ふむ、ありがたい!」
わしは着替えた後、広場に向かった

フィル「董卓殿、お似合いですじゃ!」
シャミ「シャハハ、かっこいいじゃない!」
カオル「董卓さん、素敵です!」
そこには妖精族の法衣を身にまとったカオルがいた。
くっ、駄目だ、う、美しい‥!
董卓「カ、カオル殿も美しいですぞよ!」
あっ、駄目だ、緊張しているのかこのわしが⁉︎
カオル「ど、どうしました?董卓さん⁉︎まさか、風邪でも引かれてるのでは!」
そういうとカオル殿はわしの額にカオル殿の額を押し付けた
か、顔が近い!これはもう‥
カオル「うん、熱はないみたいですね!」
董卓「だ、駄目だ‥」
わしは耐えられなくなり倒れてしまった。
その刹那‥
ガバッ

カオル「おっと、危ない!少し休みましょう!」
もうカオル殿の胸の中で死んでしまいたい‥
フィル「昨日の酒が残っておるのですかな。これ、シャミ、あれを」
シャミ「はい!」
わしは一旦村長の家に連れて行かれた

シャミ「お待たせしました!」
フィル「さぁ、董卓殿これをお飲みになってくだされ」
村長がハーブの香りがするお茶をくれた
美味しそうな匂いに誘われてわしは一気に飲み干した
フィル「あっ!」

董卓「う、うぎゃあー!」
に、苦すぎる!なんじゃ、毒か⁉︎
フィル「と、董卓殿、これは少しずつ飲むものですぞ!ささ、水で薄めてくだされ!」
董卓「す、すまぬ‥」
何杯も水を飲んだがまだ苦い‥
数分後‥

フィル「さて、董卓殿もだいぶ落ち着いたみたいなので、早速じゃがゴブリンについてお話致します」
フィル「あやつらは知能は人間でいうと3歳ぐらいの知能でほぼ本能のまま行動致します。個体では大した事ないですが、集団になると厄介です。なるべく、囲まれない様に気をつけて下さい」
董卓「ふむ、何をするか分からない相手が1番恐ろしいからの。なるべく、少人数を相手にするわい」
フィル「ただ、わしらの情報は先日も述べましたが過去の物です。やつらがどんな成長をしているか分かりません。どうか御用心を」
カオル「わ、わかりました!」
フィル「それと、これは地図と食糧と傷薬です。危なくなったら一度戻って来られよ。命あっての物種ですじゃ」
カオル「わかりました。それでは行ってまいります。」
董卓「全力を尽くしてくるわい!ゴブリンどもの首をもって帰るから安心せい!」
フィル「く、首はいらないです‥」
董卓「ん?そうか‥」
フィル「どうかお気をつけて」
カオル「はい、行ってきます!」
カオル殿とわしは村長の家を後にし、ゴブリンの巣へと向かった

わし達はあの妖精の村以外はこの世界に関して何も知らない‥
森の中を歩いていると段々と不安になってきた‥
人間相手の戦は数え切れない程、してきたが相手は人間ではない。見たことも無いゴブリンとやらだ。

カオル「ふ、不安ですよね?」
! これはまずい、カオル殿に伝わってしまったか‥!
いかんいかん、カオル殿は平和な世界から来られた、わしの何倍も不安なはずじゃ‥!

董卓「ガハハハ、安心せい!これはこれからの戦に血がたかぶっておるのじゃ!

カオル「おぉ、頼もしいです!武者震いって事ですね?」
董卓「おっ、おう!」
武者震いってなんじゃ‥?
そうこうしてる内に森を抜けた

なんとも雄大な草原が広がっている
平和そのものの景色だ
カオル「たしか、地図だとこのまままっすぐでしたね」
董卓「ふむ」
わし達はただひたすらにまっすぐ進む事にした
カオル「董卓さん、本当に史実にあった事をしたんですか?‥今の董卓さんからは想像が出来なくて‥」
董卓「‥あぁ、大袈裟に描かれてはいるがおおむね事実だ」
カオル「‥そうですか。でも、僕は今の董卓さんが董卓さんだと信じます!」
董卓「カオル殿‥」
董卓「ありがとう‥」
わしは絶対にカオル殿を守ると誓った

道中は何も起こらない‥
何故か動物が一匹も見当たらないのがなんとも不思議だか‥
しばらく進むと小高い丘があり、洞窟らしき物も見える
だいぶ雰囲気のある洞窟だ

カオル「ここだ‥」
董卓「ふむ、何かいるような気配はするな‥慎重に進むぞ」
カオル「‥はい、」
董卓「大丈夫じゃ、わしがおる!安心せい、カオル殿はわしのうしろにおれ」
カオル「は、はい!」
警戒しながらわしは洞窟に入って行った

洞窟内はジメジメしていて不快だ
コウモリまで飛んでいる‥
わしはこうみえて汚い所、暗い所が苦手なのじゃ‥
うぅ‥早くここから抜け出したいが、逃げたとなれば董卓の名が地に堕ちる‥
‥まぁ、もう地に堕ちてはいるが‥
今世では、『英雄董卓』になる第一歩だ、負けられるか‥!

董卓「カオル殿大丈夫か?」
カオル「は、はい!松明とか始めてつかいました‥!」
董卓「初めてとは、どうやって暗い中を歩いていたのじゃ?」
カオル「えっと、僕の時代では電力というものがあって、それを色々な物に使用して光を出したり、物を動かしていました」
董卓「カオル殿の時代には、魔力がみな使えたのじゃな‥すごい時代だ」
カオル「あっ、いやそういう訳じゃ‥‥」
ギャアギャアギャア!
コウモリが突然飛び出してきた!

カオル「う、うわ!」
董卓「か、カオル殿!」
わしはカオル殿を地面にぶつかる寸前で受け止めた

プニュ‥

董卓「なんて柔らかい唇‥って、す、すまぬ!」
カオル「ご、ごめんなさい!急にコウモリ出てきてビックリしてしまいました!」
董卓「あっ、いや、怪我はなかったか?」
カオル「はい、助かりました!ありがとうございます。」
えっ、口づけの事は何もなしか⁉︎ 
ま、まぁ、よい、わしも冷静にならんと‥

だいぶ奥まで来たがゴブリン供は見当たらない。
古い地図だからもうどこかに消えたのか?
さらに、しばらく歩くとひらけた場所にでた。
ふむ、一旦休むとするか‥

董卓「よし、カオル殿、一旦休け‥えっ、カオル殿⁉︎」
振り返ると、カオル殿がいなくなっている‥
まさかどこではぐれた‥?
た、大変だ戻って探さなければ‥!

?「けけ、それにはおよばないぞ」
董卓「誰じゃ!」
振り向くとそこには汚らしい緑の小柄な化け物が数匹でカオル殿を捕まえている。
‥あれが、ゴブリンか!
カオル殿は気絶しているが息はある‥!

ゴブリン「ケケ、こいつを返して欲しければおいら達の巣までこい!一度でもこの洞窟からでたらこいつのいのちわぁないぞ!じゃあな!ケケ!」
董卓「待て!」
ゴブリン「ケケケ!」
ゴブリンは地中に潜って消えて行った

董卓「くそ、カオル殿‥!」
あぁ、カオル殿だけは守ると決めたのに‥
ゆ、許すまじゴブリンども‥‥!
自分の中で渦巻くドス黒い感情が生まれてくるのがわかった‥
いかん、いかん、ここは冷静さを取り戻さなければ‥
ふぅ‥ふぅ‥すぅ‥
よし!

あやつらが。3歳児の知能って話は間違えだ。このわしに気づかせずカオル殿をさらうなど、素人ではない、かなりの知能だ。
しかも、地中に潜れるときた‥
何があってもいいように気を張り詰めておこう‥
待っていろ、カオル殿、絶対に救ってみせる!

洞窟内 ゴブリン族の巣

ゴブリン「マザー、さらってきました!転生ホヤホヤの人間でさぁ!」
マザー「のっほっほっほ、よぉくやりましたね。さぁ、アンタらにはご褒美に奥のエルフどもを好きにしていいぞよ」
ゴブリン「やったぁー!ありがたき幸せです、マザー!」
ゴブリン「エッルッフ、エッルッフ♡」
遠くで悲鳴が聞こえる‥

マザー「のっほっほっほ、これはまた美しい男よのぉ‥ジュル‥あら、イケナイ私ったらはしたない!お風呂入って来ようかのぉ‥ブフフフ、楽しみ、楽しみ♡」

洞窟内
董卓「おい、お前らの巣はどこだ‥?」
ゴブリンがズタボロになって董卓につかまっている
ゴブリン「ひ、こ、ここを真っ直ぐです‥い、命だけは‥!」
董卓「お前、今まで何人殺してきた?」
ゴブリン「お、おいらは1人も!神に誓って1人も殺してません!」
董卓「本当か?」
ゴブリン「へ、へい!悪いのは奥にいるマザーです!」
董卓「マザー?‥お前らのカシラか?」
ゴブリン「へい、マザーのおかげでおいら達こんな頭良くなりました。なんでも、マザーは人間と交わると知能がつくみたいでして‥マザーの近くにいるおいら達にも影響があるみたいです」
董卓「なるほど‥マザーを倒せばいいのか‥待っていろ、カオル殿!」
董卓はゴブリンを放し、急いで振り向いた

ザシュ!

ゴブリン「バカめ!おいら達がマザーを裏切るかよ!死んで後悔しろ!」
董卓「バカはお前だ‥せっかく助かった命大切に使えばいいものを‥」
董卓がいい終わるやいなやゴブリンの身体は半分に割れていた‥
すると、息絶えたゴブリンの死骸は光となって消えていった‥周りには血の跡もない‥
董卓「どういう事じゃ‥?まぁよい、先を急ぐ!」
董卓はカオルの元へと急ぐのであった

第4話 完
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