このレイプは合法ですか

眠りん

文字の大きさ
6 / 24

六話 過ぎた快楽

しおりを挟む
 学校が終わり、渋々生徒会室へ向かった……その途中だった。生徒会顧問の日下部とばったり会った。
 匠は少し睨みそうになった。生徒会室を無法地帯にして、きちんと生徒の管理すら出来ないのか──と。

 擦れ違ってから呼び止められた。

「す、須藤君……」

「はい。なんでしょう?」

 振り向くと、オドオドとした教師らしくない男が匠を手招きしていた。

「昨日、阿部先生に頼んだ……生徒会に持っていくプリント、君が持って行ってくれたんだってね。ありがとう」

「いいえ」

「そ、それでさ。生徒会室に行って、何か変わった事なかったか?」

 匠としても学校ではあるまじき大事を目撃した、と言いたいところだが、言えない。
 被害が知らない人なら、その人の後の事を考えずに「暴行されてる女子がいました」と言えるが。

 その事を掘り起こすと、まず一番傷付くのは律だ。そして、今現在被害に遭っているのが自分であり、律が人質にされている。
 言えるわけがなかった。

「何もなかったですよ」

「そうか……ならいいんだ」

 日下部は深い溜息を吐きながら去っていった。
 もしかしたら、大人に相談すれば解決するかもしれない……と、少し前の匠であれば思ったかもしれないが。

 イジメに遭い、相談しても何もして貰えなかったという経験が、相談するという選択肢を最初から排除しているのだ。
 教師に話すわけがない。


 重い足取りで生徒会室のドアをノックすると、書記の男が出てきた。

「あ、須藤先輩。入ってください~」

 招かれて入室すると、そこには会長である皇樹と、副会長の男、書記の男と、生徒会メンバーではない三年の男がいた。副会長と書記は二年生だ。
 皇樹だけは学内人気が高く、三年の秋まで任期が延びたのだ。

 副会長はいかにもガリ勉という顔で、メガネをしている小柄な男だ。書記は前髪にピンをつけている、可愛い系。三年の男は、匠はあまり関わる事のなかった同級生だが、一見真面目そうに見える男だ。

「王子……藤倉君。何の用?」

 聞いた時には遅い。三年の男に後ろから羽交い締めにされ、副会長と書記が二人がかりで匠の服を脱がせた。
 そうしている内に、皇樹はドアを閉めて絶望的な言葉を吐いた。

「ようこそ。匠君は今日から俺らのオナペットだよ」

「なっ!? ざ、ざけんな……んっ」

 口にハンカチを詰められて、ガムテープで塞がれる。両手は後ろ手で縛られており、仰向けに倒されると抵抗もままならない。

「んんっ、んー!!」

「うるさいなぁ。皆、コイツに自分の立場分からせてやってよ」

 皇樹の一言で、六本の手が匠の身体を這いまわった。乳首、亀頭、陰嚢、尻穴を同時に弄られる。
 尻穴は匠が二本の指が入った感じに身悶えていると、その後から違う指が二本侵入してきた。
 合計四本の指はバラバラに蠢いて、匠の一番感じるところを刺激した。

 身体を捩れないよう、肩を床に縫い付けるように両足で押さえ付けられた。暴力的に与えられる快楽に、匠はすぐに精液を勢いよく飛ばした。

 強制的にイカされたのに、身体を弄る指は誰も止まらない。逃れられない感じ過ぎる強烈な快楽に涙がボロボロ零れるが、誰も止める事はなかった。

「そろそろ回してやる? それとももう一回イかせてからにする?」

 匠の苦しむ姿を笑いながら見ている四人。皇樹は呑気にそんな提案をした。
 無理だ! と匠は首を横に振ったのがいけなかったのだろう。

「そうしようぜ。何回イケるかやってみるのも面白そう」

「なぁ何回マワす? 腸に入りきれない量入れるのも楽しそうだよな」

「流石に四人じゃ無理だろ」

「あはははは」

 匠には拒否権もなければ、逃げる事すら出来ない。陰茎を擦られると、また勃起してしまう。
 出来るだけ力を抜こうとするが、触られる全てが気持ち良くて、目でねだった。
 嫌だと思っても、身体が快楽に屈していた。

 匠からは見えないが、誰かが当然のように匠の尻穴に肉棒を挿入してきた。
 両足を大きく広げられ、力任せに前後に動かされると、すぐにまたイキそうになってしまう。

 イッてしまった後に責められる苦しみを、たった今知ってしまったので、どうにかイカないようにと快楽を発散させようとするが、簡単にコントロールは出来ずに射精してしまった。

「ぅんんんんんっ!! ひぃぐぅぅっ!! んんんんんっ!!」

 口を塞がれていなければ、かなりの絶叫だった事だろう。叫び声を押さえられない程の強烈な快楽は、痛みにも近いものがある。
 射精後にまだ無理に陰茎を強く擦られ、アナルは感じるところを乱暴に擦られているのだ。
 脳まで響く快楽に、匠は為す術もなく、涙と鼻水を流しながら腰をクネクネと踊らせた。

 ピシャーーッと、匠の男性器の先端から、透明な液体が吹き出した。

「すげー潮吹いてるぜ、コイツ」

「気持ち良いね? 嬉しい?」

 ニヤニヤと嘲笑いながら、男達は匠を更に執拗に責め立てた。一人目が腸内に発射したところで匠の意識は途切れた。 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
 漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。  漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。  陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。  漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。  漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。  養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。  陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。  漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。  仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。  沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。  日本の漁師の多くがこの形態なのだ。  沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。  遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。  内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。  漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。  出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。  休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。  個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。  漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。  専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。  資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。  漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。  食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。  地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。  この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。  もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。  翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。  この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話

八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。 古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。

身体検査その後

RIKUTO
BL
「身体検査」のその後、結果が公開された。彼はどう感じたのか?

処理中です...