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メリアローズは覚悟を決める
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「はぁ、また断られてしまいましたわ……」
厚手の封書の中身は、丁寧に綴られたお断りの文章。メリアローズは先日、貿易関係にある国の子爵と見合いをしたが、断られてしまったのだ。
相手はメリアローズよりも二十歳も歳上で、先妻との間に成人済みの男子が二人いた。落ち着きのある大人の男性で、清潔感もあった。メリアローズは好感を抱いていたのだが……。
「やっぱりこの外見で、二十五歳だと駄目なのかしら~?」
楕円の鏡には、最近二十五歳の誕生日を迎えたばかりの、少々ぽっちゃりした女がいた。顔立ちはどこかぼんやりとしていて、お世辞にも美人とは言えない。背中までのばした波打つ金髪はくすんでいて、瞳の色も淡い水色。一国の王女とは思えないほど、人目を引かない平凡な外見をしていた。
(……まぁ、落ち込んでいても仕方ないわね。私は私の為すべきことをしましょう)
着替えの途中だったメリアローズは、慣れた様子で足首まで丈のある貫頭衣を頭から被り、大きな四角い襟がついた上着をまとう。長い髪は仕事の邪魔にならないように頭の後ろで丸くまとめた。
治癒魔法が使える彼女は、王城内にある医法院で医法士として働いている。王女なのに国の利益になるような結婚ができなかった彼女は、せめて病気や怪我で苦しむ民を一人でも多く救おうと、公務がない時は医法院に出向いているのだ。
(……私も、お姉様達みたいに美しかったら)
白衣を身につけたメリアローズは、鏡の前でくるりと回る。やはりどこかやぼったく、冴えなかった。
メリアローズの二人の姉は、デカリア王国の宝石と謳われるほど容貌が美しかった。明るい金髪と青玉の大きな瞳を持つ華やかな美女であった。二人ともこの大陸の中でも主要な国の王妃として嫁ぎ、すでに跡継ぎも産んでいる。
二人の王女がデカリア王国にもたらした恩恵は大きく、新たな交易ができたり、今までになかった技術や魔術も次々に入ってきている。メリアローズも二人の姉のように主要国の王妃になろうとしたのだが、現実は厳しく……。親子ほど歳が離れた貴族の後妻にすらなれなかった。
十代半ばから数えきれないほどの見合いを繰り返してきたが、一つも実を結ばなかった。メリアローズの姿を目の当たりにした男達の光の失せた目に、失望した顔に、何度申し訳なく思ったか分からない。
がっかりさせてごめんなさい、お姉様達みたいに綺麗じゃなくてごめんなさいと、メリアローズはずっとずっと心の中で謝り続けたのだった。
「メリアローズ様!」
王城内の廊下を、考え事をしながら歩いていたメリアローズの耳朶に、弾んだような声が響く。
はっと彼女が顔を上げると、そこには見上げるほどに背が高く、逞しい体躯をした黒い軍服姿の男がいた。
「まぁ……エリヴェルト将軍。王都に戻られていたのですね」
「はい。ご無沙汰しております」
メリアローズよりも二つ歳上の将軍は、恭しく腰を折る。癖のない短い黒髪がさらりと揺れた。切れ長の瞼とすっと筋が通った高い鼻、隙なく整った顔が酷薄そうな印象を与えるが、メリアローズは彼が穏やかで優しい青年だということを知っている。
「……エリヴェルト将軍、良かったら少しお話しませんか?」
「良いのですか?」
「はい。せっかく逢えたのですから」
エリヴェルトは、デカリア王国の最北端に位置する領地ティンシアを治める領主の嫡男だ。ティンシア領は敵地と接していて、もう何年も戦は小康状態が続いている。
だが、メリアローズは知っている。ティンシア領がじりじりと消耗していることを。
王城の中庭に出た二人。木陰のベンチに座ろうとしたメリアローズを制止すると、エリヴェルトは清潔そうなハンカチを懐から取り出してベンチの上に敷いた。
「ありがとう」
メリアローズはエリヴェルトに微笑みかける。こんな風に彼女を王女扱いする男性は少ない。
「……どうですか? ティンシアの情勢は」
並んで座ると、メリアローズは開口一番そう尋ねた。
エリヴェルトは苦笑いを浮かべると、中庭を見つめる。
夏の終わりだが、中庭にはまだ色とりどりの花々が咲き誇っている。
エリヴェルトの琥珀色の瞳にも色鮮やかなペチュニアが映っているはずなのだが、その顔色は浮かない。
「あまり良くはありません……。メリアローズ様に口利きしていただいたおかげで王都から物資が送られてくるようになったのですが、薬も手当てする道具も医法士もまだまだ足りていないのが現状です」
「……また、戦が起こっているのですか?」
「……はい。敵側は冬がやってくる前に砦を落としたいと考えているでしょうね」
エリヴェルトの口調は柔らかいが、内容は絶望に満ちている。ティンシア領の砦は国の守りの要だ。ここが落とされれば国内は一気に壊滅的な状況に陥るだろう。
「お恥ずかしい話ですが、今日は物資の増量と、医法士の派遣をお願いしに王城までやってきました……」
「恥ずかしくないですわ。ティンシア領は我が国の守りの要ではないですか!」
徐々に声を小さくするエリヴェルトに、メリアローズは力強く言い放つ。
エリヴェルト経由でティンシア領の現状を知っているメリアローズは、自分に掛かっていた公費の大半をティンシア領の支援費に回した。
いきおくれ王女が、美丈夫の若き将軍に熱を上げたのだと揶揄する声は当然あった。
だが、そんな声にひるむメリアローズではなかった。言いたい人には言わせておけばいいのだ。
「……ありがとうございます。そう仰ってくださるのはメリアローズ様だけですよ。メリアローズ様は私の心の支えです」
エリヴェルトは哀しげに微笑む。
メリアローズはエリヴェルトが不憫でならなかった。彼は領地を守るために、母性本能をくすぐるようなことを敢えて自分に言うのだ。
誠実で優しい彼が、心にもないことを口にしなければならないなんて──メリアローズの胸は痛んだ。
(……残念ながら、私はエリヴェルト将軍にときめきませんが)
メリアローズはあまりにも男性に相手にされない人生を送ってきたため、色恋の類には騙されなかった。エリヴェルトが何故自分のような、平凡で美しくもない女を見初めて口説くというのか。
(……でも、ティンシア領とエリヴェルト将軍の力にはなりたいですわ)
とはいえ、現状やれるだけのことはやっている。これ以上差し出せるものは、あと一つしかない。
(降嫁、か……)
王女が降嫁すれば、国や王家は動かざるを得ない。
メリアローズはいきおくれの王女ではあったが、父や兄姉からは愛されている。父も、ティンシア領の防衛に今以上に金を出してくれるはずだ。兄も反対しないはず。
だが、エリヴェルトにとって結婚は一大事だろう。できれば愛する人としたいに決まっている。
試しに、確認してみることにした。
「エリヴェルト将軍には、意中の方はいらっしゃいますか?」
「意中、ですか?」
「はい。結婚を考えている方とか……」
エリヴェルトは片手で胸をおさえた。
「……ずっとお慕いしている方はおりますが、身分が違いますし、そもそも我が領は冬は極寒の地です。とてもではないですが、求婚なんて……」
ちらちらと、エリヴェルトはメリアローズの方を見る。
まるで意中の相手は自分だと言わんばかりの返答だ。ティンシア領を守るためなら、いきおくれ王女と結婚する考えはあるのだろう。
メリアローズは覚悟を決めた。
王女として生まれたからには、この身は国のために捧げると決めている。
ティンシア領とエリヴェルトを救うことは、デカリア王国を救うことにも繋がる。
このまま不毛な見合いを延々と続けるより、有益な道を選びたいとメリアローズは考えた。
「エリヴェルト将軍にお願いがあります」
「何でしょうか?」
「私と、結婚してくれませんか?」
一瞬、時が止まったような気がした。エリヴェルトはぱちぱちと瞬きをしきりに繰り返している。
「い……あっ……いいの、ですか?」
「……ティンシア領とエリヴェルト将軍を救うにはそれしかないと思うのです」
メリアローズがそう言うと、ひゅっと息を詰める音がした。
エリヴェルトは即座に首を横に振った。
「……いけません、メリアローズ様」
「どうしてですか?」
「もう充分すぎるほど、メリアローズ様には力になっていただいています」
「でも、物資も人も足らないのでしょう?」
メリアローズの問いに、エリヴェルトは眉根を寄せると、瞼を伏せた。細かな傷のある頬にまつ毛の影ができる。
「私があなたの元に降嫁すれば、きっと国は動くわ。もっとお金も人も出してくださるはず。物資だって……」
「……私には、あなたを幸せにできる力がない」
絞り出すようなエリヴェルトの声。
メリアローズは首を傾げた。
「私はこの国の王女ですよ? この国の、民の力になれるのなら、私は幸せです」
「そんなの俺が嫌です……!」
いつの間にやら、エリヴェルトの一人称が変わっていた。彼は下唇を噛むと顎に皺を寄せた。
「……メリアローズ様は誰よりも幸せになるべきだ」
「それはあなたも一緒です。ずっとずっとティンシア領のために戦ってきたわ」
メリアローズはエリヴェルトの顔に治癒魔法をかける。ふわりと柔らかな光が発すると、頬にあった細かな傷は一瞬で癒えた。
「せっかくのきれいな顔が台無しだわ。結婚したら、いつでもきれいな顔にしてあげます」
メリアローズはまた微笑んだ。
厚手の封書の中身は、丁寧に綴られたお断りの文章。メリアローズは先日、貿易関係にある国の子爵と見合いをしたが、断られてしまったのだ。
相手はメリアローズよりも二十歳も歳上で、先妻との間に成人済みの男子が二人いた。落ち着きのある大人の男性で、清潔感もあった。メリアローズは好感を抱いていたのだが……。
「やっぱりこの外見で、二十五歳だと駄目なのかしら~?」
楕円の鏡には、最近二十五歳の誕生日を迎えたばかりの、少々ぽっちゃりした女がいた。顔立ちはどこかぼんやりとしていて、お世辞にも美人とは言えない。背中までのばした波打つ金髪はくすんでいて、瞳の色も淡い水色。一国の王女とは思えないほど、人目を引かない平凡な外見をしていた。
(……まぁ、落ち込んでいても仕方ないわね。私は私の為すべきことをしましょう)
着替えの途中だったメリアローズは、慣れた様子で足首まで丈のある貫頭衣を頭から被り、大きな四角い襟がついた上着をまとう。長い髪は仕事の邪魔にならないように頭の後ろで丸くまとめた。
治癒魔法が使える彼女は、王城内にある医法院で医法士として働いている。王女なのに国の利益になるような結婚ができなかった彼女は、せめて病気や怪我で苦しむ民を一人でも多く救おうと、公務がない時は医法院に出向いているのだ。
(……私も、お姉様達みたいに美しかったら)
白衣を身につけたメリアローズは、鏡の前でくるりと回る。やはりどこかやぼったく、冴えなかった。
メリアローズの二人の姉は、デカリア王国の宝石と謳われるほど容貌が美しかった。明るい金髪と青玉の大きな瞳を持つ華やかな美女であった。二人ともこの大陸の中でも主要な国の王妃として嫁ぎ、すでに跡継ぎも産んでいる。
二人の王女がデカリア王国にもたらした恩恵は大きく、新たな交易ができたり、今までになかった技術や魔術も次々に入ってきている。メリアローズも二人の姉のように主要国の王妃になろうとしたのだが、現実は厳しく……。親子ほど歳が離れた貴族の後妻にすらなれなかった。
十代半ばから数えきれないほどの見合いを繰り返してきたが、一つも実を結ばなかった。メリアローズの姿を目の当たりにした男達の光の失せた目に、失望した顔に、何度申し訳なく思ったか分からない。
がっかりさせてごめんなさい、お姉様達みたいに綺麗じゃなくてごめんなさいと、メリアローズはずっとずっと心の中で謝り続けたのだった。
「メリアローズ様!」
王城内の廊下を、考え事をしながら歩いていたメリアローズの耳朶に、弾んだような声が響く。
はっと彼女が顔を上げると、そこには見上げるほどに背が高く、逞しい体躯をした黒い軍服姿の男がいた。
「まぁ……エリヴェルト将軍。王都に戻られていたのですね」
「はい。ご無沙汰しております」
メリアローズよりも二つ歳上の将軍は、恭しく腰を折る。癖のない短い黒髪がさらりと揺れた。切れ長の瞼とすっと筋が通った高い鼻、隙なく整った顔が酷薄そうな印象を与えるが、メリアローズは彼が穏やかで優しい青年だということを知っている。
「……エリヴェルト将軍、良かったら少しお話しませんか?」
「良いのですか?」
「はい。せっかく逢えたのですから」
エリヴェルトは、デカリア王国の最北端に位置する領地ティンシアを治める領主の嫡男だ。ティンシア領は敵地と接していて、もう何年も戦は小康状態が続いている。
だが、メリアローズは知っている。ティンシア領がじりじりと消耗していることを。
王城の中庭に出た二人。木陰のベンチに座ろうとしたメリアローズを制止すると、エリヴェルトは清潔そうなハンカチを懐から取り出してベンチの上に敷いた。
「ありがとう」
メリアローズはエリヴェルトに微笑みかける。こんな風に彼女を王女扱いする男性は少ない。
「……どうですか? ティンシアの情勢は」
並んで座ると、メリアローズは開口一番そう尋ねた。
エリヴェルトは苦笑いを浮かべると、中庭を見つめる。
夏の終わりだが、中庭にはまだ色とりどりの花々が咲き誇っている。
エリヴェルトの琥珀色の瞳にも色鮮やかなペチュニアが映っているはずなのだが、その顔色は浮かない。
「あまり良くはありません……。メリアローズ様に口利きしていただいたおかげで王都から物資が送られてくるようになったのですが、薬も手当てする道具も医法士もまだまだ足りていないのが現状です」
「……また、戦が起こっているのですか?」
「……はい。敵側は冬がやってくる前に砦を落としたいと考えているでしょうね」
エリヴェルトの口調は柔らかいが、内容は絶望に満ちている。ティンシア領の砦は国の守りの要だ。ここが落とされれば国内は一気に壊滅的な状況に陥るだろう。
「お恥ずかしい話ですが、今日は物資の増量と、医法士の派遣をお願いしに王城までやってきました……」
「恥ずかしくないですわ。ティンシア領は我が国の守りの要ではないですか!」
徐々に声を小さくするエリヴェルトに、メリアローズは力強く言い放つ。
エリヴェルト経由でティンシア領の現状を知っているメリアローズは、自分に掛かっていた公費の大半をティンシア領の支援費に回した。
いきおくれ王女が、美丈夫の若き将軍に熱を上げたのだと揶揄する声は当然あった。
だが、そんな声にひるむメリアローズではなかった。言いたい人には言わせておけばいいのだ。
「……ありがとうございます。そう仰ってくださるのはメリアローズ様だけですよ。メリアローズ様は私の心の支えです」
エリヴェルトは哀しげに微笑む。
メリアローズはエリヴェルトが不憫でならなかった。彼は領地を守るために、母性本能をくすぐるようなことを敢えて自分に言うのだ。
誠実で優しい彼が、心にもないことを口にしなければならないなんて──メリアローズの胸は痛んだ。
(……残念ながら、私はエリヴェルト将軍にときめきませんが)
メリアローズはあまりにも男性に相手にされない人生を送ってきたため、色恋の類には騙されなかった。エリヴェルトが何故自分のような、平凡で美しくもない女を見初めて口説くというのか。
(……でも、ティンシア領とエリヴェルト将軍の力にはなりたいですわ)
とはいえ、現状やれるだけのことはやっている。これ以上差し出せるものは、あと一つしかない。
(降嫁、か……)
王女が降嫁すれば、国や王家は動かざるを得ない。
メリアローズはいきおくれの王女ではあったが、父や兄姉からは愛されている。父も、ティンシア領の防衛に今以上に金を出してくれるはずだ。兄も反対しないはず。
だが、エリヴェルトにとって結婚は一大事だろう。できれば愛する人としたいに決まっている。
試しに、確認してみることにした。
「エリヴェルト将軍には、意中の方はいらっしゃいますか?」
「意中、ですか?」
「はい。結婚を考えている方とか……」
エリヴェルトは片手で胸をおさえた。
「……ずっとお慕いしている方はおりますが、身分が違いますし、そもそも我が領は冬は極寒の地です。とてもではないですが、求婚なんて……」
ちらちらと、エリヴェルトはメリアローズの方を見る。
まるで意中の相手は自分だと言わんばかりの返答だ。ティンシア領を守るためなら、いきおくれ王女と結婚する考えはあるのだろう。
メリアローズは覚悟を決めた。
王女として生まれたからには、この身は国のために捧げると決めている。
ティンシア領とエリヴェルトを救うことは、デカリア王国を救うことにも繋がる。
このまま不毛な見合いを延々と続けるより、有益な道を選びたいとメリアローズは考えた。
「エリヴェルト将軍にお願いがあります」
「何でしょうか?」
「私と、結婚してくれませんか?」
一瞬、時が止まったような気がした。エリヴェルトはぱちぱちと瞬きをしきりに繰り返している。
「い……あっ……いいの、ですか?」
「……ティンシア領とエリヴェルト将軍を救うにはそれしかないと思うのです」
メリアローズがそう言うと、ひゅっと息を詰める音がした。
エリヴェルトは即座に首を横に振った。
「……いけません、メリアローズ様」
「どうしてですか?」
「もう充分すぎるほど、メリアローズ様には力になっていただいています」
「でも、物資も人も足らないのでしょう?」
メリアローズの問いに、エリヴェルトは眉根を寄せると、瞼を伏せた。細かな傷のある頬にまつ毛の影ができる。
「私があなたの元に降嫁すれば、きっと国は動くわ。もっとお金も人も出してくださるはず。物資だって……」
「……私には、あなたを幸せにできる力がない」
絞り出すようなエリヴェルトの声。
メリアローズは首を傾げた。
「私はこの国の王女ですよ? この国の、民の力になれるのなら、私は幸せです」
「そんなの俺が嫌です……!」
いつの間にやら、エリヴェルトの一人称が変わっていた。彼は下唇を噛むと顎に皺を寄せた。
「……メリアローズ様は誰よりも幸せになるべきだ」
「それはあなたも一緒です。ずっとずっとティンシア領のために戦ってきたわ」
メリアローズはエリヴェルトの顔に治癒魔法をかける。ふわりと柔らかな光が発すると、頬にあった細かな傷は一瞬で癒えた。
「せっかくのきれいな顔が台無しだわ。結婚したら、いつでもきれいな顔にしてあげます」
メリアローズはまた微笑んだ。
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