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夜の顔はひた隠し ※
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石造りの無骨な空間に、橙色の灯がぼんやり浮かぶ。
黒曜石の色をした小さなバーカウンターと丸椅子が二脚、酒棚があるだけの場所に、サディアスとツェーザルはいた。
二人は酒を酌み交わしているが、ここは砦の中だった。外に呑みに行くふりをして、地下の酒場に来たのだ。
「……なかなか落ち着く場所だな」
琥珀色の蒸留酒が注がれた円柱形のグラスを傾けながら、サディアスは首を巡らせる。室内の調度品は年代物らしく古びているが、清掃はすみずみまで行き届いている。棚にずらりと並べられた酒瓶を眺めているだけでも楽しい。王城にも同じような場所がほしいと心から思った。
「戦時中は砦から離れられませんから。ここを作ってくれた父には感謝しております」
サディアスの隣にはツェーザルがいた。彼もサディアスと同じ酒をちびちびと呑んでいた。
「戦争か……。俺はこの地の戦を終わらせたい」
「殿下……」
「どう見ても不毛だろう? エリヴェルトはラントの将軍アウナスの片目を奪ったと言っていた。敵は戦意喪失しているはずだ。それに加えて今回のメリアローズの輿入れ……デカリア王国がティンシア防衛に本腰を入れたと敵は考えるだろう。停戦協定を結ぶまたとない機会だ」
サディアスはグラスに残った酒をすべて呑み干す。
口当たりがよく呑みやすいが、喉の奥がかっと熱くなる。それなりに度数のある酒だろう。
「……ただ、妹君の結婚を祝いに来たのではないのですね」
「当たり前だ。俺は次期デカリアの王だぞ。民の憂いの元は一つでもなくす。俺はラントと停戦協定を結ぶまで王都には帰らんぞ」
ラントは諸侯同盟に属している同盟領だ。同盟領は帝国から独立した領地で、領主家が支配権を持つ。ラントさえ停戦協定をのめば、このじりじりと消耗するだけの不毛な戦争は終わるのだ。
◆
婚礼の式の後、メリアローズは一人、自室の寝台にいた。
今夜も待てど暮らせど、やはりエリヴェルトはやってこない。
初夜なのだ。身体の関係は持たなくても、お休み前の口づけや抱擁ぐらいはできると期待していたのだが……。
(部屋に行っても、大丈夫かしら……?)
昨寝衣たものとは違う寝衣をまとったメリアローズは迷いながら寝台から出る。今宵の寝衣も白だが、肩紐や布の裾にフリルがついた可愛らしいものだ。
足音を立てぬよう、そっとエリヴェルトの部屋へ向かった。
扉の向こう側の様子を窺いながら、開く。
昨夜と同じく、エリヴェルトは寝台の中で眠っていた。
「はぁ……」
エリヴェルトの寝顔に、ついため息をついてしまった。彼は両思いになってから身体の関係を持ちたいと言った。でも、いつ死ぬか分からないから、言葉だけでも愛を伝え合いたいという。
彼の考えは尊重したい。だが……。
メリアローズは知ってしまったのだ、肉欲を満たすことの素晴らしさを。
同意もなく、勝手に襲ってはいけない。そんなことは分かっている。しかし、快楽を知ってしまったメリアローズはもう止められなかった。
布団を捲ると、迷うことなく彼の寝衣のボタンに手をかけた。ボタンをはずし、指先から体温が伝わってくると胸が高鳴った。
はやく、はやくエリヴェルトと一つになりたい。
また脚の間の、その奥で彼の熱を感じたい。
魔法の力で彼の身体を少しだけ浮かせると、着ていたものをすべて剥ぎ取った。
無駄なものが一切ない、鋼のように鍛えあげられた身体が露わになる。
股間にあるものはまだ縮こまっていた。
メリアローズは脚をあげ、エリヴェルトの身体に跨ると身を屈めた。そして、その整った唇に自分の唇を押し当てる。
婚礼の式でも口づけを交わしたが、あんなのでは足りない。ぜんぜん足らない。ただ触れ合うだけじゃない、唾液を啜り合うような深い口づけがしたかった。
べろりとエリヴェルトの唇を舐めあげ、開いた隙間に自分の舌をねじ込む。彼は苦しげな吐息を洩らす。
耳につく吐息の音に背中がぞくぞくした。
彼の柔らかな口腔内を犯しながら、分厚い胸板に手を這わせる。小さな乳頭はすでに芯を持っていた。
自分の拙い口づけに感じてくれている。そう思うだけで胸に満足感が広がった。
もっと唾液を味わいたかったが、彼が起きてしまう可能性がある。メリアローズは自身の濡れた口元を手の甲で拭うと、今度は勃ちあがった乳頭に舌を這わせた。乳頭を押しつぶすようにすると、彼は喉を晒して喘いだ。
「はっ、あぁっ……」
なんて色っぽいのだろう。軍人である彼を色っぽいなどと思うのは間違っているのかもしれないが、本当に色気が溢れ出ているのだ。
「あっ……」
気がつくと、エリヴェルトの陰茎は勃ちあがっていた。メリアローズは今夜も下を穿いていなかった。彼の肉槍を軽く掴むと、自身の脚の間へと導く。
すでに女陰は濡れそぼっていた。その奥は雄を受け入れたくて疼いている。
体液で濡れた膣口に丸い亀頭を押し当てる。身体の力を抜きながら、腰を少しずつ下ろした。
「あぁぁっ……!」
自分の中心を割り開く、その力強い感覚に深いため息が漏れる。メリアローズはすぐに腰を振りはじめた。
陰茎の先が敏感な肉壁を撫でる。焦ったいような気持ちよさに腰を動かすのを止められない。
エリヴェルトのぼこりと割れた腹に手を置き、一心不乱に腰を揺らした。
「はあっ、あぅっ、あぁっんっ……!」
昼間の彼にはとても見せられない姿だ。自ら胸当ての布をずらし、片手で乳房を揉みしだく。乳頭を指先で押し潰すようにすると、びりびりとした刺激が走る。
すると、膣が勝手に窄まった。
また、膣の奥に精液をはき出してほしい。子宮を熱い体液で満たしてほしかった。
すぐにメリアローズの願いは叶う。
エリヴェルトは低い呻き声を洩らすと、腰を浮かせて吐精したのだ。濡れた肉壁に熱い体液がはきかけられる。
「あぁ、ああぁ……」
エリヴェルトが果てるのと同時に、メリアローズも快楽の高みへ昇っていた。体勢を保っていられなくなった彼女は、彼の上に倒れ込む。
だが、よほど深く眠っているのか、エリヴェルトが起き出す気配はない。
彼の胸板に耳を寄せる。鼓動が聴こえる。瞼が重く、このまま眠ってしまいたくなる。
だが、裸のまま抱き合っているわけにはいかない。
鉛のような身体をなんとか起こし、彼の衣服を整えた。汚れたものは魔石付きの寝台が勝手に綺麗にしてくれる。
名残惜しさを覚えながら、メリアローズは寝台から這い出た。
◆
翌朝、メリアローズは医法士の白衣に身を包んでいた。
彼女の服装に、エリヴェルトは目を丸くした。
「メリアローズ、その格好は……?」
「ええ、今日から医法士として働こうと思うのです」
メリアローズは微笑む。
昨夜、寝ているエリヴェルトを一方的に襲っていた顔をひた隠して。
「……ありがたいけれど、無理はしないでほしい」
「ありがとう、大丈夫ですわ」
エリヴェルトは眉尻を下げている。医法士不足とはいえ、元王女の妻を働かせることに罪悪感を抱いているのだろう。
「エリヴェルトの今日の予定は?」
「午前中は兵士達の訓練を見て、午後からは軍議の予定だ。……ああ、今日の午後、西の塔から副官が戻ってくる予定だから紹介するよ」
「ええ」
敬語ではないエリヴェルトの言葉遣いに胸がドキドキした。婚礼の式の前夜を思い出す。
「では、もう行きますわね」
「……メリアローズ、忘れものだ」
「何かしら?」
メリアローズが首を傾げると、エリヴェルトは頬を染めて咳払いした。そして、おずおずと口を開く。
「メリアローズ、あ、愛してる……」
毎日「愛している」と言い合おうと約束していた。忘れていたわけではないが、いつ言えばいいのだろうかと疑問に思っていた。確かに、朝に顔を合わせた時に言い合うのがいいかもしれない。今は戦時中だ。日中に何があるか分からない。
「……私も愛していますわ。エリヴェルト」
照れるエリヴェルトを抱き寄せる。彼からは清潔で暖かな匂いがした。
黒曜石の色をした小さなバーカウンターと丸椅子が二脚、酒棚があるだけの場所に、サディアスとツェーザルはいた。
二人は酒を酌み交わしているが、ここは砦の中だった。外に呑みに行くふりをして、地下の酒場に来たのだ。
「……なかなか落ち着く場所だな」
琥珀色の蒸留酒が注がれた円柱形のグラスを傾けながら、サディアスは首を巡らせる。室内の調度品は年代物らしく古びているが、清掃はすみずみまで行き届いている。棚にずらりと並べられた酒瓶を眺めているだけでも楽しい。王城にも同じような場所がほしいと心から思った。
「戦時中は砦から離れられませんから。ここを作ってくれた父には感謝しております」
サディアスの隣にはツェーザルがいた。彼もサディアスと同じ酒をちびちびと呑んでいた。
「戦争か……。俺はこの地の戦を終わらせたい」
「殿下……」
「どう見ても不毛だろう? エリヴェルトはラントの将軍アウナスの片目を奪ったと言っていた。敵は戦意喪失しているはずだ。それに加えて今回のメリアローズの輿入れ……デカリア王国がティンシア防衛に本腰を入れたと敵は考えるだろう。停戦協定を結ぶまたとない機会だ」
サディアスはグラスに残った酒をすべて呑み干す。
口当たりがよく呑みやすいが、喉の奥がかっと熱くなる。それなりに度数のある酒だろう。
「……ただ、妹君の結婚を祝いに来たのではないのですね」
「当たり前だ。俺は次期デカリアの王だぞ。民の憂いの元は一つでもなくす。俺はラントと停戦協定を結ぶまで王都には帰らんぞ」
ラントは諸侯同盟に属している同盟領だ。同盟領は帝国から独立した領地で、領主家が支配権を持つ。ラントさえ停戦協定をのめば、このじりじりと消耗するだけの不毛な戦争は終わるのだ。
◆
婚礼の式の後、メリアローズは一人、自室の寝台にいた。
今夜も待てど暮らせど、やはりエリヴェルトはやってこない。
初夜なのだ。身体の関係は持たなくても、お休み前の口づけや抱擁ぐらいはできると期待していたのだが……。
(部屋に行っても、大丈夫かしら……?)
昨寝衣たものとは違う寝衣をまとったメリアローズは迷いながら寝台から出る。今宵の寝衣も白だが、肩紐や布の裾にフリルがついた可愛らしいものだ。
足音を立てぬよう、そっとエリヴェルトの部屋へ向かった。
扉の向こう側の様子を窺いながら、開く。
昨夜と同じく、エリヴェルトは寝台の中で眠っていた。
「はぁ……」
エリヴェルトの寝顔に、ついため息をついてしまった。彼は両思いになってから身体の関係を持ちたいと言った。でも、いつ死ぬか分からないから、言葉だけでも愛を伝え合いたいという。
彼の考えは尊重したい。だが……。
メリアローズは知ってしまったのだ、肉欲を満たすことの素晴らしさを。
同意もなく、勝手に襲ってはいけない。そんなことは分かっている。しかし、快楽を知ってしまったメリアローズはもう止められなかった。
布団を捲ると、迷うことなく彼の寝衣のボタンに手をかけた。ボタンをはずし、指先から体温が伝わってくると胸が高鳴った。
はやく、はやくエリヴェルトと一つになりたい。
また脚の間の、その奥で彼の熱を感じたい。
魔法の力で彼の身体を少しだけ浮かせると、着ていたものをすべて剥ぎ取った。
無駄なものが一切ない、鋼のように鍛えあげられた身体が露わになる。
股間にあるものはまだ縮こまっていた。
メリアローズは脚をあげ、エリヴェルトの身体に跨ると身を屈めた。そして、その整った唇に自分の唇を押し当てる。
婚礼の式でも口づけを交わしたが、あんなのでは足りない。ぜんぜん足らない。ただ触れ合うだけじゃない、唾液を啜り合うような深い口づけがしたかった。
べろりとエリヴェルトの唇を舐めあげ、開いた隙間に自分の舌をねじ込む。彼は苦しげな吐息を洩らす。
耳につく吐息の音に背中がぞくぞくした。
彼の柔らかな口腔内を犯しながら、分厚い胸板に手を這わせる。小さな乳頭はすでに芯を持っていた。
自分の拙い口づけに感じてくれている。そう思うだけで胸に満足感が広がった。
もっと唾液を味わいたかったが、彼が起きてしまう可能性がある。メリアローズは自身の濡れた口元を手の甲で拭うと、今度は勃ちあがった乳頭に舌を這わせた。乳頭を押しつぶすようにすると、彼は喉を晒して喘いだ。
「はっ、あぁっ……」
なんて色っぽいのだろう。軍人である彼を色っぽいなどと思うのは間違っているのかもしれないが、本当に色気が溢れ出ているのだ。
「あっ……」
気がつくと、エリヴェルトの陰茎は勃ちあがっていた。メリアローズは今夜も下を穿いていなかった。彼の肉槍を軽く掴むと、自身の脚の間へと導く。
すでに女陰は濡れそぼっていた。その奥は雄を受け入れたくて疼いている。
体液で濡れた膣口に丸い亀頭を押し当てる。身体の力を抜きながら、腰を少しずつ下ろした。
「あぁぁっ……!」
自分の中心を割り開く、その力強い感覚に深いため息が漏れる。メリアローズはすぐに腰を振りはじめた。
陰茎の先が敏感な肉壁を撫でる。焦ったいような気持ちよさに腰を動かすのを止められない。
エリヴェルトのぼこりと割れた腹に手を置き、一心不乱に腰を揺らした。
「はあっ、あぅっ、あぁっんっ……!」
昼間の彼にはとても見せられない姿だ。自ら胸当ての布をずらし、片手で乳房を揉みしだく。乳頭を指先で押し潰すようにすると、びりびりとした刺激が走る。
すると、膣が勝手に窄まった。
また、膣の奥に精液をはき出してほしい。子宮を熱い体液で満たしてほしかった。
すぐにメリアローズの願いは叶う。
エリヴェルトは低い呻き声を洩らすと、腰を浮かせて吐精したのだ。濡れた肉壁に熱い体液がはきかけられる。
「あぁ、ああぁ……」
エリヴェルトが果てるのと同時に、メリアローズも快楽の高みへ昇っていた。体勢を保っていられなくなった彼女は、彼の上に倒れ込む。
だが、よほど深く眠っているのか、エリヴェルトが起き出す気配はない。
彼の胸板に耳を寄せる。鼓動が聴こえる。瞼が重く、このまま眠ってしまいたくなる。
だが、裸のまま抱き合っているわけにはいかない。
鉛のような身体をなんとか起こし、彼の衣服を整えた。汚れたものは魔石付きの寝台が勝手に綺麗にしてくれる。
名残惜しさを覚えながら、メリアローズは寝台から這い出た。
◆
翌朝、メリアローズは医法士の白衣に身を包んでいた。
彼女の服装に、エリヴェルトは目を丸くした。
「メリアローズ、その格好は……?」
「ええ、今日から医法士として働こうと思うのです」
メリアローズは微笑む。
昨夜、寝ているエリヴェルトを一方的に襲っていた顔をひた隠して。
「……ありがたいけれど、無理はしないでほしい」
「ありがとう、大丈夫ですわ」
エリヴェルトは眉尻を下げている。医法士不足とはいえ、元王女の妻を働かせることに罪悪感を抱いているのだろう。
「エリヴェルトの今日の予定は?」
「午前中は兵士達の訓練を見て、午後からは軍議の予定だ。……ああ、今日の午後、西の塔から副官が戻ってくる予定だから紹介するよ」
「ええ」
敬語ではないエリヴェルトの言葉遣いに胸がドキドキした。婚礼の式の前夜を思い出す。
「では、もう行きますわね」
「……メリアローズ、忘れものだ」
「何かしら?」
メリアローズが首を傾げると、エリヴェルトは頬を染めて咳払いした。そして、おずおずと口を開く。
「メリアローズ、あ、愛してる……」
毎日「愛している」と言い合おうと約束していた。忘れていたわけではないが、いつ言えばいいのだろうかと疑問に思っていた。確かに、朝に顔を合わせた時に言い合うのがいいかもしれない。今は戦時中だ。日中に何があるか分からない。
「……私も愛していますわ。エリヴェルト」
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