トラウマ奴隷少女剣士は異世界でも生き延びられますか?

月見もや

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第28話 メアリー

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「ね、姉さん……。淑音しとね達の居場所は分かったかい?」

 こう尋ねたのはクロウである。
 彼は酷く怯えた目を辺りに向けながら、親指の爪を噛みながら言った。コロシアムで長く殺し合いをしていたせいか、彼は病的なまでに心配症だ。
 食べ物ひとつをとっても中に毒が入っていないか、細かく刻んで確認してから口に入れる。
 闘技場では誰から生命を狙われるか分からなかったので、自然と身につけた作法だ。
 けれど、その一つ一つがカーミラを苛立たせる要素になった。
 街の飲食店で昼飯を食べながら、カーミラは己の苛立ちを必死に隠そうとしていた。
 クロウのことだけでは無い。淑音の居場所が未だに見つからないことや、まだ痛む左手のせいで日常の色々な事が上手く出来なくなっているためだ。
 右手に握ったフォークを乱暴に肉に突き立てて、これまた豪快に口に詰め込んでいく。

「毒は入ってねえって言ったろ」
「わ、分からないよ。姉さん」

 いくら言っても、クロウは食べ物の毒探しをやめない。向かい合わせたカーミラはその様子を見る度に食欲が失せるのを感じていた。

「ちっ、勝手にしろ」

 クロウには聞こえないように、舌打ちしてカーミラは淑音達がどこへ行ったのかへと思考を移した。
 手に持った地図には、沢山の書き込みがある。毎日様々な宿屋に出向いては情報を聞き出している成果だ。
 初めのうちは情報屋に金を握らせていたが、お金もそろそろ底をついてきたので、最近は力ずく──暴力で無理やりに情報を吐かせるようになっていた。
 クロウの強さは、やはりコロシアムで叩きあげられただけあって確かだった。
 勢い余って情報を履かせる前に殺してしまうことも多々あったが、それはそれでカーミラは楽しんでいた。
 元々被虐的な人間だ。虐げる方がしょうに合っている。
 とはいえ、クロウの刃が自分自身に向く可能性もあるのだ。クロウを御することが出来ているのは、あくまでカーミラを姉と勘違いしているからに他ならない。
 だから、出来るだけクロウを宥め、自分の思うようにコントロールする必要があった。
 けれど、今の所それは十分に出来ているようにカーミラは思っている。
 だが、まだ他に問題がある。
 予想より金の減りが激しいために、いざ淑音を見つけた時に必要であろう人手がまるで足りない。金がなければ、手間のかかる襲撃など誰も好き好んで参加などしないだろう。
 だから、淑音を襲う前に、まずは金がどうしても必要だった。
 頭の片隅に『宵闇よいやみ』の連中に助けを求めるという事も過ぎったが、奴らがそう簡単に助けてくれるとは思えなかった。むしろ、逆に今度は右手の指まで全て切り取られる羽目になりそうだ。
 そう考えるととても『宵闇』の近くに寄り付こう等とは思えなかったし、連中をあまりにも待たせて怒りを買うことも怖かった。
 そんな訳でカーミラは焦りが募る。

「金か……。何処かの商隊でも襲うか……。街の富豪の家に押し入るか……」

 物騒な事を昼間から思案していると、店の壁に貼り付けられた紙に目が止まった。
 ひとりの女の絵とその下に『戦場の天使メアリー、挑戦者求む。もしメアリーを殺せたらアパタイト硬貨1000枚』と書かれていた。
 見ればコロシアムで時おり開かれる、望めば誰でも参加出来る試合形式の殺し合いの案内だった。
 自ら闘技場の試合に出る馬鹿などいるのだろうか、と思うかもしれないが、この街にはどうしても金が必要となって、尚且つ腕に覚えがある傭兵崩れが腐るほどいるのである。
 だから、こんな試合が成り立っているのであった。
 そんな馬鹿達の中でもこいつは、と、カーミラは唸る。

「メアリーって知っているか?」

 カーミラは、ようやく肉を細かく刻み終えたクロウに話しかけた。

「メ、メアリー……?」
「そこに紙が貼ってあるだろ。何やら何処ぞの大金持ちで趣味で闘技場で闘っているっていう頭のイカれたやつの事さ」
「し、知らない」

 意外にもクロウはメアリーの事を本当に知らないようだった。てっきりこの間までコロシアムに居たのだから知っているのかと思ったが、あてが外れた。
 それもそのはずだ。自由参加の闘技と奴隷達の闘技では枠が違う。奴隷達の闘技に誰でも自由に参加できるようになっては思わぬ番狂わせで、それまで稼ぎ頭だった奴隷を殺されることになって商売上がったりだからだ。
 意外にも闘技奴隷は何よりも金を稼げるかどうかに重きが置かれていて、殺戮そのもので観客を楽しませようとしている訳では無いのだ。

「けれど、一度技を見たら覚えて、殺せる」

 クロウは危険な目を光らせて言う。

「そうだな。お前は一度見た技は決して忘れない。だから一度でも戦い方を見れば勝てるという事だったな……」

 思いのほか優秀な弟を眺めながら、カーミラはほくそ笑んだ。
 試合を一度観戦し、その次の挑戦者としてエントリーすれば、メアリーとやらを殺すことが出来る。そうしたら、アパタイト硬貨1000枚という大金を手にすることが出来るのだ。
 カーミラは思考を巡らせたが、その作戦には穴があることにも気がついた。
 次の開催が明日。そしてその次の開催日が1ヶ月後という点だ。
 1ヶ月という期間を『宵闇』の連中が待っていてくれるはずがない。カーミラが利益の情報を持って帰らないのを知って、今度こそ殺しに来るかも知れない。
 再びカーミラはちぃっ、と舌を打つ。
 いっその事、『宵闇』の連中にクロウをけしかけるか。
 しかし、不特定多数の敵を相手にするには余りにも分が悪い。『宵闇』はこの街の犯罪者たちの寄り合いで、色々な所に根が伸びている。迂闊に手を出せば、もう二度とこの街に居られなくなることもあるので、あまりにリスキーなのだ。
 こうなれば、八方塞がりだ。
 一体どうすればいいのかと、カーミラは頭を掻きむしる。
 そこでカーミラは何かを思いついたようで、ピタリと動きをとめた。
 それからゆっくりと顔を上げたが、その目には邪悪な光が灯っていた。

「クロウ……。飯を食ったらメアリーの試合を観戦だ。良く観て覚えておけ」
「わ、分かったよ。姉さん」

 こうして、ふたりは午後から開催されるコロシアムの試合に出向くことになった。
 試合はなかなか盛況でどこを見ても、人、人、人だった。
 集まった人間たちは口々に

「今日のメアリーは、どんな風に戦うんだろう」

 とか

「刺激的な試合になればいい」

 と、開始を心待ちにしている。
 誰も彼もが、メアリーなる人物に期待を込めているようだった。
 カーミラとクロウはそんな群衆の中に紛れながら、メアリーとは何者なのかが気になってきた。
 命懸けの戦いを望む金持ちなんて、頭がおかしくなっているとしか思えない。
 そんな女に何故こんなに熱狂するのか、という至極当然の疑問が湧き上がってくる。
 そんなふたりにお構い無しに、集う人々のボルテージが限界まで達した時、低く唸るようなオーボエの音が会場に響いた。
 一瞬の静寂。そして、誰からともなくメアリーを呼ぶ声が響き出した。

「メアリー! メアリー! メアリー!」

 その声はたった小さな水の流れが、やがて大きな奔流となって大きな川になるように、観客の大歓声へと変わっていった。
 誰もが熱狂しながら一人の女性を待つ。
 その歓声は余りにも大きかったので、会場全体を震わせるうねりにも思えた。
 カーミラは面食らう。
 そこまで群衆が待ちわびるメアリーとは一体何者なのだ、と、思う。
 そして──。
 ギギギという音と同時に闘技場内の重い鉄格子が開かれた。

「皆様御機嫌よう。今日もご期待通りのショーを見せてあげますわ」

 鉄格子の隙間から姿を現したのはおおよそ血にまみれたこの場所には似つかわしくない人物だった。
 貴族の娘、メアリー。
 ヒラヒラとした服装に、日傘を肩にかけて優雅に一歩一歩コロシアムの中央まで歩みを進める。

「何かの間違いだろ……」

 カーミラは思わず呟いた。
 せめて鎧に身を包むなりしなければ、切りつけられた時全くの無防備だ。この女は死にに来たのでない限り、この服装でここにいる意味が分からない。
 けれど観客はこれまでに無いくらい熱狂し始めた。
 カーミラは、自分だけこの違和感を感じているようで少し心細くなる。

「本日の対戦相手をご紹介しますわ」

 メアリーが芝居がかった仕草で片手を反対側のコロシアムの入口を指し示す。
 呼応するように重い鉄格子が開いて、メアリーの挑戦者を招き入れられた。
 姿を表した男は全身を鎧で包み、いかにも戦いなれしている戦士だった。
 兜で顔は見えないが、動きに隙はなく熟練の兵士のように見える。
 観衆の大声に答えることも無く、兵士は堂々した様でコロシアムの中央に足を進ませた。
 異常なこの状況に、何も怖気付いていないことはその動きから分かる。兵士は戦いに十分慣れている。
 傭兵か何かだろうか。
 メアリーは嬉しそうに、恭しくお辞儀してみせた。

「今日のわたしに相応しい相手ですわ。彼は幾多の戦場を駆け抜けてきた熟練の兵士──」
「メアリー嬢!」

 メアリーが兵士の紹介をしている途中で、兵士自身が大声で叫んで一瞬会場に沈黙が落ちる。
 兵士は咳払いひとつ。

「失礼。メアリー嬢。わたしはあなたの伯父ぎみ、ヘンリー卿からあなたの馬鹿げた行いを辞めさせるように依頼を受けて参りました」
「馬鹿げた行い?」
「ええ。その必要などないのに、コロシアムで日夜繰り広げられている命懸けの戦いの事です。つまり、これですな」

 兵士は兜を外してその顔を見せた。白い髭を蓄えており、彼は老齢の戦士である事が分かった。
 彼はメアリーの身内から、この殺し合いを辞めさせるよう依頼を受けてここに来たという。
 観客たちからブーイングが起こった。

「やかましい!!」

 とか、

「帰れ!!」

 とかだ。
 観客にしてみれば、お金を払ってこの試合を観戦しようとしているのだ。それに水をさそうという展開に、腹を立てるのも無理はない。

「叔父様のご友人という訳ですか?」
「左様。悪いことは申しません。御屋敷に大人しく帰りましょう」
「……残念ですわ」
「お分かり頂けましたか。メアリー様」
「いえ、そうではなく、コロシアムの外で出会ったなら、あなたを叔父様のご友人として扱えましたのに」

 メアリーは、残念そうにわざとらしく肩をすくめてみせて、それから

「けれど、闘技場の中ではただの獲物ですわ」

 と喉を鳴らして笑った。
 観客が再び熱狂する。その叫びがあまりに激しいものだったので、場内全体が揺れ動いているようだった。

「ただ黙って殺されるおつもり?」

 メアリーの挑発に兵士はやむなしと、兜をかぶり直した。

「少々痛い目をみていただきますぞ」

 兵士が構えて、緊張感が会場全体を包み込んだ。
 兵士が持っているのは長槍で、かなり広めのリーチだ。
 広い場所ではリーチの長さが、そのまま有利さに繋がる。しかも兵士はその武器を大層使い慣れているようで、それを手足のように振り回してみせて、メアリーには攻め込む余地などないように見えた。
 対するメアリーはようやく日傘を畳んで、腰に付けたサーベルを抜いて体勢を整えた。
 カーミラから見れば、どう考えても兵士のほうが有利に見える。メアリーはヒラヒラしたドレスを着ており、動きづらそうに見えたからだ。
 兵士は軽い足取りで得物の槍を突き出した。
 綺麗な軌道を描いて、兵士の槍がメアリー目掛けて突き出される。
 その槍をメアリーはサーベルで軌道を逸らしながら受け流していく。上手くいなしているとは思える。だが、防戦一方になるのは、誰にとっても明らかだった。
 ここから、攻めに転じるメアリーの姿が想像出来なかった。
 けれど、恐らく誰も思っていないタイミングでメアリーの姿が一瞬消えた。
 観客も、老齢の兵士にもその姿は捉えられなかっただろう。
 シンと静まり返った場内の沈黙を破ったのは兵士のくぐもった悲鳴だ。

「ぐごご……ッ!!」

 その悲鳴は叫ぼうとしてそうし損じたような声だった。それが何故か、観客は遅れて理解し始める。
 兵士は喉元をざっくりと切り開かれていた。
 ややあって首元から赤い噴水のような血が吹き出した。
 メアリーのサーベルが、目にも止まらない速度で熟練の兵士の喉元を切り裂いていたのだ。
 観客は絶叫に似た歓声を上げる。
 それに応えて、メアリーがスカートを持ち上げて観客に恭しく礼をしていた。貴族風の優雅な仕草だ。
 残虐な行為とは、まるで対照的で場違いな仕草だ。
 兵士は片膝をつくように倒れ込み、やがてうつ伏せに地面に崩れた。
 兵士の倒れた地面に赤い湖が出来る。兵士はあっけなく事切れたのだろう。それからピクリとも動かなくなった。

「……なんてやつだ……」

 カーミラは背中に冷たい汗をかきながら、隣のクロウを見やった。
 クロウは何も語らないが、その試合を真剣な表情で観察していた。
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