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第4章
第9話 不吉な気配
しおりを挟む騒然とする冒険者達の方に戻ると、カシムが歩み寄って来る。
「流石だな」
「……」
俺が、無言で見つめる先に気付いたのか、カシムも共に視線を向けた。
メデルが必死に意識のない冒険者に、光属性の魔法――治癒の魔法を詠唱している。
だが、既に息をしておらず、周囲で涙を流す冒険者達がいた。
――間に合わなかった。
そんな言葉が、無意識に胸を指す。その痛みは、昔も、今も変わらない。
勇者だった頃――嘗ての俺と今の俺は違う。その筈なのに、『何故?』と思うが、答えは見つからない。
「気にするな。雪達に、責任はねぇ」
悲しげな視線で、カシムは言う。
周囲にいた冒険者達も、カシムの言葉に反論する者はいない。
「メデル、良く頑張った」
ミルの言葉を聞いて、メデルは魔法を辞める。そして、「ごめんなさい」と涙ながらに亡くなった冒険者に向けて、言葉を紡ぐ。その背後から、ハイリがメデルを抱き締める。
「そうですよ。メデルさんは、一生懸命頑張ってくれました」
「でも……」
「貴方は、何も悪くありません」
メデルは、おそらく目の前で人が『死ぬ』現場に遭遇したのは初めてなのだろう。
今はまだ、その意味が分からないだろうが、この時の記憶がメデルを何れ苦しめるかもしれない。
「メデル、依頼を続けるか?」
俺の言葉に、涙を拭ってメデルは、「はい」と答える。
カシムは、戦闘の勝利に浮かれる事なく、遊撃部隊の冒険者と被害の状況を確認していた。
軽く周囲を見回して、作戦を続行する事は不可能では無さそうだが、作戦をやり遂げる為の戦意を保てるか、という問題はある。
こうして周囲を観察するだけで、冒険者達、特に若い冒険者達の表情からは不安が見て取れた。
『村に辿り着く事すら出来ない』『思い上がっていた』『仲間が死んだ』『死にたくない』……冒険者達の心情は、こんな所だろう。
冒険者達を観察している間に、状況の確認を終えたカシム達が俺達の元にやって来る。
「俺は、遊撃部隊のリーダー、ルドルフだ」
そう言って握手を求めて来たのは、遊撃部隊のリーダーを務めるドワーフ族の男性だった。
小太りな体型が多いドワーフ族にしては、筋肉質で、赤髭が特徴的で覚え易い。
「さっきは助かったよ。ありがとな」
握手を交わす。
「噂通り、いや噂以上の強さだ」
「それ程でもありません」
「謙遜をする必要はないさ!」
好意的な笑顔を向けて来ていたルドルフの表情が、急に真剣な物へと変わる。
「所で、君達はこれからどうするんだ?」
「遊撃部隊の救援までが、組合長から頂いた指示になります。なので、この後は拠点に戻る事になるかと」
「それなら、このまま遊撃部隊に合流しては貰えないか?」
「……」
「勿論、何かあった時の責任は俺が取る。可能な範囲で、という言葉は付いてしまうけどな」
言わなくても良い事まで言ってくれる事から、ルドルフが真面目な人である事が分かる。
バルザックが、部隊のリーダーに選ぶだけの人ではある様だ。
「少し待って頂けますか?」
「構わないさ」
俺は視線を近くにいたリツェア達に向ける。
すると、3人とも遊撃部隊に同行する事に反対はしなかった。
「俺達は、遊撃部隊に合流します」
「そうか、ありがとう!」
朗らかな笑みを浮かべて、ルドルフは俺の肩を叩いて礼を言う。
その後、休息を取っていた冒険者達の方を向く。
「皆、聞いてくれ。今回の魔物との遭遇は、不運な事故だった」
『事故』。
物は言い様だな、と思わなくもないが、これ以上冒険者達の戦意を削ぐ訳にはいかない。
「そんな言葉で、誤魔化すつもりはない」
「?!」
「今回の件は、俺の力不足だ。申し訳なかった」
「……」
頭を下げるルドルフに、誰も声をかけない。
ここにいる誰もが、ルドルフにだけ責任があるなどと思っていなかった。
「だから、俺に足りない力は、別の者に頼る事にする」
ルドルフの視線が、俺達ともう1人に向けて動く。
「まず、彼等も今後は、俺達と共に行動する事になった!」
俺達が同行する事を聞いて、冒険者達の纏っていた雰囲気が変わる。
「そして、リーダーとして足りない能力は、カシムに補って貰う事にする」
ルドルフの言葉を受けて、冒険者達の視線はカシムに集まる。
「異論はあるか?」
ルドルフの判断に、冒険者達は、誰1人として異論を唱える者はいなかった。
それだけ、俺達が到着するまでの間に、カシムが遊撃部隊を支える役割を担っていた事になる。
□□□□□
森を抜け、調査村の裏門が見える位置にまで到着した。そして、木の陰に隠れて、門の周辺の様子を観察する。
門自体も、正面の門と同じように、半壊した状態に蜘蛛の糸のような物が絡み付き、何とか門という姿を保っていた。
そんな門の周囲に、敵の姿は見えない。
だが、俺の魔力感知で、門から入った先に魔物の魔力を捉えていた。
「「「はぁ、はぁ、はぁ……」」」
息が切れているのは、主に魔法を専門とする冒険者――魔導師達だ。戦士職などの冒険者も、徐々に疲労が溜まりつつある。
どうやら、思った以上に前の戦闘で魔力と体力を消費してしまった様だ。
休息を取ったとは言え、充分とは言えない。
特に、精神的な疲労を回復するには時間が足りな過ぎだ。
「村の正面で、仲間達が命懸けで戦ってんだ。俺達も命賭けるぞ、良いな!」
カシムの喝が入り、冒険者達の目に力が戻る。
「雪さん、敵は?」
ルドルフの質問に、先程魔力感知で調べた情報を伝える。
「門の周辺に、敵はいません。ですが、少し進んだ先に待ち伏せをしています」
俺の言葉に、ルドルフとカシムは頷き、再度冒険者達に視線を向ける。
「行くぞ」
「「「おう!!」」」
カシムの言葉に遊撃部隊から声が上がり、遂に敵の本拠地へと踏み込む。
冒険者達は、第三階梯魔法〝静音〟を発動し、音を出さない様に門を破壊した。
正面の様に、戦闘を目的にして攻め込むなら必要がない工程だが、生存者の救出を目的にする遊撃部隊は、出来るだけ隠密行動をした方が良い。そして、村に進入した直後、待ち伏せしていた魔物達が襲い掛かって来た。
だが、事前に把握していた敵の為、カシム達は手際良く魔物を倒す。そして、事前に決めていた偵察隊を村の中に向かわせた。
それ以外の冒険者達も、周囲を警戒しつつ村の中に進む。
「雪、敵は近くにいるか?」
「……いや、近くにはいない」
村の内部は、残存する魔力が多過ぎて、魔力感知が上手く出来ない。
明らかに、勇者だった頃――嘗ての俺に比べて、魔力感知の精度が落ちている事を実感する。
まるで、透き通った水面の表面に薄い氷が張ってしまったかの様に、範囲を広げる程にボヤけてしまう。
「……」
すると、周辺を偵察していた偵察隊が戻って来た。
「……見て欲しい物がある」
偵察隊に参加していたヴィルヘルムの静かな声音に、冒険者達の緊張感が高まる。
「案内してくれ」
カシムの言葉にヴィルヘルムは頷く。そして、裏門の近くから、村の中へと進んだ所で見えて来る大きめの建物へと全員を案内した。
おそらく、食料などを保管する建物――蔵のようなものだろう。
「ぅっ!?」
「こ、この臭い……」
僅かに開いた扉の隙間から、濃い血臭が漂っていた。
「開けるぞ」
ヴィルヘルムが、両開きの扉へと手をかける。
ギギギ……と、重く不吉さを醸し出す音を立て扉が開かれた。
咄嗟に、リツェアがメデルを抱きしめる。
暗く見え難い蔵の中には、赤黒い物体が積み重なっていた。それだけでなく、扉を開けた事で、建物の中に溜まっていた血臭が、一気に俺達いる方向に向けて流れ出した。
「ぉ、ぉぇ……」
「嘘でしょっ……」
「そんな、」
目の前の現実に耐えられず、数人の冒険者が蹲り、嗚咽を漏らし、吐いた。それも、1人や2人ではなく、若い冒険者の殆どが、目の前の光景に耐えられなかった。
ベテランの冒険者達ですら、顔色が悪い。
「酷い……」
「…ぅぅ、うぉぇ」
「何だよ、これっ」
「何でこんな事に……」
立ち直るまで時間がかかりそうな冒険者達を背に、俺は蔵の中に踏み込む。
元は人であった肉塊は、綺麗に丸くなっている訳ではない。所々に、原型の痕跡のような身体の部位や服のような布が張り付いている。
そんな塊が、奥の壁が見えないくらいに積み重なっていた。
――ここが蟲の食料庫、か。
蟲の魔物が持って来たのか、それとも元々この蔵で使われていたのか、室内を冷やす魔道具が設置されている。
少しの間室内を見回した俺は、他に得られる情報はないと判断し、第五階梯魔法〝浄化〟を自分の身体にかけて、蔵から外に出た。
「カシム、ルドルフさん、移動しましょう」
俺と同じように、蔵の中を見回したカシムとルドルフは頷く。
「……だな。おい、先に進むぞ」
「動けそうにない者は、近くの奴が支えてやってくれ」
顔色の悪い冒険者達が、歩き出す。
「後悔してるか?」
震えるメデルに、声をかける。
「……」
覚悟はしていたのだろうが、それでも受け止めきれなかった様だ。
いくら聖獣と言っても、メデルは若い。
「……気持ちを整理する時間を、頂けますか?」
メデルの言葉に頷くが、その時間を敵が与えてくれるとは限らない。それでも、メデルや若い冒険者達には、時間が必要だ。
部隊の最後尾を歩きつつ、周囲の魔力を探る。
冒険者達は、建物を見つければ手当たりしだいに生存者がいないか探して行く。
だが、誰一人として生存者を見つける事が出来ていない。
今の所、不自然な程に、屍体も見つかっていなかった。
その代わりに、潜んでいた魔物に何度か襲われたが、俺達を含めた冒険者達が瞬時に対応する。
「お、おい、あれっ!」
誰かの驚く声に、冒険者達の視線が声の向けられた方向に向かう。
「……助、ケ。て」
ガシャガシャと鎧を鳴らし、人間の男が歩いて来る。
「あいつは、確か、金級の奴じゃないか?」
「ああ、調査村にいた奴だ」
どうやら村が襲われた時に、その場にいた冒険者のようだ。
「助け、助ケて、死、ぁ、あぁ」
うわ言のように、同じ様な言葉を発する冒険者を見て、殆どの冒険者は警戒して足を止める。
だが、数人の冒険者が不用意に、様子の可笑しい冒険者に近付く。
「ヴィルヘルム、あの阿保どもを止めろ!」
カシムとルドルフと並ぶように前方に立っていたヴィルヘルムが、即座に動く。
冒険者達を掴み、自分の後ろに引き倒す。
「いでっ」
「おい!何すんだ」
その途端、鎧の下の肉体を突き破り、赤い蛇のような魔物がヴィルヘルムに襲い掛かった。それをヴィルヘルムは槍で薙ぎ払う。
「ぁぁぁ、ァアギィああ!!」
冒険者は、幽鬼に取り憑かれたような動きでヴィルヘルムに襲いかかり、身体から伸びた複数の赤い蛇も同時に襲いかかる。
「寄生型の魔物か!?
魔装〝迅雷〟」
ヴィルヘルムが槍を構え、雷を纏わせる。
「〝雷槍〟」
ヴィルヘルムは、攻撃を躱しつつ、蛇の首を斬り落とす。
冒険者の攻撃は、槍で払い、距離を取る。
「第六階梯魔法〝氷結凍矢〟」
ヴィルヘルムが距離を取った瞬間を狙って、俺は冒険者の身体を狙って〝氷結凍矢〟を放つ。
魔法に射抜かれた冒険者は、自分の身体だけでなく、鎧の下から姿を現していた赤い蛇の魔物諸共氷漬けとなった。
敵を倒したと判断し、敵から視線を外したヴィルヘルムに警戒を促す。
「足下に注意しろ」
首を斬り落とした筈の赤い蛇の魔物が、首だけとなっても腰を抜かす冒険者に向かって動いていた。
「な、何だよコイツ!」
悲鳴に似た声を上げる冒険者。
俺は冷静に、魔法で魔物の息の根を止める。
「……」
俺は、敵が絶命した事を確認して、激しく動揺する心を落ち着かせる為に、自分に『落ち着け』と何度も言い聞かせる。
だが、あの魔物は、本来存在する筈のない魔物だ。
明日羽と俺が、根源となる魔王を殺した為、あの赤い蛇の魔物も全て死んだ筈だった。
「おいおい!何だよ、コイツは!!」
「ぇ、は?何?どう言うこと!?」
次々と冒険者達の口から、言葉が漏れ出る。
動揺、驚愕、困惑、恐怖、と感情は徐々に悪い方向に進んでいく。
だが、1人、他の冒険者達とは違う反応を示す男がいた。
「あれは、『ホムンクルス』……何で、あれが……」
「カシム、落ち着け」
カシムの隣まで歩き、声をかける。
俺の声を聞いたカシムは、「すまん」と言い、深呼吸を繰り返す。
「お前は、あの魔物を知ってるんだな?」
カシムは、顔色を悪くしながら頷く。
「……あいつは、『ホムンクルス』。《禁忌の魔王》が造った、趣味の悪い怪物だ」
「だが、《禁忌の魔王》は勇者達に殺された筈だ!」
ルドルフの言葉に、カシムは頷く。
「そうだ。だから、あの怪物が生きてるなんて、信じられねぇんだ」
落ち着きを徐々に取り戻したカシムは、凍り付いたホムンクルスを睨み付ける。
「……見間違えじゃないんだな?」
「間違いねぇ。俺の仲間達を内側から食い殺して、弄んだ怪物だからな」
カシムの言葉を聞き、質問したルドルフだけでなく、この場にいた殆どの冒険者が息を呑んだ。
種族間戦争の中で、《禁忌の魔王》は直接国を滅ぼしたり、戦場に姿を見せる事は殆ど無かった存在だが、奴の研究の犠牲になった人達の数は数え切れない。
カシムの仲間達も、その犠牲の1人だったのだろう。
「カシム、ホムンクルスについて、知っている事を教えてくれ」
「……悪い。俺も知っている事は、そんなに多くねぇんだ」
カシムは、昔の記憶を引き上げる様に目を閉じる。そして、何故か、開いた目を俺に向けた。
その意味が分からない間に、カシムは視線を冒険者達に向けて話し出す。
「ホムンクルスは、生物に寄生して、宿主の身体を徐々に食い荒らす。そして、徐々に身体の動き、思考を支配しちまう」
「いや、その前に普通死ぬだろ?」
「それに、内側から食われたら、すげえ痛くないか?」
「確かに、支配される前に死にそうだな」
カシムの説明に、幾つかの質問が出る。
「そうだな……。普通なら死ぬ」
「??」
「だが、ホムンクルスに寄生された奴は、首を斬られてもしなねぇんだ」
カシムは、凍り付けになったままの冒険者に視線を向けた。
「『命亡き生者』。ホムンクルスに寄生された奴等を、戦時中はそう呼んだ。聞いた事が、ある奴も1人位はいるんじゃねぇか?」
カシムの言葉を聞いた冒険者達の何人かは、「そう言う事だったのか」と呟く。
10年も前の出来事である上に、種族間戦争中は、様々な情報や憶測が飛び交っていた所為で、真実を知る人は多くない。
カシムが語った話は、そんな大勢の人々が知る事の出来なかった『戦争の真実』。その1つだ。
「『命亡き生者』……。確か、生きたまま不死者にされたって都市の住人の話だったな」
「その所為で、大混乱になった国もあったらしいぞ」
「そんな事があったんですか?」
「……若者に話してやれる様な、英雄譚じゃないからな」
「ああ。知らなくても当然だ」
徐々に、話に熱が入り始める。
手がつけられなくなる前に、ルドルフが冒険者達を落ち着かせた。
「まず、話を整理しようか」
ルドルフは、静まり返った冒険者達を見渡す。
「カシム、他に知っている事は?」
「ホムンクルスは、魔王が造った魔法生物って事以外は知らねぇ」
「魔法生物は、殆どが短命だった筈……。なら、敵の中に、《禁忌の魔王》の研究を引き継いだ黒幕がいるかもしれないな」
動揺する冒険者達だったが、半分以上の冒険者は驚かずに表情を固くした。
カシムの話を聞いた時点で、既に予想していたのだろう。
「次に対策だが……」
再び視線は、カシムに向けられる。
「悪いが、助ける方法は分からねぇ」
「そうか……」
空気が急激に重くなる。
この先、救助作戦を継続したとして、生存者が見つかっても、ホムンクルスに寄生されていては助ける事は出来ない。
それなら、生存者の救助は諦めて、魔物達との戦闘に集中するのも手段の1つだ。
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