18 / 32
18 一騎打ち
しおりを挟む
丘陵を越え、草原地帯へ。
彼方には大軍。ロストックの旗が埋め尽くすようにはためいている。
敵の本陣前に分厚い歩兵隊が槍を並べている。
左右前方には騎馬隊がふたつ。
「敵将バルトルトは慎重な性格と聞いたことがあります。有利な状況でも一度には襲ってこないでしょう」
フリッツが横でそう言った。
わたしとしては短期決戦を望んでいたのだが。
遠征や今までの戦いで兵も疲れている。
グズグズしていれば冬が到来する。雪なんか降れば士気も下がるし兵站にも支障が出るだろう。
「こっちの消耗を狙っているな。少々無理をしてでも攻めるしかない。ここで勝てばロストックは終わりなんだ」
敵の王都ダンツィヒは目の前。
ここまで来て負けるわけにはいかない。本国のため、領民のため、今まで戦ってきた兵のため。
わたし自身の運命を変えるためにも。
「すべてはこの一戦にあり! 敵本陣を陥とすぞ!」
隊列を整え、前進を開始。
敵もすでに再編成を終え、待ち受けている。
中央にアンスバッハの歩兵。
両翼に騎馬隊。後方にザールラント正規軍。
この陣形で進む。ある程度近づくと、敵の騎馬隊が動きだした。
さっき戦った前衛だ。手強いのは十分に分かっている。
弓兵で牽制しつつ、こちらも騎馬隊を出す。
この前衛を完全に叩かないことには敵本陣に近づくことも出来ない。
そして敵騎馬隊の先頭には、あのジギスムント。
悪鬼のような面をしてこちらへ向かってくるさまに、兵たちが怖気づくのが分かる。
「フリッツ、しんどいだろうが敵の騎馬隊を押さえていてくれ。あの男はわたしじゃないと無理だ」
「イルゼ様」
「わたしは大丈夫。絶対に負けない」
アンスバッハ騎馬隊と敵前衛騎馬隊の激突。
騎馬同士のぶつかり合いや剣戟の音が響く。
その混沌とした中でわたしはジギスムントへまっすぐに向かっていった。
髭面の男もわたししか見ていない。
ぐうん、と戦槌を振り上げ、気合の声。
わたしも槍を突き出した。
得物同士がぶつかり、馬ごとよろめくほどの衝撃。
そしてまた間合い──。横からの殴打。柄で弾き、反撃の刺突。
相手の脇腹をかすめたが、そのまま柄をつかまれた。
ぐい、と馬鹿力で引き寄せられる。
ジギスムントは片手で戦槌を振り下ろす。
「こぉのっ」
戦槌を左手で受け止める。
ゴキン、と嫌な音がしたが不思議と痛みはない。
ジギスムントは目を丸くして驚いている。
「化け物か、赤豹」
「黙れ」
力を込め、お互いに得物を奪い取ろうとする。
ギシギシメキメキと力比べになるが勝負はつかない。
わたしはパッと両手を離した。
体勢を崩したジギスムントに向かい、馬から飛び移る。
「貴様っ」
相手の馬上で揉み合いになり、ふたりとも転げ落ちる。
両者とも素手。ジギスムントは腰の短剣を抜こうとしたが、それより速くわたしの拳が入った。
前歯を吹っ飛ばしながらジギスムントは体当たり。
よろめいたところを、足をつかまれて引き倒される。
そこへ馬乗りになるジギスムント。手には短剣が握られていた。
首を狙って振り下ろされる短剣をなんとか受け止めた。
グググ、と体重をかけて押し込もうとしてくる。
刃先が首に触れた。痛みとともに血が出ているのがわかる。
「死ね、赤豹」
髭面が不気味に笑いながらより一層力を込めた時だ。
わたしの視界に映っていたジギスムントの顔が一瞬で消えた。
そして短剣に込めていた力が抜け、ジギスムントの身体が横に倒れる。
傍らに転がっていたのはジギスムントの首だった。
馬上からフリッツが手を伸ばしてくる。
「イルゼ様、立てますか」
「余計なことを」
フリッツの手を払いながらわたしは立ち上がる。
一騎打ちで手助けなんて。しかも背後からの不意打ちだ。
こんなの騎士の名誉に関わる。
わたしが非難しようとしたが、フリッツは離れて騎馬隊の指揮に戻った。
「敵将ジギスムントは討ち取った! 今が好機、敵騎馬隊を殲滅せよ!」
これを機にアンスバッハ騎馬隊は一気に優位に立つ。
あれほど強かった敵騎兵たちを次々と倒していく。
ジギスムントが討たれたことで相当動揺しているようだ。
まとまる事もなく、退却をはじめた。
「徹底して追撃を加えよ」
この崩れた騎馬隊に対して峻烈とも言える追撃。
多くの兵を討たれ、敵の騎馬隊は完全に瓦解した。
フリッツの追撃は本陣近くまで迫る勢いだったが、後衛の歩兵部隊が前進してきたのでそこで断念。
結果としては大きな戦果をあげてわたしの元へ戻ってきた。
わたし達も丘陵地帯までいったん退く。
「イルゼ様、お怪我のほうは?」
フリッツがまずわたしの左手と首の怪我について聞いてくる。
首の出血は止まったが、左手のほうは今頃痛くなってきた。
「問題ない。今は話しかけるな」
骨にヒビぐらいは入ってるのかもしれない。
だけど今はフリッツと話したくなかった。
わたしと互角に戦える程の強者。ジギスムントとの決着のつけ方があんなものになるなんて。
「ともかく前衛の騎馬隊を打ち破る事ができました。これで敵の本陣を攻められます」
「…………」
「その為の準備や編成は任せてもらえますか。敵もすぐには攻勢に転じないでしょうし」
「…………」
「それでは、僕はこれで」
そう言ってフリッツは兵たちのほうへと戻っていった。
好きにすればいい。わたしが絶対勝つって言ったのに勝手な真似をして。
わたしの事を信用してない証拠だ。大体、アイツは昔からわたしに対して余計な気を回しすぎる。
さっきの戦いでも兵の指揮に集中してなければならないのに、騎士の誇りを捨ててまでわたしを助けたんだ。
いや、わたし自身は誇りとか名誉とかにこだわるほどこの世界に感化されていない。
でもフリッツはこの世界の住人だ。
元は貴族出身でないにしろ、騎士道精神は相当叩き込まれているのに。
わたしはイライラしながら兜を脱いで放り投げる。
ズキリと左手が痛み、呻いた。
彼方には大軍。ロストックの旗が埋め尽くすようにはためいている。
敵の本陣前に分厚い歩兵隊が槍を並べている。
左右前方には騎馬隊がふたつ。
「敵将バルトルトは慎重な性格と聞いたことがあります。有利な状況でも一度には襲ってこないでしょう」
フリッツが横でそう言った。
わたしとしては短期決戦を望んでいたのだが。
遠征や今までの戦いで兵も疲れている。
グズグズしていれば冬が到来する。雪なんか降れば士気も下がるし兵站にも支障が出るだろう。
「こっちの消耗を狙っているな。少々無理をしてでも攻めるしかない。ここで勝てばロストックは終わりなんだ」
敵の王都ダンツィヒは目の前。
ここまで来て負けるわけにはいかない。本国のため、領民のため、今まで戦ってきた兵のため。
わたし自身の運命を変えるためにも。
「すべてはこの一戦にあり! 敵本陣を陥とすぞ!」
隊列を整え、前進を開始。
敵もすでに再編成を終え、待ち受けている。
中央にアンスバッハの歩兵。
両翼に騎馬隊。後方にザールラント正規軍。
この陣形で進む。ある程度近づくと、敵の騎馬隊が動きだした。
さっき戦った前衛だ。手強いのは十分に分かっている。
弓兵で牽制しつつ、こちらも騎馬隊を出す。
この前衛を完全に叩かないことには敵本陣に近づくことも出来ない。
そして敵騎馬隊の先頭には、あのジギスムント。
悪鬼のような面をしてこちらへ向かってくるさまに、兵たちが怖気づくのが分かる。
「フリッツ、しんどいだろうが敵の騎馬隊を押さえていてくれ。あの男はわたしじゃないと無理だ」
「イルゼ様」
「わたしは大丈夫。絶対に負けない」
アンスバッハ騎馬隊と敵前衛騎馬隊の激突。
騎馬同士のぶつかり合いや剣戟の音が響く。
その混沌とした中でわたしはジギスムントへまっすぐに向かっていった。
髭面の男もわたししか見ていない。
ぐうん、と戦槌を振り上げ、気合の声。
わたしも槍を突き出した。
得物同士がぶつかり、馬ごとよろめくほどの衝撃。
そしてまた間合い──。横からの殴打。柄で弾き、反撃の刺突。
相手の脇腹をかすめたが、そのまま柄をつかまれた。
ぐい、と馬鹿力で引き寄せられる。
ジギスムントは片手で戦槌を振り下ろす。
「こぉのっ」
戦槌を左手で受け止める。
ゴキン、と嫌な音がしたが不思議と痛みはない。
ジギスムントは目を丸くして驚いている。
「化け物か、赤豹」
「黙れ」
力を込め、お互いに得物を奪い取ろうとする。
ギシギシメキメキと力比べになるが勝負はつかない。
わたしはパッと両手を離した。
体勢を崩したジギスムントに向かい、馬から飛び移る。
「貴様っ」
相手の馬上で揉み合いになり、ふたりとも転げ落ちる。
両者とも素手。ジギスムントは腰の短剣を抜こうとしたが、それより速くわたしの拳が入った。
前歯を吹っ飛ばしながらジギスムントは体当たり。
よろめいたところを、足をつかまれて引き倒される。
そこへ馬乗りになるジギスムント。手には短剣が握られていた。
首を狙って振り下ろされる短剣をなんとか受け止めた。
グググ、と体重をかけて押し込もうとしてくる。
刃先が首に触れた。痛みとともに血が出ているのがわかる。
「死ね、赤豹」
髭面が不気味に笑いながらより一層力を込めた時だ。
わたしの視界に映っていたジギスムントの顔が一瞬で消えた。
そして短剣に込めていた力が抜け、ジギスムントの身体が横に倒れる。
傍らに転がっていたのはジギスムントの首だった。
馬上からフリッツが手を伸ばしてくる。
「イルゼ様、立てますか」
「余計なことを」
フリッツの手を払いながらわたしは立ち上がる。
一騎打ちで手助けなんて。しかも背後からの不意打ちだ。
こんなの騎士の名誉に関わる。
わたしが非難しようとしたが、フリッツは離れて騎馬隊の指揮に戻った。
「敵将ジギスムントは討ち取った! 今が好機、敵騎馬隊を殲滅せよ!」
これを機にアンスバッハ騎馬隊は一気に優位に立つ。
あれほど強かった敵騎兵たちを次々と倒していく。
ジギスムントが討たれたことで相当動揺しているようだ。
まとまる事もなく、退却をはじめた。
「徹底して追撃を加えよ」
この崩れた騎馬隊に対して峻烈とも言える追撃。
多くの兵を討たれ、敵の騎馬隊は完全に瓦解した。
フリッツの追撃は本陣近くまで迫る勢いだったが、後衛の歩兵部隊が前進してきたのでそこで断念。
結果としては大きな戦果をあげてわたしの元へ戻ってきた。
わたし達も丘陵地帯までいったん退く。
「イルゼ様、お怪我のほうは?」
フリッツがまずわたしの左手と首の怪我について聞いてくる。
首の出血は止まったが、左手のほうは今頃痛くなってきた。
「問題ない。今は話しかけるな」
骨にヒビぐらいは入ってるのかもしれない。
だけど今はフリッツと話したくなかった。
わたしと互角に戦える程の強者。ジギスムントとの決着のつけ方があんなものになるなんて。
「ともかく前衛の騎馬隊を打ち破る事ができました。これで敵の本陣を攻められます」
「…………」
「その為の準備や編成は任せてもらえますか。敵もすぐには攻勢に転じないでしょうし」
「…………」
「それでは、僕はこれで」
そう言ってフリッツは兵たちのほうへと戻っていった。
好きにすればいい。わたしが絶対勝つって言ったのに勝手な真似をして。
わたしの事を信用してない証拠だ。大体、アイツは昔からわたしに対して余計な気を回しすぎる。
さっきの戦いでも兵の指揮に集中してなければならないのに、騎士の誇りを捨ててまでわたしを助けたんだ。
いや、わたし自身は誇りとか名誉とかにこだわるほどこの世界に感化されていない。
でもフリッツはこの世界の住人だ。
元は貴族出身でないにしろ、騎士道精神は相当叩き込まれているのに。
わたしはイライラしながら兜を脱いで放り投げる。
ズキリと左手が痛み、呻いた。
0
あなたにおすすめの小説
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
王太子妃専属侍女の結婚事情
蒼あかり
恋愛
伯爵家の令嬢シンシアは、ラドフォード王国 王太子妃の専属侍女だ。
未だ婚約者のいない彼女のために、王太子と王太子妃の命で見合いをすることに。
相手は王太子の側近セドリック。
ところが、幼い見た目とは裏腹に令嬢らしからぬはっきりとした物言いのキツイ性格のシンシアは、それが元でお見合いをこじらせてしまうことに。
そんな二人の行く末は......。
☆恋愛色は薄めです。
☆完結、予約投稿済み。
新年一作目は頑張ってハッピーエンドにしてみました。
ふたりの喧嘩のような言い合いを楽しんでいただければと思います。
そこまで激しくはないですが、そういうのが苦手な方はご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
拾われ子のスイ
蒼居 夜燈
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞】
記憶にあるのは、自分を見下ろす紅い眼の男と、母親の「出ていきなさい」という怒声。
幼いスイは故郷から遠く離れた西大陸の果てに、ドラゴンと共に墜落した。
老夫婦に拾われたスイは墜落から七年後、二人の逝去をきっかけに養祖父と同じハンターとして生きていく為に旅に出る。
――紅い眼の男は誰なのか、母は自分を本当に捨てたのか。
スイは、故郷を探す事を決める。真実を知る為に。
出会いと別れを繰り返し、命懸けの戦いを繰り返し、喜びと悲しみを繰り返す。
清濁が混在する世界に、スイは何を見て何を思い、何を選ぶのか。
これは、ひとりの少女が世界と己を知りながら成長していく物語。
※週2回(木・日)更新。
※誤字脱字報告に関しては感想とは異なる為、修正が済み次第削除致します。ご容赦ください。
※カクヨム様にて先行公開(登場人物紹介はアルファポリス様でのみ掲載)
※表紙画像、その他キャラクターのイメージ画像はAIイラストアプリで作成したものです。再現不足で色彩の一部が作中描写とは異なります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』
鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、
仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。
厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議――
最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。
だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、
結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。
そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、
次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。
同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。
数々の試練が二人を襲うが――
蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、
結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。
そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、
秘書と社長の関係を静かに越えていく。
「これからの人生も、そばで支えてほしい。」
それは、彼が初めて見せた弱さであり、
結衣だけに向けた真剣な想いだった。
秘書として。
一人の女性として。
結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。
仕事も恋も全力で駆け抜ける、
“冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。
混血の私が純血主義の竜人王子の番なわけない
三国つかさ
恋愛
竜人たちが通う学園で、竜人の王子であるレクスをひと目見た瞬間から恋に落ちてしまった混血の少女エステル。好き過ぎて狂ってしまいそうだけど、分不相応なので必死に隠すことにした。一方のレクスは涼しい顔をしているが、純血なので実は番に対する感情は混血のエステルより何倍も深いのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる