続く

すなみ やかり

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魔力

たりない

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数日たった。
また魔力が僕に会いに来た。
〈できたよ~!バレてないし!〉
ありがとう。
僕は作った色とりどりの花束を握った。
〈バレないようにね。いってらっしゃい〉

ストッ。
僕は現実に戻った。
家にいる。
お父様の目の前にたっている。
「お父様!」
僕はお父様に抱きついた。
お父様の目には涙が輝いていた。
「どうしたの?」
「なにもないよ…牢屋に入れてごめんな。」
お父様が涙声で言う。
「別にいいよ。どうして入れたの?」
「…誤解だから大丈夫」
お父様が僕を抱きしめる。
嬉しい…僕は、みんなの上にたっている。
どうだ!
血のつながっている奴らめ!
「そういえばお前の魔法…星に変えられない。」
「え…じゃあどうするの?」
「そのままだ。変えられないなら、隠す。」
お父様が深刻そうな顔で言う。
「じゃあ、僕、公爵になれないよ…?」
「そうだ」
お父様は黙る。
「じゃあ僕は何になればいいの!?」
僕は問い詰める。
ごーんごーん…教会の鐘の音だ。
葬式が行われるときの音。
きっと、僕が消した子たちの葬式だ。
「また後でこの話をしよう」
お父様は走り去っていった。
死んでもかまわれるなんて
…羨ましい。
僕は、お父様の子なんだよ?
一番大事にするべきだ!
僕は走って僕の部屋に戻ってきて、ドアノブに手をかけた。
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