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Ch1・令嬢たちの初恋と黒の陰謀
1ー16・ふたりの思い出
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後にミューテアの社交界にてクロ姫と呼ばれ、恐れられるようになるアイテレーゼ・クレザード・ルルシアが、アルケリ島を訪れた理由は、単に暇潰しだった。
地上世界に用事があったのは彼女の父であるアーク・ヴィルゲズ・ルルシア。しかしその用事の具体的な内容は、アイテレーゼは聞かされていない。
ただアークは、地上世界というのがどんなものか、試しに体験しておくのもいいと、娘を連れて来て、そしてしばらくは好きに行動させる事にした。そしてアイテレーゼが暇潰しの場を求めて、適当に訪れてみたのがアルケリ島だったのだった。
「妙な匂い、これが潮風というやつね」
島の海岸。
着陸させた飛行船から、ふたりの護衛と共に出てきたアイテレーゼ。
護衛はふたりともコード能力者の女性。ひとりは黒ブチメガネをかけていて、もうひとりはリュックを背負っている。
「こりゃ珍しい、空中世界の方じゃないですかい?」
いかにも怪しげな、にやけた顔で声をかけてきた顔にタトゥーの男。
そのならず者が、アイテレーゼが初めて会った地上世界の人間であった。
「そうだけど、何?」
別にアイテレーゼは恐怖にかられたりはしない。あらかじめ父から、地上は治安が悪いと聞いてもいた。
「へへ、お嬢ちゃん、ちょいとばかし、おとなしくし」
男が懐からナイフを出した瞬間、範囲歩という特殊技能により、男の背後に一瞬で移動し、その顔を地に叩きつけた、メガネの方の護衛。
それから、男が気を失っているのを一応確かめてから、彼女はゆっくり歩いて、アイテレーゼの元へ戻ろうとした。
その時だった。
「コード能力? 空間移動の?」
真っ先に気づいたのはアイテレーゼだった。
空中世界からであろう飛行船が、海岸に着陸したようであると聞き、すぐにその場にやって来たユイトに。
子供ではあったが、一応アイテレーゼも、ふたりの護衛も身構える。彼は明らかにコード能力で、風を操り、飛んできていたからだ。
「あなた、誰?」
「いや、きみが誰?」
当時、アイテレーゼと同じく、まだ一桁の年齢ではあったが、恵まれた特殊技能と、天性の戦闘能力により、アルケリ島のみならず、周囲の島々でも、その名は知られてるほどだったユイト。
「わたしはアイテレーゼ・クレザード・ルルシアよ」
「おれはユイト・キサラギ・アルケリ」
そして護衛の女性ふたりを交互に見てから、彼女らにも聞く。
「おねえさんたちは?」
ふたりがおねえさん、というような年代なのかは、ユイトには判断つかなかったが、一応おばさんたちとは言わなかった。
メガネの女性はカーリー。リュックを背負った女性はラウラと名乗った。
「その人は?」
倒れたタトゥー男を指差し、尋ねるユイト。
「さあ、知らない人。でもいい感じじゃなかったわよ」
答えるアイテレーゼ。
「いい感じだったら驚くよ。そのタトゥー、多分ビリエラの一味だ」
ビリエラ一味は、地上世界でも、特に大きな勢力を誇る海賊団のひとつで、アルケリ島の周辺地域にも、時たま傘下の者たちが現れていた。
「でも、単独でこの島に来たって事は、多分、追放されたとかだと思う」
「どうするのですか?」
波打ち際に来て、手を水につけたユイトに、ラウラが問う。
「彼を連れてってくれる人たちを呼ぶよ」
水を取り込むユイト。
それで手に持っていたナイフらしき何かの色が変わった事で、それが転移具である事に気づいたアイテレーゼたち。
「再創造」
実は当時、ユイト自身知らなかった、その特殊技能の名称を口にしたアイテレーゼ。
実は再創造は、珍しい能力ではあるが、使用者が強力である場合が多く、空中世界ではそれなりに有名な特殊技能。
その再創造で水を取り込み、ユイトは、まさに天まで届かせようというほどの大きな水柱を発生させる。
数分後には、ユイトより二歳下の妹カナメや、村の何人かの人たちが、何事かと駆けつけた。
そして数十分後には、5人ほどの男たちが、アルケリ島に船を上陸させた。
地上世界には、政府が統治するような国家は存在しないが、完全な無法地帯というわけではない。一般人を悪党から守る事を目的とした、いわば自警団が大量に存在している。
ユイトが水柱の合図で呼んだのは、近場を巡回する、そういう自警団の船だった。
ーー
「村長?」
タトゥー男を引き取った人たちの船が島から発った後、ユイトとアイテレーゼたちの間に入った白髪の男性。アルケリの村長。
「それで、あなた方はなぜこんなとこに?」
村長は、誰よりも、空中世界から来た来訪者たちを警戒していた。しかし、後にレイたちが来た時と同様、それは無用な心配であった。
「ここ、波も穏やかで、風も気持ちいい。少しの間、停泊していいかしら」
直に向き合い、彼女らに悪意がなさそうだと判断した村長は、許可し、アイテレーゼたちは島にしばらく滞在する事になったのだった。
ーー
しかし別に、地上の文明や人に興味があったわけではないアイテレーゼは、海岸線で、涼しい風に吹かれながら、空中世界から持ってきた立体映像画面のゲームばかり最初はやっていた。
年が近く、積極的に仲良くなろうとしてきたユイトやカナメを、最初は邪険に扱った彼女。
しかし結局、いつの間にやら3人は仲良くなった。
ーー
「もう友達だし、もっと親しげに呼びなさいよ」
ある時照れくさそうにアイテレーゼは言った。
彼女としては、呼び捨てで呼べばいい、という意味のつもりだった。
「じゃあねえ、アイちゃん?」
「おれも、じゃあそう呼ぶよ、アイちゃんって」
ユイトたち兄妹は、呼び名を文字通り親しげに変えただけであった。
ーー
3人は毎日のように遊んだが、しかし、アイテレーゼのいれる時間は短かった。
「お父様だ、迎えに来た」
その迎えの船は突然やって来た。
別れの間際。
「また、会えるよね」
暗い顔で言うカナメをアイテレーゼは抱きしめた。
「いえ、きっともう会えないわ」
彼女はそう言った。
「そんな事ないよ、いつか空中世界に会いに行くよ」
ユイトは力強く言った。
「ユイト」
そこでアイテレーゼは体も声も震わせ、そして叫んだ。
「さよなら」
そうして彼女はアルケリ島を去って行った。
ユイトたちはそれから空中世界について、できる限り学び、そしてアイテレーゼがなぜ、もう会えないだろうと言っていたのか、その理由も理解してしまった。
つまり空中世界というのは、彼らが考えていたよりずっと広大な、広大すぎる世界だったのだ。
地上世界というシビアな環境に育ったユイトたちは、現実を直視するのは得意だ。ふたりは確かに、もう二度と彼女には会えないだろうと考えた。
ーー
「レイくんたちから話を持ちかけられた時も、期待だってしてなかった。だからほんとに驚いたよ」
パーティー会場に戻り、ユイトは、アイテレーゼと自分との関わりを、思い出せる限りレイたちに話した。
「クロ姫にそんな過去が」
最もはっきり驚きを見せていたニーシャ。
「あなたが以前言っていた、島に停泊していた空中世界の人とは、彼女の事だったのですね」
少し複雑そうなミユ。
「そういう事だったか」
まったくいつからだったのか、自然とその場に立っていたガーディ。
「おまえ」
「ガーディ」
レイとエミィが同時に驚きの声を出す。
「何の用ですか?」とミユ。
「そう警戒するな。詳しくは言えないが、そもそもおれの本来の任務に、おまえたちは何の関係もないんだ。それより」
彼は、特にユイトにその鋭い視線を向けながら続けた。
「依頼主だし、おれはアイテレーゼに協力してるけど、今は何か嫌な予感がしてる」
それから今度はユイトに対してだけ言った。
「ユイト、気をつけろ。昔はどうあれ、多分、あいつはもうおまえの知ってるあいつじゃない」
──
"範囲歩"(コード能力事典・特殊技能49)
最もシンプルと言われる空間転移の特殊技能。
自らを乗せている空間を曲げて、移動範囲を広める。
狙った位置にかなり正確に移動できるが、遠くになるほど、狙いを定めるのに時間がかかる。
地上世界に用事があったのは彼女の父であるアーク・ヴィルゲズ・ルルシア。しかしその用事の具体的な内容は、アイテレーゼは聞かされていない。
ただアークは、地上世界というのがどんなものか、試しに体験しておくのもいいと、娘を連れて来て、そしてしばらくは好きに行動させる事にした。そしてアイテレーゼが暇潰しの場を求めて、適当に訪れてみたのがアルケリ島だったのだった。
「妙な匂い、これが潮風というやつね」
島の海岸。
着陸させた飛行船から、ふたりの護衛と共に出てきたアイテレーゼ。
護衛はふたりともコード能力者の女性。ひとりは黒ブチメガネをかけていて、もうひとりはリュックを背負っている。
「こりゃ珍しい、空中世界の方じゃないですかい?」
いかにも怪しげな、にやけた顔で声をかけてきた顔にタトゥーの男。
そのならず者が、アイテレーゼが初めて会った地上世界の人間であった。
「そうだけど、何?」
別にアイテレーゼは恐怖にかられたりはしない。あらかじめ父から、地上は治安が悪いと聞いてもいた。
「へへ、お嬢ちゃん、ちょいとばかし、おとなしくし」
男が懐からナイフを出した瞬間、範囲歩という特殊技能により、男の背後に一瞬で移動し、その顔を地に叩きつけた、メガネの方の護衛。
それから、男が気を失っているのを一応確かめてから、彼女はゆっくり歩いて、アイテレーゼの元へ戻ろうとした。
その時だった。
「コード能力? 空間移動の?」
真っ先に気づいたのはアイテレーゼだった。
空中世界からであろう飛行船が、海岸に着陸したようであると聞き、すぐにその場にやって来たユイトに。
子供ではあったが、一応アイテレーゼも、ふたりの護衛も身構える。彼は明らかにコード能力で、風を操り、飛んできていたからだ。
「あなた、誰?」
「いや、きみが誰?」
当時、アイテレーゼと同じく、まだ一桁の年齢ではあったが、恵まれた特殊技能と、天性の戦闘能力により、アルケリ島のみならず、周囲の島々でも、その名は知られてるほどだったユイト。
「わたしはアイテレーゼ・クレザード・ルルシアよ」
「おれはユイト・キサラギ・アルケリ」
そして護衛の女性ふたりを交互に見てから、彼女らにも聞く。
「おねえさんたちは?」
ふたりがおねえさん、というような年代なのかは、ユイトには判断つかなかったが、一応おばさんたちとは言わなかった。
メガネの女性はカーリー。リュックを背負った女性はラウラと名乗った。
「その人は?」
倒れたタトゥー男を指差し、尋ねるユイト。
「さあ、知らない人。でもいい感じじゃなかったわよ」
答えるアイテレーゼ。
「いい感じだったら驚くよ。そのタトゥー、多分ビリエラの一味だ」
ビリエラ一味は、地上世界でも、特に大きな勢力を誇る海賊団のひとつで、アルケリ島の周辺地域にも、時たま傘下の者たちが現れていた。
「でも、単独でこの島に来たって事は、多分、追放されたとかだと思う」
「どうするのですか?」
波打ち際に来て、手を水につけたユイトに、ラウラが問う。
「彼を連れてってくれる人たちを呼ぶよ」
水を取り込むユイト。
それで手に持っていたナイフらしき何かの色が変わった事で、それが転移具である事に気づいたアイテレーゼたち。
「再創造」
実は当時、ユイト自身知らなかった、その特殊技能の名称を口にしたアイテレーゼ。
実は再創造は、珍しい能力ではあるが、使用者が強力である場合が多く、空中世界ではそれなりに有名な特殊技能。
その再創造で水を取り込み、ユイトは、まさに天まで届かせようというほどの大きな水柱を発生させる。
数分後には、ユイトより二歳下の妹カナメや、村の何人かの人たちが、何事かと駆けつけた。
そして数十分後には、5人ほどの男たちが、アルケリ島に船を上陸させた。
地上世界には、政府が統治するような国家は存在しないが、完全な無法地帯というわけではない。一般人を悪党から守る事を目的とした、いわば自警団が大量に存在している。
ユイトが水柱の合図で呼んだのは、近場を巡回する、そういう自警団の船だった。
ーー
「村長?」
タトゥー男を引き取った人たちの船が島から発った後、ユイトとアイテレーゼたちの間に入った白髪の男性。アルケリの村長。
「それで、あなた方はなぜこんなとこに?」
村長は、誰よりも、空中世界から来た来訪者たちを警戒していた。しかし、後にレイたちが来た時と同様、それは無用な心配であった。
「ここ、波も穏やかで、風も気持ちいい。少しの間、停泊していいかしら」
直に向き合い、彼女らに悪意がなさそうだと判断した村長は、許可し、アイテレーゼたちは島にしばらく滞在する事になったのだった。
ーー
しかし別に、地上の文明や人に興味があったわけではないアイテレーゼは、海岸線で、涼しい風に吹かれながら、空中世界から持ってきた立体映像画面のゲームばかり最初はやっていた。
年が近く、積極的に仲良くなろうとしてきたユイトやカナメを、最初は邪険に扱った彼女。
しかし結局、いつの間にやら3人は仲良くなった。
ーー
「もう友達だし、もっと親しげに呼びなさいよ」
ある時照れくさそうにアイテレーゼは言った。
彼女としては、呼び捨てで呼べばいい、という意味のつもりだった。
「じゃあねえ、アイちゃん?」
「おれも、じゃあそう呼ぶよ、アイちゃんって」
ユイトたち兄妹は、呼び名を文字通り親しげに変えただけであった。
ーー
3人は毎日のように遊んだが、しかし、アイテレーゼのいれる時間は短かった。
「お父様だ、迎えに来た」
その迎えの船は突然やって来た。
別れの間際。
「また、会えるよね」
暗い顔で言うカナメをアイテレーゼは抱きしめた。
「いえ、きっともう会えないわ」
彼女はそう言った。
「そんな事ないよ、いつか空中世界に会いに行くよ」
ユイトは力強く言った。
「ユイト」
そこでアイテレーゼは体も声も震わせ、そして叫んだ。
「さよなら」
そうして彼女はアルケリ島を去って行った。
ユイトたちはそれから空中世界について、できる限り学び、そしてアイテレーゼがなぜ、もう会えないだろうと言っていたのか、その理由も理解してしまった。
つまり空中世界というのは、彼らが考えていたよりずっと広大な、広大すぎる世界だったのだ。
地上世界というシビアな環境に育ったユイトたちは、現実を直視するのは得意だ。ふたりは確かに、もう二度と彼女には会えないだろうと考えた。
ーー
「レイくんたちから話を持ちかけられた時も、期待だってしてなかった。だからほんとに驚いたよ」
パーティー会場に戻り、ユイトは、アイテレーゼと自分との関わりを、思い出せる限りレイたちに話した。
「クロ姫にそんな過去が」
最もはっきり驚きを見せていたニーシャ。
「あなたが以前言っていた、島に停泊していた空中世界の人とは、彼女の事だったのですね」
少し複雑そうなミユ。
「そういう事だったか」
まったくいつからだったのか、自然とその場に立っていたガーディ。
「おまえ」
「ガーディ」
レイとエミィが同時に驚きの声を出す。
「何の用ですか?」とミユ。
「そう警戒するな。詳しくは言えないが、そもそもおれの本来の任務に、おまえたちは何の関係もないんだ。それより」
彼は、特にユイトにその鋭い視線を向けながら続けた。
「依頼主だし、おれはアイテレーゼに協力してるけど、今は何か嫌な予感がしてる」
それから今度はユイトに対してだけ言った。
「ユイト、気をつけろ。昔はどうあれ、多分、あいつはもうおまえの知ってるあいつじゃない」
──
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