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第十三章 星屑になった悪魔
星屑になった悪魔③
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「羽音」
「んッ……」
優しく自分を抱き上げる声と、優しい温もりに、羽音は目を覚ます。
──なんて優しい声なんだろう。それに、凄く懐かしい……。
羽音は無意識に、その温もりに頬擦りをする。
「ふふっ。可愛い」
そんな羽音を、愛おしそうに抱き締めてくれた。
「君が……瑞稀……?」
「はい。俺が九条瑞稀です」
「あぁ、やっぱり……」
羽音は思わず微笑んだ。自分の予想が当たっていたことが嬉しかった。彼が、瑞稀だといいな……と、羽音は思っていたのだ。
「瑞稀は、僕の恋人なの?」
「ええ。そうです」
「じゃあ……その、あの……」
「ふふっ。体の関係だってあります。今の羽音は覚えていないだろうけど……」
「え⁉」
「はい。俺は、貴方を抱きましたよ」
恋人なんだし、もうそこまで子供じゃないのだから、体の関係があっても別に不思議ではないだろう。でも、羽音は恥ずかしくて……瑞稀のキャソックにしがみついて、顔を隠した。
「あなたをこの湖で見つけた時、真っ白な羽がとても綺麗で……。俺は、貴方に一目惚れをしました」
瑞稀が少し照れ臭そうに微笑む。
「あの夜……空が急に明るくなって部屋の窓を開けたら、誰かが俺を呼ぶ声がしたんです」
「呼ぶ声……?」
「はい。『寂しい、寂しい……誰か助けて』って。その声に導かれて、俺は湖に行きました。そしたら……天使がいた。あの声は、羽音だったんですね」
「瑞稀……」
「あの時から、俺の気持ちは全然変わっていません。インキュバスの貴方だって、本当に綺麗です」
「き、綺麗なんかじゃないです」
「いいえ、綺麗ですよ。だから見た目なんかの問題じゃないんです」
瑞稀が、寂しそうに目を伏せた。
「インキュバスになることで、羽音が羽音でなくなってしまうことが……俺には、耐えられない」
今にも泣き出しそうな顔をするものだから、羽音は瑞稀を優しく抱き締める。瑞稀が寂しそうな顔をすることが、羽音は何よりも辛く感じられたから。
「瑞稀、泣かないで……」
「俺は、俺は……貴方がいなくなってしまったら……生きていけない……」
小さく肩を震わせる瑞稀を、更に力を入れて抱き締めた。
そして感じる。
自分は、どんな姿でも生きていなければならない。そして、例えインキュバスだとしても、神父に愛されてもいいのだ……と。なぜなら、自分はこんなにも瑞稀に愛されているのだから。
「瑞稀、お願いがあります」
羽音は、瑞稀の顔を覗き込んだ。
「僕は、君から精液を分け与えられるくらいなら、死んでもいいと思ってました。その思いは今も変わりません」
「羽音……貴方は、本当に強情だ」
「それから、僕は君と一緒に生きてみたかった。それから……」
羽音は瑞稀を見つめながら、フワリと微笑んだ。
「瑞稀とクリスマスを一緒に、お祝いがしたかった」
「羽音……記憶が?」
瑞稀の言葉に、羽音が寂しそうにフルフルと首を振る。
「全部は思い出せません。クリスマスツリーが綺麗だったことと、君の腕の中が温かったことと……それから……」
「それから?」
「君とのキスが気持ちよかったことは、思い出しました」
羽音は瑞稀の首に腕を回し、その体を恐る恐る抱き寄せて……そっと、唇を重ね合わせる。その柔らかさと温かさに、羽音の胸が締め付けられた。
そんな羽音を許さない、と言わんばかりに体の中を黒いドロドロした物が流れる感覚を覚える。
「飲み込まれる……」
羽音は自分に襲い掛かってくる、得体の知れない何かに、強い強い恐怖を感じた。ゆっくりと、でも確実にハノンがゆっくりと忍び寄ってきている。
「ねぇ、瑞稀。ミセス・サラと、教会のクリスマスツリーを見た日の事を覚えていますか?」
「はい、覚えています」
「あの時、ミセス・サラが僕の為に『最後の砦』を用意してくれた。僕が、インキュバスにならない、たった一つの残された方法」
「まさか……駄目です、羽音。そんなの駄目だ」
「いいえ、瑞稀。今、まさにその時が来たのです」
「羽音……」
あの日ミセス・サラは、羽音の為に『最後の砦』を用意してくれた。
それは、秘密の『合言葉』で、インキュバスに身も心も支配されそうになった時に使いなさいと、笑顔で教えてくれた。
それでも、「本当に本当に最後の最後まで、この言葉を言っては駄目よ」と、何回も何回も念を押されたのだった。
「だって、あの合言葉を言ったら……」
「はい。僕共々、インキュバスのハノンが消滅します」
「わかってるのになんで……」
「でも、僕は人間のまま星屑になりたい。だから……」
「駄目だ、駄目だ羽音」
「瑞稀……」
「お願い、そんな合言葉なんて言わないで。俺を置いて行かないで……」
子供のように嫌々をしながら首を振る瑞稀の髪を、そっと撫でてやる。
「瑞稀……僕はもう、インキュバスになんてなりたくない。だから、合言葉を言います」
「羽音……嫌だ……」
「瑞稀、愛してます。だから『さよなら』だよ」
「嫌だ……」
「瑞稀、『さよなら』」
瑞稀がハノンをきつく抱き締めようとした瞬間、シュッとひとつの流れ星が綺麗な尾を引いて夜空を駆け抜けた。その流れ星は一瞬で消えてしまったけど、後から後からまるで流星群のように、たくさんの星達が夜空を駆け抜けていく。
それは、羽音と瑞稀が湖で出会った日の光景と、とてもよく似ていた。あの日、瑞稀は羽音の真っ白な羽を「天使みたいに綺麗だ」と言ってくれた。羽音は、それがとても嬉しかったのだ。
「瑞稀……僕は何もいらないよ」
「え……?」
「だって、僕は今、こんなにも幸せだから……」
たくさんの流れ星が、羽音と瑞稀の上に降り注ぎ、湖へと消えて行った。
「もう何もいらない。僕は、瑞稀が大好き」
いつの間にか真っ黒な羽は消えて、銀色の髪がサラサラと冷たい風に揺れている。そんな中、羽音は愛しい人を見つめて微笑んだ。
「瑞稀が……大好き……」
「……羽音? 羽音、ですか……?」
「はい」
羽音は瑞稀に向かってにっこりと微笑む。
その笑顔を見て、瑞稀が体を起こしギュッと羽音を抱き締めた。そのあまりの力強さに、羽音は一瞬顔を顰めたけど、「ふふっ」と思わず笑ってしまう。
変わらない瑞稀の腕の中は、やっぱり落ち着くし、そして……温かい。羽音は、瑞稀の胸に顔を埋めて、頬擦りをした。
「あぁ……羽音だ……羽音だぁ……」
瑞稀の体が小刻みに震えている。驚いて羽音が体を離せば、瑞稀が静かに泣いていた。
その温かい涙を唇で掬い取ってやる。瑞稀の涙は温かくて塩辛かった。
「会いたかった」
瑞稀が照れくさそうに笑った。
「良かった……瑞稀が笑ってる」
この瞬間、羽音の心の中で、ゆっくりと時計の針が止まったのを感じる。
「もうこれで、思い残すことなんてない」
瑞稀の涙が羽音の頬に垂れて、ゆっくりと伝っていく。その温もりに、羽音の凍え切った心が、春の日差しを浴びてキラキラと輝く雪のように溶けて行った。
「んッ……」
優しく自分を抱き上げる声と、優しい温もりに、羽音は目を覚ます。
──なんて優しい声なんだろう。それに、凄く懐かしい……。
羽音は無意識に、その温もりに頬擦りをする。
「ふふっ。可愛い」
そんな羽音を、愛おしそうに抱き締めてくれた。
「君が……瑞稀……?」
「はい。俺が九条瑞稀です」
「あぁ、やっぱり……」
羽音は思わず微笑んだ。自分の予想が当たっていたことが嬉しかった。彼が、瑞稀だといいな……と、羽音は思っていたのだ。
「瑞稀は、僕の恋人なの?」
「ええ。そうです」
「じゃあ……その、あの……」
「ふふっ。体の関係だってあります。今の羽音は覚えていないだろうけど……」
「え⁉」
「はい。俺は、貴方を抱きましたよ」
恋人なんだし、もうそこまで子供じゃないのだから、体の関係があっても別に不思議ではないだろう。でも、羽音は恥ずかしくて……瑞稀のキャソックにしがみついて、顔を隠した。
「あなたをこの湖で見つけた時、真っ白な羽がとても綺麗で……。俺は、貴方に一目惚れをしました」
瑞稀が少し照れ臭そうに微笑む。
「あの夜……空が急に明るくなって部屋の窓を開けたら、誰かが俺を呼ぶ声がしたんです」
「呼ぶ声……?」
「はい。『寂しい、寂しい……誰か助けて』って。その声に導かれて、俺は湖に行きました。そしたら……天使がいた。あの声は、羽音だったんですね」
「瑞稀……」
「あの時から、俺の気持ちは全然変わっていません。インキュバスの貴方だって、本当に綺麗です」
「き、綺麗なんかじゃないです」
「いいえ、綺麗ですよ。だから見た目なんかの問題じゃないんです」
瑞稀が、寂しそうに目を伏せた。
「インキュバスになることで、羽音が羽音でなくなってしまうことが……俺には、耐えられない」
今にも泣き出しそうな顔をするものだから、羽音は瑞稀を優しく抱き締める。瑞稀が寂しそうな顔をすることが、羽音は何よりも辛く感じられたから。
「瑞稀、泣かないで……」
「俺は、俺は……貴方がいなくなってしまったら……生きていけない……」
小さく肩を震わせる瑞稀を、更に力を入れて抱き締めた。
そして感じる。
自分は、どんな姿でも生きていなければならない。そして、例えインキュバスだとしても、神父に愛されてもいいのだ……と。なぜなら、自分はこんなにも瑞稀に愛されているのだから。
「瑞稀、お願いがあります」
羽音は、瑞稀の顔を覗き込んだ。
「僕は、君から精液を分け与えられるくらいなら、死んでもいいと思ってました。その思いは今も変わりません」
「羽音……貴方は、本当に強情だ」
「それから、僕は君と一緒に生きてみたかった。それから……」
羽音は瑞稀を見つめながら、フワリと微笑んだ。
「瑞稀とクリスマスを一緒に、お祝いがしたかった」
「羽音……記憶が?」
瑞稀の言葉に、羽音が寂しそうにフルフルと首を振る。
「全部は思い出せません。クリスマスツリーが綺麗だったことと、君の腕の中が温かったことと……それから……」
「それから?」
「君とのキスが気持ちよかったことは、思い出しました」
羽音は瑞稀の首に腕を回し、その体を恐る恐る抱き寄せて……そっと、唇を重ね合わせる。その柔らかさと温かさに、羽音の胸が締め付けられた。
そんな羽音を許さない、と言わんばかりに体の中を黒いドロドロした物が流れる感覚を覚える。
「飲み込まれる……」
羽音は自分に襲い掛かってくる、得体の知れない何かに、強い強い恐怖を感じた。ゆっくりと、でも確実にハノンがゆっくりと忍び寄ってきている。
「ねぇ、瑞稀。ミセス・サラと、教会のクリスマスツリーを見た日の事を覚えていますか?」
「はい、覚えています」
「あの時、ミセス・サラが僕の為に『最後の砦』を用意してくれた。僕が、インキュバスにならない、たった一つの残された方法」
「まさか……駄目です、羽音。そんなの駄目だ」
「いいえ、瑞稀。今、まさにその時が来たのです」
「羽音……」
あの日ミセス・サラは、羽音の為に『最後の砦』を用意してくれた。
それは、秘密の『合言葉』で、インキュバスに身も心も支配されそうになった時に使いなさいと、笑顔で教えてくれた。
それでも、「本当に本当に最後の最後まで、この言葉を言っては駄目よ」と、何回も何回も念を押されたのだった。
「だって、あの合言葉を言ったら……」
「はい。僕共々、インキュバスのハノンが消滅します」
「わかってるのになんで……」
「でも、僕は人間のまま星屑になりたい。だから……」
「駄目だ、駄目だ羽音」
「瑞稀……」
「お願い、そんな合言葉なんて言わないで。俺を置いて行かないで……」
子供のように嫌々をしながら首を振る瑞稀の髪を、そっと撫でてやる。
「瑞稀……僕はもう、インキュバスになんてなりたくない。だから、合言葉を言います」
「羽音……嫌だ……」
「瑞稀、愛してます。だから『さよなら』だよ」
「嫌だ……」
「瑞稀、『さよなら』」
瑞稀がハノンをきつく抱き締めようとした瞬間、シュッとひとつの流れ星が綺麗な尾を引いて夜空を駆け抜けた。その流れ星は一瞬で消えてしまったけど、後から後からまるで流星群のように、たくさんの星達が夜空を駆け抜けていく。
それは、羽音と瑞稀が湖で出会った日の光景と、とてもよく似ていた。あの日、瑞稀は羽音の真っ白な羽を「天使みたいに綺麗だ」と言ってくれた。羽音は、それがとても嬉しかったのだ。
「瑞稀……僕は何もいらないよ」
「え……?」
「だって、僕は今、こんなにも幸せだから……」
たくさんの流れ星が、羽音と瑞稀の上に降り注ぎ、湖へと消えて行った。
「もう何もいらない。僕は、瑞稀が大好き」
いつの間にか真っ黒な羽は消えて、銀色の髪がサラサラと冷たい風に揺れている。そんな中、羽音は愛しい人を見つめて微笑んだ。
「瑞稀が……大好き……」
「……羽音? 羽音、ですか……?」
「はい」
羽音は瑞稀に向かってにっこりと微笑む。
その笑顔を見て、瑞稀が体を起こしギュッと羽音を抱き締めた。そのあまりの力強さに、羽音は一瞬顔を顰めたけど、「ふふっ」と思わず笑ってしまう。
変わらない瑞稀の腕の中は、やっぱり落ち着くし、そして……温かい。羽音は、瑞稀の胸に顔を埋めて、頬擦りをした。
「あぁ……羽音だ……羽音だぁ……」
瑞稀の体が小刻みに震えている。驚いて羽音が体を離せば、瑞稀が静かに泣いていた。
その温かい涙を唇で掬い取ってやる。瑞稀の涙は温かくて塩辛かった。
「会いたかった」
瑞稀が照れくさそうに笑った。
「良かった……瑞稀が笑ってる」
この瞬間、羽音の心の中で、ゆっくりと時計の針が止まったのを感じる。
「もうこれで、思い残すことなんてない」
瑞稀の涙が羽音の頬に垂れて、ゆっくりと伝っていく。その温もりに、羽音の凍え切った心が、春の日差しを浴びてキラキラと輝く雪のように溶けて行った。
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