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主人公の仔空は坤澤(オメガ)である。そんな仔空は生まれながらに翠色の瞳を持つことから、災いをもたらすという鬼神の生まれ変わりとして忌み嫌われ、売春宿へと売られてしまった。
お金のために体を売る日々……そんな仔空の元に新皇帝陛下となった魁玉風が突然現れる。玉風は仔空のことを『運命の番』だと言い、妃として王宮へ嫁ぐよう命じた。
はじめは坤澤である自分は王宮になど相応しくないと思っていたが、少しずつ玉風に惹かれていく。玉風は仔空を寵愛してくれるのだった。
しかし、玉風に寵愛されるということは、仔空に嫉妬心を抱く者たちから命を狙われるということでもあった。
不幸な生い立ちを背負い生きてきた仔空が、皇帝陛下に寵愛され幸せを手にする……中華風オメガバースの物語。
文字数 3,100
最終更新日 2026.10.17
登録日 2026.10.17
祖母の家の蔵には、『陰間の怨霊』が封印された壺があるらしい。決して蔵に入ってはいけないと言われていたのに、僕は祖母の言いつけを破り、蔵へ入ってしまう。そして、封印されていた壺を割ってしまった。
壺の中から現れたのは、僕と瓜二つの幽霊──舞桜。彼は、桜の花が散るまでに、かつて一緒に心中した恋人と再会できなければ怨霊となり、地獄へと引きずり込まれてしまうという。けれど、その恋人が今どこにいるのかはわからない。
僕はただ、舞桜に恋人と再会して、二人仲良く成仏してほしいだけなのに。無情にも桜は花開き、やがて一枚、また一枚と散り始める。
お願い、桜よ。どうか、まだ散らないで──。
文字数 1,769
最終更新日 2026.10.17
登録日 2026.10.17
獣人やエルフ、ドワーフ、ドラゴンなど異種族が共存するモルティーマ王国は、古来より『六つの魔法の力』によって守られてきた。
由緒正しい魔法使いの家系に生まれた猫の獣人・アーシャは、何度洗礼を受けても魔法を使うことができない。強い劣等感を抱きながらも、薬草を扱うことや、ドラゴンと会話できる不思議な力を持っていた。
そんな中、前国王夫妻の崩御と皇太子の失踪をきっかけに、『六つの魔法の力』が失われてしまう。異種族との戦争を恐れた現国王は、力を取り戻すために「神に選ばれし魔法使い」を探し始めた。
魔法を使えない自分には関係ないと思っていたアーシャだったが、選ばれた者の証である白い鷹が、なぜかアーシャの元へやって来る。
城で「出来損ない」と馬鹿にされたアーシャは、怒りのあまり「魔法が使えなくても、僕がこの国を救ってみせます!」と言い放ち、『六つの魔法の力』を探す旅へ出ることに。
旅の途中、アーシャは盗賊団の団長・カイと再会する。剣の腕が立ち、なぜか王族にも詳しいカイは、アーシャの旅に同行することとなった。
魔法を使えない自分を否定せず、「お前は出来損ないなんかじゃない」と認めてくれるカイ。危険な時には守り、落ち込めば励ましてくれる彼に、アーシャは次第に惹かれていく。
エルフやドワーフ、ドラゴンたちと出会いながら『六つの魔法の力』を集めていく二人。
しかし、カイにはアーシャに明かしていない大きな秘密があった――。
魔法を使えない魔法使いと、秘密を抱えた盗賊団の青年。世界を救う旅の中で、二人の距離も少しずつ近づいていく。
文字数 3,363
最終更新日 2026.10.17
登録日 2026.10.17
『超えてはいけない境界線。その向こうに恋はあった』
高校一年生の星野千尋はバスケの強豪校へ入学し、男子寮で暮らすことになる。しかし指定された部屋で待っていたのは、学校中の憧れの存在であるバスケ部エース・水城先輩。初対面で目にしたのは、水城先輩が男とキスをしている衝撃的な光景だった。
気まずい空気の中、水城は部屋の床に赤いテープを張り、「この境界線を越えるな」と告げる。同じ部屋にいながら、決して越えてはいけない境界線。それでも水城の優しさに触れる度、千尋は少しずつ水城へ惹かれていく。
境界線の向こうにあるのは、憧れか、それとも恋か──。
寮生活から始まる、年の差青春BL。
文字数 122,544
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.08.03
「俺、お前の他にも付き合ってる奴がいて……その人が妊娠しちゃったんだ」
二十歳の誕生日、百瀬凪人は恋人から突然の裏切りを告げられた。
彼のたった一人になれると信じていた凪人は別れを告げ、カーテンを閉め切った部屋に引き籠ってしまう。
そんなある日、凪人のもとへ幼なじみの名取蓮が突然押しかけてきた。
「二十歳の誕生日に、絶対凪ちゃんを迎えに行くから!」
それは、幼い二人が交わした結婚の約束だった。
一途に愛を注ぎ、傷ついた自分を外の世界へ連れ出そうとしてくれる蓮。凪人も優しくて頼りになる彼に少しずつ惹かれていくが、再び誰かを信じることも、閉ざした部屋から踏み出すこともできずにいて──。
傷つくことを恐れて心を閉ざした青年と、彼だけを想い続けてきた幼なじみの、再会から始まる溺愛ラブストーリー。
文字数 80,116
最終更新日 2026.08.30
登録日 2026.08.10
インキュバスは、若い男から精液を搾取することで、生命を維持することができる悪魔。しかしハノンは、愛する人以外に抱かれたくないという思いから、その使命を果たすことができずに、片羽を奪われ人間界へと追放されてしまう。それでも「誰かを愛し、誰かに愛されたい」と強く願い、ハノンは必死にある教会へと辿り着いた。
そこで出会ったセイント・アクシオス学園の学園長であるミセス・サラに「生まれ変わりたい」という思いを打ち明ける。ミセス・サラに水晶玉に悪魔を封印してもらい、人間である来栖羽音(くるすはのん)として生まれ変わったのだった。
悪魔であるハノンが封印され、その影響か、過去の一切を忘れた記憶喪失のまま穏やかな学園生活を送るそんな羽音に、一目惚れをしたのは転校生である九条瑞稀(くじょうみずき)。将来神父になりたいと夢見る瑞稀に戸惑いながらも、次第に羽音も瑞稀に惹かれていった。
決して結ばれることのない羽音と瑞稀。しかし、強く思い合う二人は、戒律や運命を乗り越え、幸せを手にすることができるのだろうか。
文字数 107,309
最終更新日 2025.11.15
登録日 2025.10.23
幼い頃から妖怪が見えることに悩まされていた柊智晴(ひいらぎともはる)は、同じ能力をもつ祖母、律(りつ)の家に身を寄せていた。
そんなある日、妖狐である我鷲丸(がじゅまる)が目の前に現れ、「お前は有名な陰陽師、武尊(たける)の生まれ変わりだ。平安の地へ行き、黒羽(くろば)を共に封印してほしい」と言われる。
律を守るため、自分を信じてくれる我鷲丸ため、智晴は平安の地へ赴くこととなった。
我鷲丸と時間を過ごすうちに、ぶっきらぼうだが本当は優しくて頼りになる我鷲丸に少しずつ惹かれていく智晴。しかし、我鷲丸は武尊の恋人だったらしく…智晴は過去の自分に嫉妬するのだった。
ひよっ子陰陽師の智晴は、黒羽とどう戦うのか?黒羽の正体とは?そして、智晴と我鷲丸の恋の行方は…?
智晴と我鷲丸が繰り広げる、異世界陰陽道ファンタジー。
文字数 71,984
最終更新日 2025.10.26
登録日 2025.10.19
通称、『花吐き病』。正式名称は『嘔吐中枢花被性疾患』という奇病で、具体的な症状は、片思いを拗らせると口から花を吐き出すようになる。それ以外の症状はない。
この奇病の特徴は、片想いをすれば発症し両想いになれば完治する。
この世界には、恋心が拗れてしまった時に、発症する奇病があるらしい。そんな世界を描いた物語のパロディ作品。
幼い頃に結婚の約束をした、結翔と律はお互いが臆病になるあまり、すれ違いを繰り返し、恋を拗らせてしまっていた。そんな結翔は、いつしか花を吐く奇病、『花吐き病』を患ってしまう。
勢いから一度だけ体の関係を持つものの、ニ人の距離は広がって行く一方で……思いばかりが募って行く。それでも、お互いの本当の想いを告げ合うことはできなかった。
果たして、結翔の花吐き病は完治するのだろうか――。
文字数 31,909
最終更新日 2025.10.13
登録日 2025.10.11
「お前以外にも番がいるんだ」
Ωである花村蒼汰(はなむらそうた)は、よりにもよって二十歳の誕生日に恋人からそう告げられる。一人になることに強い不安を感じたものの、「αのたった一人の番」になりたいと願う蒼汰は、恋人との別れを決意した。
恋人を失った悲しみから、蒼汰はカーテンを閉め切り、自分の殻へと引き籠ってしまう。そんな彼の前に、ある日突然イケメンのαが押しかけてきた。彼の名前は神木怜音(かみきれお)。
蒼汰と怜音は幼い頃に「お互いが二十歳の誕生日を迎えたら番になろう」と約束をしていたのだった。
そんな怜音に溺愛され、少しずつ失恋から立ち直っていく蒼汰。いつからか、優しくて頼りになる怜音に惹かれていくが、引きこもり生活からはなかなか抜け出せないでいて…。
文字数 36,050
最終更新日 2025.09.28
登録日 2025.09.27
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