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しおりを挟む初めてこの人に出会った時、本当に人間なのか疑った。
西方の田舎町から軍兵になるために中央支部へやって来たアレックスが無事に国軍学校を卒業した後、配属された先は東方支部だった。そこは他の支部とは違い、治安は良く、戦争の音がしない街だった。しいて言うならば、東方は人々に活気があり、街中にたくさんの店があった。朝から夜まで人々が声を上げて楽しんでいる街だった。
田舎町しか知らないアレックスからしてみれば、西と東、反対の街は違うのだなとぼんやりと思っていた程度だった。なぜなら、軍人になった以上、この街に一生いるということはあり得ない。いつ移動になり、戦場に出るか分からないのが軍人だ。いや、その道を選んだのだ。実家で農家を継ぐよりも、そっちの方が稼げるし。なんて簡単な理由だが。
長くて辛い軍学校を生き抜いて、やっとの思いでアレックスがやってきた東方支部は、新人の中でも有名な「烈火の魔術師」が居る支部だということで恐れられていた。彼女は若いころから戦場を生き抜いてきた所為か、新人いびりがひどいとか。その所為で群をやめた人間が何名もいると聞いて、アレックスは正直、外れくじを引いたと肩を落としていた。折角戦場から最も遠い東方支部に来たというのに、上司からの新人いびり。軍学校を卒業したというのに、羽を伸ばす時間もくれないのか。
しかし、アレックスの予想は呆気もなく崩された。
アレックスの配属先はまさに東方支部の副司令官である噂のスタンリー中佐の下であった。東方支部のマイルズ司令官に、笑いながら頑張ってねなんて言われたことがあまりにも辛くて、副司令官の執務室に行くのなんて嫌だなんて考えていたが。
ドアを開けてそこにいたのは赤毛の幼顔の女性と、金髪青目の美人。この雰囲気を見るとどうやら年上は金髪美人のようだった。短い髪を纏めあげているスタイルが美しい。なんとも軍人にあるまじき容姿だ。それに顔に似合わず背も低いところがまた良い。アレックスは驚いて言葉も出ずに止まっていると、金髪美人が口を開いた。
「貴方が今日から配属という、アレックス・ジャクリーンね」
「は、はい。アレックス・ジャクリーンと申します!本日より、こちらのスタンリー副司令官の下に配属になりました。よろしくお願いします」金髪美人に向かって頭を下げると、彼女はため息をついた。
「ジャクリーン一等兵。貴女、軍学校ではそれなりの成績を収めていたようだけれど、上司になる人の顔は覚えてから来るものよ。私は、スタンリー中佐の補佐官をしています。マリア・キールズよ」
「えっ、あ!も、申し訳ございません!」
しまった。この国軍という組織では年功序列というものがある。どうしても年上の者が上司であると勘違いするのは仕方ないとはいえ、上司になるスタンリー中佐の顔を知らずにここまで来てしまったことにひどく焦った。マジで新人いびりされる。殺されるかもしれない。というか、座っていた金髪美人が補佐官ということは、その奥で立ち上がって書類を整理していた幼顔の赤毛の女性がスタンリー中佐か。
はっ、と顔を上げると赤毛の女性は一番奥にある副司令官の椅子に腰かけた。
「いつまでそうして頭を下げているつもりだ。さっさと座れ」
「は、はい!」
その声は思っていたよりもずっと幼かった。背丈は160センチと言ったところか。女性としては少しだけ高い背丈。それに似合わない幼顔に幼い声、ふわふわとして纏められていない赤毛はまるでお人形のようだった。
ってか、この女一体何歳だよ。俺よりも年下なのでは…とアレックスは考えながら、急いで用意されていた仕事机についた。
「先ほどは誤解を招いてしまって申しわけない。ああ、座ったままで構わない。私が、副司令官を務めているエリオット・スタンリーだ。副司令官となってからは日は浅いが、これからは君の直属の上司となる。何か困ったことがあった時は、すぐに相談してくれ」
「…いえ、先ほどは失礼を」
「それは構わない。実際、マリアのほうが年上で私よりも博識だ」
「何をおっしゃいますか。中佐のほうが博識でいらっしゃいますのに」
マリアに言い返され、エリオットは少しむっとした。その座っている椅子がこの支部の副司令官の椅子でなければただの女の子だ。その大きな椅子に似合わない身体と顔にアレックスは、あの噂は嘘だったのかもしれないと思った。
「そういえば、ジャクリーン一等兵はコーヒーと紅茶、どちらが好きかしら」
「あ、コーヒー…ですけど。自分がやります。キールズ少尉はそのままで構いませんから」
「いいえ、コーヒーなら中佐が淹れてくださるわよ。折角なんだから座っていなさい」
え、上司が部下にコーヒーを淹れる?
中央支部で軍学校を終えてきたアレックスには到底考えられない。いや、どこの支部でも考えられないだろう。お茶くみは下っ端の仕事だろう。なのに、自分の仕事を差し置いて部下のためのコーヒーを淹れる上司がいるのか。
マリアが言ったようにエリオットは立ち上がると、執務室の隅っこにあるコーヒーメーカーに歩いていく。
「中佐はコーヒーを淹れるのがとてもお上手なのよ。私も配属された日に頂いて、驚いたものよ」
「あまりそういうことを言うな。あれは私のを淹れるついでだったんだ」
「では、なぜ今コーヒーを淹れてくださるのですか?」
「私が飲みたくなったのだ」
丁寧な手つきで彼女がコーヒーを淹れる。確かに上司だが、彼女は随分とコーヒーを淹れるのに慣れていた。風に乗ってコーヒーの良い香りと、ふわふわとした赤毛が揺れる。噂の限りではとても厳しい上司だと聞いていたが、それはまるで間違いだったようだ。中央支部で聞いていた彼女の噂は、たった一か月も経たないうちに新人が自主退役を言い出すくらいだという。しかし、実際今のアレックスにはその予兆すらなかった。
おかしな話でもあるが、こういった噂は大げさになることもあるだろうし、彼女のように身体の小さな女性が中佐として軍にいる以上、上部からの圧力も強いだろう。そのため、彼女の噂が大げさに、大きくなったのも頷ける。
アレックスがぼんやりとしていると、彼の目の前にカップが置かれる。水色のカップからはふわりとコーヒーの香りが漂う。
「口に合うかは分からないが…、どうぞ。新人」
「あ、ありがとう…ございます。とてもいい香りがします」礼を言ってカップに口を付けると、口の中にさっぱりとしているが、濃厚で爽やかな味が広がる。こんなにおいしいコーヒーを飲んだのは初めてだった。
「すごく美味しいです!」
思わず口から出た声に自分でも驚きながら、アレックスはマリアとエリオットを見つめる。すると、マリアはピンク色のカップに口を付けながら目だけで笑った。そんな彼女とは裏腹にエリオットは、椅子にも掛けずに机に腰を乗せて白のカップに口を付けていた。
その様子は東方支部の副司令官としては、あまりにも優雅で。まるで軍人の一人ではないようにも見えた。エリオット中佐は軍人でも何でもない。ただの少女だ。
「口のあったのなら良い。さて、マリア。本題に入ろう。ドアのカギとカーテンを閉めてくれ」浮かれた気持ちはどこへやら。少女だと思っていた中佐はカップを副司令官の机の上に置くと、マリアにそう命令した。そして、彼女も椅子に座り、リモコンのようなものでスイッチを押した。彼女の言われるままにマリアはすぐさま立ち上がると、カーテンを閉め切り、ドアの鍵を閉めるとその場に立ちふさがった。
つまりは、アレックスは一瞬にしてこの部屋に閉じ込められたのである。突然のことに驚きすぎて、アレックスはカップから口を離すことは愚か、椅子から立ち上がることすらできなかった。
「あ、あの…これ一体どういう…」
ここで一つ確認しておきたいことだが、軍の中にも法律が存在する。いや、明確には法律というよりも、軍人の身を守るために作られた一種の約束事だ。軍人というものは国家の組織であって、軍人が国家の許可なくして組織を作ってはならない。それは軍人の中で組織を作るとなると、暴動やテロにつながる可能性が高いからだ。
一般人の暴動やテロは、軍が阻止する上。さらには力も弱いという事で危険視されていない。しかし、力を持った軍人となると話は別だ。軍人は国から特別な訓練を受け、更には軍人の中には魔術師もいる。そうなれば、国家も対処しきれないということから、国家の監視から抜けた組織は違法をされているのだ。
つまり、この状態は違法ということになる。国家からの監視を受けない。外部から情報を見ることもできない。恐らく、先ほどエリオットがスイッチを押したのは外部からの電波を切断するものだろう。アレックスは今の状態に、冷や汗をかいた。
「…アレックス・ジャクリーンと言ったな。今からお前にいくつか聞かせてもらう。いいか、私の言葉にはイエスかノーで答えろ」
これは、尋問だ。
アレックスは軍学校で尋問の実体験授業を受けたことがある。もし、他国に拉致された時、絶対に我が国の情報を流さないためだ。他国に拉致され、帰ってきた人間はいない。だが、もしもの時のために訓練を受ける。今はそれと同じだ。
イエスかノー、選択肢は二択。
腕組みをしたエリオットが椅子に踏ん反り返って、足を組む。その姿は先ほどのおとなし気な雰囲気はない。タンポポのような赤毛はまるで燃えているようだ。赤い目に黒が灯る。幼い顔をした少女が、まるで女王にでもなったかのような顔つきだ。
「私たちは今、国家の犬だ。しかし、今もこうして隣国との戦争が続く日々を続けさせるわけにはいかない。これは国に対する抵抗だ。つまり、我々は国に牙をむく。飼い犬がいつでも飼い主に従ってはいないと…国家の上層部に知らしめるんだ。
そして、その活動を私とマリアの二人で内密に行っている。だが、その活動もさらに大きくしていく必要があるのだ。そのために人員が欲しい。強い、私に従う犬が…」
「つまりそれは…国家への反乱、ですか!?それは軍の中でも最も厳しい刑を受けることになりますよ。例え、中佐だとしても…」
「階級は関係ない。しかし、中佐という地位を利用することが出来れば、この国を変えることだって出来るだろう。君はそれについてどう思う」
どう思うと聞かれても…とアレックスは頭を抱えた。
エリオットの言っていることは、国家への反乱。かつて、この国は国土を広げるために隣国へ交渉を試みた。それは交渉という名の圧力。我が国は自分可愛さに、交渉という名目を上げておきながら無防備な状態に戦火を送ったという。それは敵国からすれば突然の襲撃で、予測しきれない事であった。
交渉、そんなことはあり得ると思ったのかね?
当時の国軍の中央支部の軍司令官。つまりは国家軍の頂点の男は敵国にそう言い放ったという。そして、隣国へ国土を広めた我が国はこの大陸すべてを我が国にするべく、今も変わらずに戦争を続けている。これは一方的な統治だ。この国が存在するように、この大きな大陸にはたくさんの国が存在する。その権利を無視している我が国の行為は褒められるべきものではないだろう。しかし、自国として国に属している一人間にはそれを覆すことなどできない。寧ろ、軍人が国のために尽くし、命を懸けることを当たり前だと思っている。そんなことは人間の命への冒涜だ。
けれど、そんなことを一ミリとも考えたことがないアレックスは動くこともできなかった。だって、自分は今の今まで国を信じてここまでやって来た。軍になったのも、大して頭も良くない自分が少しでも国のために役に立てたらと、そう思って志願した。田舎町に置いてきた両親や兄弟たちのことを思えば、戦争なんて行くべきじゃない。でも、アレックスにはそれしか方法がなかったのだ。
反応を示さないアレックスに呆れたのか、エリオットはため息をついた。そしてゆっくりと立ち上がると、アレックスに近づいてきた。
「もういい。マリア、彼の身体を抑えろ。記憶を抹消する」
「承知しました」
「…ちょ、抹消って!?ま、待ってください」
「お前の意見は分かる。軍に盾突けばどうなるかなど、お前のような馬鹿でも十分に理解できるだろう。だから、この話はなかったことにしてやる」
「だから!この話が無かったことになんてできるわけ…!」
「出来るんだよ。私は魔術師だからね。記憶を抹消することなど簡単だ。問題ない。君は少し前の君に戻るだけだ」
そういうと彼女は厚手の手袋に覆われた手のひらでアレックスの頭を押さえた。指一本動かすことすらできない。拘束されているわけではない。これは恐怖からくる震えだ。冷や汗が止まらない、この人は本当に記憶を消すだけなのか。もしかして、自分の身体ごと消すつもりではないのか。烈火の魔術師ならそれくらいできて当然だ。
ごくん、とつばを飲み込んでアレックスは目を閉じた。その時、ふと両親のことを思い出した。なんの変哲もないような家庭だった。ただ、ちょっと母さんは怖くて。いつも勉強をしないアレックスを叱っていた。けれど、そんな母さんの両親はもういない。両親は戦争に巻き込まれて死んだと言っていた。天涯孤独、母さんがそう思っていた時、父さんと出会ったという。父さんの叔父も戦争の巻き込まれた被害者であり、そう言ったところから二人は惹かれあった。
だから両親は、アレックスが国軍になると言った時、酷く泣いたのだ。
自分の子供が戦争の出向くのを喜ぶ親などいない。しかし、国軍になって皆の生活を少しでも裕福してあげたいというと母さんは泣いて「そんなことどうだっていい。人間生きていればなんでもうまくいくんだ」と引き留めた。けれど、このままでは下の兄弟たちを学校に通わせてやることも、これからのことにも金が必要だ。だからアレックスは国家の犬になったのだ。
「俺は…俺は!国のために命を懸けるつまりはない!俺は、田舎町に置いてきた家族のためにも、生き抜いて、生き抜いて…生きなきゃいけないんだよぉ!」アレックスの身体が突然動き出して、エリオットの腕をつかむ。
「中佐!」
マリアはアレックスに銃を向けた。彼の行動はあまりにも唐突すぎて、何を起こすか分からないからだ。ここでエリオットを殺すなり、手を上げれば彼は退役処分だ。しかし、大きな野望を前にエリオットを失うわけにはいかないマリアは、銃口をアレックスに向けたままだった。
「マリア、いい。銃を下ろせ」
「しかし…」エリオットは彼女の言葉に手を上げると、マリアはゆっくりと銃を下した。
エリオットの細い腕を握ったまま、震えた手で何もできずにいるアレックスにエリオットは問いかけた。
「お前は家族を守るために軍人になった。多くの金が要る。つまりは、お前は国家に逆らう訳にはいかないと…そう言いたいのだな?」
「違う!」
「では何が言いたい。お前の震えたこの腕で私の腕をへし折ろうとも、私はお前に術を駆けることは可能だぞ。それを踏まえたうえで言葉を選べ。最も、まだ軍人として生きて居たいなら尚更な」彼女のプレッシャーにアレックスは顔を上げることすらできなかった。これが戦場を生き抜いた軍人の圧。適当に軍学校を過ごしてきた自分とは格が違う。
しかし、アレックスが言いたいことは全く違うことだった。
「俺は…金が必要だ。金が必要だから軍人になった。でも、俺の地元…南方ではいまだに戦争が絶えない。家族たちはいつも戦争に怯えていた。だから…戦争を止めるすべがあるなら今すぐにでも戦争を止めたい。両親が、兄弟が安心して眠れる夜を」
ねえ、兄ちゃん。戦争っていつ終わるのかな?
そうだな~、それは馬鹿な兄ちゃんでも分かんねえな。でもいつか終わるだろ。
いつか…そっか。じゃあいつか、皆で安心して眠れる夜が来ると良いね。
弟はそう言っていた。俺はそれに素直に答えてやることはできなかった。頭が悪いながら、俺はもうこの国が戦争を終わらせる気がないことを知っていた。終わることのない戦争。自分たちが例え、長い時間を生きていたとしても終わることはないだろう。強欲な国家は、この大陸だけではなく、いつかはこの世界全てを飲み込むまで戦争をやめない。
分かっていた、分かっていたから返事ができなかった。悔しかったんだ、あの時。兄ちゃんが止めてやるって言えなくて。軍人として中央へ出向く時も、弟たちに何も言ってあげられなかった。
「南方…あそこは北方とは違って、今も戦火が絶えない都市だ。お前、そこの出身だったのか…」
「そうだよ!お前みたいないいとこの生まれには分かんないだろうけどな、俺たち貧乏人は戦争が起きればシェルターにも入れてもらえない。自分たちで自分たちの身を守らなきゃいけないんだよ!だから、戦争なんて…俺は嫌いだ」
一拍置いて、目の前のエリオットがため息をついた。
「いい加減に手を離せ」
「え、き…記憶は」
「なんだ消されたいのか、消されたいのであればいいが」
「ああ、嘘です!やめてください!」アレックスは急いで腕を離すと、彼女は握られていた所為で皴になった袖口と手袋を丁寧に直した。
「マリア、鍵を開けろ」
「承知しました」
「えっ、これは一体どういう…?」
「いちいち説明がないと理解できないのか、この馬鹿。今の話を聞いて、お前のことを確かめさせてもらった。お前はどうやら、私の革命に一枚噛んでもいいとそう言ったな」
「言いました?俺、死にたくなくて…」
「戦争を今すぐにでも止めたい、その考えが根本にあれば十分だ。他の連中は皆、国家に仕えることばかり考えて…戦争のことなど二の次。自分のことばかりを考えている輩ばかりだったが…、お前は違うようだな。アレックス・ジャクリーン一等兵」
カーテンが開けられて明るくなった執務室で、エリオットが小さく微笑んだ。
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