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第1章
16. 初日は一人です
あれからどれくらい経ったのかしら?
私は夕食も取らずに資料を読み進めて、全て頭に叩き込むことが出来た。
領地の魔物の分布や農作物の分布などが殆どで、情報を整理すれば覚えることは多くなかったから、最初に思っていたよりも難しく無かったのよね。
この知識があれば、魔物の襲撃が起こったとしても判断を誤ることは無いと思う。
ちなみに、魔物の襲撃が起こる原因は、何かしらの原因で群れが大移動するときと、突然に魔物の大量発生が起こるスタンピードの二種類が知られている。
今回の王都襲撃は、スタンピードと群れの移動が同時に起こったことが原因らしい。
「さっきまで眠っていたのに、そんなことまで分かるのね」
「魔物の動きを探るために眠っていたんだから、当然だよ」
「そうだったのね」
そんなことを話していたら、私のお腹が鳴ってしまった。
気が抜けたからかしら? お腹が減ってしまったわ……。
「夕食をお持ちしますね」
「自分で運ぶから大丈夫よ。カチーナと一緒にとろうと思っているのだけど、どうかしら?」
ここまで付き合ってくれたカチーナに疲れは見えないけれど、私と同じように空腹に襲われていると思う。
だから一緒に夕食をとる提案をしてみた。
「では、そうさせていただきますね」
そんな答えが返ってきて、頬を緩ませる。
それからダイニングに顔を出したのだけど、私のための食事が用意されていた跡は無かった。
厨房に顔を出してみると、ちょうど何かを温めている音が聞こえてきた。
すっかり冷めてしまった料理が残されていると思っていたのだけど、私が来るタイミングに合わせて用意してくれているらしい。
「奥様、もう少しで出来上がりますので、お待ちください」
「こんな時間までありがとう」
「いえいえ、我々のことを考えて下さる奥様のためなら、夜中でも早朝でもお作りしますよ」
まだ日付が変わる前とは言っても、こんな時間にまで起きていてくれたことが嬉しい気持ちと、こんな時間まで料理を作らせてしまって申し訳ない気持ちに襲われて、複雑な気分になってしまう。
でも、嬉しいことに変わりは無いから、素直にお礼の言葉を口にした。
こんな時間まで起きていなくて良いと言うことも出来るけれど、そうすると料理長さんの好意を無下にすることになってしまうから、これ以上の言葉は言わなかった。
元を辿れば、夕食の時間を無視して資料を読み込んでいた私が悪いのだから。
「無理をさせてしまってごめんなさい」
「奥様も、あまり無理はなさらないでください。食料のことでしたら、我々のような料理人でも答えられます。
ここの使用人は領地から集まっておりますので、全員揃えば旦那様の知識にも勝るんです」
「そうだったのね。もしも何かあったら、頼らせてもらうわ」
私がそう口にした時、ちょうど料理が出来上がったみたいで、ダイニングに二人分の料理が運ばれてきた。
どうやら私がカチーナと一緒に夕食をとることを想定してくれたみたい。
「少し量を減らしましたが、宜しかったでしょうか?」
お昼の時よりも量が少ないのは、寝る直前であまり食べないことを気にかけてくれたのね。
寝る直前にお腹いっぱいまで食べてしまうと、そう遠くない未来に余計なお肉が付いてしまうのよね。
こんなところまで配慮してもらえるとは思わなかったから、少し驚いてしまった。
この驚きは顔には出さずに、笑顔を浮かべている。
「ええ、丁度いいくらいだわ。ありがとう」
「良かったです。もし足りなかったら追加で作ります」
「分かったわ」
それからはカチーナと雑談をしながら夕食を進めて、食事を終えたら湯浴みを済ませてからベッドに入る。
分かっていたことだけれど、結婚初日の夜は私一人で眠ることになった。
全く期待していなかったと言えば嘘になるから、すこし悲しい気持ちになってしまった。
◇
翌朝。
目を覚ましてベッドから出ると、先に起きていたカチーナがお茶を運んできてくれているところが目に入った。
「おはよう」
「おはようございます。疲れは取れましたか?」
「ええ。カチーナも眠れたかしら?」
「はい」
そんな言葉を交わしながら、昨日と同じように使用人の制服に着替える私。
着替えが終わったら、魔法を使って部屋を綺麗にしてから、屋敷を回ってみることにした。
カチーナは魔法では出来ないベッドの整理やドレスの整理をしてくれるみたいだから、その間の暇つぶしだ。
「おはようございます、奥様!」
「ええ、おはよう」
使用人とすれ違う度に頭を下げられて、私も軽く頭を下げながら挨拶を返す。
最初に向かっているのは侍女が集まっている部屋なのだけど……。
「奥様は変わっておられます。もちろん良い意味で、ですが」
その部屋から私のことを話す声がかすかに聞こえてきたから、少しだけ聞いてみることにした。
気配を殺して、扉の真横に張り付く私。
これでも耳は良い方だから、会話は良く聞こえる。
一応このお屋敷の扉は全て音を遮る造りになっているのだけど、僅かになら漏れているらしい。
「そうですね。どんな酷いお方が来られるのかと身構えていたら、物腰の柔らかいお方で、驚きました」
「ええ。あんなに腰の低いお嬢様は初めてです。一生、お仕えしたいと思えたのはレイラ様が初めてです」
「奥様、ですからね。決して本人の前でそのように呼ばないように」
聞こえてくるのは私を誉める言葉ばかり。
嫌われていないみたいだから、少しだけ安心した。
でも、ここで気を抜いたら嫌われてしまうかもしれないから、気を付けなくちゃ。
私は夕食も取らずに資料を読み進めて、全て頭に叩き込むことが出来た。
領地の魔物の分布や農作物の分布などが殆どで、情報を整理すれば覚えることは多くなかったから、最初に思っていたよりも難しく無かったのよね。
この知識があれば、魔物の襲撃が起こったとしても判断を誤ることは無いと思う。
ちなみに、魔物の襲撃が起こる原因は、何かしらの原因で群れが大移動するときと、突然に魔物の大量発生が起こるスタンピードの二種類が知られている。
今回の王都襲撃は、スタンピードと群れの移動が同時に起こったことが原因らしい。
「さっきまで眠っていたのに、そんなことまで分かるのね」
「魔物の動きを探るために眠っていたんだから、当然だよ」
「そうだったのね」
そんなことを話していたら、私のお腹が鳴ってしまった。
気が抜けたからかしら? お腹が減ってしまったわ……。
「夕食をお持ちしますね」
「自分で運ぶから大丈夫よ。カチーナと一緒にとろうと思っているのだけど、どうかしら?」
ここまで付き合ってくれたカチーナに疲れは見えないけれど、私と同じように空腹に襲われていると思う。
だから一緒に夕食をとる提案をしてみた。
「では、そうさせていただきますね」
そんな答えが返ってきて、頬を緩ませる。
それからダイニングに顔を出したのだけど、私のための食事が用意されていた跡は無かった。
厨房に顔を出してみると、ちょうど何かを温めている音が聞こえてきた。
すっかり冷めてしまった料理が残されていると思っていたのだけど、私が来るタイミングに合わせて用意してくれているらしい。
「奥様、もう少しで出来上がりますので、お待ちください」
「こんな時間までありがとう」
「いえいえ、我々のことを考えて下さる奥様のためなら、夜中でも早朝でもお作りしますよ」
まだ日付が変わる前とは言っても、こんな時間にまで起きていてくれたことが嬉しい気持ちと、こんな時間まで料理を作らせてしまって申し訳ない気持ちに襲われて、複雑な気分になってしまう。
でも、嬉しいことに変わりは無いから、素直にお礼の言葉を口にした。
こんな時間まで起きていなくて良いと言うことも出来るけれど、そうすると料理長さんの好意を無下にすることになってしまうから、これ以上の言葉は言わなかった。
元を辿れば、夕食の時間を無視して資料を読み込んでいた私が悪いのだから。
「無理をさせてしまってごめんなさい」
「奥様も、あまり無理はなさらないでください。食料のことでしたら、我々のような料理人でも答えられます。
ここの使用人は領地から集まっておりますので、全員揃えば旦那様の知識にも勝るんです」
「そうだったのね。もしも何かあったら、頼らせてもらうわ」
私がそう口にした時、ちょうど料理が出来上がったみたいで、ダイニングに二人分の料理が運ばれてきた。
どうやら私がカチーナと一緒に夕食をとることを想定してくれたみたい。
「少し量を減らしましたが、宜しかったでしょうか?」
お昼の時よりも量が少ないのは、寝る直前であまり食べないことを気にかけてくれたのね。
寝る直前にお腹いっぱいまで食べてしまうと、そう遠くない未来に余計なお肉が付いてしまうのよね。
こんなところまで配慮してもらえるとは思わなかったから、少し驚いてしまった。
この驚きは顔には出さずに、笑顔を浮かべている。
「ええ、丁度いいくらいだわ。ありがとう」
「良かったです。もし足りなかったら追加で作ります」
「分かったわ」
それからはカチーナと雑談をしながら夕食を進めて、食事を終えたら湯浴みを済ませてからベッドに入る。
分かっていたことだけれど、結婚初日の夜は私一人で眠ることになった。
全く期待していなかったと言えば嘘になるから、すこし悲しい気持ちになってしまった。
◇
翌朝。
目を覚ましてベッドから出ると、先に起きていたカチーナがお茶を運んできてくれているところが目に入った。
「おはよう」
「おはようございます。疲れは取れましたか?」
「ええ。カチーナも眠れたかしら?」
「はい」
そんな言葉を交わしながら、昨日と同じように使用人の制服に着替える私。
着替えが終わったら、魔法を使って部屋を綺麗にしてから、屋敷を回ってみることにした。
カチーナは魔法では出来ないベッドの整理やドレスの整理をしてくれるみたいだから、その間の暇つぶしだ。
「おはようございます、奥様!」
「ええ、おはよう」
使用人とすれ違う度に頭を下げられて、私も軽く頭を下げながら挨拶を返す。
最初に向かっているのは侍女が集まっている部屋なのだけど……。
「奥様は変わっておられます。もちろん良い意味で、ですが」
その部屋から私のことを話す声がかすかに聞こえてきたから、少しだけ聞いてみることにした。
気配を殺して、扉の真横に張り付く私。
これでも耳は良い方だから、会話は良く聞こえる。
一応このお屋敷の扉は全て音を遮る造りになっているのだけど、僅かになら漏れているらしい。
「そうですね。どんな酷いお方が来られるのかと身構えていたら、物腰の柔らかいお方で、驚きました」
「ええ。あんなに腰の低いお嬢様は初めてです。一生、お仕えしたいと思えたのはレイラ様が初めてです」
「奥様、ですからね。決して本人の前でそのように呼ばないように」
聞こえてくるのは私を誉める言葉ばかり。
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でも、ここで気を抜いたら嫌われてしまうかもしれないから、気を付けなくちゃ。
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