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第26話 異世界ではロリ婚は合法です、再びです
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エレスナーデ主導によるマユミの捜索は難航した。
手掛かりが全くないのだ、マユミが抵抗した痕跡もなく、それらしき目撃証言も得られなかった。
街の門もいつまでも封鎖出来るものではない、都市機能に支障をきたすのは時間の問題だ。
そもそも封鎖する前に抜けられている可能性も充分にあるのだ、発覚の遅れは致命的と言えた。
(マユミにもしもの事があったら私は・・・また一人になってしまう)
焦燥に駆られるエレスナーデ・・・彼女は今「女神の酒樽亭」にいた。
事情を聞いた常連客達がマユミ捜索の協力を申し出てくれたのだ・・・この店は今、マユミ拉致事件の対策本部と化していた。
「気持ちはわかるけど落ち着きなって、あの娘の事だからそのうちひょっこり出てくるさ」
なんとかエレスナーデを励まそうとするリタだが、彼女も表情は暗かった。
(マユミちゃん・・・みんなアンタの事心配してるよ、早く帰ってきなよ)
今や多くの人達がマユミの無事を祈っていた・・・そんな事になっているとはつゆ知らず・・・
・・・・・・
「猫の耳・・・だって?」
「はい、猫の耳です」
・・・とても真面目な顔で、マユミはそんな事を口にしていた。
少女専門画家パンプル・ムゥスに対して、これまでに手掛けた少女達の要素(髪型、体型、服装等)を組み合わせて理想の少女像を描いてはどうかというマユミの申し出・・・全てはそこから始まった。
「このボクを見くびらないでくれないか、その程度の事はとっくにやっている!」
・・・その集大成こそが、王都にあるパンプルの工房に飾られていたあの少女の裸婦画だった。
「しかし、そんなものではもうボクは満足出来ないんだ」
「なら、もっと別の物を組み合わせるとか・・・例えば・・・猫の耳!」
猫の耳・・・これまで人間の少女にしか興味を見出して来なかったパンプルに稲妻が走った。
先程のマユミの猫のポーズを描いた素描を引っ張り出し、その頭部に耳を描き加える・・・
「な、なんということだ・・・かわいい・・・」
「しっぽを描いても・・・いいんですよ?」
衝撃の冷めやらぬうちにマユミは囁く・・・
ゴクリ・・・パンプルの喉が鳴った。
「美というのはもっと自由なはずです、想像してください」
「は、捗る・・・こんな興奮は初めてだよマユミちゃん!」
妄想のままに次々と猫耳娘達の素描を描き上げていく・・・
それはまさに一人の人間を深淵へと突き落とす行為・・・マユミを罪悪感が苛んだ。
しかし・・・
(この人は元からそういう人・・・元からそういう人・・・)
そう自分に言い聞かせ、マユミは更に一歩、踏み込む。
「もっと想像してください、その猫耳少女達が生きる世界を・・・その物語を・・・」
「くっ・・・残念だが今のボクにはとても想像がつかないよ・・・教えてくれ・・・いったいこの子達にどんな物語があるって言うんだい?」
(そ、そうきたかー)
パンプルの妄想のままに物語を絵として描かせる、というマユミの作戦・・・即ち漫画の誕生計画は、どうやら失敗したようだ。
そう・・・絵が描けるというだけでは漫画は描けないのだ。
(何か良い原作・・・良い原作は・・・)
たくさんの幼女、そして猫耳が出てくる物語・・・
マユミはそんなふざけた原作に心当たりは・・・あった。
「そ、それは伝説の勇者と幼い少女達の愛と勇気の物語・・・」
マユミは、ひさびさに「その声」を作った・・・その声で勝ち取った唯一の役だ、忘れるはずもない。
その台本は完全に暗記していた、その原作も、もちろん予習の為に読んでいた・・・
その作品の主人公である勇者が結婚することになる幼女の数は総勢12人・・・もちろんその中には、猫耳の幼女も含まれている。
「それは、聖剣の巫女として育てられた少女ミリ・マイア・・・彼女の10歳の誕生日の出来事でした・・・」
天を貫く光・・・伝説の勇者が召喚されたのだ。
・・・今こそ一族の使命を果たす時。
ミリ・マイアことミリーは勇者の元へ馳せ参じるべく、一人旅に出る。
マユミが語り始めると、パンプルもまた描き始めていた。
聖剣の巫女たる10歳の少女が旅立つ場面が描かれていく・・・
さすがに漫画の形にはなってくれないようだが、今は仕方ない。
場面が変わる・・・召喚された勇者は神に与えられた超人的な力で魔物を倒しながら、始めの村にたどり着くと、村の鍛冶屋から銅の剣を購入、エクスカリバーと命名。
意気揚々と旅を続ける勇者はその道すがら、美しい湖とそこで水浴びをするミリーを発見する。
しかし、その湖には恐るべき魔物が潜んでいたのだ・・・
「ああっ・・・魔物の触手で身動きが・・・誰か助け・・・ら、らめぇえええ」
よもや異世界で例のアドリブを披露することになろうとは・・・
だがマユミの演技の甲斐あってか、パンプルは触手に捕らわれた少女の姿を見事に描き上げていった・・・
その後、勇者によって助けられたミリーは聖剣が封じられし地へ導き、そこで魔獣ファフニールと遭遇。
聖剣の力を解放してファフニールを倒した二人は聖剣の一族の掟に従い、結婚するのである。
・・・だが、それだけでは終わらない。
その後も行く先々で新たな幼女が登場し、次々と勇者と契りを交わしていく・・・
やがて12人の幼い嫁達と共に魔王を倒し世界を救う勇者の冒険をダイジェストで語るマユミ。
・・・さすがに台本の外の話はうろ覚えだった。
だがパンプルにはそれで充分だったようだ。
妄想で物語を補完し、次々と描き上げていく・・・そして・・・
「しまった、紙がもうない!」
・・・用意していた素描用の紙を使い切ってしまったのである。
「く・・・どうやら紙を調達しなければならないようだ」
「紙屋さんは・・・もう閉まってるんじゃないかな・・・」
・・・窓の外は明らかに夜だった。
(そろそろ帰してもらえるかな・・・)
さすがに紙がなければもう描けないだろう・・・今日の所はこれで帰してもらおう。
そう思ったマユミだったが・・・
「いや、製紙工房に直接行けば何とかなるかも知れない・・・」
「え・・・」
そう言ってパンプルは部屋を飛び出して行ってしまった・・・しっかりと鍵をかけて。
「あ、あの・・・私はー・・・くしゅん」
さすがに冷えてきた・・・薄布一枚ではとても心もとないが、残念ながらマユミの服は別の部屋に保管されているらしかった。
・・・・・・
女神の酒樽亭・・・マユミ拉致事件対策本部。
エレスナーデはすっかり気が滅入ってしまっていた・・・
マユミの手掛かりは全くなく、状況は手詰まり・・・マユミの発見は絶望的だった。
(私は、何があっても諦めたりしない・・・)
探さなければ・・・こんな所でいつまでもじっとしてはいられない。
エレスナーデは店を飛び出し歩いた・・・どこかにあてがあるわけではない・・・あてが無くても探し続けるしかないのだ。
何でも良い・・・手掛かりを・・・些細な物で構わない・・・手掛かりを・・・
フラフラと彷徨うエレスナーデのその視界の中、その人物が通りかかった。
あからさまに怪しいその服装・・・大量の紙を抱えたその人物に、エレスナーデは見覚えがあった。
手掛かりが全くないのだ、マユミが抵抗した痕跡もなく、それらしき目撃証言も得られなかった。
街の門もいつまでも封鎖出来るものではない、都市機能に支障をきたすのは時間の問題だ。
そもそも封鎖する前に抜けられている可能性も充分にあるのだ、発覚の遅れは致命的と言えた。
(マユミにもしもの事があったら私は・・・また一人になってしまう)
焦燥に駆られるエレスナーデ・・・彼女は今「女神の酒樽亭」にいた。
事情を聞いた常連客達がマユミ捜索の協力を申し出てくれたのだ・・・この店は今、マユミ拉致事件の対策本部と化していた。
「気持ちはわかるけど落ち着きなって、あの娘の事だからそのうちひょっこり出てくるさ」
なんとかエレスナーデを励まそうとするリタだが、彼女も表情は暗かった。
(マユミちゃん・・・みんなアンタの事心配してるよ、早く帰ってきなよ)
今や多くの人達がマユミの無事を祈っていた・・・そんな事になっているとはつゆ知らず・・・
・・・・・・
「猫の耳・・・だって?」
「はい、猫の耳です」
・・・とても真面目な顔で、マユミはそんな事を口にしていた。
少女専門画家パンプル・ムゥスに対して、これまでに手掛けた少女達の要素(髪型、体型、服装等)を組み合わせて理想の少女像を描いてはどうかというマユミの申し出・・・全てはそこから始まった。
「このボクを見くびらないでくれないか、その程度の事はとっくにやっている!」
・・・その集大成こそが、王都にあるパンプルの工房に飾られていたあの少女の裸婦画だった。
「しかし、そんなものではもうボクは満足出来ないんだ」
「なら、もっと別の物を組み合わせるとか・・・例えば・・・猫の耳!」
猫の耳・・・これまで人間の少女にしか興味を見出して来なかったパンプルに稲妻が走った。
先程のマユミの猫のポーズを描いた素描を引っ張り出し、その頭部に耳を描き加える・・・
「な、なんということだ・・・かわいい・・・」
「しっぽを描いても・・・いいんですよ?」
衝撃の冷めやらぬうちにマユミは囁く・・・
ゴクリ・・・パンプルの喉が鳴った。
「美というのはもっと自由なはずです、想像してください」
「は、捗る・・・こんな興奮は初めてだよマユミちゃん!」
妄想のままに次々と猫耳娘達の素描を描き上げていく・・・
それはまさに一人の人間を深淵へと突き落とす行為・・・マユミを罪悪感が苛んだ。
しかし・・・
(この人は元からそういう人・・・元からそういう人・・・)
そう自分に言い聞かせ、マユミは更に一歩、踏み込む。
「もっと想像してください、その猫耳少女達が生きる世界を・・・その物語を・・・」
「くっ・・・残念だが今のボクにはとても想像がつかないよ・・・教えてくれ・・・いったいこの子達にどんな物語があるって言うんだい?」
(そ、そうきたかー)
パンプルの妄想のままに物語を絵として描かせる、というマユミの作戦・・・即ち漫画の誕生計画は、どうやら失敗したようだ。
そう・・・絵が描けるというだけでは漫画は描けないのだ。
(何か良い原作・・・良い原作は・・・)
たくさんの幼女、そして猫耳が出てくる物語・・・
マユミはそんなふざけた原作に心当たりは・・・あった。
「そ、それは伝説の勇者と幼い少女達の愛と勇気の物語・・・」
マユミは、ひさびさに「その声」を作った・・・その声で勝ち取った唯一の役だ、忘れるはずもない。
その台本は完全に暗記していた、その原作も、もちろん予習の為に読んでいた・・・
その作品の主人公である勇者が結婚することになる幼女の数は総勢12人・・・もちろんその中には、猫耳の幼女も含まれている。
「それは、聖剣の巫女として育てられた少女ミリ・マイア・・・彼女の10歳の誕生日の出来事でした・・・」
天を貫く光・・・伝説の勇者が召喚されたのだ。
・・・今こそ一族の使命を果たす時。
ミリ・マイアことミリーは勇者の元へ馳せ参じるべく、一人旅に出る。
マユミが語り始めると、パンプルもまた描き始めていた。
聖剣の巫女たる10歳の少女が旅立つ場面が描かれていく・・・
さすがに漫画の形にはなってくれないようだが、今は仕方ない。
場面が変わる・・・召喚された勇者は神に与えられた超人的な力で魔物を倒しながら、始めの村にたどり着くと、村の鍛冶屋から銅の剣を購入、エクスカリバーと命名。
意気揚々と旅を続ける勇者はその道すがら、美しい湖とそこで水浴びをするミリーを発見する。
しかし、その湖には恐るべき魔物が潜んでいたのだ・・・
「ああっ・・・魔物の触手で身動きが・・・誰か助け・・・ら、らめぇえええ」
よもや異世界で例のアドリブを披露することになろうとは・・・
だがマユミの演技の甲斐あってか、パンプルは触手に捕らわれた少女の姿を見事に描き上げていった・・・
その後、勇者によって助けられたミリーは聖剣が封じられし地へ導き、そこで魔獣ファフニールと遭遇。
聖剣の力を解放してファフニールを倒した二人は聖剣の一族の掟に従い、結婚するのである。
・・・だが、それだけでは終わらない。
その後も行く先々で新たな幼女が登場し、次々と勇者と契りを交わしていく・・・
やがて12人の幼い嫁達と共に魔王を倒し世界を救う勇者の冒険をダイジェストで語るマユミ。
・・・さすがに台本の外の話はうろ覚えだった。
だがパンプルにはそれで充分だったようだ。
妄想で物語を補完し、次々と描き上げていく・・・そして・・・
「しまった、紙がもうない!」
・・・用意していた素描用の紙を使い切ってしまったのである。
「く・・・どうやら紙を調達しなければならないようだ」
「紙屋さんは・・・もう閉まってるんじゃないかな・・・」
・・・窓の外は明らかに夜だった。
(そろそろ帰してもらえるかな・・・)
さすがに紙がなければもう描けないだろう・・・今日の所はこれで帰してもらおう。
そう思ったマユミだったが・・・
「いや、製紙工房に直接行けば何とかなるかも知れない・・・」
「え・・・」
そう言ってパンプルは部屋を飛び出して行ってしまった・・・しっかりと鍵をかけて。
「あ、あの・・・私はー・・・くしゅん」
さすがに冷えてきた・・・薄布一枚ではとても心もとないが、残念ながらマユミの服は別の部屋に保管されているらしかった。
・・・・・・
女神の酒樽亭・・・マユミ拉致事件対策本部。
エレスナーデはすっかり気が滅入ってしまっていた・・・
マユミの手掛かりは全くなく、状況は手詰まり・・・マユミの発見は絶望的だった。
(私は、何があっても諦めたりしない・・・)
探さなければ・・・こんな所でいつまでもじっとしてはいられない。
エレスナーデは店を飛び出し歩いた・・・どこかにあてがあるわけではない・・・あてが無くても探し続けるしかないのだ。
何でも良い・・・手掛かりを・・・些細な物で構わない・・・手掛かりを・・・
フラフラと彷徨うエレスナーデのその視界の中、その人物が通りかかった。
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