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ベッドバーに潜入!
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優樹と彼は、ラウンジを出て恵比寿の街を歩いていた。会計の時にひと悶着あって、結局ここも彼に払わせてしまったのが申し訳ない。
二十一時過ぎの街はまだ人通りも多い。スマホでベッドバーまでの案内地図を出し、優樹は難しい顔つきで画面を追いながら歩いていた。
「ゆきさん、気をつけて」
そう声をかけられたのと同じタイミングで、肩を強く引き寄せられる。そのすぐ脇を、自転車が結構なスピードで通り抜けていった。
「あ……ありがとう」
自然彼の胸に押し付けられるような形になり、しっかりした体つきを否応なしに感じさせられる。
まっすぐに立ち直した優樹に向かって、彼が手を差し出した。行きで学習したから、優樹は素直に彼の手に自分の手を重ねる。すると彼は反対側の手で優樹の手の中のスマホを取り上げた。
「危なっかしいから、俺が見る」
すっかり勘違いしてしまった。差し出された手は、スマホを貸せという意味だったのだ。優樹の頬がかあっと火照りだす。
(ひゃ~、恥ずかしい……)
羞恥のあまり、優樹は下を向く。地面にめり込むんじゃないかと思うくらいに深く気分が落ち込んだ。
しかし不要だったはずの手はがっちりと握られたままだ。あまつさえ、彼はそのまま歩き出してしまう。そのことについて一切言及せずに、さもそうするのが当然といったように。
優樹は困惑しながら足を動かした。今日一日で彼には振り回されてばかりだ。
道案内を任せてからほどなくして、彼は足を止めた。
「ここ」
指し示されたのは、雑居ビル。一階は居酒屋のようだが、お目当てのバーらしき看板は見つからない。
「行くよ」
優樹が首をひねっていると、彼が手を引いた。迷いのない行動に彼がそう言うのなら、と狭いエレベーターに乗り込む。
エレベーターを降りると、薄暗い通路の向こうに重厚な扉が見えた。扉の奥からはうっすらと光が漏れている。彼が扉を開けて、押さえてくれている間に優樹は中へ入った。
「わあ……」
まず目に入ったのが、オープンスペースのつやつやとしたレザータイプのソファだ。
ソファとテーブル、壁紙までが黒で統一され、天井から吊り下げられたワイン色のシャンデリアがアクセントとなって、店内は大人っぽくムーディな雰囲気をかもしだしている。
そしてその奥、わずかに透けるカーテンで仕切られたのが、今回の目当てであるベッドゾーンだった。彼が話をつけて、ベッドタイプの半個室へと案内してもらう。
おしぼりとメニューを追いて店員が席を離れる。優樹はメニューを手にした彼に向かって小声で話しかけた。
「ほら、ね? えっちなとこじゃないでしょ」
すると、彼は横目でじっと優樹のことを見据えた。少し怯みながら、尋ねる。
「な、なに」
「えっちなとこ、ね」
オウム返しに言われて、急に恥ずかしくなる。彼が言っていた『いかがわしい』をわかりやすいように翻訳しただけなのに、突っ込まれると困ってしまう。
「だから、疑ってたようなとこじゃなかったよねって……」
「うん、安心した」
早口に告げると、彼は妙なことを言う。
「……なんで?」
「わかんなかったらいい」
彼は質問をはぐらかして、開いたメニューを優樹の目の前に出した。
パリッとした紙の上には英語の上に小さくカナでルビが振ってある。店内が薄暗いこともあって、優樹はじっと目を凝らした。
「決まった?」
「うん、ロングアイランドアイスティー」
「それ、アルコール強めだと思うけど」
「そうなの? じゃあやめる」
てっきりノンアルコールかと思ったのに、とんだフェイクだ。急いで第二候補を決めようと紙面に視線を走らせるが、聞き覚えのない名前ばかりだ。思ったよりも本格的なバーらしい。
「ん、んー……」
「軽いのは、このへん」
短く揃えられた爪の先が、メニューを指し示してくれる。その中に、見知った名前を見つけて、優樹はぱちんと手を打ち鳴らした。
「決まった!」
それから二人分のドリンクの注文を済ませ、ひと心地つく。薄いカーテン越しに他の客の様子がうかがい知れた。どの客も、連れとほとんど密着して、仲睦まじげに小声でささやきあっている。
(……なんだか、落ち着かないな)
周りがカップルばかりで肩身が狭い。優樹は肩を寄せて、目線をテーブルの上に落とした。ちょっと偵察するだけのつもりだったのに、こんなことになるなら余計なことを言わなければよかった。
自分の行いを後悔していると、ふいに肩に重みがかかった。
「ねえ」
「な、なに⁉」
呼びかけられた声が思いの外近くて、優樹は声を裏返らせた。直後に彼の手のひらが口を覆われる。
「っん……!」
「しー、静かに」
反対側の手の人差し指を立てて、彼が静かにたしなめる。二人の距離は、額同士がくっつきそうなくらい近い。狼狽しながらも声のトーンを落として謝る。
「ご、ごめんなさい」
大きな手のひらに顔の下半分を覆われて声がこもりがちになってしまったけれど、彼は優樹がもう大声を出すことはないと理解したようで、口元から手を離してくれた。ふうと息をついたところで、顔を覗き込まれていることに気がついた。
「なんか、緊張してる?」
「え、うん、まあ……」
彼からの質問に、言いよどむ。カップルに囲まれた状態でけして居心地がいいとは言えない。でも緊張しているとしたら、それは隣にいる彼のせいだ。
彼が今何を考えているのか想像すると、背中に冷や汗をかくような思いがする。後悔してるんじゃないか、もっと他の子と来たかったんじゃないか。
誘ったのは自分、こんなふうに気まずい思いをするかもしれないということに思い至らなかったのも自分の責任だ。
「なんか、ゴメンね。一緒にいるのが私で」
自虐的な気持ちでそう告げると、彼は片目をすがめて優樹を見やった。どこか不機嫌そうな表情に、たじたじとなる。
「こんなところ、他の誰かと来るつもりないんだけど」
「そ、そうなんだ?」
気圧されながらもなんとか答えるが、彼の視線をひしひしと感じる。優樹は視線から逃れるように、隣席との仕切りのカーテンに顔を向けた。しかしそれは失敗だった。すぐ隣の席からはなんだかあやしい雰囲気が醸し出されている。
(あっ今絶対キスしたよね……? そこのカップルさん、見えてますよ~)
気づきたくないことに気づいてしまった間の悪さにどぎまぎしていると、横から伸びてきた手に顔を引き戻される。
「なんで目、そらすの」
「ええ……な、なんでって」
今まさにされている通り、見つめられて気まずいからなのだが、それを伝えるのを躊躇してしまう。
一緒にいるのに上の空になってしまったことは確かにマナー違反だ。しかし彼がこんなに前のめりになる理由がわからない。じっと瞳を耳の下に当てられた手のひらがひどく熱く感じる。
「だって、……」
二十一時過ぎの街はまだ人通りも多い。スマホでベッドバーまでの案内地図を出し、優樹は難しい顔つきで画面を追いながら歩いていた。
「ゆきさん、気をつけて」
そう声をかけられたのと同じタイミングで、肩を強く引き寄せられる。そのすぐ脇を、自転車が結構なスピードで通り抜けていった。
「あ……ありがとう」
自然彼の胸に押し付けられるような形になり、しっかりした体つきを否応なしに感じさせられる。
まっすぐに立ち直した優樹に向かって、彼が手を差し出した。行きで学習したから、優樹は素直に彼の手に自分の手を重ねる。すると彼は反対側の手で優樹の手の中のスマホを取り上げた。
「危なっかしいから、俺が見る」
すっかり勘違いしてしまった。差し出された手は、スマホを貸せという意味だったのだ。優樹の頬がかあっと火照りだす。
(ひゃ~、恥ずかしい……)
羞恥のあまり、優樹は下を向く。地面にめり込むんじゃないかと思うくらいに深く気分が落ち込んだ。
しかし不要だったはずの手はがっちりと握られたままだ。あまつさえ、彼はそのまま歩き出してしまう。そのことについて一切言及せずに、さもそうするのが当然といったように。
優樹は困惑しながら足を動かした。今日一日で彼には振り回されてばかりだ。
道案内を任せてからほどなくして、彼は足を止めた。
「ここ」
指し示されたのは、雑居ビル。一階は居酒屋のようだが、お目当てのバーらしき看板は見つからない。
「行くよ」
優樹が首をひねっていると、彼が手を引いた。迷いのない行動に彼がそう言うのなら、と狭いエレベーターに乗り込む。
エレベーターを降りると、薄暗い通路の向こうに重厚な扉が見えた。扉の奥からはうっすらと光が漏れている。彼が扉を開けて、押さえてくれている間に優樹は中へ入った。
「わあ……」
まず目に入ったのが、オープンスペースのつやつやとしたレザータイプのソファだ。
ソファとテーブル、壁紙までが黒で統一され、天井から吊り下げられたワイン色のシャンデリアがアクセントとなって、店内は大人っぽくムーディな雰囲気をかもしだしている。
そしてその奥、わずかに透けるカーテンで仕切られたのが、今回の目当てであるベッドゾーンだった。彼が話をつけて、ベッドタイプの半個室へと案内してもらう。
おしぼりとメニューを追いて店員が席を離れる。優樹はメニューを手にした彼に向かって小声で話しかけた。
「ほら、ね? えっちなとこじゃないでしょ」
すると、彼は横目でじっと優樹のことを見据えた。少し怯みながら、尋ねる。
「な、なに」
「えっちなとこ、ね」
オウム返しに言われて、急に恥ずかしくなる。彼が言っていた『いかがわしい』をわかりやすいように翻訳しただけなのに、突っ込まれると困ってしまう。
「だから、疑ってたようなとこじゃなかったよねって……」
「うん、安心した」
早口に告げると、彼は妙なことを言う。
「……なんで?」
「わかんなかったらいい」
彼は質問をはぐらかして、開いたメニューを優樹の目の前に出した。
パリッとした紙の上には英語の上に小さくカナでルビが振ってある。店内が薄暗いこともあって、優樹はじっと目を凝らした。
「決まった?」
「うん、ロングアイランドアイスティー」
「それ、アルコール強めだと思うけど」
「そうなの? じゃあやめる」
てっきりノンアルコールかと思ったのに、とんだフェイクだ。急いで第二候補を決めようと紙面に視線を走らせるが、聞き覚えのない名前ばかりだ。思ったよりも本格的なバーらしい。
「ん、んー……」
「軽いのは、このへん」
短く揃えられた爪の先が、メニューを指し示してくれる。その中に、見知った名前を見つけて、優樹はぱちんと手を打ち鳴らした。
「決まった!」
それから二人分のドリンクの注文を済ませ、ひと心地つく。薄いカーテン越しに他の客の様子がうかがい知れた。どの客も、連れとほとんど密着して、仲睦まじげに小声でささやきあっている。
(……なんだか、落ち着かないな)
周りがカップルばかりで肩身が狭い。優樹は肩を寄せて、目線をテーブルの上に落とした。ちょっと偵察するだけのつもりだったのに、こんなことになるなら余計なことを言わなければよかった。
自分の行いを後悔していると、ふいに肩に重みがかかった。
「ねえ」
「な、なに⁉」
呼びかけられた声が思いの外近くて、優樹は声を裏返らせた。直後に彼の手のひらが口を覆われる。
「っん……!」
「しー、静かに」
反対側の手の人差し指を立てて、彼が静かにたしなめる。二人の距離は、額同士がくっつきそうなくらい近い。狼狽しながらも声のトーンを落として謝る。
「ご、ごめんなさい」
大きな手のひらに顔の下半分を覆われて声がこもりがちになってしまったけれど、彼は優樹がもう大声を出すことはないと理解したようで、口元から手を離してくれた。ふうと息をついたところで、顔を覗き込まれていることに気がついた。
「なんか、緊張してる?」
「え、うん、まあ……」
彼からの質問に、言いよどむ。カップルに囲まれた状態でけして居心地がいいとは言えない。でも緊張しているとしたら、それは隣にいる彼のせいだ。
彼が今何を考えているのか想像すると、背中に冷や汗をかくような思いがする。後悔してるんじゃないか、もっと他の子と来たかったんじゃないか。
誘ったのは自分、こんなふうに気まずい思いをするかもしれないということに思い至らなかったのも自分の責任だ。
「なんか、ゴメンね。一緒にいるのが私で」
自虐的な気持ちでそう告げると、彼は片目をすがめて優樹を見やった。どこか不機嫌そうな表情に、たじたじとなる。
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「そ、そうなんだ?」
気圧されながらもなんとか答えるが、彼の視線をひしひしと感じる。優樹は視線から逃れるように、隣席との仕切りのカーテンに顔を向けた。しかしそれは失敗だった。すぐ隣の席からはなんだかあやしい雰囲気が醸し出されている。
(あっ今絶対キスしたよね……? そこのカップルさん、見えてますよ~)
気づきたくないことに気づいてしまった間の悪さにどぎまぎしていると、横から伸びてきた手に顔を引き戻される。
「なんで目、そらすの」
「ええ……な、なんでって」
今まさにされている通り、見つめられて気まずいからなのだが、それを伝えるのを躊躇してしまう。
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