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弱点発覚!?レッド屈辱の敗北!
しおりを挟む「世界の平和は…俺たちデュアルレンジャーがいる限り絶対に守る!!…これでトドメだっ!!…」
「ぐぁぁぁぁっ!?……」
ゴツゴツとした身体つきの悪魔のような怪人が断末魔をあげて倒れていく…このやり取りを見るのは何回目だろうか…
「ピンク!…大丈夫かっ!?…怪我はないか?…」
「えぇ…大丈夫よ。今日もお疲れ様、レッド…」
「お、おう…!」
わかりやすく私の前で赤面して答える青年は…世界の平和を守る正義のヒーロー…デュアルレッド…その正体は私の幼馴染のコウくん…そして私の名はレイ…私もデュアルピンクとして一緒に活動をしているんだけど…
「レッド…いつも足を引っ張っちゃってごめん…今日も助けてもらっちゃったね…」
「えっ?…そ、そんなことないよ!…ピンクだって役に立ってるって…!」
今日の私は悪の組織に囚われてしまっていて…そこをレッドに助けてもらっていて…私が囚われていたアジトではたくさんの罠が仕掛けられていたが、レッドはいつも通りの圧倒的な強さで私を助けてくれた…
「コウくんは相変わらず優しいのね?…あ…私少し用事思い出したから…今日はここで…」
「レイ…そ、そんなことないよ…あ、うん…じゃあな!」
そう言って私達はお互い変身を解き…私はすぐにでも連絡がしたい相手がいたものだから…コウくんと別れてしばらくして、近くの路地裏で携帯電話を取り出して…
「ねぇ?…これで何回目の失敗だと思ってるのかしら?…しかも、今日は私がわざわざ人質になってあげたっていうのに…」
「は、はいっ!!…誠に申し訳ありません!」
私は誰に電話をかけてているかと言うと…私達デュアルレンジャーの敵…悪の組織の魔王である…私がレッドの前で見せていたしおらしい態度を一変させて声を荒げれば、魔王は震えた声で謝って…
「はぁ…私がその気になればあなた達の組織ぐらい、一捻りなんだけど…わかってるわよね?」
「ひぃぃっ!?…ど、どうかそれだけはおやめくださいぃっ!!」
どうして悪の組織とデュアルピンクである私に関わりがあるのか…単刀直入に言うと、私はだいぶ前に悪の組織の魔王を倒したのだ…
彼ら悪の組織は、私達デュアルレンジャーと戦うには明らかに力不足であった…毎度送り込んでくる怪人は貧弱…人員も少なく…魔王も頼りない…そんな組織を壊滅させるには私1人でも容易いことだった…が、私にはある野望があった…
「毎回毎回、結局はコウくんの圧勝じゃない…そろそろ愛想が尽きてきたんだけど?…」
「し、しかし…デュアルレッドは…我々では手に負えない強さでありましてぇ…な、何か弱点とかがあれば…なんて…」
それは…私の幼馴染のコウくん…デュアルレッドを敗北へ導くこと…
彼は昔から完璧だった…頭は良くて運動神経抜群…男子女子関係なく人気者であった…ましてや世界の平和を守るヒーロー…
そんな無敵の強さを誇るコウくんと一緒に過ごしていた私は…ふと思ってしまったのだ…コウくんの苦しみ…悶えてる姿は一体どんな様子なのだろう…そんなことを考えていれば、私はどこか胸がドキドキしてきて…確かめられずにはいられなくなったのだ…
「はぁ?…そんなのあなた達で考えてきなさいよ?……あ、でも…もしかしたら…」
「で、ですよねー…えっ!?…あ、あるんですか!?」
コウくんの弱点…そんなもの、私だってずっと考えてきた…でも、考えれば考えるほど、コウくんは完璧だった…そう思っていたけど…ある日の記憶が私の頭をよぎって…
「まぁね…成功するかはわからないけど…とりあえず、私の言う通りに動いてくれる?」
「も、もちろんです…レイ様の仰せの通りにっ!」
「フフッ…もしかしたら面白いものが見れるかも…♡」
そう言って私は溢れ出る欲望のまま…思わず口元を緩めながら、悪の組織の魔王に作戦内容を伝える…
そして…作戦決行の日…
今日も街をパトロールとして歩いていたコウくんの携帯が鳴る…
「もしもし…レイ、どうした?」
「あ、コウくんっ!…今、悪の組織が活動しているって言う情報が入ったの…今位置情報送るね!…あと、私どうしてもすぐにそっちに向かえそうにないから…なるべく早くそっちに行くから悪いんだけど…1人でそれまで頑張ってくれる?…」
「あ、おう!…焦らなくても大丈夫、俺が敵倒せるだけ倒しておくから…任せてくれ!」
「本当にごめん!じゃあ、電話切るね…作戦通りレッドがそっちに向かったわよ…準備はできてるんでしょうね?」
「は、はいっ!!…も、もちろんでございます!」
勿論すぐには向かえないと言うのは真っ赤な嘘…これも作戦の内…コウくんとの電話を終えれば…すぐさま魔王に連絡を入れて…
「ここだよな?…見たところ誰もいねえけど…」
「えっ!?…あれって…デュアルレッドっ!?う、ウソでしょ…ど、どうしよ…握手してもらってもいいですか♡」
コウくん…いや、変身を終え、デュアルレッドは、私の送った位置情報を頼りに…人気のない…いかにも怪しい小さなトンネルに足を運んでいて…現れたのは戦闘員でも怪人でもない…セーラ服姿…スカートの下には黒タイツを履いている…黒髪ショートボブでメガネをかけた…いかにも真面目そうな見た目のJKで…デュアルレッドのファンなのだろうか、握手を求めてきて…
「えっ…あ、いいけど…キミ…こんなところに何で…」
「ホントですかっ!?…や、やった…♡」
まぁ、このJKも私達が用意した刺客…心優しいレッドは、不審に思いつつも手を差し出す…すると、JKは待ってましたと…手を差し出すと思いきや隠し持っていたスタンガンをレッドに突き出して…
「うぉっ!?…あ、あぶねーな…お、お前…何者だっ!?」
「チッ…避けましたか…私ですか?…いや~、なんかあなたを倒せばお金くれるって言うから…ちょっとしたバイト感覚で…♡」
さすがはレッド…咄嗟にスタンガンを躱して…対するメガネJKは…不敵な笑みを浮かべながらジリジリとレッドに詰め寄っていく…
「なっ!?…ば、バイト?…ちょっ…あ、危ねぇって!」
「フフ…大人しく私に倒されて…きゃっ!?…あ…」
と、スタンガンを振り回しレッドへ向かっていくJKだったが…レッドは軽く避けると、JKの手に持っているスタンガンを蹴り飛ばす…スタンガンは壁に打ち付けられ…地面に転がり…
「なぁ?…これでわかっただろ?…キミじゃ俺は倒せないって…だから、もうこんなことはやめてくれよ…」
「くっ…何ですか?…それで勝ったつもりなんですか?…こ、こっちは…あなたの弱点を知ってるんですから…っ!」
と、メガネJKはそう気丈に言い返すものの…流石に急いで雇ったため…戦い慣れはしていないのは一目瞭然…声も少し震えていて…まぁ、私の目論見通りにいけば…まだ勝機はあるはず…
「弱点…?…キミ…どう見てもただの女子高生だし、今なら間に合うから…諦めてくれないか?…」
「…そうです…弱点です…お、お兄さんはこういうのに弱いんですよね…」
「なっ!?…ちょ、な、何をっ…」
と、追い詰められたJK…しかし、最後の策として私から伝えておいた作戦を実行に移す…それは…JKは自らのスカートを捲り上げ…レッドに向かって純白のパンティをさらけ出す…当然予測していない事態にレッドは動揺を隠せない…いや、思っていた以上に効果抜群だ…狼狽ながらも…視線はバッチリJKのパンティに釘付けで…
「フフッ♡…お兄さん…変態ですねぇ?…そんなに私のパンティ見て興奮しちゃったんですか?…顔…赤いですよ?」
「ち、違っ!?…お、おい…そ、それ早く下ろせって…」
と、少し不安気だったJKもここまであからさまに反応してくれれば…余裕を取り戻す…レッドに向かいからかうような笑みを浮かべ…さらに変態呼ばわりして…
当然レッドはパニック気味…顔は紅潮しており…息荒くなってきている…
そうこれこそが私が見抜いた唯一のレッド、コウくんの弱点…色仕掛け…
そういえば、コウくんは昔からそうだった…テレビで水着のお姉さんが出たら昔から顔赤くなったりして…でも、実は興味津々なのはバレバレ…あからさまな弱点…
「今なら…お兄さんにも勝てちゃいそうなんですけど…♡…ほら、私…ちょっと暑くなっちゃった…フフッ♡」
「ば、バカっ!…そんな格好で…く、来るなよ…」
と、もはや弱点がバレた今…JKは大胆にブラウスのボタンを外し…胸元を露出させる…ブラウスの隙間からチラつく薄ピンクのブラ…一気に妖艶な雰囲気になるJK…これまで戦ったことのない、経験したことのない敵に…たじろぐレッド…思わずレッド自身が恥ずかしくなったのか、両手で目を塞いでしまう…
「フフッ…敵の前でそんな間抜けな格好するなんて…お兄さん…もしかしてバカですか?…それっ♡」
「えっ……ぐぁぁぁぁっ!?…くぅぅ…はぁ…はぁ…な、何を…」
と、目を塞ぎ無防備な状態のレッド…それを敵であるメガネJKが見逃すはずもなく…レッドの股間に鋭い蹴りが放たれる…
モロに受けてしまったレッドは…地面に転がりうずくまって股間を手で押さえる…
あぁ、なんて情けない顔…フフッ…もっと…もっと私に見せてよ…♡
「あらあら…さすがの強いレッドでもここは鍛えられなかったのですね♡…ごめんなさい…今すぐに痛いところ…ナデナデしてあげますよぉ♡」
「な、何を言って…はぅっ!…そ、そこはぁ…な、撫でるなぁっ!…」
と、悶え苦しむレッドをいとも簡単に押し倒してしまうメガネJK…仰向けになったレッドの上に跨り、先程痛めつけた股間を優しく撫でる…
フフッ…ちょっと撫でられたくらいでビクビクしちゃって…情けない声出して…あぁ、かっこ悪いレッド…
「えぇ~?…だってぇ…痛いところはナデナデしてあげないとぉ…腫れちゃいますよ?…あ、ほら…ここ、だんだん固くなっちゃってるじゃないですか…ほーら…ナデナデ♡…」
「はぁ…はぁ…や、やめろぉっ…くぁぁっ!…」
スーツはぴったりフィットするように作られてるから…レッドの股間がどんどん大きく膨らんでいるのがバレバレ…撫でられるたびに身体をビクビクってさせて…まるで女の子みたいなコウくん…
「うわぁ…お兄さんの今の顔、とても気持ち悪いですよ?…見せてあげますよ…ほら?…ヒーローなのになんて情けない顔…♡女の子に撫でられて興奮しちゃうなんて…」
「なっ…そ、そんなこと…なぃ…くぅっ…」
メガネJKは…レッドの顔を携帯で写真を撮って…その画像をレッドに見せつけて…情けなく悶えてる顔を見せつけられて悔しそうなレッド…
「あらそうですか?…なら、今からお兄さんがどれだけ変態なのか…身をもって体験してもらいますよ♡…ほーら…変態じゃないなら…こんなの全然平気ですよね?…フフッ…♡」
「な、何を…っ!?…んぐぅっ!?…な、何しやがる…」
と、おもむろに立ち上がるメガネJK…そしてローファーを脱いで…黒タイツ越しのつま先をレッドの顔にグリグリと押し付けて…レッドは予想外の出来事に混乱している様子…
「フガフガ息しないでくださいよぉ?気持ち悪いですから…そんなに私の足の匂い…嗅ぎたいんですかぁ♡」
「ぐぅ…だ、誰が足の匂いなんて…ハァ…ハァ…」
レッドの鼻先には…メガネJKの足の匂いが…少しタイツで蒸れているのか…汗の匂いと…JK特有のどこか甘い…刺激的な匂いが混ざり合って…
口では否定するレッドだけど…明らかに息が荒いし…どんどん股間が膨らんできて…
「フフッ♡…そんなに大きくしてそんなこと言われても…説得力ないですよ?…ほら…グリグリ…グリグリ…♡」
「ぅぁぁっ!…ぁぁっ…や、やめてくれぇ…ハァ…ハァ…」
メガネJKは…ついにレッドの股間につま先を伸ばして…グリグリと踏みつけながら刺激を与える…グリグリ…グリグリとされるたびに情けない声が漏れて…くねくねと腰を動かして…悶え苦しむレッド…
「ほらほら…我慢は体に毒ですよ?…変態ヒーロさん♡…そろそろ限界なんでしょう?」
「くぁっ…はぁ、はぁ……が、我慢なんて…してねぇし…うぁぁっ!!…」
と、どんどんと息が荒くなっていく…もはや限界寸前なのだろう…レッドは蕩けたような目になり…そして、メガネJKはレッドの前に座り込んだかと思えば…両足のつま先をレッドの股間を挟み込むように包んで…扱くように上下させて…
「こういうのなんて言うんでしたっけ?…足コキ?…まぁいいですけど…ほら、私のつま先でシコシコしてあげますよぉ?…シコシコ…シコシコ…♡…」
「な、何をするぅ…っ!…や…やめろぉ!…それ以上はぁ…はぁ…はぁ…ぅ…ぅぅうっ!!…」
レッドのスーツの下から…はち切れんばかりに勃起したアソコをメガネJKの足の裏で扱かれてしまう…激しさを増す足コキ責めに…ついに…レッドは襲い掛かる快楽に耐えきれず……射精をしてしまう…ビクビクっと、スーツ越しからでも中から滲み出てくる精液…その瞬間、レッドのスーツは眩い光に包まれて…
「フフッ♡…あらあら…情けなくイッちゃっただけではなく…変身まで解けちゃうなんて…これ…私の勝ちですよね♪…あ、ちゃんと記録しなくちゃ…フフッ♡」
「はぁ…はぁ…な、なんで変身が……お、俺は負けてなんか…と、撮るな…やめろ…やめてくれ…」
眩い光が消えると…そこには変身が解けた状態のレッド…つまりコウくんがいて…メガネJKは勝ち誇った顔で…携帯で写真を撮って…射精の余韻に浸ってしまっているコウくんは…立ち上がれそうになく…
「コウくん?…あれ…もう終わったの?…誰この子…?」
「あらあら…もしかして彼女さんですか?…私はもう用件は終わったから…あとはその変態さんとごゆっくり…フフッ…さよならっ♡」
「あ…ちょっ…ま、待って!…」
ここで私は物陰から出てきて…いかにも今来たように演技をして…もはやコウくんに用がないメガネJKは…この場を去っていった…
「ねぇ?…何今の子?…変態って…?…何かあったの?」
「あっ!…レイ…いや、別に…少し声かけられただけで…な、なんでもない!…ハハ…俺ちょっと用事思い出したから…帰るわ…」
「えっ…あ、うん…お疲れ様…」
フフッ…敗北のショックを隠しきれてないわね…しかも、そんな股間を抑えてもバレバレ…全部最初から見ていたんだから…コウくんがあのJKに射精させられて…情けない顔して…負けちゃったことはね…♡
そして、コウくんは私と顔を合わせたくないのか…走って何処かへ行ってしまった…
しばらくすると…私の携帯電話が鳴って…
「れ、レイ様っ!!…ついにやりましたねっ!…ついに我々が勝利をっ!」
「えぇ…だから言ったでしょ♪…弱点もわかったところだから…あとはあなた達が作戦考えなさいよ…?…あ、それとあのメガネちゃんにはちゃんと報酬を渡すこと…あとはバイトじゃなくて…戦闘員として雇いなさい…」
「は、はいっ!…我々も弱点がわかればデュアルレッドなど恐れるに足らないですっ!…必ずや次回も…レッドに敗北を味わせてやりますっ!…」
よほど嬉しかったのだろう…魔王は電話越しからでも喜んでいるのがわかる…次回からはさすがの悪の組織でも…レッドを苦しめることができるはず…
「えぇ…じゃあ次回からは期待してあげるから…フフッ…じゃあお疲れ様♡」
嬉しかったのは魔王だけではない…いや、私が1番喜んでいる…あの完璧なコウくんが…ただのJKに手も足も出ないなんて…フフッ…思い出しただけで興奮しちゃうもの…
これが私が見たかったもの…いつもの退屈な帰り道が…今日は喜びと期待に浸る…最高の気分で私は家に帰っていく…
応援ありがとうございます!
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ドラゴンクエスト8のゼシカというキャラ独りで敵のモンスターに甘々な事を言ってメロメロにする小説を書いて頂けると有り難いです