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第二十三話:喪失 ―書き換えられたアルバム―
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二〇二六年一月十三日。
窓の外からは、冬特有の刺すような冷気を含んだ、朝の静かな住宅街の音が聞こえてくる。
僕はベッドの上で、深い海の底から浮上するかのようにゆっくりと目を開けた。
「……何だろう」
ひどく長い、そして美しい夢を見ていた気がする。 けれど、その輪郭は朝の光にさらされた瞬間に霧消し、手の届かない場所へと消えてしまった。
ただ、胸の奥にだけ、名前の付けられない熱い塊がしこりのように残っている。 夢を忘れるなんてよくあることだと自分に言い聞かせるが、その喪失感はあまりに重く、湿っていた。
「……パパ、起きてるの?」
ドアが小さく開き、エリが顔を覗かせた。
「朝ごはん、できてるよ。ママが呼んでる」
「ああ……今行くよ」
身体を起こすと、パジャマの袖がかすかに震えた。
リビングに向かうと、妻がエプロン姿で味噌汁の味を整えている。 湯気の向こうにあるその横顔は、僕が十六年前から知っている、そしてこれからも共に歩むべき人のものだ。
いつもの風景、いつもの朝。 テレビでは成人式の話題を振り返っている。僕はいつも通りにコーヒーを飲みながら新聞に目を通す。
「今日は連休明けの火曜日だからね。月曜日と間違えないでよ」
妻が子供たちに鋭く声をかける。
(そうだよな、連休明けなんだよ。仕事だるいな……)
僕は、ありふれた日常の不満を飲み込みながら、食卓に着いた。 運ばれてきたのは、炊きたての白米、わかめとお麩の味噌汁、そして弁当の余りだという卵焼きと焼鮭。
「今日の卵焼き、ちょっと甘いかも。口に合わなかったらお弁当残していいから」
一口、食べてみる。 舌の上に広がる出汁の香りと、柔らかな甘み。懐かしい味だ。
「へー、この甘さ、けっこう好きかも」
「あら、よかったわ」
妻の返事は短いが、その頬がわずかに緩むのを僕は見逃さなかった。 僕は箸を置き、ふと妻の背中を見つめた。
この人がいて、子供たちがいる。 当たり前の光景のはずなのに、なぜかそれが奇跡のように尊く感じられ、自然と口元が緩んだ。
「……なに?」
視線に気づいた妻が、怪訝そうに振り返る。
「顔に何かついてる?」
「いや……。いつもありがとう、と思ってさ」
妻は目を丸くし、それから気味悪そうに眉を寄せた。
「……なにそれ、気持ち悪い。何かやましいことでも隠してるの?」
「まさか。ただ、そう思っただけだよ」
僕は苦笑したが、妻は狐につままれたような顔で、しかしどこか満更でもなさそうに、そそくさと台所へ戻っていった。
*
食事を終え、身支度を整えて玄関へ向かう。 靴を履いていると、ドタドタと階段を降りてくる音がした。息子のショウタだ。 寝癖のついた頭で、不機嫌そうに鞄を掴んでいる。
最近は反抗期もあり、会話らしい会話をしていない。 いつもなら「早くしろ」と小言の一つも言うところだが、今の僕の胸には、なぜか彼を抱きしめるような衝動が渦巻いていた。
「ショウタ」
僕が声をかけると、ショウタは身構えるように足を止めた。
「……なに? 金なら持ってないよ」
刺々しい言葉。けれど、それさえも愛おしい成長の証に聞こえる。 僕は息子の肩に、ポンと手を置いた。
「おはよう。……今日も、気をつけてな」
ショウタは呆気に取られたように口を開き、僕の顔をまじまじと見つめた。
「……は? 父さん、熱でもあるの?」
「失礼だな。元気だよ」
「ふーん……。なんか、変な感じ」
ショウタは首をかしげながらも、いつもの険しい表情を少しだけ緩め、「行ってきます」と小さく呟いてドアを開けた。
その背中を見送りながら、僕は「ああ、僕は今、ここに生きているんだ」という奇妙に強い実感を抱いていた。
失った記憶の代償として残された、温かな残響。 僕は革靴の紐をきつく結び直し、冬の冷気の中へと足を踏み出した。
*
二〇二六年二月十三日。
金曜日の夜、駅前の居酒屋は仕事帰りのサラリーマンたちの喧騒で満ちていた。 プロジェクトの打ち上げという名目で、僕は若い部下たちに囲まれてジョッキを傾けていた。
部長の愚痴、他部署で起きている不倫沙汰。 こういう場でしか出来ないような話に花が咲いている。 ビールの大ジョッキがどんどん運ばれて来る。つまみも揚げ物など胃もたれしそうな物が並ぶ。 僕は一人で好物のほっけの塩焼きを食べる。
アルコールが回り始めると、話題は次第にプライベートな領域へと踏み込んでいく。
「課長の初恋、聞きたいです! 奥さんが初恋じゃないんですよね?」
突然、入社三年目の女性社員が、身を乗り出して聞いてきた。
「おいおい、セクハラだぞ」
「いいじゃないですかぁ、時効ですよ時効!」
はやし立てる部下たちに苦笑しながら、僕は記憶の引き出しを開けた。 そこには、妙に整理された、色褪せたアルバムのような記憶が収まっていた。
「……まあ、よくあることで大した話じゃないよ。成人式の時に、小・中学の同級生と再会してさ」
僕は、自分の脳裏に浮かぶ「事実」を淡々と口にした。
「意気投合して、そこから一年くらい付き合ったかな。でも、こっちは東京、彼女は地元。結局は遠距離に耐えられなくて……自然消滅みたいな感じで終わったんだ。もう二十年も前の話だ」
完璧なストーリーだった。
三週間という短く激しい時間は、脳内で引き伸ばされ、薄められ、角の取れた「よくある若気の至り」へと書き換えられていた。
彼女の名前は(あれ? なんだっけ?)顔も、もう思い出せない。 ただ「そういうことがあった」という記録データだけがある。
「へぇー、なんかほろ苦い初恋ですね……」
みんなあまり触れない方がいいと思ったのか、別な話題で盛り上がる。
その時だった。 不意に、喉の奥が熱く焼けるような感覚に襲われた。
――違う。
脳の奥底で、言葉にならない声が響いた。 (一年? 自然消滅? そんな、薄っぺらいものだったか? 僕が失ったのは、そんなありふれた恋人ごっこだったか?)
ガタン、とジョッキを置く手が震えた。 視界が急激に滲み、ぼやけていく。
「……あれ?」
頬に、温かいものが伝わった。 拭っても、拭っても、後から後から涙が溢れてくる。
悲しいわけではない。懐かしいわけでもない。 ただ、自分の口で語った**「偽りの記憶」が、魂に刻まれた「真実の傷跡」と食い違い、心が悲鳴を上げている**ようだった。
命を削って何かを守り抜いたような、壮絶な喪失感が身体を支配する。
「か、課長? 大丈夫ですか?」
「なんか、地雷踏んじゃいました……?」
凍りつく部下たちの前で、僕はハンカチを目元に押し当て、無理やり口角を上げた。
「……悪い。歳をとると、涙腺が緩くてな。昔の失恋を思い出したら、急にセンチメンタルになっちまった」
道化のように笑ってみせたが、胸の痛みは引かない。
記憶は嘘をついている。 僕はこの胸の痛みの正体を、一生知ることはできないまま、残りの人生を生きることになるのだろう。
にぎやかな居酒屋の片隅で、僕は空っぽになったグラスをただ見つめていた。
窓の外からは、冬特有の刺すような冷気を含んだ、朝の静かな住宅街の音が聞こえてくる。
僕はベッドの上で、深い海の底から浮上するかのようにゆっくりと目を開けた。
「……何だろう」
ひどく長い、そして美しい夢を見ていた気がする。 けれど、その輪郭は朝の光にさらされた瞬間に霧消し、手の届かない場所へと消えてしまった。
ただ、胸の奥にだけ、名前の付けられない熱い塊がしこりのように残っている。 夢を忘れるなんてよくあることだと自分に言い聞かせるが、その喪失感はあまりに重く、湿っていた。
「……パパ、起きてるの?」
ドアが小さく開き、エリが顔を覗かせた。
「朝ごはん、できてるよ。ママが呼んでる」
「ああ……今行くよ」
身体を起こすと、パジャマの袖がかすかに震えた。
リビングに向かうと、妻がエプロン姿で味噌汁の味を整えている。 湯気の向こうにあるその横顔は、僕が十六年前から知っている、そしてこれからも共に歩むべき人のものだ。
いつもの風景、いつもの朝。 テレビでは成人式の話題を振り返っている。僕はいつも通りにコーヒーを飲みながら新聞に目を通す。
「今日は連休明けの火曜日だからね。月曜日と間違えないでよ」
妻が子供たちに鋭く声をかける。
(そうだよな、連休明けなんだよ。仕事だるいな……)
僕は、ありふれた日常の不満を飲み込みながら、食卓に着いた。 運ばれてきたのは、炊きたての白米、わかめとお麩の味噌汁、そして弁当の余りだという卵焼きと焼鮭。
「今日の卵焼き、ちょっと甘いかも。口に合わなかったらお弁当残していいから」
一口、食べてみる。 舌の上に広がる出汁の香りと、柔らかな甘み。懐かしい味だ。
「へー、この甘さ、けっこう好きかも」
「あら、よかったわ」
妻の返事は短いが、その頬がわずかに緩むのを僕は見逃さなかった。 僕は箸を置き、ふと妻の背中を見つめた。
この人がいて、子供たちがいる。 当たり前の光景のはずなのに、なぜかそれが奇跡のように尊く感じられ、自然と口元が緩んだ。
「……なに?」
視線に気づいた妻が、怪訝そうに振り返る。
「顔に何かついてる?」
「いや……。いつもありがとう、と思ってさ」
妻は目を丸くし、それから気味悪そうに眉を寄せた。
「……なにそれ、気持ち悪い。何かやましいことでも隠してるの?」
「まさか。ただ、そう思っただけだよ」
僕は苦笑したが、妻は狐につままれたような顔で、しかしどこか満更でもなさそうに、そそくさと台所へ戻っていった。
*
食事を終え、身支度を整えて玄関へ向かう。 靴を履いていると、ドタドタと階段を降りてくる音がした。息子のショウタだ。 寝癖のついた頭で、不機嫌そうに鞄を掴んでいる。
最近は反抗期もあり、会話らしい会話をしていない。 いつもなら「早くしろ」と小言の一つも言うところだが、今の僕の胸には、なぜか彼を抱きしめるような衝動が渦巻いていた。
「ショウタ」
僕が声をかけると、ショウタは身構えるように足を止めた。
「……なに? 金なら持ってないよ」
刺々しい言葉。けれど、それさえも愛おしい成長の証に聞こえる。 僕は息子の肩に、ポンと手を置いた。
「おはよう。……今日も、気をつけてな」
ショウタは呆気に取られたように口を開き、僕の顔をまじまじと見つめた。
「……は? 父さん、熱でもあるの?」
「失礼だな。元気だよ」
「ふーん……。なんか、変な感じ」
ショウタは首をかしげながらも、いつもの険しい表情を少しだけ緩め、「行ってきます」と小さく呟いてドアを開けた。
その背中を見送りながら、僕は「ああ、僕は今、ここに生きているんだ」という奇妙に強い実感を抱いていた。
失った記憶の代償として残された、温かな残響。 僕は革靴の紐をきつく結び直し、冬の冷気の中へと足を踏み出した。
*
二〇二六年二月十三日。
金曜日の夜、駅前の居酒屋は仕事帰りのサラリーマンたちの喧騒で満ちていた。 プロジェクトの打ち上げという名目で、僕は若い部下たちに囲まれてジョッキを傾けていた。
部長の愚痴、他部署で起きている不倫沙汰。 こういう場でしか出来ないような話に花が咲いている。 ビールの大ジョッキがどんどん運ばれて来る。つまみも揚げ物など胃もたれしそうな物が並ぶ。 僕は一人で好物のほっけの塩焼きを食べる。
アルコールが回り始めると、話題は次第にプライベートな領域へと踏み込んでいく。
「課長の初恋、聞きたいです! 奥さんが初恋じゃないんですよね?」
突然、入社三年目の女性社員が、身を乗り出して聞いてきた。
「おいおい、セクハラだぞ」
「いいじゃないですかぁ、時効ですよ時効!」
はやし立てる部下たちに苦笑しながら、僕は記憶の引き出しを開けた。 そこには、妙に整理された、色褪せたアルバムのような記憶が収まっていた。
「……まあ、よくあることで大した話じゃないよ。成人式の時に、小・中学の同級生と再会してさ」
僕は、自分の脳裏に浮かぶ「事実」を淡々と口にした。
「意気投合して、そこから一年くらい付き合ったかな。でも、こっちは東京、彼女は地元。結局は遠距離に耐えられなくて……自然消滅みたいな感じで終わったんだ。もう二十年も前の話だ」
完璧なストーリーだった。
三週間という短く激しい時間は、脳内で引き伸ばされ、薄められ、角の取れた「よくある若気の至り」へと書き換えられていた。
彼女の名前は(あれ? なんだっけ?)顔も、もう思い出せない。 ただ「そういうことがあった」という記録データだけがある。
「へぇー、なんかほろ苦い初恋ですね……」
みんなあまり触れない方がいいと思ったのか、別な話題で盛り上がる。
その時だった。 不意に、喉の奥が熱く焼けるような感覚に襲われた。
――違う。
脳の奥底で、言葉にならない声が響いた。 (一年? 自然消滅? そんな、薄っぺらいものだったか? 僕が失ったのは、そんなありふれた恋人ごっこだったか?)
ガタン、とジョッキを置く手が震えた。 視界が急激に滲み、ぼやけていく。
「……あれ?」
頬に、温かいものが伝わった。 拭っても、拭っても、後から後から涙が溢れてくる。
悲しいわけではない。懐かしいわけでもない。 ただ、自分の口で語った**「偽りの記憶」が、魂に刻まれた「真実の傷跡」と食い違い、心が悲鳴を上げている**ようだった。
命を削って何かを守り抜いたような、壮絶な喪失感が身体を支配する。
「か、課長? 大丈夫ですか?」
「なんか、地雷踏んじゃいました……?」
凍りつく部下たちの前で、僕はハンカチを目元に押し当て、無理やり口角を上げた。
「……悪い。歳をとると、涙腺が緩くてな。昔の失恋を思い出したら、急にセンチメンタルになっちまった」
道化のように笑ってみせたが、胸の痛みは引かない。
記憶は嘘をついている。 僕はこの胸の痛みの正体を、一生知ることはできないまま、残りの人生を生きることになるのだろう。
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