異世界お料理探訪譚～魔獣引き連れて失礼します～

5 お夜食にサンドウィッチでも

お泊まり館で食事と温泉を堪能した俺たちは
各々部屋で寛ぐことに

数時間後、小腹が減ってしまったので

アイテムボックスから
前に作り置きしておいたキラーベアのサンドウィッチを取り出す
アイテムボックスに入れた物は
取り出すまで時間が停止しているため腐ることが無いため安心
取り出しているところで同室のゴードンが帰ってくる

「お？美味しいそうだなそれ」
「あ、ゴードンおかえり
これ？キラーベアのサンドウィッチだよ
欲しい？ならまだあるから
取り出しておくね」
取り出して
机の上に置く
するとゴードンは一口食べて
驚いた表情をする
それからバクバクと凄い勢いで食べる
食いしん坊め！
結局、俺の分まで食べよって
仕方ないので
タマゴサンドを取り出した
パクと食べると
「うん、美味しい」
うっとり笑顔になると
ゴードンが
「、、ぅ」
顔を赤くしたけど
別に気にしないで食べる
「ふう、美味しかった」
お片付けをして
ベッドに横になると
「ふぁ～、眠たくなってきたから寝ようかな」
「、、、こぃつめ」
とゴードンが言う
「どうしたの？」
「なんでもねぇよ」
と少し不機嫌な顔になる
よくわからないけど
俺は眠りについた
翌朝目を覚ますと横にゴードンがいて一緒に寝てる
「あれ？なんで俺の横にゴードンがいるの？」
「俺もお前と同じ部屋に泊まってたからだ」
「そうじゃなくて！ベッドは二つあっただろ！？」
「あぁ、それはな、、」
「ん？」
「お前に抱きついてたらそのまま抱き枕にされてただけだ」
「ごめん、全然覚えてない」
「まぁいいさ、それより朝食を食べに行こうぜ」
「あ、うん、、そう、、だね」
してやられたな
これは