異世界お料理探訪譚~魔獣引き連れて失礼します~

みなと劉

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18 神の神槍(しんそう)グングニール

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「よくここまで来たな!誉めて使わす」
少し偉そうな感じのがいた
「ほほう久しいのぅ
ルシフェル殿」
ルシフェルを図鑑説明欄から検索してもらった
図鑑説明欄から検索した結果
堕天使ルシファー レベル80 種族:悪魔族
性別:男性
年齢:不明
職業:魔王軍四天王
称号:大魔王サタンの息子
スキル:鑑定眼 闇属性魔法 全能力上昇 状態異常無効 即死無効 超再生 全武器使用可 不老不死 全魔法使用可能 言語理解 魅了 隠蔽 隠密 アイテム図鑑説明欄から検索 結果が出た
やはり、この方は大魔王サタン様の御子息であるようだ
そして
ルシフェルさんのステータスを見て驚いた
レベル80
HPやMPなど数値が表示されていないからだ
俺が戦闘態勢を取ろうとしたら
オーディン様がよいと止めた
「お主がここにいるということは
グングニールを盗んだのは?」
「いや、グングニールは自ずとここへ来た」
いやいやいくらなんでも槍が自らくることなんて
「やはりそうか」
「あるのぅ!?」
オーディン様が言うには
神話の時代
神々が人間達に与えた武具のひとつ
それがグングニール(合計で13降りある内の一つは人間に与えられたとある)だと言う
しかし、この世界では この世界に訪れる者に試練を与える為の物らしい
その者の心を見極める為に そして、今、この世界で、この世界に存在する者が
手にするに相応しい者を選び出す為に
この世界の主神たるオーディン様も知らないうちに
俺達が手に入れてしまったらしい
ルシフェルさんは、この世界の主神のご子息 つまり神様の一人 なので、オーディン様が敵わない存在なのだとか
「え!?俺は受け取ってません」
するとルシフェルさんは
「だから、こうして我のところにある」
ルシフェルさんが説明してくれたまず、俺の前に現れた時に持っていた黒い布は 自分の姿を見えなくするためのものだという
次に、俺達の前に現れた時に着ていた白い服は
この世界に来る際に来ていた服装だそうだ
そして、その時に持っていた金色の長剣は この世界に来た時に持って来ていたものらしい
「え!?だとしたらロキさんって」
「無論、我のことだ」
なんと!あの時、ロキさんは、ルシフェルさんだったのか
「ケーキ好きなんですか?」
と聞いたら どうやら、この世界の主神は甘いものが大好きらしく
よく、この世界の甘味を食べているとか ちなみに、この世界の主神は、オーディン様のお父上に当たる方で
オーディン様とは兄弟にあたるという オーディン様とルシフェルさんは、家族ということになる
ならばと思い
「ルシフェルさん!」
「なんだ?」
「俺達と一緒に来てくれませんか?」
「我の職業は魔王軍四天王だがいいのか?」
たしかに鑑定したときに
魔王軍四天王とあったが俺にとってはそんなことは関係ない
俺の大好きなオーディン様のお兄様に当たる方なら俺にとっても兄的な存在である
「関係ありません!
俺は俺の大好きなオーディン様のお兄様と一緒にいたいんです」
これを聞いた
オーディン様とフレイヤ様は別の意味で顔を赤くする
「なんという」
「これは萌えます!はすはす」
意味が分からないが良いことなのだろう
「ならば一緒に行こう
我は元ということになるが魔王軍四天王
ルシフェル・ラファーガ
宜しく頼むぞ」
元魔王軍四天王ルシフェル・ラファーガが仲間になった
ルシフェル・ラファーガの人物図鑑説明欄から検索
結果 堕天使ルシファー レベル80 種族:悪魔族
性別:男性
年齢:不明
職業:元魔王軍四天王
称号:大魔王サタンの息子スキル:鑑定眼 闇属性魔法 全能力上昇 状態異常無効 即死無効 超再生全武器使用可 不老不死 全魔法使用可能 言語理解 魅了 隠蔽 隠密 アイテム図鑑説明欄から検索 結果が出た そして、ルシフェルさんが俺の目の前に来て キスをした
すると俺の身体が光り輝く そして、俺のステータスが更新された
ステータスが更新されました
名前:ユウキ・ルヴァン
性別:男性
年齢:15歳
種族:人族
職業:英雄王 レベル80 HP3万5000 MP5万1000 攻撃力4500 防御力3500 魔力8800 魔防6000敏捷2900 運2000 スキルポイント 3700 固有能力 創造 解析 言語理解 魅了 隠蔽 隠密


先ほど
ルシフェルさんにキスをされて
別の意味で体が熱くなるそして、オーディン様が言った
神界では、結婚の儀式の時に、互いのステータスを更新し合うことがあるという 
つまり、俺達は結婚したことになる
ルシフェルさんのステータスを見たとき驚いた
なんせ、今まで見てきた中で一番高い数値だったからだ
しかし、オーディン様が ルシフェルさんが持っているグングニールを俺に渡すように言ってきた
理由は、俺がこの世界の主神となる存在だからだそうだ
つまり、ルシフェルさんは、この世界の主神になる可能性がある存在というわけだ なので、ルシフェルさんは、俺の仲間となった
俺はルシフェルさんから渡されたグングニールを手にしてみた
すると、頭の中に声が聞こえてくる
どうやら、この世界の主神の声らしい 主神が言うには、この世界に来る際に、俺が手にしていた物がこの世界の主神が認める存在として認められたようだ
そして、この世界の主神が認めた存在は、この世界で、この世界に存在する者に与えられる 力の一つのようだ なので、この世界の主神は、この世界の者に自分の力を授けることができるらしい
ただし、主神の力が強すぎる為 
主神の力を与えられると、主神の眷属となってしまうらしい 
だから、この世界の主神は、この世界の者達に主神の力は与えていないようだ
なので、俺は、この世界の主神となった
がこれに傲ることは一切しない

たとえ主神となっても自分のしたいことは変わらないので
「このままギルドへ帰還するいいね?」
「うむ、よろかろう。ルシフェル殿もよろしいか?」
「あ、そこはユウキに任せるとしよう」
「では、行きましょう」
クエスト達成
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