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第百四十話:伝説の剣とポテチの奇跡
しおりを挟むある日、いつものように異世界コンビニ「ワンダー」に騎士団長ガルドが顔を出した。彼は鋭い目つきで店内を見渡し、目的のものを探しているようだった。
「店長、聞いてくれ!伝説の剣が魔王討伐に必要だと預言者パブテマスが言っていた。ここにあるって本当か?」
店長はレジ越しにガルドを見て、困惑した表情を浮かべた。「えっと、伝説の剣…? そんなものコンビニに置いてないと思うけどなぁ。あ、でもこれならあるよ!」と、ガサゴソと棚から取り出したのは、なんと『伝説のポテトチップス』。
ガルドは一瞬ポカンとしたが、店内にいるお化けキノコが横から口を挟む。「おいおい、団長。これただのスナックだぜ。そんなので魔王倒せると思ってるのか?」
ガルドは真剣な表情でポテトチップスを手に取り、じっくりと眺めた。「いや、これはただのポテチじゃない。『伝説』と書かれている。何か秘められた力があるかもしれん…!」
店長は肩をすくめて、「じゃあ、試しに買ってみてくださいな。もし魔王に勝てたら、レビューでも書いてくれると助かります」と笑った。
数日後、店の外から大歓声が聞こえた。ガルドが店の前に戻り、手には輝くポテトチップスの空袋を持っている。「やったぞ、店長!あのポテチを食べた途端、魔王は自滅し始めたんだ!あれはどう見てもチップスの力だ!」
店内は歓声に包まれ、お化けキノコは「マジかよ、ただのスナックだと思ってたのに…」と頭を抱えた。
店長はにやりと笑いながら、「次は『伝説のカップ麺』を入荷しようかな」とつぶやいた。魔物たちと騎士たちはその言葉に、一斉に期待の眼差しを向けた。
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