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116話

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と止めたが結局飲まれてしまった。
「ごちそうさま。美味しかったよ。ご主人様♡」
それからリリスさんに抱きしめられて眠りについた。
(明日も仕事だから早く寝ないと……Zzz……Zzz…….)
チュン、チュン。鳥の声が聞こえる。
(もう朝か……ん?重い)
目を覚ますと、そこには全裸のラエルが僕のアナルにちんぽいれて突いていた。「ひぐっ」と喘ぎ声が出てしまう。
ラエルのちんぽが前立腺をゴリっと削るように擦り、意識が飛びそうになるが、必死に耐える。
「起きろ。そろそろ起きる時間だ」
「ふぇ?なんで?」と、言うと
「昨日の夜中に俺がきてな。一緒に遊ぼうってことになったんだよ」
そう言ってラエルが腰を振る
「んひぃ!……いやぁ……」
と喘いでしまう。
そこにアルトとティグリスがやってきて僕を見る。
「おはようございます。ゆう様」とティグリスが言ってきた。
ティグリスのおちんぽはバキバキになっていた。
(あんな大きなモノ入らない)と思いつつティグリスに「おはよう。それよりこれ抜いてよ!ラエルくん」と言ってみる。すると
「嫌ですよ~。ゆう様の中すごく気持ちよくて最高です」
「ゆうは本当にかわいいな」とアルトは言った後 僕のお尻の穴に舌を入れて舐め始めた。
「アルト!ダメェ!……汚ないから!」と言っても「ゆうはどこも綺麗だから心配するな」と言い返されてしまう。
さらにそこへリリスさんが来る。
僕の姿を見た瞬間、「優斗様……」と言ってキスしてくる。
リリスさんの舌使いが巧みですぐにイきそうになったが、なんとか堪えた。
その後、全員分の朝食を作る。といってもトーストと目玉焼きだけだが。
しかし、みんなは嬉しそうに食べていた。
食後にコーヒーを飲みながらまったりと過ごしていたら
「ゆう、私達のギルドに入って欲しい。私の処女をあげるから」
「え?いきなり何を言うの!?」
真司たちも
「うわあ」
って声を出す。
真司は
「今日は俺とする予定だろ?たくっエロいのも大概にしろ」
(なんだよ!?)
と思いつつも「ありがとう。でも僕、この世界でまだ全然わからないからもっと色々勉強したいんだ」
「そうですか……残念です……」
とティグリスは肩を落とす。
真司が近づいてきて「ハーレムルートまっしぐらだな」と言われたので軽く小突き、真司とイチャついていたら、リリスさんが寄ってくる。
「あの!じゃあ、私はどうでしょうか?」と胸を強調してきた。
僕は「リリスさんはとてもきれいだけどもう少しだけ待っていてください」と言った。
リリスさんが泣きそうな顔をしていたので「でもリリスさんにはずっとそばに居て欲しいと思っていますよ」と言うとパァッと明るい表情になり、リリスさんは僕に抱きついた。
リリスさんの胸の感触が心地よい……と思ったら真樹が僕の腕に胸を押しつけていた。
それに気づいたリリスさんが僕の耳元で囁く。
「いい加減にしないと殺しますよ?」
僕はゾクッとして離れると
「あ、そういえば、ギルドに入るためには冒険者にならないといけませんね。ゆう様の冒険者に私がなってあげましょう」と言ってきた。
「へっ?」
「はい決定ですね♪今すぐ手続きをしに行きましょう。行きましょう。ほら、行くよ!」
そう言って強引に連れ出される。
他のみんなを見ると手を振っていた。
「ちょっとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」と叫んでみたが誰も止めてくれなかった。
------ギルド 受付にて
「では登録しますね。ここに血を一滴お願いします」
針を渡され指を刺すとポタっと垂れる。
すると、水晶のようなものに文字が浮かび上がってきた。
「優斗・コグレ
LV:3
職業 :剣士
年齢 :19歳
種族 :人族 HP 101/101 MP 20/20
STR(物理攻撃力)
50 DEX(器用)
40 AGI(敏捷)
60 MND(魔法防御力)
45 VIT(頑強)
70 LUK 55 EXP 0/100」
(おお!これはすごいステータスじゃないのか?)
と思っているとリリスが話しかけてくる。
「ふむふむ、やはりレベル1の人間と比べると強いみたいだね」
「リリスはレベル幾つなの?」
「内緒だよ」
と言って微笑んでくる。
(絶対高いだろう……)
次にリリスさんが
「次はパーティーを組むための申請をするね」と言いながら紙を取り出し、記入を始める。
すると僕の方に顔を寄せて書き込んでいく。
その時にリリスさんの息遣いを感じてドキッとする。
最後に
「はい。これで完了」
と言い僕に渡す。そこには、 リリスと優斗のパーティーが結成されました。と書かれていた。
それから、依頼掲示板に行くと、Eランクの依頼が貼ってあったのでそれを選ぶ。内容は薬草採取と魔物討伐の2つがあった。報酬は銅貨30枚だ。
「じゃあ、これ受けます」
「気をつけて行っておいで」
と見送られて街を出た。「さてと、薬草採取頑張るか」
森の奥に進んでいき探していく。すると、
「ん?なんだ?」
目の前に白い毛玉が動くのが見えた。近づいてみると、そこには兎のような動物がいた。鑑定してみると……. 
< 名前>なし
種族:ウサギノカミツキウサギ
状態:正常
LV :5HP 100/100 MP 50/50 STR(物理攻撃力)
5 DEX(器用)
15 AGI(敏捷)
25 MND(魔法防御力)
12 VIT(頑強)
7 INT(知力)
3 LUK 10 SP 0 スキル 頭突き LV.3 かみつき LV.2 と表示されていた。
(弱そうだな……とりあえずやってみよう)と思い近づくと
「キュ!」と鳴いて僕の足元に突進してきた。
慌てて飛び退くと今度は後ろから攻撃された。
ギリギリ避けれたけど少しだけ当たってしまった。
そしてまた、こちらに向かってきた。僕は、木の後ろに隠れる。
すると、兎は僕が居なくなった事に気がつかずにそのまま突っ込んできた。
それを待ち構えていた僕は思いっきり木剣で殴った。
ゴンッと鈍い音が鳴り「キャイン」と鳴き声を出して倒れる。
急いで駆け寄りトドメをさす。心臓の辺りに剣を突き立てるとビクンと震えた後に動かなくなる。
死んだ事を確認してから死体を回収する。
その後、僕は森の中でひたすら薬草を探していた。
1時間くらい経った頃、遠くの方から「ギャー!」という悲鳴が聞こえた。
僕はすぐに駆けつけると、狼型の魔物にゴブリン達が襲われていた。
「グゲゲッ!」
「ギィー」
「ウガー」
それぞれ叫んでいた。
ゴブリン達は武器を持って戦っていたが多勢に無勢、どんどん数を減らしていく。
「あぁ、どうしよう」と考えていると、僕の存在に気付いた狼型がこちらを見て、「ガウ!」と威嚇してくる。しかしその直後
「ガルゥ」と叫び倒れた。見ると胸に矢が刺さっていた。どうやら誰かいるようだ。
(助かった~!ありがとう!)と心の中で言いながら矢の飛んできた方を見る。すると弓を構えた人が木の陰に隠れていることがわかった。どうするか悩んでいるとその人は出てきてお辞儀をした。
僕は近づき
「助けて頂き、ありがとうございます」と言うとお礼を言われると思っていなかったのか驚いた顔をした後
「いえいえ、当然の事ですよ。怪我とかはありませんか?」と返される。
「はい、大丈夫です」と言うとホッとした表情になる。すると僕の背後に視線を移して
「えっ?」
と声を出した。
僕は振り返ると先程の人青年がいて
僕は手首を掴まれて
木に押し付けられる。
「……く」
「女みたいだが違うか……エロ」
首筋を舐めてくる。ゾクッとして僕は身をよじる。
「いや、離して!」
「黙れよ」
そう言ってさらに強く押し付けてきた。
「……う……く」
「ちゅぷ……ちゅ……ん……男の様だが……乳首ぷっくりしてるな……舐めるぞ」
「……ゃ……やめて……んく」
「ペロ……」
「あっ」
舌の感触が伝わる。
「ふむ、なかなか美味いな」
「ひっ」
すると別の手がズボンに入ってくる。
「……あぅ」
「ほう、ここも感じる様だな」
「……やだ」
涙目になりながら懇願するが無視されて、さらに深く侵入してくる。すると
「ガウッ」
「……!?フェン!……助けて」
フェンが飛び出してきて体当たりした事で解放され尻餅をつく。そこに青年は追撃を仕掛けるがフェンが前に出て受け止める。
「グルルルル!!」と吠えて牙を向ける。それに負けじと爪を立てて引っ掻こうとしたが、あっさりと交わされて腕ごと噛み付かれた。
「ギャイィ」と叫ぶとそのまま倒れ込むが、すぐさま起き上がり逃げていった。
「はあ……はあ……助かった……ありがとう……フェン」
と言って頭を撫でてあげると嬉しそうな顔を見せた後、抱きついてきた。
そしてしばらく経って落ち着くまで抱きしめ合った。すると……. ぐぎゅ~と僕の腹が鳴る音が聞こえると二人は笑いあった。
---街に戻った優斗達一行はギルドに向かうことにした。
中に入ると、受付のお姉さんがいたのでリリスは話し掛ける。
リリスが事情を話すと、お姉さんは笑顔で対応してくれた。
手続きを終えると冒険者証を受け取る。そして説明を受ける。ランクはGから始まり最高がSSSとなる。
ランクが上がると特典があり、例えば、街の出入りの際の通行料の免除、宿代や飲食代の割引、各種施設の無料利用などがある。また依頼をこなすごとに貢献度が溜まり、一定のポイントを超えるとランクアップするらしい。依頼の中には指名依頼もあるため頑張って欲しいと言われた。
--翌日。朝早くに街を出ると森へ向かった。今日中に薬草を集めて街に帰りたいからだ。リリスによると薬草の群生地があるらしく、そこで集める事になった。
歩いて1時間くらい経つ頃には結構集まった。まだ余裕があったので魔物を倒しつつ進んでいくと森の開けた場所に出る。
そこは、大きな泉があり中心には小島が浮かんでいた。その周りを取り囲む様に花が咲いている。
<名前> ミレイユの花
状態:正常
効果:体力回復(微)
水に映る幻術
備考:別名『女神の聖泉』と呼ばれるほど神聖な地 と書かれている。
(すごいな。これが薬草なのかな?)
と思っていると ドスンと衝撃を感じると共に地面が揺れた。そして ズシン ズン という足音ともに何かが現れる。
そこには熊に似た生物が現れた。
(なんだこれ?鑑定してみよう)
<名前>
アースグリズリー 種族:魔物
状態:正常
LV :20HP 1050/1050 MP 0/0 STR(物理攻撃力)
850 DEX(器用)
100 AGI(敏捷)
150 MND(魔法防御力)
90 VIT(頑強)
900 INT(知力)
70 LUK 30 SP 20 スキル 腕力強化 LV.4 打撃耐性 LV.3 隠密 LV.2 となっていた。レベルが高いのに驚くがまずはどうするかを考える。
(よし、まずは観察して弱点を探すんだ。…….見つけた!心臓の所にある宝石の様な物。あれが魔石か…….)
と考えをまとめているうちに、こちらに気がつき襲いかかってきた。
慌てて避けると木にぶつかる。木にヒビが入る程の力強さに驚きながらもなんとか回避し続ける。
その後も攻撃してくるので避け続けているとだんだんと慣れてきたので隙を見つけて攻撃をしていく。
何回か繰り返すと疲れてきたのか、動きが鈍くなった。
(チャンスだ!)
と思い切りよく走り込み剣を振りかぶって殴りつける。するとゴブリンの時より手応えがあって吹き飛ぶ。
(やっぱりこいつ、そんなに強くないな。これならいける!)
と思いながらトドメをさす為に近づき、首元を剣で斬り裂いた。その後、僕たちは急いでこの場を離れた。というのも倒したはずの魔物が起き上がったからだ。死んだフリをして襲ってくるとは思いもしなかった。
(もうちょっと考えて戦わないとな……)
と心に誓う。ちなみにフェンが
「ウォン!ウォン!」
と興奮しながら飛び回っている。僕は少し引きながら宥めていた。すると後ろから声をかけられた。振り向くと先程の青年だった。僕は警戒していると彼は
「お前、俺を殺さないのか?」
と尋ねてきた。僕はもちろん答えなかった。すると
「そうか、やはり俺は嫌われてる様だな」
「あ、いえ……前みたいに襲わなければ」
「だって……お前可愛いから」
(男に可愛いはあまり)
「えっと、あなたは……」
「俺か、俺の名はアベルだ」
「僕は優斗です」
「優斗……良い名じゃないか」
「……あ、ありがとうございます」
「あぁ、ところで……昨日もそうだったが敬語なんていらないぞ」
「……あ……わかった」
「うむ」
「それで何か用かな?」
「あ……あのよ……もし良かったら一緒に行かないか」
「いいけど……どうして」
「実はな、パーティーメンバーに追放されたばかりで一人だと心細くて……駄目だろうか」
「ううん、全然大丈夫だよ」
「おおっ!!ありがたい。それじゃあ、改めてよろしくな優斗」
「うん、よろしくね」
こうして、僕は新たな仲間を手に入れた。
アベルと一緒に薬草を集めていくと陽が落ちてきそうな時間になったので帰ることにした。
---街に着くと、門番の人が声を掛けてきた。どうやら、昨日の人らしい。
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