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0、人物紹介と補足 (ネタバレ注意!!)

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リサ(リシュニア・マーブルク)

辺境伯マーブルク家第三子、長女として生まれた。辺境伯の子として、勉強、武芸と力を入れていた。
八歳の時婚約者が出来、その後十歳で相手が亡くなり破談。十五歳で新たな婚約者が出来たが、十六歳になる年に相手の不貞で破談。

以後貴族としての生活に嫌気がさし、一人立ちの為第八騎士団砦で素性を隠して薬師をしている。




フェリクス  ・ ルーセント(フェリクス・ヨハン・アシュレイ・エンジスニア)

グラーナ王国第三王子として第五側妃ミルスから生まれた。魔力が異常に高く幼い頃は魔力暴走をよく起こしていたが、母ミルスには喜ばれた。
魔道具師として伯爵位を賜り、母亡き後はその才能に恐れを感じた第一、第二王子(どちらかは不明)から暗殺されかけ、第八騎士団砦へとやって来た。  




ジェラルド・マーブルク

マーブルク家長男。第八騎士団の団長で、若き砦の主。父と連携を取って魔物の多い『暗き森』から魔物が溢れない様守護している。
偉丈夫で見目も整っている為モテるのだが、未だ独身。素性を隠して砦で勤める妹を見守っている。




ミレリオ・アーガソン

第八騎士団副団長。長身で柔らかな物腰と切れ長の目が砦の女性に大人気の美青年。ジェラルドの信頼は厚く、何でもこなしてしまえる器用さがある。ジェラルドの妹の事は知っているが、彼もまた暖かく見守っている。




ゼクシム・マーブルク

リサの父親。辺境伯で、『暗き森』に接する第八騎士団と共に、マーブルク領地を守り治めている。息子二人の事は放っておいても良いと思っているが、娘に対しては心配性。しかし縛る事はせず、一人立ちの後押しをしている。




メルザーネ・トルソ

薬師長。長い髭を蓄えた老紳士。リサの素性を薄っすら気付きながらも、その持っている力の有用性に重きを置き、危ない単独行動をどんどん勧める豪胆な人物。




ネネ

薬師仲間。リサより二つ年上だが、低身長とおさげ&眼鏡で幼く見える。おっちょこちょいで、よく薬師長に叱られる。


 

ナオリ

薬師仲間。かなりの高身長でひょろりとしている。外へ出る薬草採取の業務は苦手。ぼさぼさではないが、長い前髪が目元を隠しており、皆にいつも切れと言われている。薬師仲間一番の古株。




マキナ

薬師仲間。明るく元気で、お洒落やお菓子に目がない。薬師仲間や騎士、メイドなど幅広く友達がいる。面倒見が良く、リサの良い先輩。




エドワーズ・メナウ

子爵家次男。家業は継げないので、仕事を求め第八騎士団砦にやって来た。いつも眠たげで赤髪はぼさぼさ。薬師としての知識や経験は豊富だが、生活力がない。


 

ジェナ(ジェナ・ハルヴィン)

治癒術師として第八騎士団砦に配属されている、治癒の女神アルステナの信徒。元々男爵家の三女だが、信徒になると苗字は捨てるので、今は只のジェナ。いつも薬師達を下に見て絡んで来る。





補足

治癒術に関しては他の魔導師とは違い、教会の信徒で無ければ魔法を習得出来ないので、派遣という形で騎士団に所属する。

治癒の女神アルステナの他に、大地と生命の女神デアメーヌ、水と活力の女神リエメンテが治癒術を習得出来る教会である。



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