80 / 192
第一章:一年生第一学期 魔法の深淵と神髄に触れる資格は
第77話 いつの日か、その剣は届くだろうか
しおりを挟む
【前回】トルニアの実技試験を開始した
第77話 いつの日か、その剣は届くだろうか
――伸びしろのあるお前の攻撃なら、いつか。
❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖
「さて、残り時間も差し迫ってきた。結構ギリギリだが……魔力残量もそれなりだろうなぁ、その様子だと。一応、途中で降りる事も出来るがどうする?」
「……先生。」
「うん。」
「最後のチャンス、見とってください。……俺は追い詰められる方が強いので。」
ふん、成程。そう来たか。
「ではトルニア、お前が今回の試験内容を見事成功させなかった場合、お前を俺の授業から外す。それと同時に、二度と俺の授業に参加する事も許さん。」
「せ、せんせ。せんせ、それは……。……っ。」
「先生。それは幾ら何でも横暴だぞ。先生が普段から言っているように、授業と言う物は」
「いや、ええ。ええねん。……先生、ありがとうございます。俺、頑張れそうや。」
「言葉ではなく行動で示してもらおうか、トルニア。……お前は更にまた贅沢な事に、俺にわざわざ寄り添わせたんだからな。これで何も残せないのであればお前は本当にただの替えが利く駒だ。」
「おん、せや。そうや。……こんなんも乗り越えられへんで、何が天才か。」
先の言葉は何も口から出まかせではなかったようで、一般的に見ればへこむ事の方が多いそれで本当にこやつは自信が。覚悟を決められたらしい。
あんなにも不安そうだった目は焔のように爛々として。どうせそんな状態で魔法を編んだ所で100%失敗しそうな物だったが今はその精神も酷く安定し。多少乱れていた呼吸もかなり落ち着いているのでそれこそ思考が乱れるような事さえなければ魔法の行使自体は上手く行えるだろう。
問題は、その魔法だが。
ただでさえ集中力を要する魔法と言う概念。しかも、それを1つ1つ細かく制御するつもりだろう、あやつは。そこまでしなくとも良いのに。
しかし、ルシウス。トルニア。セディルズの中では唯一自らに枷を課せ。見事それを乗り越えてめきめきと成長するこいつはありとあらゆる事象において“難易度を選べない”立場に居る俺でも素直に称賛したいぐらいの潔さと男らしさがある。
この3人の中では唯一、俺が直々に推薦状を書いてやっても良いと思ってしまうぐらいの芯の強さだ。
何事でもそうだが、結局はその想いの芯の強さがなければいつか、何処かで必ず挫折する。そして、その大半はその挫折を乗り越えられずに野へ下る。
それでは面白くない。一度志したのであればそれで人生をボロボロにするぐらい、ズタズタにするぐらい、それ以外何も見えていないと。それ以外何も見る気などございませんと断言出来るぐらいの情熱を見せてくれなければ此方も見るに堪えないただの子供の遊戯にしか見えない。
とはいえ、それが必ず成就出来るほどに世界が甘くないのも分かっているが。
それでも観客というものはいつだってそういう無理難題を要求してはそれが叶えられる様を、夢を見たいと乞う。随分と無責任で、随分と楽観的で、人を人として認識せずに映画でも見るかのような雑さで他者を扱う。
そこに自覚や実感なんて物は必要ない。ただ、無感情に事実だけを並べればそうなるだけだ。自分が認めたくないという失敗しか生み出さない感情論で己の知能レベルの低さをひたすらに自己紹介するだけ。
「……だからこそ、こういう本物はいつだって輝いて見える。」
馬鹿にされてもへこたれない。
己の知能レベルの低さを自己紹介していると言われても、それでも周りの言葉など一切その耳に入れず。仮に入ったとしても全てを右から左に聞き流してただ我が道を往く。
そんな堂々とした様こそが用意された脚本よりも美しく、そして何より輝しく、その者にしか見い出せない唯一無二の才能となる。
先程はあんなにも苦労していたというのにあっさり再現してみせた30本の多種多様、形状も色も様々な剣達。無理をせずに本数を減らせば良いのに、なんて野暮だろう。
事実、あいつはその全てを綺麗に維持している。先程のように剣の端がぱらぱらと砂に戻って大地へ落ちる訳でもなく、所々形状や色が不安定になって形をなくしかけたりするような事もない。
「先生!!」
「ん?」
「怪我、せんとってくださいよ!!」
ふんっ。
「是非ともしてみたいもんだなぁ、特にお前のその刃で。」
本当に、心の底からそう思う。
これでもそれなりの付き合いだ。長いとは言えないが短いとも言えないあいつも、これが本心なのかそれともあいつを煽る為に言っているかの言葉なのか分からないだろう。ただ、お世辞ではない事だけは分かっている。
一度全ての剣が1周大きく回ったかと思えば30種類の軌道パターンで此方へ飛んでくる。矢のように飛んでくる物、弾のように飛んでくる物、舞いながら飛んでくる物と、ここまで来れば制御よりもあやつの想像力の方が滑稽に見えてくる。
まぁ、それでもそんな遅い物が俺に当たる訳などないがな。
ゆったりと深く椅子に腰を掛け。腕も足も組んだまま、右足の靴の先にだけ多少魔力を纏わせて大気を撫でるように揮う。それだけで、あいつが作った剣は無効化されていく。
これはまだこいつらの前では見せた事も、教えた事も、何なら応用方法ですらも思いつかない程の代物ではあるが何かとぶっ飛んでいるこいつらの事だ。もしかすると、良い意味で俺の期待を。予想を裏切ってくれるかもしれない。
要は、磁石のS極とN極のような物。異なる性質同士であれば惹かれ合うのが常である物を、敢えて飛んでくる武器に合わせてその性質をコロコロと変え、本来であればバックアップするそれを粉砕するように魔法式を編み込んであるので間髪入れずに飛んでくる剣達はその辺りの対策を一切していなかったのもあり、蚊でも叩き落とすかのように当たり前のように砂へと還っていく。
まぁしかし良い腕なのは確かだ。
「っ、も~先生強過ぎやろ!!」
「ははは!!」
「……せめて一発ぐらい当たってくれてもええやん。」
「そんな遅い弾に当たってやるほど我慢強くないっての。」
❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖
――次回「第78話 魔法と踊れ、魔法と舞え」
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
もし作品を気に入っていただけましたら、ブックマークやスタンプで応援いただけると嬉しいです。
感想なども励みになります。
今後とも『夜に煌めく炉は蒼銀で』をよろしくお願いいたします。
第77話 いつの日か、その剣は届くだろうか
――伸びしろのあるお前の攻撃なら、いつか。
❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖
「さて、残り時間も差し迫ってきた。結構ギリギリだが……魔力残量もそれなりだろうなぁ、その様子だと。一応、途中で降りる事も出来るがどうする?」
「……先生。」
「うん。」
「最後のチャンス、見とってください。……俺は追い詰められる方が強いので。」
ふん、成程。そう来たか。
「ではトルニア、お前が今回の試験内容を見事成功させなかった場合、お前を俺の授業から外す。それと同時に、二度と俺の授業に参加する事も許さん。」
「せ、せんせ。せんせ、それは……。……っ。」
「先生。それは幾ら何でも横暴だぞ。先生が普段から言っているように、授業と言う物は」
「いや、ええ。ええねん。……先生、ありがとうございます。俺、頑張れそうや。」
「言葉ではなく行動で示してもらおうか、トルニア。……お前は更にまた贅沢な事に、俺にわざわざ寄り添わせたんだからな。これで何も残せないのであればお前は本当にただの替えが利く駒だ。」
「おん、せや。そうや。……こんなんも乗り越えられへんで、何が天才か。」
先の言葉は何も口から出まかせではなかったようで、一般的に見ればへこむ事の方が多いそれで本当にこやつは自信が。覚悟を決められたらしい。
あんなにも不安そうだった目は焔のように爛々として。どうせそんな状態で魔法を編んだ所で100%失敗しそうな物だったが今はその精神も酷く安定し。多少乱れていた呼吸もかなり落ち着いているのでそれこそ思考が乱れるような事さえなければ魔法の行使自体は上手く行えるだろう。
問題は、その魔法だが。
ただでさえ集中力を要する魔法と言う概念。しかも、それを1つ1つ細かく制御するつもりだろう、あやつは。そこまでしなくとも良いのに。
しかし、ルシウス。トルニア。セディルズの中では唯一自らに枷を課せ。見事それを乗り越えてめきめきと成長するこいつはありとあらゆる事象において“難易度を選べない”立場に居る俺でも素直に称賛したいぐらいの潔さと男らしさがある。
この3人の中では唯一、俺が直々に推薦状を書いてやっても良いと思ってしまうぐらいの芯の強さだ。
何事でもそうだが、結局はその想いの芯の強さがなければいつか、何処かで必ず挫折する。そして、その大半はその挫折を乗り越えられずに野へ下る。
それでは面白くない。一度志したのであればそれで人生をボロボロにするぐらい、ズタズタにするぐらい、それ以外何も見えていないと。それ以外何も見る気などございませんと断言出来るぐらいの情熱を見せてくれなければ此方も見るに堪えないただの子供の遊戯にしか見えない。
とはいえ、それが必ず成就出来るほどに世界が甘くないのも分かっているが。
それでも観客というものはいつだってそういう無理難題を要求してはそれが叶えられる様を、夢を見たいと乞う。随分と無責任で、随分と楽観的で、人を人として認識せずに映画でも見るかのような雑さで他者を扱う。
そこに自覚や実感なんて物は必要ない。ただ、無感情に事実だけを並べればそうなるだけだ。自分が認めたくないという失敗しか生み出さない感情論で己の知能レベルの低さをひたすらに自己紹介するだけ。
「……だからこそ、こういう本物はいつだって輝いて見える。」
馬鹿にされてもへこたれない。
己の知能レベルの低さを自己紹介していると言われても、それでも周りの言葉など一切その耳に入れず。仮に入ったとしても全てを右から左に聞き流してただ我が道を往く。
そんな堂々とした様こそが用意された脚本よりも美しく、そして何より輝しく、その者にしか見い出せない唯一無二の才能となる。
先程はあんなにも苦労していたというのにあっさり再現してみせた30本の多種多様、形状も色も様々な剣達。無理をせずに本数を減らせば良いのに、なんて野暮だろう。
事実、あいつはその全てを綺麗に維持している。先程のように剣の端がぱらぱらと砂に戻って大地へ落ちる訳でもなく、所々形状や色が不安定になって形をなくしかけたりするような事もない。
「先生!!」
「ん?」
「怪我、せんとってくださいよ!!」
ふんっ。
「是非ともしてみたいもんだなぁ、特にお前のその刃で。」
本当に、心の底からそう思う。
これでもそれなりの付き合いだ。長いとは言えないが短いとも言えないあいつも、これが本心なのかそれともあいつを煽る為に言っているかの言葉なのか分からないだろう。ただ、お世辞ではない事だけは分かっている。
一度全ての剣が1周大きく回ったかと思えば30種類の軌道パターンで此方へ飛んでくる。矢のように飛んでくる物、弾のように飛んでくる物、舞いながら飛んでくる物と、ここまで来れば制御よりもあやつの想像力の方が滑稽に見えてくる。
まぁ、それでもそんな遅い物が俺に当たる訳などないがな。
ゆったりと深く椅子に腰を掛け。腕も足も組んだまま、右足の靴の先にだけ多少魔力を纏わせて大気を撫でるように揮う。それだけで、あいつが作った剣は無効化されていく。
これはまだこいつらの前では見せた事も、教えた事も、何なら応用方法ですらも思いつかない程の代物ではあるが何かとぶっ飛んでいるこいつらの事だ。もしかすると、良い意味で俺の期待を。予想を裏切ってくれるかもしれない。
要は、磁石のS極とN極のような物。異なる性質同士であれば惹かれ合うのが常である物を、敢えて飛んでくる武器に合わせてその性質をコロコロと変え、本来であればバックアップするそれを粉砕するように魔法式を編み込んであるので間髪入れずに飛んでくる剣達はその辺りの対策を一切していなかったのもあり、蚊でも叩き落とすかのように当たり前のように砂へと還っていく。
まぁしかし良い腕なのは確かだ。
「っ、も~先生強過ぎやろ!!」
「ははは!!」
「……せめて一発ぐらい当たってくれてもええやん。」
「そんな遅い弾に当たってやるほど我慢強くないっての。」
❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖❖
――次回「第78話 魔法と踊れ、魔法と舞え」
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
もし作品を気に入っていただけましたら、ブックマークやスタンプで応援いただけると嬉しいです。
感想なども励みになります。
今後とも『夜に煌めく炉は蒼銀で』をよろしくお願いいたします。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界転生した女子高校生は辺境伯令嬢になりましたが
初
ファンタジー
車に轢かれそうだった少女を庇って死んだ女性主人公、優華は異世界の辺境伯の三女、ミュカナとして転生する。ミュカナはこのスキルや魔法、剣のありふれた異世界で多くの仲間と出会う。そんなミュカナの異世界生活はどうなるのか。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~
如月花恋
ファンタジー
今この世界にはたくさんの精霊がいる
その精霊達から生まれた瞬間に加護を貰う
稀に2つ以上の属性の2体の精霊から加護を貰うことがある
まぁ大体は親の属性を受け継ぐのだが…
だが…全属性の加護を貰うなど不可能とされてきた…
そんな時に生まれたシャルロッテ
全属性の加護を持つ少女
いったいこれからどうなるのか…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる