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早速料理に取り掛かった彩葉は

まずは小麦粉で皮を作ることにした。

小麦粉に塩と水を入れまとめ
5分ほど手で捏ねる

本当はオリーブかサラダ油も入れるのだが、動物から取った油しか見付からなかったので今回は見送ることにした

5分ほど捏ねたら生地を丸めてお皿の上に置き
乾燥しないように濡れ布巾を被せる
後は常温で30分ほど放置


なので、次の料理に取り掛かる

トマト2個を手に取り、皮を剥く事にしたのだが
湯せんと直火の方法があり今回はトマトが2個だけなので直火で皮を剥くことにした彩葉

トマトの皮はついたままでも問題はないのだが、口当たりを良くするために彩葉は手間を掛けるのだった。

まずはトマトヘタをくり抜き
ヘタの反対側に浅く十字の切り込みをいれる

トマトはヘタ部分の方から深めにフォークを刺し

後はフォークを手に持ち、向きを変えながらまんべんなくトマトを火にかけるだけ!簡単

この時トマトの皮が多少焦げたりするけど大丈夫
だって剥くから!

トマトの皮がはじけてきたら冷水に浸けて皮を剥き

皮を剥き終わったトマトを角切りにし
角切りにしたトマトはお皿に移しこのまま待機


さて次は鶏肉!

鶏肉は筋と皮を取り除き一口大に切る
こちらもトマト同様、皮がついていても問題はないが食べ時のあのウニウニした何ともない言えない食感が嫌いな彩葉は今回取り除く事にした

皮は後で使うので端に避けておく

一口大に切った鶏肉に塩コショウをして
小麦粉をかけておく

フライパンを火にかけ先程の鶏皮を入れる
そうすると鶏皮の油が出てくるので油が出てきたら鶏皮を取り除き

先程の一口大に切った鶏肉を焼いていく
両面焼き色がつき中まで火が通っているのを確認したので鶏肉を取り出し、
そのままのフライパンに先程切ったトマトの角切りを入れて木べらで軽く潰しながら混ぜる


そしてここに来てMyおたまの出番です!

トマトの入ったフライパンにコンソメの素を思い浮かべながらおたまを投入してぐるぐる~とさらに混ぜ合わせる

オニオンスープが作れているから多分出来るはずお願い出来て!!
とすかさずスプーンで一口取り味見

うん!ちゃんとコンソメの味が加わっていて大丈夫だ!!

Myおたまちゃん万能!最高です!!と自分のスキルに彩葉は感謝するのであった。

水分がある程度なくなるまで煮詰めたら
トマトソースが完成した


そうこうしいる内に
30分経ったので先程の捏ねた小麦粉を取り出し
小さめのお饅頭大にちぎって丸める

台に小麦粉で打ち粉をし
生地を木製の綿棒で薄く伸ばしていく

綿棒で伸ばした生地を温めたフライパンに置き
両面焼き色がつくまで焼いていく
これを7枚作った。
思ってたより量が多かったのは秘密


レタスを洗い適当な大きさにちぎって

先程できた小麦粉の皮の中央に
レタス、鶏肉、トマトソースの順番に乗せ
端からクルクルと丸めてれば
小麦粉で作るトルティーヤの完成!!


このトルティーヤ家にある物で手軽にでき
具材はある物で簡単に作れる為バリエーションが豊富である
その為日本で良く作っていた彩葉はこちらの世界でも色々なトルティーヤを作ろうと思うのであった
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