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第三章 糞蠅/Breathless
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だ……だから……何で何で何で、こんな事になってしまったんだ?
ほほほほ……ほんの昨日まで……何なら1時間ちょいぐらい前まで……全ては巧く行ってる筈だった。
でも……今は……。
俺は、恐怖で腰を抜かし……目の前には「永遠の夜」なんて中二病丸出しの「正義の暴徒」が居て、俺を殺そうとしてる。
「待てっ‼ 命が惜しくば、武器を捨て、手は頭の後ろ……えっ?」
ああああ、助かったお巡りさん、この「正義の暴徒」を撃ち殺し……あああああっ、違う、マズい、俺、お巡りに追われてる最中だった……ああああっ。‼
気付いたら、永遠の夜の姿が無い。
周囲には一〇人近い県警のお巡り……えっ?
既に2人がやられていた。
そして、永遠の夜は……。
おい、そこのボケお巡り、何、ぼ~っとしてるッ?
永遠の夜は、いつの間にか、拳銃を構えたお巡りの1人の背後に回り込み……そして、奴の両手が、拳銃を持っているお巡りの両手を包み込み……。
銃声が何度も……。
お巡りの悲鳴がいくつも……。
「俺も、さっき童貞を捨てたばかりなんで、先輩面するのも変だが……これで、あんたも俺と同じ殺人者だ。あんたが巡査でも歓迎するよ。地獄へようこそ」
永遠の夜は、おどけた調子で、お巡りにそう言った……。
って、お前が無理矢理お巡りに拳銃を撃たせたんじゃね~かっ⁉
「ぎゃああああっ‼」
一番デカい悲鳴。
お巡りは拳銃を落し……。
うわああああっ‼
永遠の夜の両手が……お巡りの両手を握り潰していた……。
お巡りの足下のアスファルトが……お巡り自身の血で赤黒く染まり……。
「待て……何をしている?」
その時、若い女の……いやメスガキと呼んだ方がいいぐらいの齢の奴の……でも、俺に向けられてないのが判るのに……それでも背筋が凍り付くような声……。
俺を助けに来た者の声じゃなかった。
声の主は……新手の「正義の暴徒」どもだった。
ほほほほ……ほんの昨日まで……何なら1時間ちょいぐらい前まで……全ては巧く行ってる筈だった。
でも……今は……。
俺は、恐怖で腰を抜かし……目の前には「永遠の夜」なんて中二病丸出しの「正義の暴徒」が居て、俺を殺そうとしてる。
「待てっ‼ 命が惜しくば、武器を捨て、手は頭の後ろ……えっ?」
ああああ、助かったお巡りさん、この「正義の暴徒」を撃ち殺し……あああああっ、違う、マズい、俺、お巡りに追われてる最中だった……ああああっ。‼
気付いたら、永遠の夜の姿が無い。
周囲には一〇人近い県警のお巡り……えっ?
既に2人がやられていた。
そして、永遠の夜は……。
おい、そこのボケお巡り、何、ぼ~っとしてるッ?
永遠の夜は、いつの間にか、拳銃を構えたお巡りの1人の背後に回り込み……そして、奴の両手が、拳銃を持っているお巡りの両手を包み込み……。
銃声が何度も……。
お巡りの悲鳴がいくつも……。
「俺も、さっき童貞を捨てたばかりなんで、先輩面するのも変だが……これで、あんたも俺と同じ殺人者だ。あんたが巡査でも歓迎するよ。地獄へようこそ」
永遠の夜は、おどけた調子で、お巡りにそう言った……。
って、お前が無理矢理お巡りに拳銃を撃たせたんじゃね~かっ⁉
「ぎゃああああっ‼」
一番デカい悲鳴。
お巡りは拳銃を落し……。
うわああああっ‼
永遠の夜の両手が……お巡りの両手を握り潰していた……。
お巡りの足下のアスファルトが……お巡り自身の血で赤黒く染まり……。
「待て……何をしている?」
その時、若い女の……いやメスガキと呼んだ方がいいぐらいの齢の奴の……でも、俺に向けられてないのが判るのに……それでも背筋が凍り付くような声……。
俺を助けに来た者の声じゃなかった。
声の主は……新手の「正義の暴徒」どもだった。
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