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女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』その(26)NOZOMI伝説の終焉。
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第2ラウンドも終了し次はいよいよ最終ラウンドだが、その時点での判定はない。決着つかねば最長5ラウンドまであるのだ。既に凄まじい試合になっている。第1RはレフェリーストップによるTKO負け寸前まで渡瀬は追い込まれた。第2RはマウントになられたNOZOMIに渡瀬が拳を振り下ろしていたなら彼女は失神していた。
インタバルの間、渡瀬はセコンドから激しい叱責を受けていた。
「なぜあそこ(マウント状態)でパンチを叩き込まなかった? 勝負は決まっていたんだぞ。何を考えているんだ!」
そんなことは分かっている。
スタンディングからの打撃戦で顔面を打ち抜くのは例え相手が女でも躊躇しない。でも、マウントから拳を打ち下ろすことは出来ない。
あの美しい顔がザクロのようになるのを見たいのか?
自分には出来ない。
それは理屈ではないんだよ。
前々試合でプロレスラーのウルフ加納が、女性である鎌田桃子に馬乗りになり何度もその顔面に拳を打ち下ろすところを見て渡瀬は目を背けた。後味の悪いものであり自分には出来ない。
そんな女性に対する同情は、ジェンダーレスを目指しているNOZOMIが最も嫌うのは分かっている。
そんな同情の気持ちが負けにつながることになっても構わない。
馬乗りになって女の顔は殴れない。
それは、女にリング上で倒される屈辱より耐え難い罪悪感だからだ。
NOZOMIは渡瀬がマウントからのパンチをしてこなかったのが解せない。
あそこで負けても、顔を破壊され失神することになっても後悔しない。
(私は完全に負けていた。負けてもあの超人渡瀬耕作をあそこまで追い込んだことを誇りに思っていただろう)
かつてNOZOMIにマウントになり鬼の様に拳を振り下ろしてきた男がいた。
あの堂島源太郎である。
(『雌蛇の罠』その15 参照)
しかし、キックボクサーの堂島と違って総合格闘家渡瀬耕作のマウントからのパンチは彼の得意技。必勝パターンであり食らったらひとたまりもないだろう。事実、それで数々の強豪を血祭りに上げてきた。極めて危険なのだ。そんな一番の必勝パターンを封印して私と戦うっていうの?
私が女だからでしょ?
絶対後悔させてやるわ。
(実況)
「壮絶な試合になっています。いよいよ第3ラウンドのゴングが鳴ります。こんな美女が超人渡瀬耕作を相手に3ラウンドまで立っているのは奇跡であります。否、試合をリードしているのは信じられないことにNOZOMIの方です。まさに、超人対魔女だ!」
第3ラウンドの序盤は両者どう出ていいのか? 突破口を探るような睨み合いから始まった。渡瀬はしばらく打撃戦に付き合おうと思って様子を見るようなパンチやキックを出す。
そろそろ両者疲れが出てきてもいい頃なのだが、NOZOMIのスタミナは無尽蔵なのか?一向に衰えない。渡瀬が一発打てば、NOZOMIは三発返す。
手数が全然違うようだが、パンチでもキックでも、渡瀬は数発もらっても自分の鍛えた肉体は倒されることはないと思っている。初回は不意打ち?のような連続先制攻撃を食らってのダウンであって、落ち着いて構えている今なら大丈夫だ。逆に自分の打撃は一発でNOZOMIを倒してしまうだろう。
そうではあっても、中々それは当たらない。NOZOMIはアテ感も鋭いがディフェンスも異常に優れている。
観ている者にはNOZOMIは異常にスタミナがあってスピードが衰えていないように見えていることだろう。
しかし、実は苦しかった。
彼女は初回のゴングが鳴ってからずっと神経を集中し続けている。
(肉体はともかく、このままでは神経が張り詰める、、勝てない...)
それは体重差のある渡瀬に一旦攻撃を許せばすぐに倒されてしまうことが分かっているからだ。NOZOMIは女子の身体的特徴を利用して男子に対抗してきたが、男子には男子特有の強靭な肉体があるのだ。その男子の肉体の壁をNOZOMIはひしひしと感じている。
渡瀬はNOZOMIのパンチ、ローキックを巧く掻い潜るとその首を抑えコーナーに追い詰めた。
すると、NOZOMIはいきなり渡瀬に抱きついた。腕を首にまわし、その美しく長い脚も渡瀬の胴にまわした。
まずい!
渡瀬にとっては一番警戒していた密着の態勢である。この態勢から蛇のように縦横無尽の攻撃があるからだ。
振り払っても振り払ってもNOZOMIは渡瀬の身体に密着して離れない。
渡瀬はNOZOMIを抱き抱えたままリングの中央に行くと、そのまま自分の身体もあずけドオッと覆い被さりマウントになろうとする。
それでもNOZOMIは渡瀬の身体から離れない。そんな彼女の顎を剛力で引き離すと隙間が出来た。
一瞬、マウントパンチ可能なスペースが空いたが渡瀬はそれをせず袈裟固めの態勢に入った。
それはマウントパンチをしようかどうしようか?の逡巡ではなく、女相手にそれはしないと決めているのだ。
しかし、袈裟固めで決着をつかせることは難しい。時間が経つに連れシュルシュルと蛇のようにNOZOMIの長い手足が渡瀬の身体に巻き付いてきた。
そのまま膠着状態が続き残り時間も1分を過ぎていた。
(こんなに密着されると、自分のパワーが全く活かせない。逆にジワジワと蛇地獄、無間地獄に陥ってしまう)
渡瀬耕作はこの回での決着はあと1分も過ぎたので延長になると思った。
しかし、試合は延長戦にはならず壮絶且つ意外な形で決着がついた。
膠着状態が続くグラウンドの攻防であったが、NOZOMIの脚がシュルシュルと伸びてきたのでそれを振り払おうとすると、その腕を渡瀬は引っ張り込まれてしまった。
??? しまった!
そう思った瞬間にNOZOMIの三角絞めが見事に決まり、固められたまま渡瀬は下からパンチと肘打ちを乱打されたのだ。超人渡瀬耕作大ピンチ。
ギギギギ、、
肩が外れたよう嫌な感触があった。
俺は女に負けることは絶対に嫌だ!
渡瀬は何かを叫びながら、まさに火事場の馬鹿力の如くそれを脱出した。
本気の男の怪力に驚くNOZOMI
立ち上がった渡瀬の左肩が幾分下がっているようだ。苦痛の表情でふらついている。明らかに脱臼している。
レフェリーもその異変に気付いたようで確かめるべく渡瀬に近寄ろうとするのだが、NOZOMIがそんなレフェリーより先に動くのが見えた。
チャンスだ!
NOZOMIが肩を抑えて立ち尽くす渡瀬の背後から飛びかかってきた。
脱臼している渡瀬をチョークスリーパで倒し決着をつけるつもりなのだ。
渡瀬耕作が振り返った。
シュッ! バキィィッ!!
カウンター気味の渡瀬の右フックが飛びNOZOMIの左顔面に炸裂。
後方に吹っ飛んだNOZOMIはそのままリングの中央に大の字に倒れた。
レフェリーは完全に気を失っている美しきNOZOMIに目をやるとドクターを大声で呼んだ。
長い手足を大の字にさせリングに横たわるNOZOMIの姿はあまりにも異様で美しいだけに残酷に映った。
肩を抑えながら渡瀬耕作は悲しそうな表情でそれを見ていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
『雌蛇の罠』に続く、この『女豹の恩讐』もここまでが前編です。
NOZOMIを中心としたストーリーでしたが、後編はいよいよ堂島龍太、麻美兄妹を中心としたストーリーになっていくと思います。
そんな堂島兄妹と山吹望が立ち上げたNLFSの関係はどうなるのか?
2~3日ごとに更新してきましたが、しばらく休んでから(二ヶ月ぐらい?)続編を書く予定なので引き続きよろしくお願いします。
インタバルの間、渡瀬はセコンドから激しい叱責を受けていた。
「なぜあそこ(マウント状態)でパンチを叩き込まなかった? 勝負は決まっていたんだぞ。何を考えているんだ!」
そんなことは分かっている。
スタンディングからの打撃戦で顔面を打ち抜くのは例え相手が女でも躊躇しない。でも、マウントから拳を打ち下ろすことは出来ない。
あの美しい顔がザクロのようになるのを見たいのか?
自分には出来ない。
それは理屈ではないんだよ。
前々試合でプロレスラーのウルフ加納が、女性である鎌田桃子に馬乗りになり何度もその顔面に拳を打ち下ろすところを見て渡瀬は目を背けた。後味の悪いものであり自分には出来ない。
そんな女性に対する同情は、ジェンダーレスを目指しているNOZOMIが最も嫌うのは分かっている。
そんな同情の気持ちが負けにつながることになっても構わない。
馬乗りになって女の顔は殴れない。
それは、女にリング上で倒される屈辱より耐え難い罪悪感だからだ。
NOZOMIは渡瀬がマウントからのパンチをしてこなかったのが解せない。
あそこで負けても、顔を破壊され失神することになっても後悔しない。
(私は完全に負けていた。負けてもあの超人渡瀬耕作をあそこまで追い込んだことを誇りに思っていただろう)
かつてNOZOMIにマウントになり鬼の様に拳を振り下ろしてきた男がいた。
あの堂島源太郎である。
(『雌蛇の罠』その15 参照)
しかし、キックボクサーの堂島と違って総合格闘家渡瀬耕作のマウントからのパンチは彼の得意技。必勝パターンであり食らったらひとたまりもないだろう。事実、それで数々の強豪を血祭りに上げてきた。極めて危険なのだ。そんな一番の必勝パターンを封印して私と戦うっていうの?
私が女だからでしょ?
絶対後悔させてやるわ。
(実況)
「壮絶な試合になっています。いよいよ第3ラウンドのゴングが鳴ります。こんな美女が超人渡瀬耕作を相手に3ラウンドまで立っているのは奇跡であります。否、試合をリードしているのは信じられないことにNOZOMIの方です。まさに、超人対魔女だ!」
第3ラウンドの序盤は両者どう出ていいのか? 突破口を探るような睨み合いから始まった。渡瀬はしばらく打撃戦に付き合おうと思って様子を見るようなパンチやキックを出す。
そろそろ両者疲れが出てきてもいい頃なのだが、NOZOMIのスタミナは無尽蔵なのか?一向に衰えない。渡瀬が一発打てば、NOZOMIは三発返す。
手数が全然違うようだが、パンチでもキックでも、渡瀬は数発もらっても自分の鍛えた肉体は倒されることはないと思っている。初回は不意打ち?のような連続先制攻撃を食らってのダウンであって、落ち着いて構えている今なら大丈夫だ。逆に自分の打撃は一発でNOZOMIを倒してしまうだろう。
そうではあっても、中々それは当たらない。NOZOMIはアテ感も鋭いがディフェンスも異常に優れている。
観ている者にはNOZOMIは異常にスタミナがあってスピードが衰えていないように見えていることだろう。
しかし、実は苦しかった。
彼女は初回のゴングが鳴ってからずっと神経を集中し続けている。
(肉体はともかく、このままでは神経が張り詰める、、勝てない...)
それは体重差のある渡瀬に一旦攻撃を許せばすぐに倒されてしまうことが分かっているからだ。NOZOMIは女子の身体的特徴を利用して男子に対抗してきたが、男子には男子特有の強靭な肉体があるのだ。その男子の肉体の壁をNOZOMIはひしひしと感じている。
渡瀬はNOZOMIのパンチ、ローキックを巧く掻い潜るとその首を抑えコーナーに追い詰めた。
すると、NOZOMIはいきなり渡瀬に抱きついた。腕を首にまわし、その美しく長い脚も渡瀬の胴にまわした。
まずい!
渡瀬にとっては一番警戒していた密着の態勢である。この態勢から蛇のように縦横無尽の攻撃があるからだ。
振り払っても振り払ってもNOZOMIは渡瀬の身体に密着して離れない。
渡瀬はNOZOMIを抱き抱えたままリングの中央に行くと、そのまま自分の身体もあずけドオッと覆い被さりマウントになろうとする。
それでもNOZOMIは渡瀬の身体から離れない。そんな彼女の顎を剛力で引き離すと隙間が出来た。
一瞬、マウントパンチ可能なスペースが空いたが渡瀬はそれをせず袈裟固めの態勢に入った。
それはマウントパンチをしようかどうしようか?の逡巡ではなく、女相手にそれはしないと決めているのだ。
しかし、袈裟固めで決着をつかせることは難しい。時間が経つに連れシュルシュルと蛇のようにNOZOMIの長い手足が渡瀬の身体に巻き付いてきた。
そのまま膠着状態が続き残り時間も1分を過ぎていた。
(こんなに密着されると、自分のパワーが全く活かせない。逆にジワジワと蛇地獄、無間地獄に陥ってしまう)
渡瀬耕作はこの回での決着はあと1分も過ぎたので延長になると思った。
しかし、試合は延長戦にはならず壮絶且つ意外な形で決着がついた。
膠着状態が続くグラウンドの攻防であったが、NOZOMIの脚がシュルシュルと伸びてきたのでそれを振り払おうとすると、その腕を渡瀬は引っ張り込まれてしまった。
??? しまった!
そう思った瞬間にNOZOMIの三角絞めが見事に決まり、固められたまま渡瀬は下からパンチと肘打ちを乱打されたのだ。超人渡瀬耕作大ピンチ。
ギギギギ、、
肩が外れたよう嫌な感触があった。
俺は女に負けることは絶対に嫌だ!
渡瀬は何かを叫びながら、まさに火事場の馬鹿力の如くそれを脱出した。
本気の男の怪力に驚くNOZOMI
立ち上がった渡瀬の左肩が幾分下がっているようだ。苦痛の表情でふらついている。明らかに脱臼している。
レフェリーもその異変に気付いたようで確かめるべく渡瀬に近寄ろうとするのだが、NOZOMIがそんなレフェリーより先に動くのが見えた。
チャンスだ!
NOZOMIが肩を抑えて立ち尽くす渡瀬の背後から飛びかかってきた。
脱臼している渡瀬をチョークスリーパで倒し決着をつけるつもりなのだ。
渡瀬耕作が振り返った。
シュッ! バキィィッ!!
カウンター気味の渡瀬の右フックが飛びNOZOMIの左顔面に炸裂。
後方に吹っ飛んだNOZOMIはそのままリングの中央に大の字に倒れた。
レフェリーは完全に気を失っている美しきNOZOMIに目をやるとドクターを大声で呼んだ。
長い手足を大の字にさせリングに横たわるNOZOMIの姿はあまりにも異様で美しいだけに残酷に映った。
肩を抑えながら渡瀬耕作は悲しそうな表情でそれを見ていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
『雌蛇の罠』に続く、この『女豹の恩讐』もここまでが前編です。
NOZOMIを中心としたストーリーでしたが、後編はいよいよ堂島龍太、麻美兄妹を中心としたストーリーになっていくと思います。
そんな堂島兄妹と山吹望が立ち上げたNLFSの関係はどうなるのか?
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