逆転生令嬢No. 1目指す。

2章 え？なにここ

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痛い！痛い。

激しい痛みの中で私は死んだ。

私の16年間は終わってしまった。

処刑されたのになんでか意識はある。

あんな、想いは絶対したくないわ。

ここは天国かしら？

私、無実ですし。

悪いことそんなにしてないわ！

視界が真っ暗なので恐怖を感じた。

そして、目を精一杯開いた。

すると、真上に光りながらくるくる回っていて、聞いたこともないような音楽が流れる。

やっぱり、天国なのよ！！

綺麗！これはなにかしら！

と手を伸ばそうとして気がついた。

え？なんか動かない。

起き上がろうと思っても起き上がれない。

縛られてるの？と思うぐらい動かない。

なにこの状態！

あれ？手を見るとちいさい！！

え？この手、サイズが赤子じゃないの！！

「だれかー！助けてー」と叫んでるつもりな

のに「オギャー！！オギャーと」変換される。

うっそ。

私赤子になったの？

そして、転生したみたい。

しばらく、手をバタバタしながら一生懸命動こうとしていた。

うーん！こんなに動けないものなのね！

起き上がりたいけど、首多分すわってないわよね。

すると、顔の平たい女の人が覗きこんでいた。

ギヤぁぁぁ！巨人！！

すると、手を伸ばし

「あら！可愛いわねー！元気でちゅかー？華！はーなーちゃん❤️」

とニコニコしながら私の頬をツンツンする。

地味に痛いよ！あんまりツンツンしないで！

前世ならはたき落とそうと思っても今は動けない為できない。

この人だれ？え？この人目が黒い。

髪の毛も黒い！

呪われた人だ！！