26 / 33
第二十五話
しおりを挟む
村を出てしばらく街道を歩いたころ、ルミナは振り返って大きな黒い影を見やった。
どこからどう見ても魔獣にしか見えないヴァルガ。その圧倒的な体躯は、先ほどの火事の混乱の場でも周囲を震え上がらせていた。
「……やっぱり、このままじゃ王都には入れないよね」
ルミナが小さく呟くと、隣を歩くユリウスが真剣な表情で頷いた。
「ええ。王都は警備が厳しい場所です。仮に事情を説明したとしても、魔獣を伴っての入城は不可能でしょう」
「でも、ヴァルガは……」
視線を交わすと、狼は低く喉を鳴らし、まるで「離れるつもりはない」とでも言うように歩みを止めなかった。
ルミナは困ったように笑ってヴァルガの首筋に手を置く。
「ねぇヴァルガ。私も一緒にいてほしいけど、このままだと王都には入れないんだよ」
一瞬、風が止まったかのような沈黙があった。
そして次の瞬間――ヴァルガの黒い体から淡い光がほとばしった。
「っ……!」
ルミナは思わず後ずさる。光は彼の全身を包み込み、輪郭が揺らぎ、小さな影が現れた。
光が収まったとき、そこに立っていたのは人間の大人ほどもあった巨体ではなく、せいぜい大型犬ほどの姿になったヴァルガだった。毛並みも艶やかで、瞳は変わらず琥珀色に輝いている。
「わ……小さくなった……!かわいい!」
「自らの意思で姿を変えた、ということでしょうか……」
ユリウスも目を見開いていた。
ルミナがしゃがみ込むと、ヴァルガは得意げに尾を振り、鼻先を彼女の手に押し付けた。
これなら人々の目に映っても、ただの立派な犬にしか見えないだろう。
「ありがとう、ヴァルガ。これで一緒に行けるね」
「……なるほど。やはり尋常の魔獣ではありませんね」
ユリウスは小さく息を吐き、改めてヴァルガを観察する。
その瞳には、ただの獣以上の知性と意思が宿っているように思えた。
ルミナは満面の笑みを浮かべ、再び街道を歩き出した。
小さくなったヴァルガは軽やかにその隣を駆け、時折ルミナを見上げては嬉しそうに尾を振っていた。
街道を進むにつれ、視界の先に石造りの高い城壁が見えてきた。
白い石に陽の光が反射し、遠目からでもその荘厳さが伝わってくる。
「……あれが、王都」
ルミナは思わず立ち止まり、目を輝かせて見入った。
孤児院で暮らしていた彼女にとって、王都は幼い頃に一度連れられてきただけの場所。
そのときは緊張と不安で周囲を見渡す余裕すらなかった。
だが今は違う。自分の足で、冒険の始まりとしてここに立っているのだ。胸の奥が熱くなる。
「ルミナ様、門を通るときはくれぐれも気を引き締めてください。見張りは鋭い目です」
ユリウスが小声で諭す。
視線を下ろすと、小型化したヴァルガがすぐ傍を歩いていた。人間の目にはただの立派な猟犬か護衛犬にしか見えないはずだが、それでも一抹の不安がよぎる。
やがて、大きな城門が目の前に迫る。
鎧姿の兵士たちが数人立っており、入城する人々を一人一人確認していた。行商人らしき一団、旅人の家族、修道服を着た神官たち……。
「次の者!」
鋭い声が響き、ルミナとユリウスの番が回ってきた。
兵士の一人が近づき、二人を値踏みするように視線を走らせる。
「目的は?」
「この者を王宮へお連れするよう命を受けております」
ユリウスがきっぱりと答え、腰から取り出した証文を差し出した。
兵士は眉をひそめながらも、それを受け取り目を通す。しばし沈黙の後、低く息を吐いた。
「……確かに。通ってよい。ただし」
視線がルミナの足元――ヴァルガへと向く。
黒い毛並みと鋭い瞳に気づいた兵士の手が反射的に剣の柄へ伸びかけたが、ヴァルガは一歩も動かず、ただ落ち着いた様子でルミナの横に座った。
「その犬……いや、獣か? 大人しいな」
「私の連れです。害はありません」
ルミナが勇気を振り絞って言うと、兵士は怪訝な顔をしたが、すぐに鼻を鳴らして肩をすくめた。
「……まぁ、いいだろう。あまり騒ぎを起こすなよ」
こうして二人と一匹は、ついに王都の門をくぐり、ルミナは胸いっぱいに王都の空気を吸い込んだ。
そしてルミナの視界に広がったのは、孤児院のある田舎では決して見られなかった光景だった。
石畳の大通りは人でごった返し、両脇には色とりどりの布地を張った露店や、立派な石造りの店が並んでいる。
焼き立てのパンの香り、香辛料の刺激的な匂い、鍛冶屋から響く鉄を打つ音。
馬車の車輪が石をきしませ、行商人の掛け声が飛び交い、子どもたちが走り回っている。
「……すごい」
思わず足を止めてしまう。
「ルミナ様、はぐれないように」
ユリウスが歩調を合わせてくれるが、ルミナの瞳は次々と移り変わる景色に釘付けだった。
孤児院の村に来る行商人たちはいたけれど、これほど多種多様な品が一度に目に入ることはなかった。
宝石を飾った首飾りを並べる店、木工細工の玩具を手にした子ども、果物を山と積んだ荷台を押す若者。
足元のヴァルガは、大型犬の姿で静かに寄り添っている。人々も一瞥するだけで、ただの犬だと思って通り過ぎていく。
「ユリウス、あとで……あとで少し見て回ってもいい?」
「……そうですね。色々揃えないといけませんし」
真剣な眼差しに、ユリウスは小さくため息をつきつつも頷いた。
ルミナはぱっと笑顔を咲かせ、大通りを見回した。
――この街で、自分は新しい一歩を踏み出すのだ。
どこからどう見ても魔獣にしか見えないヴァルガ。その圧倒的な体躯は、先ほどの火事の混乱の場でも周囲を震え上がらせていた。
「……やっぱり、このままじゃ王都には入れないよね」
ルミナが小さく呟くと、隣を歩くユリウスが真剣な表情で頷いた。
「ええ。王都は警備が厳しい場所です。仮に事情を説明したとしても、魔獣を伴っての入城は不可能でしょう」
「でも、ヴァルガは……」
視線を交わすと、狼は低く喉を鳴らし、まるで「離れるつもりはない」とでも言うように歩みを止めなかった。
ルミナは困ったように笑ってヴァルガの首筋に手を置く。
「ねぇヴァルガ。私も一緒にいてほしいけど、このままだと王都には入れないんだよ」
一瞬、風が止まったかのような沈黙があった。
そして次の瞬間――ヴァルガの黒い体から淡い光がほとばしった。
「っ……!」
ルミナは思わず後ずさる。光は彼の全身を包み込み、輪郭が揺らぎ、小さな影が現れた。
光が収まったとき、そこに立っていたのは人間の大人ほどもあった巨体ではなく、せいぜい大型犬ほどの姿になったヴァルガだった。毛並みも艶やかで、瞳は変わらず琥珀色に輝いている。
「わ……小さくなった……!かわいい!」
「自らの意思で姿を変えた、ということでしょうか……」
ユリウスも目を見開いていた。
ルミナがしゃがみ込むと、ヴァルガは得意げに尾を振り、鼻先を彼女の手に押し付けた。
これなら人々の目に映っても、ただの立派な犬にしか見えないだろう。
「ありがとう、ヴァルガ。これで一緒に行けるね」
「……なるほど。やはり尋常の魔獣ではありませんね」
ユリウスは小さく息を吐き、改めてヴァルガを観察する。
その瞳には、ただの獣以上の知性と意思が宿っているように思えた。
ルミナは満面の笑みを浮かべ、再び街道を歩き出した。
小さくなったヴァルガは軽やかにその隣を駆け、時折ルミナを見上げては嬉しそうに尾を振っていた。
街道を進むにつれ、視界の先に石造りの高い城壁が見えてきた。
白い石に陽の光が反射し、遠目からでもその荘厳さが伝わってくる。
「……あれが、王都」
ルミナは思わず立ち止まり、目を輝かせて見入った。
孤児院で暮らしていた彼女にとって、王都は幼い頃に一度連れられてきただけの場所。
そのときは緊張と不安で周囲を見渡す余裕すらなかった。
だが今は違う。自分の足で、冒険の始まりとしてここに立っているのだ。胸の奥が熱くなる。
「ルミナ様、門を通るときはくれぐれも気を引き締めてください。見張りは鋭い目です」
ユリウスが小声で諭す。
視線を下ろすと、小型化したヴァルガがすぐ傍を歩いていた。人間の目にはただの立派な猟犬か護衛犬にしか見えないはずだが、それでも一抹の不安がよぎる。
やがて、大きな城門が目の前に迫る。
鎧姿の兵士たちが数人立っており、入城する人々を一人一人確認していた。行商人らしき一団、旅人の家族、修道服を着た神官たち……。
「次の者!」
鋭い声が響き、ルミナとユリウスの番が回ってきた。
兵士の一人が近づき、二人を値踏みするように視線を走らせる。
「目的は?」
「この者を王宮へお連れするよう命を受けております」
ユリウスがきっぱりと答え、腰から取り出した証文を差し出した。
兵士は眉をひそめながらも、それを受け取り目を通す。しばし沈黙の後、低く息を吐いた。
「……確かに。通ってよい。ただし」
視線がルミナの足元――ヴァルガへと向く。
黒い毛並みと鋭い瞳に気づいた兵士の手が反射的に剣の柄へ伸びかけたが、ヴァルガは一歩も動かず、ただ落ち着いた様子でルミナの横に座った。
「その犬……いや、獣か? 大人しいな」
「私の連れです。害はありません」
ルミナが勇気を振り絞って言うと、兵士は怪訝な顔をしたが、すぐに鼻を鳴らして肩をすくめた。
「……まぁ、いいだろう。あまり騒ぎを起こすなよ」
こうして二人と一匹は、ついに王都の門をくぐり、ルミナは胸いっぱいに王都の空気を吸い込んだ。
そしてルミナの視界に広がったのは、孤児院のある田舎では決して見られなかった光景だった。
石畳の大通りは人でごった返し、両脇には色とりどりの布地を張った露店や、立派な石造りの店が並んでいる。
焼き立てのパンの香り、香辛料の刺激的な匂い、鍛冶屋から響く鉄を打つ音。
馬車の車輪が石をきしませ、行商人の掛け声が飛び交い、子どもたちが走り回っている。
「……すごい」
思わず足を止めてしまう。
「ルミナ様、はぐれないように」
ユリウスが歩調を合わせてくれるが、ルミナの瞳は次々と移り変わる景色に釘付けだった。
孤児院の村に来る行商人たちはいたけれど、これほど多種多様な品が一度に目に入ることはなかった。
宝石を飾った首飾りを並べる店、木工細工の玩具を手にした子ども、果物を山と積んだ荷台を押す若者。
足元のヴァルガは、大型犬の姿で静かに寄り添っている。人々も一瞥するだけで、ただの犬だと思って通り過ぎていく。
「ユリウス、あとで……あとで少し見て回ってもいい?」
「……そうですね。色々揃えないといけませんし」
真剣な眼差しに、ユリウスは小さくため息をつきつつも頷いた。
ルミナはぱっと笑顔を咲かせ、大通りを見回した。
――この街で、自分は新しい一歩を踏み出すのだ。
10
あなたにおすすめの小説
元勇者は魔力無限の闇属性使い ~世界の中心に理想郷を作り上げて無双します~
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
魔王を倒した(和解)した元勇者・ユメは、平和になった異世界を満喫していた。しかしある日、風の帝王に呼び出されるといきなり『追放』を言い渡された。絶望したユメは、魔法使い、聖女、超初心者の仲間と共に、理想郷を作ることを決意。
帝国に負けない【防衛値】を極めることにした。
信頼できる仲間と共に守備を固めていれば、どんなモンスターに襲われてもビクともしないほどに国は盤石となった。
そうしてある日、今度は魔神が復活。各地で暴れまわり、その魔の手は帝国にも襲い掛かった。すると、帝王から帝国防衛に戻れと言われた。だが、もう遅い。
すでに理想郷を築き上げたユメは、自分の国を守ることだけに全力を尽くしていく。
辺境で静かに暮らしていた俺、実は竜王の末裔だったらしく気づけば国ができていた
平木明日香
ファンタジー
はるか五億四千万年前、この星は六柱の竜王によって治められていた。火・水・風・土・闇・光――それぞれの力が均衡を保ち、世界は一つの大きな生命のように静かに巡っていた。だが星の異変をきっかけに竜の力は揺らぎ、その欠片は“魂”となって新たな生命に宿る。やがて誕生した人類は文明を築き、竜の力を利用し、ついには六大陸そのものを巨大な封印装置へと変えて竜王を眠りにつかせた。
それから幾千年。
現代では六つの大国がそれぞれ封印を管理し、かろうじて世界の均衡を保っている。しかし各地で異常な魔獣が出現し、封印の揺らぎが噂されはじめていた。
そんな世界を気ままに旅する青年がいる。名はブラック・ドラグニル。三年前からハンターとして魔獣を討伐し、その肉を味わいながら各地を渡り歩く放浪者だ。規格外の実力を持ちながら名誉や地位には興味がなく、ただ「世界のうまいものを食べ尽くす」ことを楽しみに生きている。
ある日、光の王国ルミナリア近郊で王女ユリアナが大型魔獣に襲われる事件が起きる。死を覚悟した騎士団の前に現れたブラックは、その怪物をわずか数十秒で討ち倒す。彼にとっては雑魚同然だったが、その圧倒的な強さは王国中に知れ渡る。王女は自由に生きる彼の姿に心を奪われるが、ブラックは次の目的地へ向かう計画を練るばかり。
だが彼自身はまだ知らない。
自らが竜族の末裔であり、世界を再び“統合”へ導く鍵となる存在であることを。
竜の封印が揺らぐとき、自由を愛する青年は世界の命運を左右する選択を迫られる。
これは、竜の記憶と人の魂が交錯する壮大なファンタジー叙事譚である。
国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします。
樋口紗夕
恋愛
公爵令嬢ヘレーネは王立魔法学園の卒業パーティーで第三王子ジークベルトから婚約破棄を宣言される。
ジークベルトの真実の愛の相手、男爵令嬢ルーシアへの嫌がらせが原因だ。
国外追放を言い渡したジークベルトに、ヘレーネは眉一つ動かさずに答えた。
「国外追放ですか? 承りました。では、すぐに国外にテレポートします」
犬の散歩中に異世界召喚されました
おばあ
ファンタジー
そろそろ定年後とか終活とか考えなきゃいけないというくらいの歳になって飼い犬と一緒に異世界とやらへ飛ばされました。
何勝手なことをしてくれてんだいと腹が立ちましたので好き勝手やらせてもらいます。
カミサマの許可はもらいました。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
辺境追放された「植物魔導師」の領地開拓 ~枯れ果てた死の大地は、俺の魔力で聖域(楽園)へと変貌する~
リーフレット
ファンタジー
「植物魔法? ああ、農作業にしか使えないあの地味な魔法か」
帝国騎士団の専属魔導師だったアルトは、無能な二世皇太子レオンによって、一方的に追放を言い渡された。
アルトがどれほど魔導植物を駆使し、帝国の食糧難を裏から支えていたかを知らぬまま、彼は「戦闘に役立たない役立たず」という烙印を押されたのだ。
帝国を出て行き着いた先は、魔物が跋扈し、草一本生えないと言われる最果ての荒野。
死を待つだけの地。しかし、アルトは絶望するどころか、晴れやかな顔で笑っていた。
「やっと、気兼ねなく『植物』を愛でられる。……よし、ここを世界一の庭(楽園)にしよう」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる