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ゴトゴトと揺れる馬車の中で、私は絶望のどん底に叩き落されていました。
目の前には、足を組み、泰然と座る銀髪の死神――もとい、アッシュ公爵が座っています。
私の首元には、不気味に、それでいて美しく輝く『真実の喉輪』が。
これのせいで、私の「悪女計画」は完全に狂ってしまいました。
(どうしましょう。本当なら今頃、私は実家を追い出されて、ひっそりと隣国の平民街でパン屋の娘として再出発するはずだったのに!)
私は、マリエル様と殿下の幸せのために、自分が身を引く完璧なシナリオを用意していたのです。
それなのに、なぜか今、社交界一恐ろしい男の屋敷へと向かっています。
「……先ほどから顔色が悪いな。やはり、嘘を禁じられるというのは君にとってそれほどの苦痛か?」
アッシュ様が冷ややかな声で問いかけてきました。
チャンスです。ここで「そうですわ、私は嘘をつくのが三度の飯より好きなんですの!」と答えれば、愛想を尽かされるはず!
「そうですわ! 私は……っ」
喉の奥に、焼けるような熱さが走りました。
チョーカーが紫色の光を放ち、私の意志を力技でねじ伏せます。
「……そうですわ! 私は、嘘をつかずに済むことがこんなにも解放感にあふれ、心が洗われるような思いがするなんて、想像もしていませんでしたの……! ああ、なんて晴れやかな気分かしら!」
「…………」
アッシュ様の眉間には、さらに深い皺が刻まれました。
(違う! 違うのよ! 私は苦しくてたまらないって言いたかったのに!)
「君は……。王太子に婚約破棄を突きつけられ、公爵家に連行されている身だぞ? 普通なら泣き叫んで許しを請う場面だ」
「ええ、本当にそうですわね。私も……」
(私も、あまりの惨めさに涙が出てきそうですわ!)
「……私も、あまりの幸福感に涙が出てきそうですわ! こんなに素敵な方にエスコート……いえ、拉致……いえ、保護していただけるなんて、私は前世でどんな徳を積んだのかしら……!」
嘘が吐けない。
それはつまり、私が心の中で「アッシュ様、お顔だけは最高に格好いいわね」とか「正直、この状況に少しドキドキしているわ」と思っていることが、包み隠さず本音として抽出されてしまうということ。
アッシュ様は、ふい、と窓の外に視線を逸らしました。
その耳の先端が、心なしか赤くなっているように見えるのは私の気のせいでしょうか。
「……狂っているな。君は」
「おっしゃる通りですわ……。私も自分の頭が心配になりますもの……」
これについては、本音と建前が珍しく一致しました。
やがて馬車が止まり、扉が開かれます。
そこに広がっていたのは、王宮にも引けを取らない、壮大で手入れの行き届いたヴァルハイト公爵家の屋敷でした。
「今日からここが君の監獄だ。勝手な外出は許さない。使用人たちに、君の動向を常に監視させる」
「監獄……。なんて恐ろしい……」
(よし、ここでしっかり嫌な顔をして……!)
「……なんて恐ろしいほど素晴らしい環境かしら! こんなに広大で美しいお庭に、磨き上げられた石造りの建物……。ここで暮らせるなら、一生外に出られなくても一向に構いませんわ!」
私は思わず、輝くような笑顔で叫んでしまいました。
だって、本当にお庭のバラが綺麗だったんですもの。
出迎えた老執事のセバスさんが、目を丸くして私を見ています。
「旦那様……。連れてこられたのは『稀代の嘘つき悪女』とお聞きしておりましたが、随分と……その、感性豊かなお嬢様ですな」
「……騙されるな、セバス。これはこいつの策略だ。あえて過剰に褒めることで、こちらの警戒を解こうとしているに違いない」
アッシュ様は厳しく言い放ちましたが、その声には先ほどまでの鋭さが欠けているように思えました。
私は案内された客室に入り、ふかふかのベッドに体を投げ出しました。
本来なら、冷たく湿った地下牢に入れられるのが「悪女」としての正しい末路のはずなのに。
「……お嬢様。お着替えをお持ちしました」
現れたのは、まだ若いメイドの少女でした。
彼女はおどおどとした様子で、私から距離を置いています。
「あの、これを……。旦那様からは、粗末な服で十分だと言われておりますが、あいにく予備がこれしかなくて……」
差し出されたのは、確かに少し型遅れですが、上質なシルクのドレスでした。
おそらく彼女は、アッシュ様に逆らって、私に良いものを用意してくれたのでしょう。
(なんて優しい子。でも、私に優しくしたら彼女が叱られてしまうわ!)
私はわざとらしくドレスを放り投げ、高笑いをして見せました。
「こんな古臭いドレス、私が着ると思って? 私はもっとキラキラした、成金趣味なドレスしか着ませんのよ! さあ、さっさと下げてちょうだい!」
(これでいいわ。彼女は私に呆れて、二度と優しくしなくなるはず……)
――ググッ!!
喉が締まります。
私は慌てて、自分の口を両手で押さえました。
「……な、何を言っているのかしら、私! こんなに丁寧なアイロンがけがされた、素敵なドレス……! あなたの優しさが、冷え切った私の心に染み渡りますわ……! ありがとう、本当にありがとう……!」
「えっ……。あ、ありがとうございます! そんなに喜んでいただけるなんて……!」
メイドの少女は、パァッと顔を輝かせました。
(あああ、違うのよ! 私は嫌な女として、あなたを遠ざけたかったの!)
私の意志に反して、私の口は「聖女」のような慈愛に満ちた言葉を紡ぎ続けます。
「あなたのその綺麗な瞳、見ているだけで癒やされますわ。私のために用意してくれたその時間を思うと、胸がいっぱいで……。ああ、私、このドレスを一生大切にします!」
「お、お嬢様……! 私、感動しました! なんてお心の清らかな方……!」
メイドの子はボロボロと涙を流し、私の手を取って感激しています。
その様子を、部屋の入り口から無言で見つめる人影がありました。
アッシュ公爵です。
「……セバス」
「はい、旦那様」
「あいつは、本当に『悪女』なのか? 今の言葉も、首輪が吐かせた『真実』なのだろう?」
「……左様でございますな。あの首輪は、魂の底にある本音しか通しません。つまり、あのお言葉は一点の曇りもない、あのお嬢様の本心かと」
アッシュ様は、複雑な表情で私を見つめていました。
その瞳には、疑念と、それ以上の「何か」が混ざり始めています。
(まずいわ……。このままだと、私が『いい人』だってバレちゃう……!)
私は必死に、アッシュ様に向けて最上級の「悪女の罵倒」を考えました。
「冷血漢!」「石像!」「眉間の皺が深すぎて将来が心配!」
さあ、言ってやるわ!
「アッシュ様! あなたは本当に……」
「……なんだ。言ってみろ」
私は指をさして、叫びました。
「……あなたは本当に、不器用で優しすぎますわ! 私のような悪女に、こんなに親切なメイドさんを付けて、居心地の良い部屋を与えるなんて……。本当は、誰よりも情に厚い、素晴らしい紳士なんですのね!」
「…………」
アッシュ様は、ガバッと顔を片手で覆い、そのまま無言で立ち去ってしまいました。
(あ、あれ……? 今の、罵倒になってなかったかしら……!?)
私の「嘘つき令嬢」としての尊厳は、この日、完全に崩壊したのでした。
目の前には、足を組み、泰然と座る銀髪の死神――もとい、アッシュ公爵が座っています。
私の首元には、不気味に、それでいて美しく輝く『真実の喉輪』が。
これのせいで、私の「悪女計画」は完全に狂ってしまいました。
(どうしましょう。本当なら今頃、私は実家を追い出されて、ひっそりと隣国の平民街でパン屋の娘として再出発するはずだったのに!)
私は、マリエル様と殿下の幸せのために、自分が身を引く完璧なシナリオを用意していたのです。
それなのに、なぜか今、社交界一恐ろしい男の屋敷へと向かっています。
「……先ほどから顔色が悪いな。やはり、嘘を禁じられるというのは君にとってそれほどの苦痛か?」
アッシュ様が冷ややかな声で問いかけてきました。
チャンスです。ここで「そうですわ、私は嘘をつくのが三度の飯より好きなんですの!」と答えれば、愛想を尽かされるはず!
「そうですわ! 私は……っ」
喉の奥に、焼けるような熱さが走りました。
チョーカーが紫色の光を放ち、私の意志を力技でねじ伏せます。
「……そうですわ! 私は、嘘をつかずに済むことがこんなにも解放感にあふれ、心が洗われるような思いがするなんて、想像もしていませんでしたの……! ああ、なんて晴れやかな気分かしら!」
「…………」
アッシュ様の眉間には、さらに深い皺が刻まれました。
(違う! 違うのよ! 私は苦しくてたまらないって言いたかったのに!)
「君は……。王太子に婚約破棄を突きつけられ、公爵家に連行されている身だぞ? 普通なら泣き叫んで許しを請う場面だ」
「ええ、本当にそうですわね。私も……」
(私も、あまりの惨めさに涙が出てきそうですわ!)
「……私も、あまりの幸福感に涙が出てきそうですわ! こんなに素敵な方にエスコート……いえ、拉致……いえ、保護していただけるなんて、私は前世でどんな徳を積んだのかしら……!」
嘘が吐けない。
それはつまり、私が心の中で「アッシュ様、お顔だけは最高に格好いいわね」とか「正直、この状況に少しドキドキしているわ」と思っていることが、包み隠さず本音として抽出されてしまうということ。
アッシュ様は、ふい、と窓の外に視線を逸らしました。
その耳の先端が、心なしか赤くなっているように見えるのは私の気のせいでしょうか。
「……狂っているな。君は」
「おっしゃる通りですわ……。私も自分の頭が心配になりますもの……」
これについては、本音と建前が珍しく一致しました。
やがて馬車が止まり、扉が開かれます。
そこに広がっていたのは、王宮にも引けを取らない、壮大で手入れの行き届いたヴァルハイト公爵家の屋敷でした。
「今日からここが君の監獄だ。勝手な外出は許さない。使用人たちに、君の動向を常に監視させる」
「監獄……。なんて恐ろしい……」
(よし、ここでしっかり嫌な顔をして……!)
「……なんて恐ろしいほど素晴らしい環境かしら! こんなに広大で美しいお庭に、磨き上げられた石造りの建物……。ここで暮らせるなら、一生外に出られなくても一向に構いませんわ!」
私は思わず、輝くような笑顔で叫んでしまいました。
だって、本当にお庭のバラが綺麗だったんですもの。
出迎えた老執事のセバスさんが、目を丸くして私を見ています。
「旦那様……。連れてこられたのは『稀代の嘘つき悪女』とお聞きしておりましたが、随分と……その、感性豊かなお嬢様ですな」
「……騙されるな、セバス。これはこいつの策略だ。あえて過剰に褒めることで、こちらの警戒を解こうとしているに違いない」
アッシュ様は厳しく言い放ちましたが、その声には先ほどまでの鋭さが欠けているように思えました。
私は案内された客室に入り、ふかふかのベッドに体を投げ出しました。
本来なら、冷たく湿った地下牢に入れられるのが「悪女」としての正しい末路のはずなのに。
「……お嬢様。お着替えをお持ちしました」
現れたのは、まだ若いメイドの少女でした。
彼女はおどおどとした様子で、私から距離を置いています。
「あの、これを……。旦那様からは、粗末な服で十分だと言われておりますが、あいにく予備がこれしかなくて……」
差し出されたのは、確かに少し型遅れですが、上質なシルクのドレスでした。
おそらく彼女は、アッシュ様に逆らって、私に良いものを用意してくれたのでしょう。
(なんて優しい子。でも、私に優しくしたら彼女が叱られてしまうわ!)
私はわざとらしくドレスを放り投げ、高笑いをして見せました。
「こんな古臭いドレス、私が着ると思って? 私はもっとキラキラした、成金趣味なドレスしか着ませんのよ! さあ、さっさと下げてちょうだい!」
(これでいいわ。彼女は私に呆れて、二度と優しくしなくなるはず……)
――ググッ!!
喉が締まります。
私は慌てて、自分の口を両手で押さえました。
「……な、何を言っているのかしら、私! こんなに丁寧なアイロンがけがされた、素敵なドレス……! あなたの優しさが、冷え切った私の心に染み渡りますわ……! ありがとう、本当にありがとう……!」
「えっ……。あ、ありがとうございます! そんなに喜んでいただけるなんて……!」
メイドの少女は、パァッと顔を輝かせました。
(あああ、違うのよ! 私は嫌な女として、あなたを遠ざけたかったの!)
私の意志に反して、私の口は「聖女」のような慈愛に満ちた言葉を紡ぎ続けます。
「あなたのその綺麗な瞳、見ているだけで癒やされますわ。私のために用意してくれたその時間を思うと、胸がいっぱいで……。ああ、私、このドレスを一生大切にします!」
「お、お嬢様……! 私、感動しました! なんてお心の清らかな方……!」
メイドの子はボロボロと涙を流し、私の手を取って感激しています。
その様子を、部屋の入り口から無言で見つめる人影がありました。
アッシュ公爵です。
「……セバス」
「はい、旦那様」
「あいつは、本当に『悪女』なのか? 今の言葉も、首輪が吐かせた『真実』なのだろう?」
「……左様でございますな。あの首輪は、魂の底にある本音しか通しません。つまり、あのお言葉は一点の曇りもない、あのお嬢様の本心かと」
アッシュ様は、複雑な表情で私を見つめていました。
その瞳には、疑念と、それ以上の「何か」が混ざり始めています。
(まずいわ……。このままだと、私が『いい人』だってバレちゃう……!)
私は必死に、アッシュ様に向けて最上級の「悪女の罵倒」を考えました。
「冷血漢!」「石像!」「眉間の皺が深すぎて将来が心配!」
さあ、言ってやるわ!
「アッシュ様! あなたは本当に……」
「……なんだ。言ってみろ」
私は指をさして、叫びました。
「……あなたは本当に、不器用で優しすぎますわ! 私のような悪女に、こんなに親切なメイドさんを付けて、居心地の良い部屋を与えるなんて……。本当は、誰よりも情に厚い、素晴らしい紳士なんですのね!」
「…………」
アッシュ様は、ガバッと顔を片手で覆い、そのまま無言で立ち去ってしまいました。
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