『「嘘つき令嬢」と婚約破棄された私、真実しか言えない「呪いの首輪」のせいで聖女だとバレて冷徹公爵に執着されています』
「クロエル! 貴様のような嘘つきとの婚約は、今この瞬間をもって破棄させてもらう!」
王太子ジュリアンの怒声がホールに響く。
私は……待ってましたと言わんばかりに、扇を閉じて深く首を垂れた。
「……左様でございますか。殿下、どうかお幸せに」
(よしっ! 完璧! これで私は『浮気な悪女』として追放。殿下は大好きなマリエル様と結ばれる。誰も傷つかない、最高の嘘だわ!)
私は心の中でガッツポーズを決める。
しかし、そこに銀髪の冷徹な男――公爵アッシュが歩み寄ってきた。
「嘘つきには相応の罰が必要だ。この『真実のチョーカー』を嵌めてもらおうか」
「えっ、ちょっと待っ――」
ガチャン、と首元に冷たい感触。
これが、私の『嘘にまみれた平和な計画』が崩壊する始まりだった。
合作です。
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