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あなたは立派なママだから
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「おお、そうか。カッコ良かったか?」
父はそのかわいらしさに、すっかりデレデレしてしまって、優しい笑顔で航に質問した。
「ん!」
航もきらきらした顔で頷く。
とても幸せな時間だ、と果歩は思った。
翔に再会したことで、この時間は少し変わっていくのかもしれない。
いい方向に進むと思ってはいるけれど、変化はきっとあるだろう。
それに順応できるかという不安は、なくはない。
でも、きっと大丈夫。
航と、自分の両親。つまり祖父母。
この幸せな関係や時間も、そのまま続いていくのだから。
本当に、いきなり翔と再会して、はじめはあれほど動揺したのに、こんなふうに思えているのが自分で信じられなかった。
でもそれは良いことなのだ。
そして母が言ってくれたように、自分が母として、少し強くなれたからなのだろう。
父はそのかわいらしさに、すっかりデレデレしてしまって、優しい笑顔で航に質問した。
「ん!」
航もきらきらした顔で頷く。
とても幸せな時間だ、と果歩は思った。
翔に再会したことで、この時間は少し変わっていくのかもしれない。
いい方向に進むと思ってはいるけれど、変化はきっとあるだろう。
それに順応できるかという不安は、なくはない。
でも、きっと大丈夫。
航と、自分の両親。つまり祖父母。
この幸せな関係や時間も、そのまま続いていくのだから。
本当に、いきなり翔と再会して、はじめはあれほど動揺したのに、こんなふうに思えているのが自分で信じられなかった。
でもそれは良いことなのだ。
そして母が言ってくれたように、自分が母として、少し強くなれたからなのだろう。
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