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夫婦の夜の甘い時間
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「そうなんだ」
そんなことを言われて、喜びとくすぐったさ、少しのおかしさも果歩の胸に溢れた。
これほど想ってもらえることが嬉しくてならない。
「ああ。だから日本に帰れる日が、以前よりずっと楽しみで……早くその日が来ないかなとばかり考えてしまって……、自分がこんなふうになるなんてな」
翔は続けたけれど、それは果歩にとってはごく自然な思考であり、むしろ自分にとってはとても嬉しいと思ってしまうことだった。
なので小さく首をかしげた。
「そうかな? おかしくないと思うけど……」
果歩の反応と答えに、翔はほっとしたように、小さく息を吐きだした。
その腕で果歩をもっと強く抱きしめてくる。
「ありがとう。……果歩のことを、もっと、もっと好きになっていると思うんだ。ママとしてだってそうだけど、俺の奥さんとして」
そんなことを言われて、喜びとくすぐったさ、少しのおかしさも果歩の胸に溢れた。
これほど想ってもらえることが嬉しくてならない。
「ああ。だから日本に帰れる日が、以前よりずっと楽しみで……早くその日が来ないかなとばかり考えてしまって……、自分がこんなふうになるなんてな」
翔は続けたけれど、それは果歩にとってはごく自然な思考であり、むしろ自分にとってはとても嬉しいと思ってしまうことだった。
なので小さく首をかしげた。
「そうかな? おかしくないと思うけど……」
果歩の反応と答えに、翔はほっとしたように、小さく息を吐きだした。
その腕で果歩をもっと強く抱きしめてくる。
「ありがとう。……果歩のことを、もっと、もっと好きになっていると思うんだ。ママとしてだってそうだけど、俺の奥さんとして」
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