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13.ご機嫌よう、英雄様。はじめまして?
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先日あった、花束ルーファス突撃事件は正式に抗議をしてもらった。婚約解消は終わったことなのに蒸し返すなよってそもそも浮気したのはそっちでしょうに、都合よく記憶が変わっていてルーファスって頭ポンコツだったのね。いや、もう忘れよう。
「お嬢様、ぼんやりするのも良いですが今日は王宮へ向かう日ですよ。この間買ったドレスを着ていきましょう。鮮やかな青で少しでも華やかに!」
そう、今日はくもり。眩しくなくっていいけど、なんだか気分もどんよりしてしまう。思い出したくない野郎のことなんて思い出してしまう。切り替えてしっかりしなくては、今日は第一騎士団の人々と顔合わせをする日だ。リーダーのゼクス・フォン・ヴァルトハイム様にお会いする。
「ゼクス様ってどんな人なのかしらねぇー、怖くない人だと良いなぁ」
「そうですねぇ。 大公殿下の次男ですし、粗暴な人ではないと思います。少し肌寒いのでハーフアップにしましょう」
「ありがとう。嬉しいわ」
綺麗にしてもらって、さぁ出発ですわ!!意気揚々と向かった先にキッチリとカッコよく並んでいる騎士団の方々がいた。その中央に立っている人、見覚えありますわね。
「はじめまして、聖女様。私はゼクス・フォン・ヴァルトハイムと申します」
「はじめまして、ゼクス様。私はエリーゼ・フォン・ヴァルデンです」
え?何この茶番。昨日助けてくれた人じゃん。ゼクス様は知っていたのかニヤニヤしている。笑いながら他の騎士団の人も紹介していく。
「これで全員ですね。10人で聖女様をお守りいたします」
「ありがとうございます。ですが、聖女様はおやめください。エリーゼと呼んでもらう方が嬉しいです」
「それではエリーゼ様。念願のお茶でもしながら打ち合わせしましょうか」
ゼクス様には言いたい事が多々あるが、やらなくてはならないことが多いので飲み込む。ゼクス様と私とエルヴァイン侯爵、王宮の人で打ち合わせをする。社交界シーズンのため、王都に来ていた侯爵も参加だ。コーラル礼拝堂はエルヴァイン領にあるためエルヴァイン侯爵も一緒に向かうことになるらしい。とんぼ返りなんて大変ね。
「向こうに着いたらひとまず私の屋敷で一晩過ごしていただき、次の日にコーラル礼拝堂に向かいましょう。朝に出れば日が沈む前には礼拝堂に着きます」
「わかった。道中、特に危険な道などはないだろうか?」
「海沿いにいくと崖がありますが、近くに行かなければ問題はありません。それに魔物や野生動物が出るには出ますが、遭遇する確率は低いと思います。」
ゼクス様とエルヴァイン侯爵の2人で話していて私はうんうん、と聞いているしか出来ない。王宮の文官の人は記録してまとめてるだけだし。私、居なくても良くない?なんならエルヴァイン侯爵に取ってきて貰えばいいのに、私じゃなきゃダメなの~?
「コーラル礼拝堂は観光名所にもなっているところで、そこから見える海はとても綺麗ですよ」
「まぁ、楽しみですわ…」
エルヴァイン侯爵に気を遣われてしまった。なるべく進行の邪魔にならないようにしよう。
「お嬢様、ぼんやりするのも良いですが今日は王宮へ向かう日ですよ。この間買ったドレスを着ていきましょう。鮮やかな青で少しでも華やかに!」
そう、今日はくもり。眩しくなくっていいけど、なんだか気分もどんよりしてしまう。思い出したくない野郎のことなんて思い出してしまう。切り替えてしっかりしなくては、今日は第一騎士団の人々と顔合わせをする日だ。リーダーのゼクス・フォン・ヴァルトハイム様にお会いする。
「ゼクス様ってどんな人なのかしらねぇー、怖くない人だと良いなぁ」
「そうですねぇ。 大公殿下の次男ですし、粗暴な人ではないと思います。少し肌寒いのでハーフアップにしましょう」
「ありがとう。嬉しいわ」
綺麗にしてもらって、さぁ出発ですわ!!意気揚々と向かった先にキッチリとカッコよく並んでいる騎士団の方々がいた。その中央に立っている人、見覚えありますわね。
「はじめまして、聖女様。私はゼクス・フォン・ヴァルトハイムと申します」
「はじめまして、ゼクス様。私はエリーゼ・フォン・ヴァルデンです」
え?何この茶番。昨日助けてくれた人じゃん。ゼクス様は知っていたのかニヤニヤしている。笑いながら他の騎士団の人も紹介していく。
「これで全員ですね。10人で聖女様をお守りいたします」
「ありがとうございます。ですが、聖女様はおやめください。エリーゼと呼んでもらう方が嬉しいです」
「それではエリーゼ様。念願のお茶でもしながら打ち合わせしましょうか」
ゼクス様には言いたい事が多々あるが、やらなくてはならないことが多いので飲み込む。ゼクス様と私とエルヴァイン侯爵、王宮の人で打ち合わせをする。社交界シーズンのため、王都に来ていた侯爵も参加だ。コーラル礼拝堂はエルヴァイン領にあるためエルヴァイン侯爵も一緒に向かうことになるらしい。とんぼ返りなんて大変ね。
「向こうに着いたらひとまず私の屋敷で一晩過ごしていただき、次の日にコーラル礼拝堂に向かいましょう。朝に出れば日が沈む前には礼拝堂に着きます」
「わかった。道中、特に危険な道などはないだろうか?」
「海沿いにいくと崖がありますが、近くに行かなければ問題はありません。それに魔物や野生動物が出るには出ますが、遭遇する確率は低いと思います。」
ゼクス様とエルヴァイン侯爵の2人で話していて私はうんうん、と聞いているしか出来ない。王宮の文官の人は記録してまとめてるだけだし。私、居なくても良くない?なんならエルヴァイン侯爵に取ってきて貰えばいいのに、私じゃなきゃダメなの~?
「コーラル礼拝堂は観光名所にもなっているところで、そこから見える海はとても綺麗ですよ」
「まぁ、楽しみですわ…」
エルヴァイン侯爵に気を遣われてしまった。なるべく進行の邪魔にならないようにしよう。
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