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24.これはデートじゃないなって感じ始めてる。
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お店の看板には《黒猫ブラザーズ》と書かれていた。
随分可愛い名前のお店ね。中に入ると思っていたより内装は広くて驚く。
「ここは長距離の旅に出るための紳士物が多いのですが、最近はレディースも取り扱っているので見てみましょう。品質は保証しますよ」
店内を見渡すと手袋やマフラーから長剣やランプまで様々な物が売られていた。レディースものは比較的、華やかな色のものが多いようだ。
「これ、なにかしら?」
「それはフリントストーンといって火おこしするための道具ですね。」
旅に必要そうなものが売ってて見るだけで面白い。ゼクス様は騎士だし遠征に行くことが多いからこの店使ってるのかしらね。
「今回も馬車で移動ですから膝掛けとかどうですか?おすすめはこの山羊の毛で作られた物ですね。軽いけど暖かくていいですよ」
「柔らかい…でも暑くなりすぎませんか?」
「山の上ならこれくらい暖かくしても大丈夫ですよ」
なるほど、ならこの膝掛けを買おうかしら。ゼクス様のおすすめだし。
「今日は私か誘ったのでプレゼントさせてください」
ゼクス様は嬉しそうに笑ってそう言ってくれた。
「……ありがとうございます」
その笑顔に頬に熱が上がりそうだ。
お店から出て、カフェに来た。せっかく来たのだしまだ一緒に居たかったので勇気を出して誘ってみた。
「ゼクス様は甘いものはお好きですか」
「えぇ、食べられます」
私はアップルパイに紅茶、ゼクス様はシフォンケーキにコーヒーを頼む。
「火山へ行く時なんですが、途中までは馬車で行けるんですが、やはり首飾りを投げ入れなければならないので最後は徒歩になります」
「そうですね、やはり山の上まで馬車は難しいですよね」
わざわざ恋人達が多そうなカフェに来たのに話す内容は堅苦しい任務の話だ。やはり真面目ゆえに誘ってくれたのかしら、お顔はしっかりとクールにしながら話すが内心ちょっとしょんぼりですわ。
「それで、さっき膝掛けを購入したんですが、徒歩ならマフラーもいいかなと思ってマフラーもプレゼントさせてください」
「えっ!ありがとうございます。嬉しいです」
「レディースと紳士物で色が少し違うんですが似ているので、ちょっとお揃いみたいになってしまいましたが、山羊の毛なのでふわふわで暖かいので使ってください」
ゼクス様とお揃い!?嬉しい!これは脈ありなの?どうなの?ゼクス様がふわふわって言うの可愛いわ。
「ありがとうございます!絶対に使いますわ」
好きな人との時間はあっという間で家まで送ってもらった。
「次は任務の時ですね。よろしくお願いします」
「えぇ、そうですわね。よろしくお願いします。それと今日はありがとうございました。楽しかったですわ」
ゼクス様は少しだけ目を見開いて、それから綺麗に笑った。
「……僕もです。ではまた」
部屋に戻ってベッドにダイブする。アニタにはしたないと言われるか。今日は多めに見て欲しい。
「ゼクス様とお出かけとっっっても楽しかったわ。見て!プレゼントもいただけたんだから!」
「それは良かったです。何をいただいたのですか?」
「膝掛けとマフラーよ!あっ!マフラーの色可愛い。ミントブルーだわ」
「え、お嬢様、今は夏ですよ?」
アニタには怪訝そうな顔をされてしまった。そうよね、貰ったものを見たらチグハグよね、でもいいのよ。ゼクス様とお揃いなんだから!!
随分可愛い名前のお店ね。中に入ると思っていたより内装は広くて驚く。
「ここは長距離の旅に出るための紳士物が多いのですが、最近はレディースも取り扱っているので見てみましょう。品質は保証しますよ」
店内を見渡すと手袋やマフラーから長剣やランプまで様々な物が売られていた。レディースものは比較的、華やかな色のものが多いようだ。
「これ、なにかしら?」
「それはフリントストーンといって火おこしするための道具ですね。」
旅に必要そうなものが売ってて見るだけで面白い。ゼクス様は騎士だし遠征に行くことが多いからこの店使ってるのかしらね。
「今回も馬車で移動ですから膝掛けとかどうですか?おすすめはこの山羊の毛で作られた物ですね。軽いけど暖かくていいですよ」
「柔らかい…でも暑くなりすぎませんか?」
「山の上ならこれくらい暖かくしても大丈夫ですよ」
なるほど、ならこの膝掛けを買おうかしら。ゼクス様のおすすめだし。
「今日は私か誘ったのでプレゼントさせてください」
ゼクス様は嬉しそうに笑ってそう言ってくれた。
「……ありがとうございます」
その笑顔に頬に熱が上がりそうだ。
お店から出て、カフェに来た。せっかく来たのだしまだ一緒に居たかったので勇気を出して誘ってみた。
「ゼクス様は甘いものはお好きですか」
「えぇ、食べられます」
私はアップルパイに紅茶、ゼクス様はシフォンケーキにコーヒーを頼む。
「火山へ行く時なんですが、途中までは馬車で行けるんですが、やはり首飾りを投げ入れなければならないので最後は徒歩になります」
「そうですね、やはり山の上まで馬車は難しいですよね」
わざわざ恋人達が多そうなカフェに来たのに話す内容は堅苦しい任務の話だ。やはり真面目ゆえに誘ってくれたのかしら、お顔はしっかりとクールにしながら話すが内心ちょっとしょんぼりですわ。
「それで、さっき膝掛けを購入したんですが、徒歩ならマフラーもいいかなと思ってマフラーもプレゼントさせてください」
「えっ!ありがとうございます。嬉しいです」
「レディースと紳士物で色が少し違うんですが似ているので、ちょっとお揃いみたいになってしまいましたが、山羊の毛なのでふわふわで暖かいので使ってください」
ゼクス様とお揃い!?嬉しい!これは脈ありなの?どうなの?ゼクス様がふわふわって言うの可愛いわ。
「ありがとうございます!絶対に使いますわ」
好きな人との時間はあっという間で家まで送ってもらった。
「次は任務の時ですね。よろしくお願いします」
「えぇ、そうですわね。よろしくお願いします。それと今日はありがとうございました。楽しかったですわ」
ゼクス様は少しだけ目を見開いて、それから綺麗に笑った。
「……僕もです。ではまた」
部屋に戻ってベッドにダイブする。アニタにはしたないと言われるか。今日は多めに見て欲しい。
「ゼクス様とお出かけとっっっても楽しかったわ。見て!プレゼントもいただけたんだから!」
「それは良かったです。何をいただいたのですか?」
「膝掛けとマフラーよ!あっ!マフラーの色可愛い。ミントブルーだわ」
「え、お嬢様、今は夏ですよ?」
アニタには怪訝そうな顔をされてしまった。そうよね、貰ったものを見たらチグハグよね、でもいいのよ。ゼクス様とお揃いなんだから!!
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