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40.舞踏会私物化野郎を追い出せ!
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「エリーゼ、彼ではなく僕と踊ってくれ。僕は君を愛してるんだ」
元婚約者のルーファス・フェルザイムに舞踏会でとんでもない言葉をかけられた。
皆様の注目が私達に集まって来る。やめろよ!これじゃあ今シーズンの噂話に載ってしまうじゃない。
第一、エルヴィンテール公爵主催の舞踏会で何をしてるの?あまりのことに絶句していたらゼクスが前に出てくれる。
「彼女は私のパートナーです。それにこんな騒ぎを起こしてどうするつもりです」
「ゼクス様。彼女は私の婚約者です」
「違います!!もう婚約解消したではありませんか!」
ルーファスがあまりにも自信満々で言うものだから全力で否定する。おいコラ、愛するクララはどこに行ったのよ!
「婚約解消は間違いだ!君は私と共にいたいに決まっている。私はクララ…あの令嬢に騙されていたんだ…もう目を覚ました…戻っておいで、エリーゼ…」
えぇ、何この人。自分に酔ってらっしゃる。物語の主人公になったつもりなの?婚約解消を「円満」にしたじゃない。
「ルーファス様、貴方とはすでに婚約解消をし、終わっております。戻るなんてこと絶対にあり得ません」
ゼクスが居るのにあんたのところに行くわけないでしょ。
「エリーゼ……。ルーファス殿。婚約解消はされている上に原因は貴方の浮気だろう。今更、手のひらを返してももう遅い。彼女は私とお付き合いをしている」
ゼクスは私を見ながら名前を呼んだ後、ルーファスに向かって付き合っていると宣言してくれた。周りに人がたくさん居る中での宣言にもなるので嬉しい。
ん?周りにすっごい人がいる?…どうしましょう。私たち悪くないのに、舞踏会がめちゃくちゃになってしまいますわ。
ゼクスのお付き合い宣言にザワっと周りが反応し、ルーファスは衝撃を受けた顔をしていた。
「エリーゼ!浮気か…僕というものがありながらっ…」
本当に、何コイツ。どうしたらいいわけ。頬を一発叩きたいと思っていたところに王太子殿下とヘレネ様が来てくださった。
「ルーファス様。先ほどから話を聞いていると貴方の発言は支離滅裂ですわ。それに場所を選ばず騒ぎを起こしており、とても迷惑です。ご退席ください」
「あっ…いや…そのっ…私はただ…エリーゼを愛してると言いたくて…」
「ご退席を!」
ヘレネ様は凛とした声でドアを指してルーファスに出て行くようにいう。
周りの人はみんなルーファスを見て小さく会話している。ここでやっと自分がどのように見られているのかわかったのか、動揺して挨拶もそこそこに出て行った。
「ヘレネ様、殿下。ありがとうございます。騒ぎを起こしてしまい申し訳ございません」
「いいえ、貴方は被害者であるとここにいる人みんなわかっておりますわ…お気になさらないで」
ヘレネ様は優しい笑顔でそう言ってくれる。
「それより、ゼクス様とお付き合いをされているそうね。おめでとう…」
「ありがとうございます…」
エルヴィンテール公爵が手を叩き注目を集める。
「先ほどの邪魔者は忘れて、再び華やかな夜を楽しみましょう」
公爵の声に音楽が再び流れ始める。
「エリーゼ…私と踊っていただけますか」
「はい、喜んで」
ゼクスが差し出してくれた手を取る。この手を離してルーファスのところに行くなんてあり得ない。
私はゼクスに笑いかけた。
元婚約者のルーファス・フェルザイムに舞踏会でとんでもない言葉をかけられた。
皆様の注目が私達に集まって来る。やめろよ!これじゃあ今シーズンの噂話に載ってしまうじゃない。
第一、エルヴィンテール公爵主催の舞踏会で何をしてるの?あまりのことに絶句していたらゼクスが前に出てくれる。
「彼女は私のパートナーです。それにこんな騒ぎを起こしてどうするつもりです」
「ゼクス様。彼女は私の婚約者です」
「違います!!もう婚約解消したではありませんか!」
ルーファスがあまりにも自信満々で言うものだから全力で否定する。おいコラ、愛するクララはどこに行ったのよ!
「婚約解消は間違いだ!君は私と共にいたいに決まっている。私はクララ…あの令嬢に騙されていたんだ…もう目を覚ました…戻っておいで、エリーゼ…」
えぇ、何この人。自分に酔ってらっしゃる。物語の主人公になったつもりなの?婚約解消を「円満」にしたじゃない。
「ルーファス様、貴方とはすでに婚約解消をし、終わっております。戻るなんてこと絶対にあり得ません」
ゼクスが居るのにあんたのところに行くわけないでしょ。
「エリーゼ……。ルーファス殿。婚約解消はされている上に原因は貴方の浮気だろう。今更、手のひらを返してももう遅い。彼女は私とお付き合いをしている」
ゼクスは私を見ながら名前を呼んだ後、ルーファスに向かって付き合っていると宣言してくれた。周りに人がたくさん居る中での宣言にもなるので嬉しい。
ん?周りにすっごい人がいる?…どうしましょう。私たち悪くないのに、舞踏会がめちゃくちゃになってしまいますわ。
ゼクスのお付き合い宣言にザワっと周りが反応し、ルーファスは衝撃を受けた顔をしていた。
「エリーゼ!浮気か…僕というものがありながらっ…」
本当に、何コイツ。どうしたらいいわけ。頬を一発叩きたいと思っていたところに王太子殿下とヘレネ様が来てくださった。
「ルーファス様。先ほどから話を聞いていると貴方の発言は支離滅裂ですわ。それに場所を選ばず騒ぎを起こしており、とても迷惑です。ご退席ください」
「あっ…いや…そのっ…私はただ…エリーゼを愛してると言いたくて…」
「ご退席を!」
ヘレネ様は凛とした声でドアを指してルーファスに出て行くようにいう。
周りの人はみんなルーファスを見て小さく会話している。ここでやっと自分がどのように見られているのかわかったのか、動揺して挨拶もそこそこに出て行った。
「ヘレネ様、殿下。ありがとうございます。騒ぎを起こしてしまい申し訳ございません」
「いいえ、貴方は被害者であるとここにいる人みんなわかっておりますわ…お気になさらないで」
ヘレネ様は優しい笑顔でそう言ってくれる。
「それより、ゼクス様とお付き合いをされているそうね。おめでとう…」
「ありがとうございます…」
エルヴィンテール公爵が手を叩き注目を集める。
「先ほどの邪魔者は忘れて、再び華やかな夜を楽しみましょう」
公爵の声に音楽が再び流れ始める。
「エリーゼ…私と踊っていただけますか」
「はい、喜んで」
ゼクスが差し出してくれた手を取る。この手を離してルーファスのところに行くなんてあり得ない。
私はゼクスに笑いかけた。
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