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二人だけの食事-12
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練習場では五条が美波のコーチングをしていた。美波は本来は運動が得意な方ではなかったが、ゴルフのセンスは良かった。フォームもきれいで、飛距離はそれ程ではないが、真っ直ぐ飛んでいた。
「これなら、もう少し、練習していけばコースに出てもなんとかなるな!」
「ほんとですか!よかった!」「楽しみになりました!」
練習を終えて、シャワールームでシャワーを浴びて、二人はウェイティングBARで待合せしていた。先に五条がいて、美波が後から来た。
「お待たせしました!」
「行こうか。」「この後、ご飯食べて帰ろうか。せっかく、銀座に来たからね。」
「っえ、はい。でも大丈夫ですか?」「急にですけど、福山さんに、怒られませんか?」
「大丈夫だよ!」
「ドレスコード必要なので、まずは服だな!」
「っえ!洋服ですか?」
「そう、行こうか!」
二人はドレスコードに着替えて、フレンチレストランに入った。
五条はメニューを見ながら、美波の好みを聞いてカルトメニューから、フルコースを作り注文した。
料理が出てきて、五条にシャンパンを勧められ、美波は少しだけ付き合い、その後はノンアルコールに変更した。
二人は食事をしながらいろいろな会話をしていた。
「浜野さん、さっきはごめんね!急に呼び捨てしちゃって!そう呼んだ方が良いかなと思って!」
「いえ、大丈夫です。なんか・・ホッとしました。」
「どう、ウチは?」
「皆さん良い人で最初は不安でしたけど、住込みとか、でも良かったし、助かってます!」「坂田さんも高木さんも黒田さんも素敵な方ですよね。」
「あのー、なんで私を採用して頂いたのですか?」
「そうね、なんでなのか上手く言えないけど、自分がでも感じたんだ。」「この子は諦めずに解決の努力をする子だと、だからかな。」
「っあ、あの時の公園で、励ましてくれた方ですよね。」
「あぁ、励ましたかどうかわからないけど、自分だよ!」
「あの時はありがとうございました。」
「福山さんも仲村さんも鈴木さんも良い方で、でもあのアンケートにはビックリしました。」「しかも、福山さんから採用にはならないと言われたので、電話もらってびっくりしました。」
「処女の件は、たまたまだったんだけどね!自分はあまり気にしてなかったかな。」「それに、これまでの応募でもいなかったと思うよ処女は!」「だから比較にはならないと思うけどな!」
「私は、そんな風には思ってないですけど、皆さん五条様はどSだって言ってましたけど、そうなんですか?」
「先に一つ良いかな!外で【五条様】は、やめようか!」
「あっ、すいません、【様】と【さん】の使い分けが出来てなくてごめんなさい。」
「だったら、【さん】で統一しましょう!それで良いですから!」
「でも、御屋敷では、他の方も、お客様もいらっしゃいます。」
「良いですよ!自分が言うのだから、それで決まりです!」
「は、はい。わかりました。」
「その代わりといってはなんだけど、浜野さんを呼ぶ時は、これからは【美波】で良いかな?」
「はい。もちろんです。」
「後は、どSの件ね、皆んなに聞いてるよね?俺との関係!」
「はい、黒田さんが教えてくれました。」
「俺ね、愛情が無いんだ、っあ恋愛のね」「自分の周りにいる人が大切とかはあるけど、それは福山に対しても黒田さんに対しても同じなんだ」「言い訳じみてるけど、自分にとってのセックスはスポーツの一種でコミュニケーションの一つ。」「もちろん、欲求を満たす為でもあるけど、今ままで、愛情表現としてはしてなかったな。」「まぁっ、自分の勝手さだけどな!しょうがないんだ、愛情が出てこないから!」
「私は経験ないのでわからないけど、坂田さんや、高木さん、黒田さんは幸せそうに見えたので、私の知ってる男子とは違うなと思ってます。」
「それはどうかな、自分のベットルームには女は二度と入る事はないと聞いてるだろ!」
「はい。そうなんですけど、なんか、五条さんは違う気がして!」
「俺が、どSかどうかは、これから美波が判断すればいい!」「それより、学校はどうだ?」「講義とか単位とか」
「大丈夫です。それより、本当に感謝してます。あの時、休学も考えてので」
「よかったな!」「昼間会ったサークル仲間だっけ、なんのサークルに入っているんだ?」
「今のサークルは私が行きたいゼミに入りやすいんです。ゼミの教授がサークルにも来てくれていて。」
「そうか!まぁ、楽しくやれてるのなら良い。何かあればいつでも相談するんだそ。」
「はい。ありがとうございます。」
二人は食事を終え、屋敷に帰った。
帰りのタクシーの中で、五条は美波にひとつ意地悪を言った。
「美波、たまに、お前の部屋で変な音しないか?」
「っえ?どういう事ですか?」
「イヤ、思い当たることあるか!」
「無いですけどぉ」
「だろうな、何も無いから!」
「もう!やめてくださいよぉ!驚いてしまいますよ」
二人が屋敷に帰ったのは深夜近くで福山は既に就寝していた。
二人は各々シャワーを浴び就寝についた。
深夜24時を過ぎでもうすぐ1時間が経とうかいう時に五条の部屋をノックする音が聞こえた。
(コンコンコン!)
「五条さん、まだ、起きてますか?・・」
「美波か、どうした?」
「さっき、五条さんが変なこと言うから、・・ちょっと怖くなって、眠れなくなっちゃって。・・・」
「ごめんな、でもあれだけでかぁ、怖がりだな!」「しょうがない、入っておいで!」「眠くなるまでな!眠くなったら部屋に戻りな!」
「はい、ありがとうございます」
部屋に入り、少しすると安心した美波を睡魔が襲い始めた。
翌朝、五条の部屋を慌ててノックする福山がいた。
(ドンッドンッドンッ!)
「五条様入ります。失礼します。」
「福山、おはよう!どうした?」
「大変です!浜野さんが部屋にいません。」「昨晩は一緒にお戻りになられましたか?」
「ぁあ、帰ったよ!」
「浜野さんは何か変わったことはありませんでしたか?」
「どうだろ、疲れてはいたけど!」「どうした?」
「レイプ魔の仕業か、嫌、この屋敷に入れるはずはない。」「五条様、昨日、浜野さんを失望させるようなことをしてませんか?」
「福山、ひどいな」「昨日、部屋にお化け出ないかって冗談言ったら、怖くて眠れなったって!」
そう言って、掛けていた毛布を捲ると、スヤスヤと眠る美波がいた。
福山は五条のベットの中にいる美波を見て驚いて、いつも見せたことのない驚きで、五条に笑われ、
「しー!」
と美波が寝てると言われ慌てて口を抑えた。
「これなら、もう少し、練習していけばコースに出てもなんとかなるな!」
「ほんとですか!よかった!」「楽しみになりました!」
練習を終えて、シャワールームでシャワーを浴びて、二人はウェイティングBARで待合せしていた。先に五条がいて、美波が後から来た。
「お待たせしました!」
「行こうか。」「この後、ご飯食べて帰ろうか。せっかく、銀座に来たからね。」
「っえ、はい。でも大丈夫ですか?」「急にですけど、福山さんに、怒られませんか?」
「大丈夫だよ!」
「ドレスコード必要なので、まずは服だな!」
「っえ!洋服ですか?」
「そう、行こうか!」
二人はドレスコードに着替えて、フレンチレストランに入った。
五条はメニューを見ながら、美波の好みを聞いてカルトメニューから、フルコースを作り注文した。
料理が出てきて、五条にシャンパンを勧められ、美波は少しだけ付き合い、その後はノンアルコールに変更した。
二人は食事をしながらいろいろな会話をしていた。
「浜野さん、さっきはごめんね!急に呼び捨てしちゃって!そう呼んだ方が良いかなと思って!」
「いえ、大丈夫です。なんか・・ホッとしました。」
「どう、ウチは?」
「皆さん良い人で最初は不安でしたけど、住込みとか、でも良かったし、助かってます!」「坂田さんも高木さんも黒田さんも素敵な方ですよね。」
「あのー、なんで私を採用して頂いたのですか?」
「そうね、なんでなのか上手く言えないけど、自分がでも感じたんだ。」「この子は諦めずに解決の努力をする子だと、だからかな。」
「っあ、あの時の公園で、励ましてくれた方ですよね。」
「あぁ、励ましたかどうかわからないけど、自分だよ!」
「あの時はありがとうございました。」
「福山さんも仲村さんも鈴木さんも良い方で、でもあのアンケートにはビックリしました。」「しかも、福山さんから採用にはならないと言われたので、電話もらってびっくりしました。」
「処女の件は、たまたまだったんだけどね!自分はあまり気にしてなかったかな。」「それに、これまでの応募でもいなかったと思うよ処女は!」「だから比較にはならないと思うけどな!」
「私は、そんな風には思ってないですけど、皆さん五条様はどSだって言ってましたけど、そうなんですか?」
「先に一つ良いかな!外で【五条様】は、やめようか!」
「あっ、すいません、【様】と【さん】の使い分けが出来てなくてごめんなさい。」
「だったら、【さん】で統一しましょう!それで良いですから!」
「でも、御屋敷では、他の方も、お客様もいらっしゃいます。」
「良いですよ!自分が言うのだから、それで決まりです!」
「は、はい。わかりました。」
「その代わりといってはなんだけど、浜野さんを呼ぶ時は、これからは【美波】で良いかな?」
「はい。もちろんです。」
「後は、どSの件ね、皆んなに聞いてるよね?俺との関係!」
「はい、黒田さんが教えてくれました。」
「俺ね、愛情が無いんだ、っあ恋愛のね」「自分の周りにいる人が大切とかはあるけど、それは福山に対しても黒田さんに対しても同じなんだ」「言い訳じみてるけど、自分にとってのセックスはスポーツの一種でコミュニケーションの一つ。」「もちろん、欲求を満たす為でもあるけど、今ままで、愛情表現としてはしてなかったな。」「まぁっ、自分の勝手さだけどな!しょうがないんだ、愛情が出てこないから!」
「私は経験ないのでわからないけど、坂田さんや、高木さん、黒田さんは幸せそうに見えたので、私の知ってる男子とは違うなと思ってます。」
「それはどうかな、自分のベットルームには女は二度と入る事はないと聞いてるだろ!」
「はい。そうなんですけど、なんか、五条さんは違う気がして!」
「俺が、どSかどうかは、これから美波が判断すればいい!」「それより、学校はどうだ?」「講義とか単位とか」
「大丈夫です。それより、本当に感謝してます。あの時、休学も考えてので」
「よかったな!」「昼間会ったサークル仲間だっけ、なんのサークルに入っているんだ?」
「今のサークルは私が行きたいゼミに入りやすいんです。ゼミの教授がサークルにも来てくれていて。」
「そうか!まぁ、楽しくやれてるのなら良い。何かあればいつでも相談するんだそ。」
「はい。ありがとうございます。」
二人は食事を終え、屋敷に帰った。
帰りのタクシーの中で、五条は美波にひとつ意地悪を言った。
「美波、たまに、お前の部屋で変な音しないか?」
「っえ?どういう事ですか?」
「イヤ、思い当たることあるか!」
「無いですけどぉ」
「だろうな、何も無いから!」
「もう!やめてくださいよぉ!驚いてしまいますよ」
二人が屋敷に帰ったのは深夜近くで福山は既に就寝していた。
二人は各々シャワーを浴び就寝についた。
深夜24時を過ぎでもうすぐ1時間が経とうかいう時に五条の部屋をノックする音が聞こえた。
(コンコンコン!)
「五条さん、まだ、起きてますか?・・」
「美波か、どうした?」
「さっき、五条さんが変なこと言うから、・・ちょっと怖くなって、眠れなくなっちゃって。・・・」
「ごめんな、でもあれだけでかぁ、怖がりだな!」「しょうがない、入っておいで!」「眠くなるまでな!眠くなったら部屋に戻りな!」
「はい、ありがとうございます」
部屋に入り、少しすると安心した美波を睡魔が襲い始めた。
翌朝、五条の部屋を慌ててノックする福山がいた。
(ドンッドンッドンッ!)
「五条様入ります。失礼します。」
「福山、おはよう!どうした?」
「大変です!浜野さんが部屋にいません。」「昨晩は一緒にお戻りになられましたか?」
「ぁあ、帰ったよ!」
「浜野さんは何か変わったことはありませんでしたか?」
「どうだろ、疲れてはいたけど!」「どうした?」
「レイプ魔の仕業か、嫌、この屋敷に入れるはずはない。」「五条様、昨日、浜野さんを失望させるようなことをしてませんか?」
「福山、ひどいな」「昨日、部屋にお化け出ないかって冗談言ったら、怖くて眠れなったって!」
そう言って、掛けていた毛布を捲ると、スヤスヤと眠る美波がいた。
福山は五条のベットの中にいる美波を見て驚いて、いつも見せたことのない驚きで、五条に笑われ、
「しー!」
と美波が寝てると言われ慌てて口を抑えた。
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