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【第3話】親交を深める鍋パーティー
【3-5】
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◆◆◆
身支度を整えてカミュと共に調理場へ向かうと、その途中の廊下で既に良い匂いを感じた。ほんのりと甘くて、卵がたっぷり使われてそうな、そんな香りだ。
何の香りだろう? と考えていると、調理場からひょっこりとジルが顔を出した。
「来たか、ミカ。もう大丈夫なのか?」
「うん、大丈夫。ありがとう。心配かけちゃって、ごめんね」
「謝ることはない。落ち着いたなら、よかった」
これ以上、余計な心配をかけるな。強く構えるんだ。
そう自分に念じつつ、元気に見えるよう魔王に笑いかける。
「もう元気だよ。だから、何か手伝わせて」
「いや、もう出来る。先に食堂に行っててくれ」
「え、でも……」
「いいから。カミュも、ミカを連れて先に行って座っていてくれ」
「かしこまりました。では、先に参りましょう、ミカさん」
「あ……、うん」
ジルも調理場の中へ戻ってしまったし、カミュにも背中を押されるし、とりあえず食堂へ向かうことにした。
せめてテーブルの上を拭いておこうかなと思ったのだけれど、朝の光が良い感じに射し込んでいる食堂内は、テーブルどころか床もピカピカだ。魔法で掃除したのかな?
僕に手伝えることがそれ以上見当たらなくて、おとなしく席に着く。カミュもにこにこと定位置の椅子に腰を下ろしていた。
着席して間もなく、たくさんのお皿を魔法で浮かせながら、ジルが食堂内に入ってくる。彼は座っている僕たちを満足気に眺めてから、器用にお皿を操って配膳してくれた。
目の前に並べられたのは、たっぷりのミルクで割ってあるカボ茶、炙ってあるベーコンのようなもの、スクランブルエッグを固め焼いたようなもの、食べられる野草を酸っぱいオイルで和えたもの、少し塩味のあるブルーベリーのような果物、そして、メインの主食と思われるものは──、
「クレープ……? ううん、パンケーキ……?」
そう、クレープと薄めのパンケーキの間のような、そんな感じのものがそれぞれのお皿に何枚も載せられている。厚みはそんなに無いものの、ふわふわしているだろうことは見ただけで分かる。卵をふんだんに使っていると感じられる色味がもう、見るからに美味しそうだ。
「すごい、美味しそう……!」
「これは、俺の故郷で朝食の定番になっていたものだ。ロロという。好きな具材を巻き込んで食べるんだ」
「私のオススメは、野草と肉を半々くらいの量で、そこに、これ……ミカさんはベリーと呼んでらっしゃいましたか? これを少し加えて巻き込む食べ方。とても美味しいのです」
「これは、遠慮なく手づかみで食べていい。子どもも大人も同じようにわいわいと食べるものなんだ。召し上がれ、ミカ」
「わぁ、いただきます!」
両手を合わせてから、遠慮なくロロという名のパンケーキっぽいものを手に取る。まだあったかいけれど、火傷の心配はない程度の適温だ。
カミュに勧められた通り、ふわふわの生地に野草とベーコンをたっぷり乗せて、ブルーベリーも少し乗せ、くるくると巻いてみる。そして、中身が零れないうちに、思い切ってかぶりついた。
──うん、美味しい!
生地のほんのりした甘みと、巻き込んでいる具材のしょっぱさがいい感じに合わさって、スイーツではなく軽めの朝食と思わせてくれる料理だ。ロロは少ししゅわっとして、ふわふわとした食感。挟んでいるものはどれも歯ごたえがあるから、食感の差が面白いし、美味しさを上乗せしてくれているようにも感じた。
「ジル、すっごく美味しいよ!」
「そうか、それはよかった。……ははっ、子どもみたいな顔をしている」
「ええ、とても微笑ましいお姿ですね」
朝食を楽しんでいる僕を見て安心したのか、魔王と悪魔は互いに顔を見合わせて微笑み、「いただきます」と言い交わしていた。そして、彼らも食事を始める。
「ミカ、ロロは巻き込む具材によって印象が変わる料理だから、ぜひ色々な組み合わせを試してみるといい」
「うん、そうしてみる」
「美味しい組み合わせを見つけたら、教えてくださいね」
おはようといただきますを言い合って、こうして同じテーブルを三人で囲んで朝食をいただく朝は、今までも何度もあった。そしてきっと、これからも何度もあるはずだ。
──でも、それを当たり前のことと思ってはいけない。
さっき、身支度のときにカミュから話を聞きながら、改めてそう思った。まだ僕が知らない情報が何であったとしても、それを僕が知ったときの影響がどの程度であったとしても、明日も三人で朝食を囲めるとは限らない。
母との別れだって、中水上のおじさんとの別れだって、突然だった。当たり前のように帰ってくると思っていた人が、そう信じて家で待っていた人が、帰って来てくれなかった。そして取り残されてしまったときの気持ちを、僕はよく知っている。
──目の前の彼らに、同じ気持ちを味わわせたくない。
僕がいつか老衰で死ぬのは、仕方がないことだろう。重い病気に掛かってしまう可能性も、あるのかもしれない。けれど、そういった、ある程度の心の準備期間を与えられるような形以外で、彼らの前から姿を消すわけにはいかない。こんなにも僕を慈しんで大切にしてくれる人たちを、悲しませてはいけない。
美味しい朝食を噛みしめながら、強くあれ、と戒める。
何があろうと、何を聞かされようと、気を狂わせてはいけない。──大丈夫だ。同年代の人間たちの中では、僕は割と絶望を感じてきたほうだと思う。諦めながらも、正気を保って生きていたはずだ。
「ジル、すごく美味しいよ。ありがとう。作ってもらった朝ごはんって、何倍も美味しく感じるね」
「そう言ってもらえると、作った甲斐があるな。まぁ、数少ない作れるものだから、気に入ってもらえたら安心する」
「ふふ、ジル様の蒼白いお顔もいつもより血色が良さそうですし、ミカさんの顔色も元通りになりましたね。美味しい朝食のおかげでしょうか」
「うん、そうだね。すごく元気が出た。僕はもう大丈夫だから、安心して」
大丈夫。君たちを悲しませたりしない。
マティアス様がどんな人で、僕に何を言ってきたとしても、大丈夫だ。
強い決意と共に、僕はロロにかじりついた。
身支度を整えてカミュと共に調理場へ向かうと、その途中の廊下で既に良い匂いを感じた。ほんのりと甘くて、卵がたっぷり使われてそうな、そんな香りだ。
何の香りだろう? と考えていると、調理場からひょっこりとジルが顔を出した。
「来たか、ミカ。もう大丈夫なのか?」
「うん、大丈夫。ありがとう。心配かけちゃって、ごめんね」
「謝ることはない。落ち着いたなら、よかった」
これ以上、余計な心配をかけるな。強く構えるんだ。
そう自分に念じつつ、元気に見えるよう魔王に笑いかける。
「もう元気だよ。だから、何か手伝わせて」
「いや、もう出来る。先に食堂に行っててくれ」
「え、でも……」
「いいから。カミュも、ミカを連れて先に行って座っていてくれ」
「かしこまりました。では、先に参りましょう、ミカさん」
「あ……、うん」
ジルも調理場の中へ戻ってしまったし、カミュにも背中を押されるし、とりあえず食堂へ向かうことにした。
せめてテーブルの上を拭いておこうかなと思ったのだけれど、朝の光が良い感じに射し込んでいる食堂内は、テーブルどころか床もピカピカだ。魔法で掃除したのかな?
僕に手伝えることがそれ以上見当たらなくて、おとなしく席に着く。カミュもにこにこと定位置の椅子に腰を下ろしていた。
着席して間もなく、たくさんのお皿を魔法で浮かせながら、ジルが食堂内に入ってくる。彼は座っている僕たちを満足気に眺めてから、器用にお皿を操って配膳してくれた。
目の前に並べられたのは、たっぷりのミルクで割ってあるカボ茶、炙ってあるベーコンのようなもの、スクランブルエッグを固め焼いたようなもの、食べられる野草を酸っぱいオイルで和えたもの、少し塩味のあるブルーベリーのような果物、そして、メインの主食と思われるものは──、
「クレープ……? ううん、パンケーキ……?」
そう、クレープと薄めのパンケーキの間のような、そんな感じのものがそれぞれのお皿に何枚も載せられている。厚みはそんなに無いものの、ふわふわしているだろうことは見ただけで分かる。卵をふんだんに使っていると感じられる色味がもう、見るからに美味しそうだ。
「すごい、美味しそう……!」
「これは、俺の故郷で朝食の定番になっていたものだ。ロロという。好きな具材を巻き込んで食べるんだ」
「私のオススメは、野草と肉を半々くらいの量で、そこに、これ……ミカさんはベリーと呼んでらっしゃいましたか? これを少し加えて巻き込む食べ方。とても美味しいのです」
「これは、遠慮なく手づかみで食べていい。子どもも大人も同じようにわいわいと食べるものなんだ。召し上がれ、ミカ」
「わぁ、いただきます!」
両手を合わせてから、遠慮なくロロという名のパンケーキっぽいものを手に取る。まだあったかいけれど、火傷の心配はない程度の適温だ。
カミュに勧められた通り、ふわふわの生地に野草とベーコンをたっぷり乗せて、ブルーベリーも少し乗せ、くるくると巻いてみる。そして、中身が零れないうちに、思い切ってかぶりついた。
──うん、美味しい!
生地のほんのりした甘みと、巻き込んでいる具材のしょっぱさがいい感じに合わさって、スイーツではなく軽めの朝食と思わせてくれる料理だ。ロロは少ししゅわっとして、ふわふわとした食感。挟んでいるものはどれも歯ごたえがあるから、食感の差が面白いし、美味しさを上乗せしてくれているようにも感じた。
「ジル、すっごく美味しいよ!」
「そうか、それはよかった。……ははっ、子どもみたいな顔をしている」
「ええ、とても微笑ましいお姿ですね」
朝食を楽しんでいる僕を見て安心したのか、魔王と悪魔は互いに顔を見合わせて微笑み、「いただきます」と言い交わしていた。そして、彼らも食事を始める。
「ミカ、ロロは巻き込む具材によって印象が変わる料理だから、ぜひ色々な組み合わせを試してみるといい」
「うん、そうしてみる」
「美味しい組み合わせを見つけたら、教えてくださいね」
おはようといただきますを言い合って、こうして同じテーブルを三人で囲んで朝食をいただく朝は、今までも何度もあった。そしてきっと、これからも何度もあるはずだ。
──でも、それを当たり前のことと思ってはいけない。
さっき、身支度のときにカミュから話を聞きながら、改めてそう思った。まだ僕が知らない情報が何であったとしても、それを僕が知ったときの影響がどの程度であったとしても、明日も三人で朝食を囲めるとは限らない。
母との別れだって、中水上のおじさんとの別れだって、突然だった。当たり前のように帰ってくると思っていた人が、そう信じて家で待っていた人が、帰って来てくれなかった。そして取り残されてしまったときの気持ちを、僕はよく知っている。
──目の前の彼らに、同じ気持ちを味わわせたくない。
僕がいつか老衰で死ぬのは、仕方がないことだろう。重い病気に掛かってしまう可能性も、あるのかもしれない。けれど、そういった、ある程度の心の準備期間を与えられるような形以外で、彼らの前から姿を消すわけにはいかない。こんなにも僕を慈しんで大切にしてくれる人たちを、悲しませてはいけない。
美味しい朝食を噛みしめながら、強くあれ、と戒める。
何があろうと、何を聞かされようと、気を狂わせてはいけない。──大丈夫だ。同年代の人間たちの中では、僕は割と絶望を感じてきたほうだと思う。諦めながらも、正気を保って生きていたはずだ。
「ジル、すごく美味しいよ。ありがとう。作ってもらった朝ごはんって、何倍も美味しく感じるね」
「そう言ってもらえると、作った甲斐があるな。まぁ、数少ない作れるものだから、気に入ってもらえたら安心する」
「ふふ、ジル様の蒼白いお顔もいつもより血色が良さそうですし、ミカさんの顔色も元通りになりましたね。美味しい朝食のおかげでしょうか」
「うん、そうだね。すごく元気が出た。僕はもう大丈夫だから、安心して」
大丈夫。君たちを悲しませたりしない。
マティアス様がどんな人で、僕に何を言ってきたとしても、大丈夫だ。
強い決意と共に、僕はロロにかじりついた。
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