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第37話 やっぱりな陽向
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僕はまた陽向に救われた。
急にニコニコとして現れた陽向から、
パーっと波紋の様に明るいバイブが広がって、
僕はハッとして自分を取り戻した。
「どうしたの? どうしたの?
こちらはアメリカのお友達?」
そう僕に尋ねた後、
「ハロ~
アイ アム ヒナタ!
サムのフレンドね!」
そう元気良く挨拶する陽向を見て、
「君…… 気分は大丈夫なので?!」
と妊娠のことがパッと頭に閃いた僕は、
突拍子もない質問をしていた。
陽向は
“???“
とした様な顔で僕を見ると、
「あれ? 僕って最後に病気したのって何時だったっけ?」
と、あっけらかんとしていたので、
「吐き気とか、
酸っぱいものが食べたいとか……無いの?!」
そう尋ねると、
「え~ 何それ!
僕、お腹の調子も絶好調だし、
酸っぱいもの?!
酢の物とか?!
僕、酢の物嫌いなんだよね~
それより、君、君!
サムのフレンド?!
ナイス チュ ミ~ チュ~」
そう言ってスティーブに握手を求める姿はヤッパリ陽向で、
彼のお陰で僕はスティーブの方を向くと、
普通に話しかける事ができた。
「スティーブ! 本当に久しぶりだね!
急だったからビックリしたよ!
アメリカの皆は元気?」
そう挨拶すると、
スティーブはウルウルとした目をして、
「うわーん、ドクター~
会いたかったよ~」
そう言って僕に抱きついて来た。
その光景を見た陽向が、
「え? 二人はどう言う関係なの?
もしかして付き合ってたとか?!
彼はサムを追ってここまで来たの?!」
と誤解し始めたので、
慌ててスティーブの紹介をした。
僕は陽向の方を向くと、
「陽向、こちらはスティーブ。
僕のアメリカでの研究所の同僚だったんだ。
それに……あ~、ゴホン……」
と1つ咳払いをすると、
「恋人では断じてないので!」
と念を押して伝えた。
すると陽向はヒャッヒャと笑って、
「分かってるよ~
サムは “ジュン君” だもんね!
でもサムってあんまりアメリカでの話をしないから、
アメリカでの友達に会えるのって凄い新鮮!」
そう言ってスティーブに手を差し出して握手を求めた。
スティーブが陽向の手を取り握手をすると、
「スティーブ、こちらは陽向。
日本に来て一番目に出来た友達で、
この近くに住んでるんだよ。
彼にはいつも助けられているんだ」
そう英語でスティーブに紹介すると、
「スティーブです。宜しく」
と、どこで学んだのか、
片言の日本語で陽向に挨拶をした。
「ねえ、ねえ、彼には僕の事何と言って紹介したの?」
そう言って陽向が僕の方を見ると、
「日本で1番の友達で何時も助けられてるって言ったんだよ。
お前、英会話のレッスン受けてるのに、
挨拶程度の英会話もまだ出来ないのか?!」
そう言って光が陽向の後ろからヒョイっと顔を覗かせた。
「え~ そんな直ぐに理解できるんだったらレッスンなんて受けなくってもいいよね~」
と言う陽向に、スティーブも何故か
「ね~」
と答えていた。
二人がキャッキャと訳の分からない会話を話した隙に、
「ねえ、陽向の妊娠はまだ分からないの?」
そう光に耳打ちすると、
肩を窄め、
「まあ、ホラ、本人もあんな調子だし、
気長に待つわ……
まあ、何時かは気付くだろう……」
そう言って陽向の方を愛おしそうに見つめた。
急にニコニコとして現れた陽向から、
パーっと波紋の様に明るいバイブが広がって、
僕はハッとして自分を取り戻した。
「どうしたの? どうしたの?
こちらはアメリカのお友達?」
そう僕に尋ねた後、
「ハロ~
アイ アム ヒナタ!
サムのフレンドね!」
そう元気良く挨拶する陽向を見て、
「君…… 気分は大丈夫なので?!」
と妊娠のことがパッと頭に閃いた僕は、
突拍子もない質問をしていた。
陽向は
“???“
とした様な顔で僕を見ると、
「あれ? 僕って最後に病気したのって何時だったっけ?」
と、あっけらかんとしていたので、
「吐き気とか、
酸っぱいものが食べたいとか……無いの?!」
そう尋ねると、
「え~ 何それ!
僕、お腹の調子も絶好調だし、
酸っぱいもの?!
酢の物とか?!
僕、酢の物嫌いなんだよね~
それより、君、君!
サムのフレンド?!
ナイス チュ ミ~ チュ~」
そう言ってスティーブに握手を求める姿はヤッパリ陽向で、
彼のお陰で僕はスティーブの方を向くと、
普通に話しかける事ができた。
「スティーブ! 本当に久しぶりだね!
急だったからビックリしたよ!
アメリカの皆は元気?」
そう挨拶すると、
スティーブはウルウルとした目をして、
「うわーん、ドクター~
会いたかったよ~」
そう言って僕に抱きついて来た。
その光景を見た陽向が、
「え? 二人はどう言う関係なの?
もしかして付き合ってたとか?!
彼はサムを追ってここまで来たの?!」
と誤解し始めたので、
慌ててスティーブの紹介をした。
僕は陽向の方を向くと、
「陽向、こちらはスティーブ。
僕のアメリカでの研究所の同僚だったんだ。
それに……あ~、ゴホン……」
と1つ咳払いをすると、
「恋人では断じてないので!」
と念を押して伝えた。
すると陽向はヒャッヒャと笑って、
「分かってるよ~
サムは “ジュン君” だもんね!
でもサムってあんまりアメリカでの話をしないから、
アメリカでの友達に会えるのって凄い新鮮!」
そう言ってスティーブに手を差し出して握手を求めた。
スティーブが陽向の手を取り握手をすると、
「スティーブ、こちらは陽向。
日本に来て一番目に出来た友達で、
この近くに住んでるんだよ。
彼にはいつも助けられているんだ」
そう英語でスティーブに紹介すると、
「スティーブです。宜しく」
と、どこで学んだのか、
片言の日本語で陽向に挨拶をした。
「ねえ、ねえ、彼には僕の事何と言って紹介したの?」
そう言って陽向が僕の方を見ると、
「日本で1番の友達で何時も助けられてるって言ったんだよ。
お前、英会話のレッスン受けてるのに、
挨拶程度の英会話もまだ出来ないのか?!」
そう言って光が陽向の後ろからヒョイっと顔を覗かせた。
「え~ そんな直ぐに理解できるんだったらレッスンなんて受けなくってもいいよね~」
と言う陽向に、スティーブも何故か
「ね~」
と答えていた。
二人がキャッキャと訳の分からない会話を話した隙に、
「ねえ、陽向の妊娠はまだ分からないの?」
そう光に耳打ちすると、
肩を窄め、
「まあ、ホラ、本人もあんな調子だし、
気長に待つわ……
まあ、何時かは気付くだろう……」
そう言って陽向の方を愛おしそうに見つめた。
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