22 / 27
第22話ー王宮へ
しおりを挟む
いつもより念入りに化粧をしてもらった。
可愛らしく、優しい色合いのドレスが好きなジュナだが、今回は明るめの藍色で、いつもと違う雰囲気のドレスを選んだ。
(少しでも強そうに見えるかしら)
初めて王宮へ行くのだが、ジュナは戦いに行くつもりだった。
王宮へ行く。学園で自分とルナマリアに、光魔法を放った聖女がいる場所へ。
ーふぅ。
小さく深呼吸をして、ジュナは伯爵のいる書斎のドアを叩いた。
父に、王宮へ行く前に話しておかねば。自分の属性のことを。
「お父さま、私です」
「ジュナ?どうしたんだい?見送りに行こうとしていたところだよ」
心配そうに微笑む父に、ジュナも微笑み返した。
「お父さま。私は闇属性に目覚めました」
でも大丈夫です。ルシャナ先生にもお話して、勉強しますのでー···と言いたかったのだが、一言しか言えなかった。唇が震え、お父さまの顔が見れない。
(もし否定されたらー···)
伯爵は大股でジュナに近付き、抱き上げた。
抱き上げられるなんて、もう5年はされていない。
「そうだったんだね。不安だっただろう。話していなくてすまなかった。お母さん···エリアーナの祖母がそうだった。」
ジュナは驚いた。
「お母さまの?」
「今は詳しく話す時間がないから、帰って来た時にゆっくり話そう」
伯爵はそう言って、ジュナの頭を優しく撫でた。
門へ向かう通路で、エリアルは待っていた。
「ジュナ」
伯爵に連れられ、いつもと違う雰囲気のドレスに身を纏うジュナを見て、率直に聞いた。
「珍しい色合いを選んだんだな。どうした?」
ジュナは強気に微笑んだ。
「強そうでしょう?」
何か吹っ切れたような危うさと、力強さを垣間見てエリアルは目をパチクリさせた。
もっと突っ込んで聞きたかったが、これ以上ドレスに関して問うのは失礼なのでやめる。
「ルナマリア嬢は先にリリアン嬢たちと馬車で出発した。僕らも行こう」
伯爵に別れをつげ、ついでにわざわざ見送りに出てきた父にも会釈して馬車に乗った。
「やあ。ジュナちゃん。ひさしぶり」
にこにこ笑顔のサイラスが手を差し出した。
驚いたジュナが聞いてくる。
「サイラスさん?どうして」
「さっき会わされたんだ」
どうしても不機嫌な声が出てしまった。
「僕も事情を知ってるからね。侯爵閣下にお声がけいただいたんだ。さっき着いたばかりだよ」
「サイラスさんも一緒に行くの?」
ジュナはサイラスが居ることにー···エリアルと二人きりではないことに、明らかにホッとしたように見えたので、エリアルはそれも面白くない。
馬車が出発してしばらくすると、ジュナがこちらをじろりと見て言った。
「なに?じっと見てるけど、そんなに似合わないかな?」
じっと見てしまっていたことにも気付かなかったので、思ったことをそのまま言ってしまった。
「いや、すごく綺麗だなと思って。伯爵の手前、おおっぴらに言えなかったんだ」
(ーあ、正直すぎたか)
ジュナの不機嫌だった顔が、瞬く間に赤色に染まった。サイラスは聞こえなかったフリをしている。
面白くないと思っていた道中だったが、自分の一言でジュナがしてくれた表情で胸がいっぱいになった。
(早く、もっと色々伝えたい)
浮つく気持ちをなんとか抑え込み、エリアルもまた戦場に行くつもりで気を引き締めた。
王宮で光魔法を放つことはないと思いたいが、聖女は何を考えているか分からない。
ジュナとルナマリアにホーリーランスを放った聖女の表情。思い浮かべただけでエリアルの気は引き締まった。
馬車が王宮へ到着し、エリアル達は応接室に通された。
先に着いていたルナマリア達も居たので、ジュナはホッとしたようだ。
すぐに侍従が入ってきた。
「皆さま、お待たせいたしました。王太子殿下がいらっしゃるお部屋へご案内いたします」
「部屋?晩餐会ではなかったのか?」
王宮には何度か来たことがあるので、違和感があった。
(晩餐会をするならば、すぐ近くの広間ではないのか?)
そういえば、王宮内の衛兵が少ない。
ヒヤリとし、サイラスに囁やいた。
「違和感があるな。サイラス、聞き耳立ててくれるか」
サイラスは頷き、目を閉じて集中した。
みるみる顔が青ざめる。
「変だな。人が少ないぞ。それに会話をしていない」
「ーこちらへ」
違和感があるからと言って、強気の行動に出るわけには行かない。状況が分からない。
(ジュナとルナマリア嬢を連れて来たのは早計だった。1人で来れば良かった)
後悔しても遅かった。促されるまま、エリアル達は王宮内を進んだ。
「ーあら?あなた道が間違っているのではなくて?ここはアンバー殿下のお宮に行く道···」
ルナマリアの問いに侍従は答えず、道を進む。
さすがにジュナとルナマリアも違和感を覚え、エリアルを見た。
「エリアル、この人変だわ」
エリアルは神妙な顔で頷き、低い声で言った。
「とまれ。道が間違っているのではないかと言っている。こちらは王太子殿下の宮ではないだろう」
侍従は足を止めてこちらを振り向いた。
その目はぎょっとするほど虚ろだった。
通路の奥から、兵が集まってきた。エリアルとサイラスは、ジュナ達の前に出て構える。
エリアルもとっさに聞き耳を立てる。通路の奥に、兵が10人は居る。
「エリアル···」
ジュナがエリアルの袖を掴む。
「数が多いな」
ジュナとルナマリア。リリアンとノアとサイラス。エリアルの風の防護壁に全員は入れない。
(従うしかないか)
「ひとまずあちらの出方を待とう」
サイラスは小さな声を風に乗せてエリアルに聞かせた。
「どうやら、奥に王太子殿下がいるようだ。周りの雰囲気からして拘束されている。聖女と会話をしている」
集まってきたどの兵も虚ろな目をしている。
(これは光魔法の魅了か?だとしてもこの人数を···聖女に近付いても大丈夫だろうか)
「サイラス、みんなに風の防護膜をはろう。聖女の魅了に通用するか分からないが」
「魅了か。かかるとやっかいだな」
侍従に促され、広めの部屋に連れて行かれた。客室のようだ。
「ルナマリア!」
「殿下?」
部屋に入るなり、王太子が駆け寄ってきた。
ルナマリアの姿を見て安堵している。
「すまない。聖女の力を甘くみていた。皆を巻き込んでしまった」
連れてきた侍従はドアの前に立ち、鍵をかけうごかなくなった。
「ここまで宮の様子はどうだった?」
王太子がエリアルに視線を向けた。
「エドウィン殿下の宮も兵が少なく、皆魅了にかかっているようでした。殿下はどうしてここへ?」
「クライス邸へ電報をだしたあと、アンバーに呼ばれたのだ。そうしたら部屋に閉じ込められてしまった」
「殿下···はっきり言って注意力にかけています」
「ぐ···分かっている。まさかアンバーがこんな無謀なことをするとは」
「陛下のいらっしゃる本宮は大丈夫でしょうか?」
「分からないが、本宮は離れているからあるいは···」
言いかけて、エドウィン殿下はドアを注視した。
エリアルとサイラスもドアを見ている。
「みなさまお待たせ致しました。晩餐の準備が出来ましたよ」
ルリ・ミズサワ嬢がカーテシーをとって入室してきた。
可愛らしく、優しい色合いのドレスが好きなジュナだが、今回は明るめの藍色で、いつもと違う雰囲気のドレスを選んだ。
(少しでも強そうに見えるかしら)
初めて王宮へ行くのだが、ジュナは戦いに行くつもりだった。
王宮へ行く。学園で自分とルナマリアに、光魔法を放った聖女がいる場所へ。
ーふぅ。
小さく深呼吸をして、ジュナは伯爵のいる書斎のドアを叩いた。
父に、王宮へ行く前に話しておかねば。自分の属性のことを。
「お父さま、私です」
「ジュナ?どうしたんだい?見送りに行こうとしていたところだよ」
心配そうに微笑む父に、ジュナも微笑み返した。
「お父さま。私は闇属性に目覚めました」
でも大丈夫です。ルシャナ先生にもお話して、勉強しますのでー···と言いたかったのだが、一言しか言えなかった。唇が震え、お父さまの顔が見れない。
(もし否定されたらー···)
伯爵は大股でジュナに近付き、抱き上げた。
抱き上げられるなんて、もう5年はされていない。
「そうだったんだね。不安だっただろう。話していなくてすまなかった。お母さん···エリアーナの祖母がそうだった。」
ジュナは驚いた。
「お母さまの?」
「今は詳しく話す時間がないから、帰って来た時にゆっくり話そう」
伯爵はそう言って、ジュナの頭を優しく撫でた。
門へ向かう通路で、エリアルは待っていた。
「ジュナ」
伯爵に連れられ、いつもと違う雰囲気のドレスに身を纏うジュナを見て、率直に聞いた。
「珍しい色合いを選んだんだな。どうした?」
ジュナは強気に微笑んだ。
「強そうでしょう?」
何か吹っ切れたような危うさと、力強さを垣間見てエリアルは目をパチクリさせた。
もっと突っ込んで聞きたかったが、これ以上ドレスに関して問うのは失礼なのでやめる。
「ルナマリア嬢は先にリリアン嬢たちと馬車で出発した。僕らも行こう」
伯爵に別れをつげ、ついでにわざわざ見送りに出てきた父にも会釈して馬車に乗った。
「やあ。ジュナちゃん。ひさしぶり」
にこにこ笑顔のサイラスが手を差し出した。
驚いたジュナが聞いてくる。
「サイラスさん?どうして」
「さっき会わされたんだ」
どうしても不機嫌な声が出てしまった。
「僕も事情を知ってるからね。侯爵閣下にお声がけいただいたんだ。さっき着いたばかりだよ」
「サイラスさんも一緒に行くの?」
ジュナはサイラスが居ることにー···エリアルと二人きりではないことに、明らかにホッとしたように見えたので、エリアルはそれも面白くない。
馬車が出発してしばらくすると、ジュナがこちらをじろりと見て言った。
「なに?じっと見てるけど、そんなに似合わないかな?」
じっと見てしまっていたことにも気付かなかったので、思ったことをそのまま言ってしまった。
「いや、すごく綺麗だなと思って。伯爵の手前、おおっぴらに言えなかったんだ」
(ーあ、正直すぎたか)
ジュナの不機嫌だった顔が、瞬く間に赤色に染まった。サイラスは聞こえなかったフリをしている。
面白くないと思っていた道中だったが、自分の一言でジュナがしてくれた表情で胸がいっぱいになった。
(早く、もっと色々伝えたい)
浮つく気持ちをなんとか抑え込み、エリアルもまた戦場に行くつもりで気を引き締めた。
王宮で光魔法を放つことはないと思いたいが、聖女は何を考えているか分からない。
ジュナとルナマリアにホーリーランスを放った聖女の表情。思い浮かべただけでエリアルの気は引き締まった。
馬車が王宮へ到着し、エリアル達は応接室に通された。
先に着いていたルナマリア達も居たので、ジュナはホッとしたようだ。
すぐに侍従が入ってきた。
「皆さま、お待たせいたしました。王太子殿下がいらっしゃるお部屋へご案内いたします」
「部屋?晩餐会ではなかったのか?」
王宮には何度か来たことがあるので、違和感があった。
(晩餐会をするならば、すぐ近くの広間ではないのか?)
そういえば、王宮内の衛兵が少ない。
ヒヤリとし、サイラスに囁やいた。
「違和感があるな。サイラス、聞き耳立ててくれるか」
サイラスは頷き、目を閉じて集中した。
みるみる顔が青ざめる。
「変だな。人が少ないぞ。それに会話をしていない」
「ーこちらへ」
違和感があるからと言って、強気の行動に出るわけには行かない。状況が分からない。
(ジュナとルナマリア嬢を連れて来たのは早計だった。1人で来れば良かった)
後悔しても遅かった。促されるまま、エリアル達は王宮内を進んだ。
「ーあら?あなた道が間違っているのではなくて?ここはアンバー殿下のお宮に行く道···」
ルナマリアの問いに侍従は答えず、道を進む。
さすがにジュナとルナマリアも違和感を覚え、エリアルを見た。
「エリアル、この人変だわ」
エリアルは神妙な顔で頷き、低い声で言った。
「とまれ。道が間違っているのではないかと言っている。こちらは王太子殿下の宮ではないだろう」
侍従は足を止めてこちらを振り向いた。
その目はぎょっとするほど虚ろだった。
通路の奥から、兵が集まってきた。エリアルとサイラスは、ジュナ達の前に出て構える。
エリアルもとっさに聞き耳を立てる。通路の奥に、兵が10人は居る。
「エリアル···」
ジュナがエリアルの袖を掴む。
「数が多いな」
ジュナとルナマリア。リリアンとノアとサイラス。エリアルの風の防護壁に全員は入れない。
(従うしかないか)
「ひとまずあちらの出方を待とう」
サイラスは小さな声を風に乗せてエリアルに聞かせた。
「どうやら、奥に王太子殿下がいるようだ。周りの雰囲気からして拘束されている。聖女と会話をしている」
集まってきたどの兵も虚ろな目をしている。
(これは光魔法の魅了か?だとしてもこの人数を···聖女に近付いても大丈夫だろうか)
「サイラス、みんなに風の防護膜をはろう。聖女の魅了に通用するか分からないが」
「魅了か。かかるとやっかいだな」
侍従に促され、広めの部屋に連れて行かれた。客室のようだ。
「ルナマリア!」
「殿下?」
部屋に入るなり、王太子が駆け寄ってきた。
ルナマリアの姿を見て安堵している。
「すまない。聖女の力を甘くみていた。皆を巻き込んでしまった」
連れてきた侍従はドアの前に立ち、鍵をかけうごかなくなった。
「ここまで宮の様子はどうだった?」
王太子がエリアルに視線を向けた。
「エドウィン殿下の宮も兵が少なく、皆魅了にかかっているようでした。殿下はどうしてここへ?」
「クライス邸へ電報をだしたあと、アンバーに呼ばれたのだ。そうしたら部屋に閉じ込められてしまった」
「殿下···はっきり言って注意力にかけています」
「ぐ···分かっている。まさかアンバーがこんな無謀なことをするとは」
「陛下のいらっしゃる本宮は大丈夫でしょうか?」
「分からないが、本宮は離れているからあるいは···」
言いかけて、エドウィン殿下はドアを注視した。
エリアルとサイラスもドアを見ている。
「みなさまお待たせ致しました。晩餐の準備が出来ましたよ」
ルリ・ミズサワ嬢がカーテシーをとって入室してきた。
11
あなたにおすすめの小説
世界の現実は、理不尽で残酷だ――平等など存在しない
鷹 綾
恋愛
「学園内は、身分に関係なく平等であるべきです」
その“正義”が、王国を崩しかけた。
王太子ルイスは、貴族学院で平民出身の聖女マリアがいじめられたと信じ、
婚約者である公爵令嬢アリエノール・ダキテーヌを断罪し、婚約破棄を宣言する。
だが――
たとえそれが事実であったとしても、
それは婚約破棄の正当な理由にはならなかった。
貴族社会において、婚約とは恋愛ではない。
それは契約であり、権力であり、国家の均衡そのものだ。
「世界は、残酷で不平等なのです」
その現実を理解しないまま振るわれた“善意の正義”は、
王太子の廃嫡、聖女の幽閉、王家と公爵家の決定的な断絶を招く。
婚約破棄は恋愛劇では終わらない。
それは、国家が牙を剥く瞬間だ。
本作は、
「いじめられたという事実があっても、それは免罪符にはならない」
「平等を信じた者が、最も残酷な結末に辿り着く」
そんな現実を、徹底して描く。
――これは、ざまぁではない。
誰も救われない、残酷な現実の物語である。
※本作は中世ヨーロッパをモデルにしたフィクションです。
学園制度・男女共学などは史実とは異なりますが、
権力構造と政治的判断の冷酷さを重視して描いています。
---
婚約破棄された私は、処刑台へ送られるそうです
秋月乃衣
恋愛
ある日システィーナは婚約者であるイデオンの王子クロードから、王宮敷地内に存在する聖堂へと呼び出される。
そこで聖女への非道な行いを咎められ、婚約破棄を言い渡された挙句投獄されることとなる。
いわれの無い罪を否定する機会すら与えられず、寒く冷たい牢の中で断頭台に登るその時を待つシスティーナだったが──
他サイト様でも掲載しております。
望まぬ結婚をさせられた私のもとに、死んだはずの護衛騎士が帰ってきました~不遇令嬢が世界一幸せな花嫁になるまで
越智屋ノマ
恋愛
「君を愛することはない」で始まった不遇な結婚――。
国王の命令でクラーヴァル公爵家へと嫁いだ伯爵令嬢ヴィオラ。しかし夫のルシウスに愛されることはなく、毎日つらい仕打ちを受けていた。
孤独に耐えるヴィオラにとって唯一の救いは、護衛騎士エデン・アーヴィスと過ごした日々の思い出だった。エデンは強くて誠実で、いつもヴィオラを守ってくれた……でも、彼はもういない。この国を襲った『災禍の竜』と相打ちになって、3年前に戦死してしまったのだから。
ある日、参加した夜会の席でヴィオラは窮地に立たされる。その夜会は夫の愛人が主催するもので、夫と結託してヴィオラを陥れようとしていたのだ。誰に救いを求めることもできず、絶体絶命の彼女を救ったのは――?
(……私の体が、勝手に動いている!?)
「地獄で悔いろ、下郎が。このエデン・アーヴィスの目の黒いうちは、ヴィオラ様に指一本触れさせはしない!」
死んだはずのエデンの魂が、ヴィオラの体に乗り移っていた!?
――これは、望まぬ結婚をさせられた伯爵令嬢ヴィオラと、死んだはずの護衛騎士エデンのふしぎな恋の物語。理不尽な夫になんて、もう絶対に負けません!!
義妹に苛められているらしいのですが・・・
天海月
恋愛
穏やかだった男爵令嬢エレーヌの日常は、崩れ去ってしまった。
その原因は、最近屋敷にやってきた義妹のカノンだった。
彼女は遠縁の娘で、両親を亡くした後、親類中をたらい回しにされていたという。
それを不憫に思ったエレーヌの父が、彼女を引き取ると申し出たらしい。
儚げな美しさを持ち、常に柔和な笑みを湛えているカノンに、いつしか皆エレーヌのことなど忘れ、夢中になってしまい、気が付くと、婚約者までも彼女の虜だった。
そして、エレーヌが持っていた高価なドレスや宝飾品の殆どもカノンのものになってしまい、彼女の侍女だけはあんな義妹は許せないと憤慨するが・・・。
旦那様、離婚しましょう ~私は冒険者になるのでご心配なくっ~
榎夜
恋愛
私と旦那様は白い結婚だ。体の関係どころか手を繋ぐ事もしたことがない。
ある日突然、旦那の子供を身籠ったという女性に離婚を要求された。
別に構いませんが......じゃあ、冒険者にでもなろうかしら?
ー全50話ー
短編)どうぞ、勝手に滅んでください。
黑野羊
恋愛
二度も捨てられた聖女です。真実の愛を見つけたので、国は救いません。
あらすじ)
大陸中央にあるルオーゴ王国で、国を守る結界を維持してきた聖女ロザリア。
政略のため王太子と婚約していた彼女は、突如『真の聖女』が現れたとして婚約を破棄され、聖女の座を追われてしまう。さらに、代わりに婚姻しろと命じられた聖騎士からも拒絶され、実家にも見捨てられたロザリアは、『最果ての修道院』へと追放された。
けれど彼女はそこで、地位や栄光、贅沢などとはほど遠い、無条件に寄り添ってくれる『真実の愛』と穏やかな日々を手にいれる。
やがて聖女を失った王国は、崩壊へ向かっていき――。
ーーー
※カクヨム、なろうにも掲載しています
【完結】偽物の王女だけど私が本物です〜生贄の聖女はよみがえる〜
白崎りか
恋愛
私の婚約者は、妹に夢中だ。
二人は、恋人同士だった賢者と聖女の生まれ変わりだと言われている。
「俺たちは真実の愛で結ばれている。おまえのような偽物の王女とは結婚しない! 婚約を破棄する!」
お好きにどうぞ。
だって私は、偽物の王女だけど、本物だから。
賢者の婚約者だった聖女は、この私なのだから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる