新日本書紀《異世界転移後の日本と、通訳担当自衛官が往く》

橘末

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第二章 西端半島戦役

第二十七話 遠方にて(二)

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    神聖帝国帝都リヒトブルクは不夜城だ。
    数十メートルはある巨大な第一城壁辺りから、中心部の宮殿まで。
    何処へ行っても、松明の灯りが煌々と照らしている。
    もっとも、その灯りは実用的なものではない。
    ほとんどの市民は中世社会らしく、日の出と共に起き日没と共に寝る。
    松明が灯っていても、大して役に立ってはいないのだ。

    リヒトブルクが不夜城なのは、純粋に権威付けの為であった。
    神聖帝国の首都として、神聖連邦の主導者の住まう都として、リヒトブルクには権威付けが必要なのだ。
    法主と教会の守護者である帝国皇帝の権威の為、かなりの燃料費が注ぎ込まれてはいるものの、これを節制しようという動きは無い。
    中世社会で帝国を名乗る以上、権威を重視する風潮は避けられないのだろう。
    事実、帝国は財政難に陥る事があっても、燃料費の削減は行っていない。
    一度、不夜城となるとそれを止めた時に、他国がどう取るかが問題なのだ。
    それを衰退として捉えられるのは、超大国として好ましくないと考えたのだろう。
    もっとも、松明の灯りだ。
    日本の灯りとは比べ物にならない。
    精々、田舎の駅前ぐらいの明るさだった。

    そのリヒトブルク中心部。
    リヒト大帝宮殿にも灯りは灯っていた。
    後宮の執務室には起きている人影がある。
    実用的な灯りは、ここぐらいだろう。
    当代皇帝が日暮れ前に目を覚まし、朝に眠るという不健康な生活を送っているからだ。
    当然その様な生活では、謁見の類いも希である。
    即位して数十年で公式な謁見は数度、非公式な面会ですら数十回程だ。
    恐ろしい事に、国内の貴族だけでなく外国からの使者も含めて、この数字である。
    根っからの引きこもり体質と言えよう。
    その体質から必然的に、後宮へ入り浸っていると噂されている。

    しかし、政治に無関心な訳でも無能な訳でもない。
    側近を通した指示が的確であるというのも、この皇帝が持つ一面だ。
    無能な弟オーベルシュタインを無害と判断し、帝室を盛り立てる一員として飾っておく事を決めたのは、即位直前である。
    当時二十六歳であった事を考えれば、なかなかの判断だろう。
    帝位継承争いと言えども、やり過ぎれば隙を見せる事になりかねない。
    それを防ぐ為に、無害な皇弟を敢えて大公爵という形で残し、国内が団結している様に見せ掛けたのだ。

    誤算であったのは、オーベルシュタインが予想以上に無能であった事だろう。
    結果的に、団結を示す事は成功したものの、帝室の権威や威信は傷付けられている。
    西端半島攻略計画を持ち出した事で、一時は軍事的才能を開花させたかに思われたが、それも雇われた側近によるものと判明した。
    もちろん、その事実を軍に伝えたのは側近自身である。
    彼はオーベルシュタインという、食い込み易い存在を踏み台とした上で才能を示し、さらなる出世を望んだのだ。

    皇帝としても、今回の遠征は渡りに船だった。
    オーベルシュタインにここまで足を引っ張られた以上、兄弟の情などというものは残っていない。
    皇太子を始めとして血族も充分に増えた為、オーベルシュタインを生かして置く意味も消えた。
    このまま生かして置くよりも、タルターニャに対する人身御供として首を用意した方が、圧倒的に得なのだ。
    優秀な軍師を手に入れ、無能に過ぎる皇弟を処分出来る。
    さらには、皇帝直轄領から与えたオーベルシュタイン大公爵領も回収出来るのだ。
    一石三鳥となると、乗らないという選択肢は無かった。

「頃合いか…………」

    神聖帝国皇帝アルベルト一世は、執務机に向かって座っている。

「はい、そろそろよろしいかと」

    皇帝の座る椅子の背もたれには、背後から垂れかかる様な姿勢で女が居た。
    赤をベースに、黒のレースをふんだんに取り付けた、裾の長いドレスを身に纏っている姿は、何とも言えない妖しさを醸し出している。
    高貴な身分にしては、些か胸元を露出し過ぎている様にも思えるが、それが気品を損なっている訳でもない。
    口の悪い者は、これを『魔女』と呼ぶ。
    『悪女』、『毒婦』などと呼ばれる事もあるが、『魔女』と呼ばれる事の方が圧倒的に多い。

    理由は、女の年齢にあった。
    等の昔に四十は越えている筈だが、その容姿は十代と見てもおかしくはない。
    それでいて、身に纏う雰囲気は十代と思えない程に妖艶だ。
    故に敵対者から『魔女』と呼ばれる。

    曰く、『皇帝陛下を独占する魔女』。

    曰く、『皇帝陛下を後宮に縛り付ける魔女』。

    前者は、後宮に住まう彼女のライバル達が。
    後者は、謁見も儘ならない貴族達が。
    それぞれ女の事を噂する時の言い草だった。
    無論悪口だ。

    しかし、容姿や雰囲気だけで『魔女』とまで呼ばれるという事は、本来ならあり得ない筈だ。
    何せ、どれ程嫌われようと、女が寵妃であるという事実には変わりがない。
    寵妃の派閥に知られでもしたら、どうなる事か。
    伏魔殿に住まう者達には、簡単に予想出来るのだ。
    だが、実際問題『魔女』呼ばわりは収まらない。

    理由は他にあった。
    単純な話だ。
    それは、女が孤独だという事実だった。
    皇帝を独占する程の寵愛を受けている場合、普通は派閥が成立する。
    たとえ本人が乗り気でなくとも、どうにかして周囲が担ぎ上げるものだ。

    女はそれを嫌がるどころか、皇帝に讒言した。
    寵妃の言葉である。
    皇帝の怒りは凄まじく、寵妃であるが故に担ぎ上げようとする者の方も、当然数が多い。
    結果的に多くの血が流れる事となり、これ以降は女を担ぎ上げようとする者や、取り入ろうとする者が減った。
    皆無に近い。
    寵妃故に、完全にいなくならないというのも、この女の業の深さだろう。

    一方で、彼女の派閥形成に対する拒否感は、貴族達にとって予想も出来ないものだった。
    貴族社会にも希に、目立つ事を嫌う者はいたが、それは気の弱さ故の態度であり、身内が強く言えば納得するものだ。
    納得どころか血が流れるなど、前代未聞だった。
    想像すらしていなかったのだろう。
    当然、彼等は女を理解出来ずに恐怖する。
    その中でも、嫌悪感を強く持った者達が彼女の敵対者達の中心となった。
    この様な経緯があっての『魔女』呼ばわりなのだ。

    その声は、アルベルト一世が後宮に引きこもる様になると増え、さらに彼女が政治に口出しする様になると、一層増している。
    これが失策続きであれば、彼女の敵対者達も喜んだであろう。
    だが、そうはならなかった。
    彼女は前例に拘らず、かといって大きな改革で諸官を混乱させる事も無く、堅実に口を挟んだ。
    それがまた妬みを呼ぶ。
    流血沙汰こそ寵妃となった直後以来、一度も起こっていないものの、彼女が帝国の不安要素である事に変わりはなかった。

「何と書くべきか?」

    アルベルト一世は、帝位継承争いに打ち勝っている。
    それを見る限りでは、それなりの名君な筈だった。
    だが、それも過去の話。
    今や寵妃である女、エリザベートの言いなりだった。
    おそらくエリザベート無しでは、何の判断も出来ないだろうというのが、周囲の評判だ。
    敵対者達の危惧は、遥か昔から現実のものとなっていた。
    後宮に引きこもっている為、外部に気付かれた様子は無いが、後宮内では勘の良い者が察しつつあるそれが、帝国の現状だ。
    後宮という特殊な空間故に、エリザベートに刃向かう度胸のある者は最初から少なく、その数少ない忠臣達も既に居ない。
    帝国は最後の牙城たる宰相府を除き、彼女の独壇場となりつつあった。

「異教の者達ですが、タルターニャを侮ってはなりませぬ。
    こちらの非を認めた上で、首の用意を打診なさいませ」

    アルベルト一世は、既に勝利を確信している様だ。
    エリザベートはそれを否定しない。
    それ故に戦後処理の話を進める。

「余の直筆が良いと申したのは、気遣いを表す為か?」

    この皇帝、世間の評判通りに頭が鈍った訳ではなかった。
    ただ、エリザベートに全てを任せ切りなだけなのだ。
    つまり、人形や傀儡の類いとは言い切れない。
    気が変われば、実権を取り戻す事も容易かった。
    何せ、エリザベートに逆らう者こそ後宮から消えていたものの、従う者の方も少ない。
    勅命が降れば、それに従う程度の忠臣には不足していないのだ。
    その為、エリザベートも気が抜けない。
    あくまでも、才を認められての独壇場だからだ。

「はい。
    帝国皇帝直筆の親書を受け取った者は、歴史的に見ても僅かです。
    皇弟の首と共に届ければ、誠意として伝わるでしょう」

    エリザベートはにこやかに微笑む。
    『どうにか最低限の自己ノルマは獲得出来た』という、内心の叫びはおくびにも出さない。
    彼女が欲しているのは、皇帝の後ろ楯すら不要とする為の実績だけだ。

    数にしろ質にしろ、一刻も早くそれを満たす為には、派閥の類いが邪魔であった。
    功績を独占する必要があったのだ。
    派閥形成ともなれば、分け与えるものも功績だけではない。
    面倒事を避け、最短コースを選んだ結果が現状だった。
    このエリザベートの性格を知っているからこそ、アルベルト一世は安心して国政を任せられるのだが、彼女はそれに気付いていない。
    皮肉な話だ。
    客観的な視点で見ると滑稽にも見える。
    だが、帝国がエリザベートという不安定要素を抱えながらも、どうにか中央大陸一の大国として君臨出来ている背景には、この滑稽さが確かに存在した。

    アルベルト一世は、エリザベートの返答を聞いて満足気に頷く。
    今の質問も、彼にとっては試しただけなのかもしれないが、彼女にしてみれば必死だ。
    そんな状況が、世評というものの信憑性を示していた。

「シドン、ティルスが落ちれば西端半島は陥落するな……………。
    その後は手打ちか?」

    アルベルト一世は、先人達の失敗を正しく理解しているのだろう。
    狂信的な熱意のままに、満足な統治も行わず、兵站の儘ならない状況ですら信仰心で乗り切ろうとする。
    破綻する事は明白だ。
    それなりの教育を受けた者が、少し考えれば分かる。
    彼は教会の巻き起こす熱狂に呑まれるつもりなど、毛頭無かった。

    むしろ、教会権威を否定しようとする動きを見せている。
    今回の投機的作戦も、その為に承認したのだ。

「教会主導で出来なかった事を、陛下が成し遂げる。
    目指す目標が小さくとも、成功する事に意義がありましょう」

    それはエリザベートも同じだった。
    教会に出来なかった事を、皇帝が成し遂げる。
    それは、世俗的な権力や武力の方が、神聖な権威よりも重要である事を、暗に示すだろう。
    それこそが彼等の狙いだった。
    帝国は教会に振り回される事に、嫌気が差したのだ。

「この時期の気候は調査されている。
    嵐さえ無ければ、無事に成し遂げられるであろうな」

    彼等は想定外の事態が起こっているとも知らずに、明るい未来を予感していた。
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