異世界ではハッピーエンドにして下さい。

田中さん

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終わりとはじまり

私と姉夫婦との関係(呆然)

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 「真琴、好きな人ができた。別れてほしい」
デートの待ち合わせをして、顔を合わせて行こうと思った瞬間、言葉を発して頭を下げた。
周りの音など何も聞こえない。聞こえるのは、私の心臓の音と呼吸音だけ。
「えっ?いきなり何で?」
「真琴には、悪いと思っている。でも、好きなんだ」
どこかで、感づいていた。彼が、遠いいと思っていた。でも、見ないふりをしていた。認めるのが恐くて。
でも、頑張ったんだ。彼が戻って来てくれることを……
 私は、悔しくて嫌でこの場を立ち去った。
どうしたらいいのか分からなくて。
気付いたら家に帰っていた。

 大学の帰りの事だった。
もう、真っ暗になっていた。一定の距離をあけた電柱が足元を照らしてくれる。
もうそろそろ家に着くな~と考えていた。
 玄関前に二人の影が見えた。うまい具合に、顔が暗くて見えなかった。
でも、一人は姉だなと分かった。相手は、もしかしての彼氏かなと思いからかってやると思ったんだ。
気付かれないように、ソッと近づいた。見た瞬間に私は、肩を落とした。ストンと静かに埋まるように落ちた。

 彼氏でした。


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