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第3章
3-7 王城編 王族の責務は、民のために戦うこと
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王都では、突然のドラゴンの襲撃に対して兵士たちが慌てふためいていた。
「うわ、どうするんだよ!」
「あれはリア・ヴァニアだろ? 俺たちに勝てるわけないって!」
「そうだ、娘は……娘だけでも助けてあげなくちゃ!」
だが、そんな中で国王は兵士たちに大声で一喝する。
「うろたえるな!」
その威厳ある叫び声にビクリと兵士たちが驚く。
「今、我々に出来ることはなんだ? ここで騒ぐことか? 座して死を待つことか? 違うはずだろう!」
だが、それも一瞬だった。
「し、しかし陛下……あんなドラゴンの集団……見たことがありません!」
「もう終わりです……!」
「くそ! こんなことなら冒険者にでもなるんだった……!」
「私もよ! 近衛兵になったら戦いに出なくていいから楽だと思ったのに……」
「せめて、シイルさんとマルティナさんの力が失われてなければ……!」
兵士たちはそう口々に叫びながら、おろおろと右往左往するばかりだった。
その様子を見て、王妃は少し呆れながらも呟く。
「……精鋭を誇る我が近衛兵も……こんなものなのね……」
「仕方あるまい、相手があのリア・ヴァニアだからのう……それに我らは……マルティナ達、勇者の力に甘えすぎておったのだろうな……」
リア・ヴァニアのブレスは『どんな相手であっても一撃で葬り去る灼熱の火炎』だということは世界中で知られている。
実際に、彼女のその火炎を喰らった勇者は幾人も命を落としていることが知られている。
王妃は意を決したように呟く。
「私がこの場を引き継ぎます。だからあなたは……」
「ならん。お前こそ、ここから逃げよ」
「嫌です。……あなたを置いて一人で逃げるわけないでしょう? 死ぬときは一緒ですよ、あなた」
「……そうか……」
そう気丈に笑みを浮かべた王妃を見て、国王はぎゅっと彼女を抱きしめた。
……だが、次の瞬間にドアがバタン! と開かれた。
「敵か!?」
「いえ……あいつは確か……」
「昨日ぶりですね、陛下、それと王妃様も」
そこにいたのは、ディラックだった。
生意気そうなその顔を見ながら、国王は少し驚いた表情を見せた。
「……何しに来た?」
「何しにって……そりゃ、決まってるじゃないですか。陛下を助けに来たのですよ」
「ワシをか?」
「ええ。……まだ、城に籠ってワーキャー言ってる、あなたがたは分からないようですけど……気づいてますか? 城門の北部は、まだ包囲が完成されていないんですよ」
「なに?」
そう言われて窓の外を見ると、確かにその通りだった。
北部の方にはまだドラゴンが展開されていない。
その様子を見て、ディラックは笑みを浮かべて手を伸ばす。
「というわけで、陛下。あなたは僕がお守りします。リア・ヴァニアがここに来たら勝ち目はありませんよ?」
「……それでは、この国はどうなるのだ?」
だがディラックは呆れたような表情を見せる。
「国なんて、また作ればいいじゃないですか。住民だって、また集められますよ? ……つーか陛下、まさかリア・ヴァニアを倒そうなんて考えてるんですか?」
「…………」
「そんな無駄なことはやめましょう? あいつに、今の陛下の兵士達では勝ち目はありません。さあ、早く僕と一緒に……」
「バカ者!」
だが、ディラックに対して国王は大声で怒鳴りつけた。
凄まじい剣幕に、周囲が再びシン……と静まり返る。
「な、陛下……?」
「お前の魂胆など見え透いているわ! 貴様はどうせ、勇者の証が目当てでワシのもとに向かったのだろう?」
その発言に呼応するように、王妃も不快そうな表情を浮かべる。
「あなたが本当に勇者であるなら、我々のもとではなく、民のもとに向かったはずではありませんか?」
「え……?」
「我々王族の仕事は民を守ること。今ここで我らが逃げてしまっては、兵士たちを誰が指揮するのですか? ……それに民を捨てて逃げるような王族に人がついてくると思っているのですか? あなたに逃がしてもらう筋合いはありません!」
「…………」
その一喝に、思わずディラックは押し黙る。
そして国王はディラックを侮蔑の目で睨みつけた後、無造作に懐から勇者の証を取り出してディラックに投げつける。
「我らは、あの化け物……リア・ヴァニアに立ち向かわねばならん。どうせ貴様に、奴に立ち向かう覚悟などあるまい。……そいつが欲しければくれてやるから、さっさとここから出ていくがいい。……兵士たち!」
そして、大声で国王は配下の兵に叫ぶ。
すると兵士たちは先ほどとは打って変わって、規律を取り戻して一列に並ぶ。
「は!」
「我らの仕事はなんだ!」
「民のために盾となり、剣となることです!」
「おぬしらの肉体は誰のものだ!」
「この国に住まう、民のために捧げられたものです!」
「あの怪物、リア・ヴァニア率いる竜の軍勢に立ち向かう覚悟はあるか!」
「無論です!」
……ディラックという『反面教師』を目の当たりにしたことで、結束を強めたのだろう。
彼らが決意に満ちた目をしているのを見て、ディラックは面白くなさそうに呟く。
「……ふうん……ムカつくね、やっぱり……」
そして『勇者の証』を突き返すと、国王に対して挑発的な目を向ける。
「こんな形で『勇者の証』なんて貰っても、面白くないじゃないか……わかったよ、陛下……僕が本当の英雄だって認めさせてあげるよ……」
「ほう?」
「この僕があのドラゴン達を倒してあげるから……そしたら、僕のことを本当の勇者として認めて貰えるかい?」
「……それが真ならな……」
「フン、見ていなよ」
そういうと、ディラックは踵を返して部屋から去っていった。
「……あの者に期待していいのですか?」
王妃はそう尋ねるが、国王はまるで期待していないとばかりに鼻で笑う。
「あのような自分中心にしかものを考えられぬものに、それほどの勇気もあるまい」
「……そうでしょうね……ではあなた、ご命令を」
その王妃の言葉とともに、国王は威厳溢れる声で兵士に叫ぶ。
「新兵たちは住民の避難を始めよ! 熟練兵は取り巻きのドラゴンどもの退治に当たれ! リア・ヴァニアとの決戦まで決して死ぬでない! おぬしらが最後の希望だ、そのことを自覚せよ!」
「「「「はい!」」」」
そういうと兵士たちも町に向けて駆け出していった。
「うわ、どうするんだよ!」
「あれはリア・ヴァニアだろ? 俺たちに勝てるわけないって!」
「そうだ、娘は……娘だけでも助けてあげなくちゃ!」
だが、そんな中で国王は兵士たちに大声で一喝する。
「うろたえるな!」
その威厳ある叫び声にビクリと兵士たちが驚く。
「今、我々に出来ることはなんだ? ここで騒ぐことか? 座して死を待つことか? 違うはずだろう!」
だが、それも一瞬だった。
「し、しかし陛下……あんなドラゴンの集団……見たことがありません!」
「もう終わりです……!」
「くそ! こんなことなら冒険者にでもなるんだった……!」
「私もよ! 近衛兵になったら戦いに出なくていいから楽だと思ったのに……」
「せめて、シイルさんとマルティナさんの力が失われてなければ……!」
兵士たちはそう口々に叫びながら、おろおろと右往左往するばかりだった。
その様子を見て、王妃は少し呆れながらも呟く。
「……精鋭を誇る我が近衛兵も……こんなものなのね……」
「仕方あるまい、相手があのリア・ヴァニアだからのう……それに我らは……マルティナ達、勇者の力に甘えすぎておったのだろうな……」
リア・ヴァニアのブレスは『どんな相手であっても一撃で葬り去る灼熱の火炎』だということは世界中で知られている。
実際に、彼女のその火炎を喰らった勇者は幾人も命を落としていることが知られている。
王妃は意を決したように呟く。
「私がこの場を引き継ぎます。だからあなたは……」
「ならん。お前こそ、ここから逃げよ」
「嫌です。……あなたを置いて一人で逃げるわけないでしょう? 死ぬときは一緒ですよ、あなた」
「……そうか……」
そう気丈に笑みを浮かべた王妃を見て、国王はぎゅっと彼女を抱きしめた。
……だが、次の瞬間にドアがバタン! と開かれた。
「敵か!?」
「いえ……あいつは確か……」
「昨日ぶりですね、陛下、それと王妃様も」
そこにいたのは、ディラックだった。
生意気そうなその顔を見ながら、国王は少し驚いた表情を見せた。
「……何しに来た?」
「何しにって……そりゃ、決まってるじゃないですか。陛下を助けに来たのですよ」
「ワシをか?」
「ええ。……まだ、城に籠ってワーキャー言ってる、あなたがたは分からないようですけど……気づいてますか? 城門の北部は、まだ包囲が完成されていないんですよ」
「なに?」
そう言われて窓の外を見ると、確かにその通りだった。
北部の方にはまだドラゴンが展開されていない。
その様子を見て、ディラックは笑みを浮かべて手を伸ばす。
「というわけで、陛下。あなたは僕がお守りします。リア・ヴァニアがここに来たら勝ち目はありませんよ?」
「……それでは、この国はどうなるのだ?」
だがディラックは呆れたような表情を見せる。
「国なんて、また作ればいいじゃないですか。住民だって、また集められますよ? ……つーか陛下、まさかリア・ヴァニアを倒そうなんて考えてるんですか?」
「…………」
「そんな無駄なことはやめましょう? あいつに、今の陛下の兵士達では勝ち目はありません。さあ、早く僕と一緒に……」
「バカ者!」
だが、ディラックに対して国王は大声で怒鳴りつけた。
凄まじい剣幕に、周囲が再びシン……と静まり返る。
「な、陛下……?」
「お前の魂胆など見え透いているわ! 貴様はどうせ、勇者の証が目当てでワシのもとに向かったのだろう?」
その発言に呼応するように、王妃も不快そうな表情を浮かべる。
「あなたが本当に勇者であるなら、我々のもとではなく、民のもとに向かったはずではありませんか?」
「え……?」
「我々王族の仕事は民を守ること。今ここで我らが逃げてしまっては、兵士たちを誰が指揮するのですか? ……それに民を捨てて逃げるような王族に人がついてくると思っているのですか? あなたに逃がしてもらう筋合いはありません!」
「…………」
その一喝に、思わずディラックは押し黙る。
そして国王はディラックを侮蔑の目で睨みつけた後、無造作に懐から勇者の証を取り出してディラックに投げつける。
「我らは、あの化け物……リア・ヴァニアに立ち向かわねばならん。どうせ貴様に、奴に立ち向かう覚悟などあるまい。……そいつが欲しければくれてやるから、さっさとここから出ていくがいい。……兵士たち!」
そして、大声で国王は配下の兵に叫ぶ。
すると兵士たちは先ほどとは打って変わって、規律を取り戻して一列に並ぶ。
「は!」
「我らの仕事はなんだ!」
「民のために盾となり、剣となることです!」
「おぬしらの肉体は誰のものだ!」
「この国に住まう、民のために捧げられたものです!」
「あの怪物、リア・ヴァニア率いる竜の軍勢に立ち向かう覚悟はあるか!」
「無論です!」
……ディラックという『反面教師』を目の当たりにしたことで、結束を強めたのだろう。
彼らが決意に満ちた目をしているのを見て、ディラックは面白くなさそうに呟く。
「……ふうん……ムカつくね、やっぱり……」
そして『勇者の証』を突き返すと、国王に対して挑発的な目を向ける。
「こんな形で『勇者の証』なんて貰っても、面白くないじゃないか……わかったよ、陛下……僕が本当の英雄だって認めさせてあげるよ……」
「ほう?」
「この僕があのドラゴン達を倒してあげるから……そしたら、僕のことを本当の勇者として認めて貰えるかい?」
「……それが真ならな……」
「フン、見ていなよ」
そういうと、ディラックは踵を返して部屋から去っていった。
「……あの者に期待していいのですか?」
王妃はそう尋ねるが、国王はまるで期待していないとばかりに鼻で笑う。
「あのような自分中心にしかものを考えられぬものに、それほどの勇気もあるまい」
「……そうでしょうね……ではあなた、ご命令を」
その王妃の言葉とともに、国王は威厳溢れる声で兵士に叫ぶ。
「新兵たちは住民の避難を始めよ! 熟練兵は取り巻きのドラゴンどもの退治に当たれ! リア・ヴァニアとの決戦まで決して死ぬでない! おぬしらが最後の希望だ、そのことを自覚せよ!」
「「「「はい!」」」」
そういうと兵士たちも町に向けて駆け出していった。
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