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番外編ー六 それぞれの未来 《桔梗編》
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桔梗と別れ、先に三条邸に戻った。
三条邸には日向が待っていてくれた。
「あら、女御さま、桔梗さんはどちらにいらっしゃるのですか?」
「実は、昨夜…」
為佐が来たことや、今会ってることを日向に伝えた。
「まあまあ、そうですか。為佐さまなら一度飛香舎にもお見えになられていたと思いますが、桔梗さんがお目当てでらしたのね」
「日向はどう思う?」
「そうですね…女御さまは桔梗さんが結婚されてもよろしいのですか?」
「そりゃ、寂しいとは思うけど…わたしが幸せだから余計に桔梗にも幸せになって欲しい」
「女御さまは結婚が桔梗さんの幸せだと考えてらっしゃるのですね?」
「違うのかな?」
「幸せだと感じることは人それぞれです。素晴らしい景色を見た時や、美味しい物を食べた時に幸せを感じる人もいるでしょう。主に仕えることや、愛する人と寄り添うことが幸せだと感じる人もいるでしょう」
「うん、だからさ…」
「でも、桔梗さんがどう思うかは桔梗さんにしかわからないことですよ。女御さまが桔梗さんのことを大切に思われているのは良く承知しております。後は桔梗さん次第です。
それに、為亮さまのことをどう思われるかは別の話ですから」
程なくして桔梗は三条邸に戻って来た。為佐との間にどんな会話があったのかは話してくれなかったけれど、普段と変わらない様子だった。
三条邸では北の方や三人の姉上と久しぶりの再会を喜んだ。みんなにはわたしが男であることは伝えていない。
もう一人他所に子どもが居たなんて北の方の機嫌が悪くなるようなことは云えない…云えない。
撫子であるわたしを受け入れて下さったことだって驚きだったのだから。
後宮に戻り、穏やかな日常が華やかに過ぎてゆく。
「一条から聞いたよ」
「も、基雅さま…そんなこと、あっん…今は…」
「どうした?」
夜に飛香舎にお渡りになられて二人きりになったのに…。
「嫌、わたしの前で、例え姉上の話だとしても女の話なんてしないで」
帝に覆い被さりわたしから口付ける。
桔梗のことを口にしながらも、帝は男の色気をこれでもかと漂わせてわたしを求めてくれる。
誘うように微笑まれれば、わたしから口付けているのに帝に全てを奪われてしまいそうだ。
慣れた手付きでわたしの身体を帝の手が動き、与えられる快楽にどこを触られてもびくびくと身体が震える。
「あっ……んっ…あぁ…」
その愛撫が手から唇に変わる頃には帝がわたしを上から見下ろし、『お前だけを見ているよ』と告げられているようで顔が綻ぶ。
胸の先端を避けるように舌で周りを舐められ、空いている方には指が円を描くように動く。強弱を付けて舌先と、指先が焦ったく動くから、帝の背中を責めるように強く爪を立ててしまいそうになる…。
触れて欲しい。
ふっと息をかけられて、また周りを…中心のツンと尖った先端には触れないで…もどかしく動く。
帝の顔を見ると、とても楽しそうで、悪戯を楽しんでおられるようだ。『ほら、云ってごらん?』とどうして欲しいかわたしに云わせたがっているのだとわかった。
三条邸には日向が待っていてくれた。
「あら、女御さま、桔梗さんはどちらにいらっしゃるのですか?」
「実は、昨夜…」
為佐が来たことや、今会ってることを日向に伝えた。
「まあまあ、そうですか。為佐さまなら一度飛香舎にもお見えになられていたと思いますが、桔梗さんがお目当てでらしたのね」
「日向はどう思う?」
「そうですね…女御さまは桔梗さんが結婚されてもよろしいのですか?」
「そりゃ、寂しいとは思うけど…わたしが幸せだから余計に桔梗にも幸せになって欲しい」
「女御さまは結婚が桔梗さんの幸せだと考えてらっしゃるのですね?」
「違うのかな?」
「幸せだと感じることは人それぞれです。素晴らしい景色を見た時や、美味しい物を食べた時に幸せを感じる人もいるでしょう。主に仕えることや、愛する人と寄り添うことが幸せだと感じる人もいるでしょう」
「うん、だからさ…」
「でも、桔梗さんがどう思うかは桔梗さんにしかわからないことですよ。女御さまが桔梗さんのことを大切に思われているのは良く承知しております。後は桔梗さん次第です。
それに、為亮さまのことをどう思われるかは別の話ですから」
程なくして桔梗は三条邸に戻って来た。為佐との間にどんな会話があったのかは話してくれなかったけれど、普段と変わらない様子だった。
三条邸では北の方や三人の姉上と久しぶりの再会を喜んだ。みんなにはわたしが男であることは伝えていない。
もう一人他所に子どもが居たなんて北の方の機嫌が悪くなるようなことは云えない…云えない。
撫子であるわたしを受け入れて下さったことだって驚きだったのだから。
後宮に戻り、穏やかな日常が華やかに過ぎてゆく。
「一条から聞いたよ」
「も、基雅さま…そんなこと、あっん…今は…」
「どうした?」
夜に飛香舎にお渡りになられて二人きりになったのに…。
「嫌、わたしの前で、例え姉上の話だとしても女の話なんてしないで」
帝に覆い被さりわたしから口付ける。
桔梗のことを口にしながらも、帝は男の色気をこれでもかと漂わせてわたしを求めてくれる。
誘うように微笑まれれば、わたしから口付けているのに帝に全てを奪われてしまいそうだ。
慣れた手付きでわたしの身体を帝の手が動き、与えられる快楽にどこを触られてもびくびくと身体が震える。
「あっ……んっ…あぁ…」
その愛撫が手から唇に変わる頃には帝がわたしを上から見下ろし、『お前だけを見ているよ』と告げられているようで顔が綻ぶ。
胸の先端を避けるように舌で周りを舐められ、空いている方には指が円を描くように動く。強弱を付けて舌先と、指先が焦ったく動くから、帝の背中を責めるように強く爪を立ててしまいそうになる…。
触れて欲しい。
ふっと息をかけられて、また周りを…中心のツンと尖った先端には触れないで…もどかしく動く。
帝の顔を見ると、とても楽しそうで、悪戯を楽しんでおられるようだ。『ほら、云ってごらん?』とどうして欲しいかわたしに云わせたがっているのだとわかった。
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